【試合詳細】5・29 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級王座】宮原健斗vsT-Hawk 【世界タッグ】石川修司&佐藤耕平vs土肥こうじ&羆嵐 諏訪魔&TARU&KONOvs芦野祥太郎&佐藤光留&田村男児 ジェイク・リーvsTAJIRI
『2022 SUPER POWER SERIES』
日程:2022年5月29日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:905人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
●井上凌
5分50秒 逆エビ固め
○立花誠吾(フリー)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
大森隆男/●SUSHI(フリー)
5分39秒 ヨシタツ狂騒曲
[ヨシタツ・キングダム]○ヨシタツ/カーベル伊藤
▼タッグマッチ 20分1本勝負
イザナギ/●ブラックめんそーれ
8分53秒 BDF→片エビ固め
[VOODOO-MURDERS]○稔(GLEAT)/歳三(フリー)
▼アジアタッグ選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]本田竜輝/●大森北斗/児玉裕輔(フリー)
9分5秒 しまなみドライバー→片エビ固め
[Evolution]青柳優馬/青柳亮生/○ライジングHAYATO
▼シングルマッチ 20分1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]○ジェイク・リー
7分36秒 裸絞め
[TOTAL ECLIPSE]●TAJIRI
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[VOODOO-MURDERS]○諏訪魔/TARU(MAKAI)/KONO(フリー)
12分46秒 バックドロップ→体固め
芦野祥太郎/●佐藤光留(パンクラスMISSION)/田村男児
▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第90代王者組/ツインタワーズ】○石川修司/佐藤耕平(フリー)
14分43秒 ジャイアント・スラム→片エビ固め
【挑戦者組/土肥羆】土肥こうじ(フリー)/●羆嵐(フリー)
※第90代王者組が初防衛に成功。
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第65代王者】○宮原健斗
24分9秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●T-Hawk(GLEAT)
※第65代王者が4度目の防衛に成功。
宮原がT-Hawkとの“エース対決”を制し三冠王座V4!ツインタワーズが世界タッグ防衛も次期挑戦希望者を見て困惑!ジェイク&青柳が結託、TAJIRIらが離脱しTEは空中分解?!
第0試合
井上のタックルをきった立花とバックの取り合いからフロントネックの応酬。リストの取り合いからエルボーの打ち合いになり、立花がヘッドロックからショルダータックルで倒しヤンキー座りで挑発。
ロープに飛んだ立花を井上がドロップキックで迎撃し、エルボーの打ち合いから井上がボディスラムを狙うが、耐えた立花が逆にボディスラムで叩きつける。
立花はストンピングから、立ち上がった井上とエルボーの打ち合い。井上がエルボー連打も、立花は強烈なエルボーで倒しボディスラム連発。フォールも2。
立花は逆エビ固めも、井上はロープを掴みブレイク。
立花はエルボーからロープに振るが、井上はハンドスプリングエルボーで迎撃しボディスラム。フォールも2。
井上はブレーンバスターからフォールも2。
立花はコーナーに振り走り込むが、足を伸ばしてカットした井上がミサイルキック。避けた立花に井上はエルボー連打。エルボーの打ち合いから立花が腕を巻き込んで大外刈りからフォールも2。
立花はバックドロップからフォールも2。
立花はカッキーカッターから逆エビ固めで捕らえ、井上はこれでギブアップ。
第1試合
先発はカーベルと大森。ロックアップから大森がロープに押し込むも、カーベルが体勢を切り返し左右の掌底連打からミドルキック。さらにブレーンバスターを狙うが、大森は耐えると背中にエルボー連打。カーベルはエルボーと逆水平チョップを交互に打ち込み、ブレーンバスターを狙うが微動だにしない大森にヘッドロック。大森はロープに振り、カーベルの連続ショルダータックルを受けきっていく。
カーベルはソバットからブレーンバスターで投げ捨て、エルボードロップからヨシタツにタッチ。
ヨシタツはビッグブーツからバックドロップを狙うが、大森はエルボーで逃れるとフルネルソンボム。大森はSUSHIにタッチ。
エルボーの打ち合いからヨシタツがエルボー連打。ロープに飛ぶがSUSHIがニールキックで迎撃し、コーナーに振ると大森が串刺しバックエルボーからSUSHIが串刺しラリアット。さらにSUSHIがブレーンバスターからコーナーに登るとダイビングヘッドバッドを投下。フォールもカーベルがカット。
SUSHIはTEKKAMAKIを狙うが、ヨシタツは膝蹴りで迎撃するとミドルキック連打。
SUSHIはコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたヨシタツがガットショットからスイングDDTで突き刺しフォールも大森がカット。
ヨシタツはSUSHIをコーナーに振り、カーベルが串刺しジャンピングダブルニーからヨシタツが串刺しラリアット。さらにカーベルがスリングブレイドからヨシタツがエルボードロップを投下しフォールも大森がカット。
カーベルは大森を場外に投げ捨てコーナーからのプランチャを投下し、ヨシタツがSUSHIにヨシタツ狂想曲を突き刺し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ヨシタツ&カーベル伊藤
カーベル「久しぶりに生身の人間で闘ったぜ!今までプレートにボルト13本、抜いて、久しぶりの生身の人間で闘ったぜ。国王がパートナーだ。こんなに心強いチームで闘えないよ」
ヨシタツ「俺ら命かけてるからな。ボルト13本、俺は7~8年前に首の骨を折って、今日はこれだよ(※左耳からの出血箇所を見せながら)」
カーベル「国王、大丈夫か!」
ヨシタツ「ヘッドバッド効いたよ」
カーベル「どこの誰が耳にヘッドバッドするんだ!この野郎!」
ヨシタツ「関係ないから。俺は何度やられても立ち上がるから。俺らそうだよな?」
カーベル「そうですよ!」
ヨシタツ「俺たちもなんか、第1試合とか第2試合とか前半任されることが多いけど、絶対メインストリームに這い上がってやる。見とけ!We can do it!!」
カーベル「Do it!!」
第2試合
先発は稔とめんそーれ。お互いリングを周るが、歳三がめんそーれの背後から蹴りつけ場外に投げ捨てるとそのまま場外戦へ。
リングに戻り、稔がフォールも2。
稔は顔面にフットスタンプから歳三の足にめんそーれの顔面を叩き込みタッチ。
歳三はめんそーれの顔面を踏みつけ、稔も一緒に踏みつけるとレフェリーが注意。
歳三はロープに振ってガットショットから、ベルトをムチのように使って攻撃。のたうつめんそーれを首投げからフェイスロックで捕らえ、そのままサミングもレフェリーが気づき注意。
歳三は稔の足にめんそーれの顔面を叩き込みタッチ。
稔は目突きからローキック。首投げで倒すと脇固めからフェイスロックで捕らえサミング。めんそーれはロープに足を伸ばしてブレイク。
めんそーれは逆水平チョップ連発からエプロンの歳三にハブ攻撃。稔にガットショット連発からロープに飛ぶが、場外から歳三が足を掴んでコケさせると稔が顔面に低空ドロップキック。
稔はブレーンバスターからニードロップを投下しフォールも2。
稔は歳三にタッチ。
歳三はコーナーに押し込みボディへのエルボーから逆水平チョップ。逆コーナーに振って走り込むが、めんそーれは足を伸ばしてカットしダイビング手刀。キャッチした歳三がロープに振ろうとするが、逆に振っためんそーれがドロップキックを叩き込みイザナギにタッチ。
イザナギはコーナーに振って串刺し延髄斬りから後頭部にトラースキック。さらにトラースキックを叩き込みフォールも2。
イザナギは串刺し攻撃を狙うが、歳三は延髄斬りで迎撃しスタンディングシャイニングウィザード。両者ダウン。両者タッチ。
稔がチョップを避けてソバットからエルボー連打。めんそーれはチョップをフェイントに目突きから、チョップと目突きを交互に打ち込みコーナーに振ろうとするが、逆に振った稔が走り込むも、めんそーれはダブルチョップで迎撃し、ダイビングフットスタンプを投下するが稔は避ける。めんそーれはソバットからロープに飛ぶが、稔はドロップキックで迎撃し、エプロンのイザナギをエルボーで落とすと歳三がミドルキックから稔がローキック。歳三がPKから稔がフットスタンプを投下しフォールもイザナギがカット。
イザナギは交互にエルボーも、歳三がスリーパーで捕らえ、稔が走り込んで来ためんそーれに延髄斬り。さらに顔面にソバットからハブを掴んで引き起こし、フィッシャーマンバスターで突き刺しフォールも、2でハブを掴んで引き起こす。
稔はコーナーに登り、BDFを投下しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
稔&歳三
稔「トシちゃん、サンキュ~!」
歳三「これが俺たちのVOODOO-MURDERSだよ。俺たちはな、2009年ジュニアタッグリーグのチャンピオンチームだぞオイ!」
稔「こういうのほしいね、こういうの(※腰にベルトを巻くジェスチャー)」
歳三「そうですね。格が違うよ、アイツらとは!」
稔「じゃあせっかくなんで、さほど盛り上がってないアジアタッグでも賑やかしに行こうかトシちゃん」
歳三「いいですねぇ!」
稔「6月12日、タイトルマッチあるんでしょ?まあどっちが勝っても同じようなレベルの子たちだとは思うけど、なんにせよ、俺たちがGLEATに決めるからよ。目ェ離すな、このスットコドッコイ!」
(※稔は先に退席)
歳三「いやぁ格が違うね。イザナギ、めんそーれ!お前らは目の色を変えないのか?!このまま悔しくないのか?!本気になってみろよ!お前らの半端なプロレスは俺らには通用しない。俺らとは生きた時代が違う。くぐった修羅場の数も違う。勉強し直せ。本気になって勉強し直せ。いつでも来いオラ!ぶっ潰してやる!」
第3試合
先発はHAYATOと北斗。ロックアップからリストの取り合い。HAYATOのチョップと北斗のエルボーの打ち合いから、北斗がサミング攻撃からロープに飛ぶ。だが避けたHAYATOがロープに飛んでブーメランドロップキック。場外に降りた北斗をHAYATOは追うが、北斗はすぐにリングに戻り、戻ってきたHAYATOをフロントネックで捕らえ児玉にタッチ。HAYATOも亮生にタッチ。
ロックアップをスカした児玉がリストを捻り、亮生もハンドスプリングでリストを取り返すと児玉はサミング。児玉がロープに振るが、亮生はスカすとアームホイップからドロップキック。
亮生は首投げからその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。
亮生はガットショットからコーナに振り、串刺し攻撃を狙うが児玉はショルダースルーから担ぐとそのままフェイスバスター。児玉はストンピングからコーナーに押し込み、サミングしたまま北斗にタッチ。
北斗はHAYATOに走り込み、そのまま場外乱闘。北斗が鉄柱に叩きつければHAYATOも鉄柵に叩きつけていく。
北斗がリングに戻ると本田とタッチ。
本田は亮生をロープに振ってバックエルボー。フォールも2。
本田は正面ロープに押し込み後頭部に膝を押し付けていく。これは優馬がカットしようとするが、児玉が迎撃し北斗がHAYATOも迎撃。
本田はコーナーに亮生を叩き込み児玉にタッチ。
児玉はボディスラムからエプロンに降りてセントーン・アトミコ。フォールも2。
亮生はエルボーを打ち込むが、児玉は軽いビンタで挑発。亮生がエルボー連打も、児玉は強烈なエルボー一発で返し、コーナーに振ると走り込むが、亮生は飛び越えると旋風脚。児玉は避けるも、亮生は雄叫びを上げて立ち上がりエルボー連打。児玉はロープに振るが、亮生はハンドスプリングオーバーヘッドキックを叩き込むが、児玉はナックルからロープに降る。だが亮生はドロップキックを叩き込みHAYATOにタッチ。児玉も北斗にタッチ。
エルボーの打ち合いから北斗がローリングエルボーを狙うも、HAYATOがチョップからロープに飛ぶ。だが北斗がローリングエルボーで迎撃しロープに飛ぶが、HAYATOはドロップキックで迎撃しバックを取る。だがバックを取り返した北斗が投げ捨てジャーマンからエルボーを叩き込んで倒すと、コーナーに振ってトレイン攻撃。本田がスパインバスターから北斗と児玉がダブルトラースキック。フォールも優馬がカット。
優馬と本田がエルボー合戦から本田がエルボー連打。さらに投げようとするが、優馬がブレーンバスターで叩きつけるもすぐに立ち上がった本田がラリアット。
北斗がHAYATOを投げようとするが、着地したHAYATOにRKOを狙う。これも耐えたHAYATOをサムソンクラッチも2。
HAYATOは逆打ちも2。
HAYATOはトラースキックから串刺し攻撃を狙うが、北斗が避けると児玉がエプロンから延髄斬り。さらに振り子式DDTから北斗が走り込むが、HAYATOが担ぐと亮生がそこへミサイルキック。HAYATOはしまなみドライバーで叩きつけ3カウント。
HAYATO「北斗!お前のそのベルト、6月12日引っ剥がしてやるから楽しみにしとけよ!」
亮生「そういうことだ!」
<試合後コメント>
大森北斗&児玉裕輔
北斗「まさかここまで来て、直前の前哨戦で2連敗なんてさ。マジ無い。初めてじゃない?この完璧なアジアタッグ王者に泥を塗ったのはアイツが初めてだよ間違いなく!興奮してきたよ。俺はすごい興奮してきたから、HAYATO、俺と新百合ヶ丘でシングルだな。お前のことグチャグチャにしてやる!」
ライジングHAYATO&青柳亮生
HAYATO「獲ったぞ!」
亮生「OKOK!」
HAYATO「とうとう捉えたぞ!6月12日、お前のその大事そうなベルト引っ剥がしてやるから覚悟しとけよ!その前に新百合で北斗と俺のシングルマッチがあるだろう?そこでまたガッチリ完膚なきまでに勝って、6月12日、スッキリ勝ってやるからみんな楽しみにしといてくれ!」
亮生「やってやろうぜ!そういうことだ!」
HAYATO「そういうことだ!」
第4試合
ジェイクが両手を広げて挑発すると、TAJIRIは一度場外に降りてペースを乱す。
リングに戻ったTAJIRIが手4つを狙うが、ジェイクがタックルで倒しグラウンドの攻防。ロープ際になりブレイク。
ジェイクは足を踏んでTAJIRIの動きを止め、TAJIRIも踏み返すとジェイクは自ら後ろに倒れて引き込みグラウンドでフロントネック。そのまま場外に引きずり込むも、TAJIRIは腕を捻って逃れリングに戻る。
TAJIRIはチョップからハンドスプリングエルボー。アームホイップからフェイスロックで捕らえるが、ジェイクはロープに足を伸ばしブレイク。
ジェイクはガットショットから逆水平チョップ。ロープに振るが、TAJIRIはハンドスプリングエルボーを狙うもジェイクはスリーパーで捕らえ絞り上げる。TAJIRIはロープに足を伸ばしブレイク。
ジェイクは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたTAJIRIが串刺しビッグブーツも避けてローからハイキック。さらに投げようとするが逆に投げようとしたジェイクを首固め。逃れたジェイクにフェイスロックも、ジェイクはロープを掴みブレイク。
TAJIRIは低空ドロップキックからバズソーキックも、ガードしたジェイクが胴締めスリーパーで捕らえTAJIRIはこれでタップアウト。
ジェイクの前に優馬が現れる。
優馬「ジェイクさん、5月の約束覚えてますか?僕はあんたに誘いをかけたの覚えてますか?僕が、チャンピオンカーニバル優勝し、ジェイクさんと一緒に全日本プロレス盛り上げましょうと誘ったの覚えてますか?そろそろ答えを、返事をお聞かせください」
ジェイク「色々、言いたいことはあるが、俺は、お前に、負けた。お前が正義だ。そしてこの前の大会も、お前は俺を助けてくれた。借りは返そうじゃないか(握手)ただ、ただ、借りを返すだけだ。仲良しこよしする気はない」
<試合後コメント>
TAJIRI
「今ですね、色んな大局が動き出しているので、この前ジェイクと2人で色々話したんですけど、ちっちゃいことにはこだわらないでですね、僕も大きい大局が動いている中で、もうやりたいようにやりましょうと、お互い。僕もやりたいようにやるので。ジェイク総帥に不信感とかじゃ僕は全然ないよ?だけど俺はTOTAL ECLIPSEを今日抜けます。ええ。そして好き勝手にやります。ええ。ちっちゃい枠はもういいよ。長いことやったから。元々俺は『こっちのほうが面白そうだから』って付いていっただけだから、そもそも。そういうことですね」
ジェイク・リー
「リング上で言った通り、俺はアイツに負けてる。そしてアイツは俺を助けた。色んな意味でアイツに借りがある。その借りを返すだけだ。俺は俺の道を突き進んで、その上でもっと大きな舞台で闘って見せる。だから今のTOTAL ECLIPSEのメンバー、不安や不審を抱くなら、もういい。俺のところから離れろ。ただ、『コイツおもしれーな』『使ってやろう』『まだまだやりたい』と思うのであれば俺について来い」
青柳優馬
「皆さん聞きましたか?ついにあのジェイク・リーが!……あっ、ジェイクさんね。ジェイクさんがこの俺と一緒にやってくれると。『借りを返すだけ』って言ったけど、俺が今まで巻いてきた種がようやく芽を出したんじゃないかと。これからの全日本プロレスに一番必要なのは、ジェイクさんとこの俺、青柳優馬だと思ってる。色んな人間が頑張って主張して全日本プロレスを盛り上げようとしてるかもしれないけど、やっぱり俺たちがやらないといけないでしょう。そしてもう1つ種を撒いた。それは地下室のチャンピオン。野村直矢!野村さんよぉ!殴り込んでこいよ!待ってますよ?なんにも言ってくれないんじゃわかんないですよ。なにかアクション起こしてくれないと。僕ね、てっきり今日後楽園大会に乱入しに来てくれると思ったんですよ。全然来なかったですね。またどこかで待ちますよ。首を長くして待ってるんで。地下室のチャンピオン、待ってますよ。そしてジェイク・リーと青柳優馬、どういうものになるのか。全日本プロレスがどうなるのか。期待しててください。どーなっても知りませんけどね?」
第5試合
TARUがパウダーを撒き散らし、場外乱闘で試合開始。
リングにはKONOが戻り、芦野の背中にエルボー連打からストンピング。芦野はエルボースマッシュ連打からロープに飛んでスライディング・エルボースマッシュ。フロントネックで捕らえ、コーナーに下がると男児とタッチ。
男児と芦野はKONOをロープに振ってダブルのショルダータックルからフォールも2。
男児はロープに飛ぶが、場外から稔がレッドボックス攻撃。リングに諏訪魔が入り背中を蹴りつけ続け、うつぶせの男児にストンピング連発。さらに場外に投げ捨てると、TARUが首輪をつけて引きずり回す。
リングに投げ入れると、TARUはエプロンで座り絞首刑に。苦しむ男児にKONOがチョーク攻撃から、チェーンを受け取りリング内を犬のように引きずる。レフェリーが注意するとKONOはストンピング連打から諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はチェーンを掴みながらショートレンジラリアット連発。フォールも2。
諏訪魔はボディスラムから逆エビ固めで捕らえるが男児はロープを掴みブレイク。
諏訪魔はTARUにタッチ。
KONOが男児を四つん這いにさせ、諏訪魔が後頭部を踏みつける。さらにKONOと諏訪魔が足を持って股裂きをさせると、TARUが股へのカカト落とし。TARUは諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はコーナーに振って走り込むが、男児はバックエルボーで迎撃しダイビングショルダーアタック。男児がタッチしようとするが、TARUがストンピングでカット。諏訪魔はKONOにタッチ
KONOはガットショットからロープに振ってキチンシンク。フォールも2。
KONOはブレーンバスターを狙うが、男児は足を絡めて耐えるとKONOは膝蹴り。男児がエルボーで返しブレーンバスターで叩きつけると光留にタッチ。
光留は延髄斬りからミドルキック連発。さらにチョップとミドルキックを交互に叩き込み、延髄斬りから諏訪魔のラリアットも避けて延髄斬り。カットに来たTARUにも延髄斬りから、歳三と稔も延髄斬りで迎撃。
光留は「投げるぞオイ!」と叫び水車落とし。フォールも2。
光留はキムラロックも、KONOは片手で担ぎ上げるとボディスラム。KONOは諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はロープに押し込みダブルチョップ連発からビンタ。KONOがランニングニーから諏訪魔がバックドロップで叩きつけフォールも2。
KONOがレフェリーを場外に投げ捨て、諏訪魔は鉄の棒を持ち出すが、芦野と男児がカットに入ると諏訪魔は交互にチョップからそれぞれにショートレンジラリアット。光留をコーナーに振りVMでトレイン攻撃から、逆コーナーに振って再度トレイン攻撃。
諏訪魔はブレーンバスターからフォールし、稔がレフェリーをリングに投げ入れカウントを叩かせるが2で男児がカット。
諏訪魔は投げようとするが、光留が膝蹴りで耐えるとチョップ連発から延髄斬り。諏訪魔は受け切るとショートレンジラリアットからバックドロップで叩きつけ3カウント。
試合後もVMは光留に暴行を続けた。
男児「諏訪魔さん!いや、諏訪魔!絶対俺が倒してやるからな。ブードゥーマーダーズ絶対倒してやる!そのためにも、芦野さん、Evolutionと一緒に、ブードゥーマーダーズを倒しませんか?一緒に、ブードゥーマーダーズを、倒しませんか?お願いします!」
芦野「諏訪魔に、好き勝手やられて、ボコボコにやられて、心底怒ってるよクソが。ただな、男児、お前らと一緒にやらねぇ。Evolution、一緒に組んでも何もねーだろ。今、諏訪魔の、動き見て、俺も感化されたよ。俺は俺でやるよ。お前らとは組まねぇ」
<試合後コメント>
諏訪魔&歳三
歳三「これが本気になった諏訪魔だよ!暴走SUPLEX?Evolution?仲間でもなんでもねーよ。諏訪魔の足を引っ張ってただけじゃねーか。諏訪魔の力を借りなきゃお前らなんも出来なかったんだよ。俺たちVOODOOはお前らとくぐってきた修羅場の数が違う。うかうかしてっとお前ら全員やられるからな。この諏訪魔に!……ってTARUのオジキが言ってましたよ。諏訪魔はこれから逆襲するんだよ!お前らに足を引っ張られた!なあ、諏訪魔?!」
諏訪魔「あぁ?!俺はなんも言うこと無いよ。リング上が全てだよお前」
第6試合
先発は佐藤と羆嵐。ロックアップから羆嵐がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルでなぎ倒す。羆嵐は土肥にタッチ。佐藤も石川にタッチ。
ロックアップからリストの取り合い。土肥がヘッドロックからショルダータックルも、石川は受け切ると土肥がヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、石川がヘッドシザースで抜けてスタンドに戻るとショルダータックルの打ち合いに。土肥がチョップからショルダータックルでなぎ倒し、土肥羆でダブルのショルダータックルから羆嵐のセントーンと土肥のギロチンドロップの同時投下。
土肥はブレーンバスターを狙うが、耐えた石川にエルボー連打からロープに飛ぶも、石川は追走キチンシンクから佐藤にタッチ。
チョップの打ち合いからエルボーの打ち合い。佐藤が打ち勝ち、崩れ落ちた土肥を引き起こすが土肥はローリングエルボーを叩き込む。両者ダウン。両者タッチ。
ショルダータックルのぶつかり合いから、石川がショルダータックルでなぎ倒しパワーボムを狙う。だが羆嵐はリバースしてセントーンを投下。フォールも2。
羆嵐はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした石川がミサイルキック。
佐藤とともに羆嵐をコーナーに振り、佐藤が串刺しランニングニーから石川がランニングニー。さらにダブルの膝蹴りからサンドイッチエルボー。フォールも土肥がカット。
石川はランニングニーからフォールも2。
石川は投げようとするが、耐えた羆嵐がアルゼンチンで担ぐ。そのまま土肥が羆嵐ごとジャーマンで投げ捨て、動揺してリングに入ってきた佐藤にもガットショットからコーナーに振り走り込むが、佐藤は足を伸ばしてカットするとコーナー上に座る。土肥がエルボーから正面に登り、雪崩式ブレーンバスターを狙うが石川が背中にエルボーから股に潜り込み投げようとするが佐藤が拒否。羆嵐は石川を引きずり出しドロップキックで蹴散らすと、土肥が佐藤を担ぎ、羆嵐がそのまま肩車して土肥ごとバックフリップ。お互い大ダメージで全員ダウン。
羆嵐がロープに飛ぶとラリアットの相打ち連発。ならばと羆嵐がクロスボディアタックで倒しフォールも2。
羆嵐は埼玉に乾杯!で叩きつけフォールも2。
羆嵐はコーナに登るが、佐藤がエルボーから正面に登り、ヘッドバッドから雪崩式ファルコンアロー。佐藤は近づいてきた土肥も三角締めで捕らえるが、土肥は力付くでこれをあげようとするも佐藤が絞り上げて場外に転がる。
石川と羆嵐はエルボーの打ち合いから石川がヘッドバッド。ロープに飛ぶとショルダータックルも、羆嵐が受けきると石川は担いでファイヤーサンダー。フォールも1。
石川はカミゴェからランニングニー。フォールも2。
石川はジャイアントスラムで叩きつけ3カウント。
石川「おい!おい!帰んなよ!土肥、土肥羆、お前たちは、本当に、最低で、最高のタッグチームだよ。必ず、もう一回やろう。すいません、セミファイナルなのに、マイクを持ってしまいました。えー、このあとメインイベントもお楽しみください」
(リングに芦野が現れる)
芦野「そのベルトに、挑戦する権利、前王者なんで、ありますよね?俺はこのベルトすげー気に入ってんだよ。歴史のあるこのベルトがね。世界タッグのベルト大好きなんですよ。防衛戦、組んでくださいよ」
石川「お前の、パートナーのおじさんは、すげー悪くなっちゃったじゃん。おい大丈夫か?ハンディキャップか?」
芦野「ハンディキャップなんかやるわけねーだろ。勝てねーよハンディキャップなんて。俺はな、もうジジイと組むの辞めたんだよ。40超えたおっさんと組むの辞めたんだよ。俺組む人間いるから。ヤベー奴いるから。おい入ってこい(本田と立花がリングへ)おいおい、なんか言おうとしてんな。言っとくけど、俺はサングラスかけねーからな。こいつらに自由にやらせるから」
石川「お前さっき聞こえてたぞ。あんな男児の必死のマイク断っておいて、選んだのがこいつら。おまえ(芦野)はいいよ、本田、お前に、このベルト、挑戦する資格あんのかほんと。あ?」
芦野「いいよ。じゃわかった。実績がないって言うんだったら、6月12日後楽園ホール、6人タッグトーナメント、俺たち3人で出るから、そこで優勝するよ。そしたらいけるだろ。逃げるなよオラ」
石川「俺は今よ、土肥羆っていう素晴らしいチームとやって、勝ったとおもったらお前はいいよ、いいよでも、本田お前、ニヤニヤすんな。試合前だけにしとけよ俺と耕平さんがボコボコにしてやるからな」
芦野「おい本田、ニヤニヤしろ。お前ニヤニヤすんなっていうのは、今の時代パワハラなんだよ。ブードゥーマーダーズもパワハラジジイどもだからよ、お前らのパワハラには屈しません」
(芦野たちはリングを去る)
佐藤「なんすか今の」
石川「耕平さんのマイクハスキーでわかんないですけど、これからメインよろしくお願いします」
<試合後コメント>
ツインタワーズ
石川「はぁ~……もう土肥羆の、ねえ……俺らもスーパーヘビーだからあんまポンポン投げられないんですけど、いやぁ~、倒されるわ、投げられるわ。強いね」
耕平「力強い。前にやったときと段違いだった。しかもチームになると1+1=2、どころじゃないチームになってたんで、ちょっと危ないところに行き着かれてましたけど、なんとかね?」
石川「ああ。やっぱね、せっかく獲ったこのベルトなんで、いやーもうやっぱり初防衛戦で落とせないでしょ」
耕平「しっかりと防衛して、このベルトの価値をツインタワーズと一緒に上げていくという目標があるんで、そう簡単には落とせないですね。しかしあの、芦野が言うのは分かるんですよ。アレはなんだい?」
石川「あぁ、よくわかんないですけどね。あと会社?PWF?が認めるかわかんないですけどね。本田?ああ、なにを残してきたのかわかんないですけど。『ニヤニヤすんな』っつーのは時代遅れだったら言わないですけど、リング上で闘いを見せてくれたら受け入れますよ」
耕平「なにを言っても、やれパワハラだコンプラだ言われる時代ですけど、リング上でそれは関係ないと思いますんで」
石川「そうっすねー。おじさんたちがちゃんとしたプロレスを教育してやらないと」
耕平「『おじさんと組むの辞めた』って芦野言ってましたけど、そのおじさんたちがベルト持ってんだからあまりおじさんたちをナメないでいただきたいと思います」
芦野祥太郎&立花誠吾&本田竜輝
芦野「急遽だけどね、お客さんはなんのこっちゃわからないかもしれないけど、3人でやってくから。本田とは何回もやりあってシングルもして、徐々にコイツの良さを引き出せるのは俺しかいないって気付いたから。俺と組んでればコイツ(本田)はメチャクチャ良くなる。コイツ(立花)はもう言わずもがなだよ。コイツ天才だから」
立花「俺天才だからなァ」
芦野「諏訪魔なんてジジイと組んでもしょうがないから。先無いでしょ。5年後、10年後を見据えないと。引退してんだろ、アイツら。もう足を引きずって歩いてんだからよ、全員。どこが痛え、あそこが痛え、すぐ疲れただの。俺は30代になったばかり。コイツらは20代。若さがあるから、そこで圧倒的に行けますよ」
本田「まあまあまあ、さっき言った通りまず6人タッグトーナメントを俺ら3人で優勝して、次は世界タッグだ。それともう1つ。もう俺は今日でTOTAL ECLIPSE抜けるから。ジェイク青柳が握手したのか?わかんないけど、リーダーがそうやっていくなら俺はもう先にユニット抜けさせてもらうぞ。以上だ」
芦野「俺は別になにも強制しないし、好き勝手やらせるから。それがね、若者を育てるのに一番なんだ。あんなパワハラなジジイどもに負けないんです。全日本プロレスにはびこるパワハラと、過去にすがるジジイどもを俺たちが駆逐してやるから。過去にすがってちゃダメなんだよ。前を向かないと。未来に向かって進んでいくんだよ」
――芦野選手のユニットということは、これはEnfants Terribles?新ユニット?
芦野「まだ決まってねえよこの野郎?!」
立花「アホかテメェこの野郎オメーはよぉ?!はっ倒すぞこの野郎?!」
芦野「今日決まったんだよこれ!さっき話し合ったんだよ!」
本田「ぶっ殺すぞテメェコラ!」
芦野「カメラぶっ壊されるぞ。気をつけろ。そういうことだよ。これ止めないから。変なこと聞いたらカメラぶっ壊されるからな。気をつけろ。(※本田へ)そんな怒んなよ(笑)これからおいおい発表しますよ。多分ね。」
第7試合
ロックアップから宮原がロープに押し込みクリーンブレイク。再度ロックアップからT-Hawkがロープに押し込みクリーンブレイクするかにみせて逆水平チョップ。避けた宮原がビッグブーツも、T-Hawkは逆水平チョップで返しロープに飛ぶ。宮原は避けようとするが、T-Hawkはガットショットからムチのようにチョップを叩き込んでいき、バックを取るが耐えた宮原が逆水平チョップも避けて距離を取る。
ロックアップからT-Hawkがチョップ。ロープに飛ぶが、宮原がカニバサミでロープにもたれかからせるとエプロンを走り込んで顔面へのドロップキック。場外に落下したT-Hawkを立たせるとヘッドバッドを叩き込み、そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、宮原がガットショットもT-Hawkがコーナーに振り走り込む。宮原は足を伸ばしてカットしようとするが、キャッチしたT-Hawkがナックル。
場外に転がり落ちた宮原を担いでエプロンに顔面を叩きつけるとそのままDDT。リングに投げ入れフォールも2。
T-Hawkはフロントネックで捕らえ、首投げからグラウンドでフロントネック。これを離してフォールも2。
T-Hawkはリストを捻り、そのまま起き上がりこぼし式逆水平チョップ連発。宮原は立ち上がると手を握ったままエルボー連打。T-Hawkが手を握ったままナックル連発。これはレフェリーが引き剥がす。
T-Hawkはロホで捕らえるが宮原はロープを掴みブレイク。
ロープにもたれかかる宮原にエルボーを打ち込んでいくが、宮原は立ち上がりエルボー。T-Hawkは「来いよオラ!」と挑発して受けきっていくと、強烈な逆水平チョップからロープに飛ぶが、宮原はビッグブーツから投げようとする。だがT-Hawkがブレーンバスターで叩きつける。
T-Hawkはロープに振ってナックルも、避けた宮原が低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
宮原は走り込むが、避けたT-Hawkが足を刈って倒し、ロホを狙うが切り返した宮原がバックを取る。だがT-Hawkはチョップで逃れるも宮原がロープに振るが、走り込んできた宮原をT-Hawkはホイップしてそのままシットダウンパワーボム。
T-Hawkは担ぐが、着地した宮原がコーナーに振り串刺しジャンピングニー。だがT-Hawkはキャッチしてエプロンに落とすと、ランニング逆水平チョップ。
エプロンに降りたT-Hawkが宮原を担ごうとするが、耐えた宮原がビッグブーツからパイルドライバーでエプロンに突き刺しT-Hawkは場外に落下。
リングに戻り、宮原が串刺し攻撃を狙うが、避けたT-Hawkに宮原がビッグブーツからコーナー上に座るが、T-Hawkが「お返しだ!」と逆水平チョップで場外に叩き落とす。
T-Hawkは宮原をコーナーに引きずりあげ、雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。
T-Hawkがランニングニーも、キャッチした宮原にT-Hawkがナックル連打。宮原はエルボーを叩き込み、エルボーの打ち合いを制した宮原にT-Hawkが逆水平チョップ。T-Hawkのチョップと宮原のエルボーの打ち合いになり、T-Hawkがロープに飛ぶと宮原が追走するが、T-Hawkはアギラで迎撃。さらにダブルチョップも、避けた宮原がブラックアウトから串刺しブラックアウト。バックを取るが、T-Hawkがウラジゴクから右ストレート。両者ダウン。
宮原がブラックアウトもT-Hawkがロープに振ってケルベロス。
T-Hawkは宮原をコーナーにのせ、ナイトライドで叩きつけフォールも2。
T-Hawkは担ぐが、着地した宮原がシャットダウンジャーマンを狙う。だが暴れて逃れたT-Hawkがバックを取ると、背中へのヘッドバッド連発からウラジゴク。
T-Hawkが走り込むが、宮原はその場飛びブラックアウトで迎撃。すぐさまT-Hawkがケルベロスも、宮原は後頭部にブラックアウトからジャーマンスープレックスホールドも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、耐えたT-Hawkが担ごうとするが、耐えた宮原と膝蹴りの相打ち。宮原がその場飛びブラックアウトからシャットダウン・スープレックスホールドで3カウント。
宮原「T-Hawk!あんたみたいなな、エネルギーがあるレスラーが、同世代にいて誇りに思うよ。そして!今日、あなたと闘えて、誇りに思うよ。これから先、俺らの世代で、このプロレス界引っ張っていかなきゃいけないんだ。お前は間違いなくその中の一人だろ。これから先の闘いでまた!あんたと対峙した時は、今日以上の試合をするぞ。そして!お互いこれからの人生を、GLEATしようぜ」
T-Hawk「宮原健斗、やっぱりあんたは、最高の男ですね。おい、GLEAT、最高の男と認めてんだ。お前は常に最高でいろ。すぐに追いかける」
(T-Hawkはリングを去る)
宮原「V4達成!V4達成した、V4どうでしたか?(大きな拍手)ありがとうございます。終わってすぐだけれども、次の事が次から次へと襲ってくるのがチャンピオンの宿命だ。そしてチャンピオンでスーパースターだ。なおさら迫ってくる。色々なことが次から対へと。そのチャンピオンと、スーパースターの男が、次の防衛戦逆指名させてもらう。キャメラ、しっかり俺のこと見とけよ、大事なこと言うから逃すなよ。V4達成し、次はV5だ。このベルトを巻いたのは1月23日。返上されたベルトを巻いた。俺には一つ、このベルトを巻き続ける中で、心残りがあるんだ。決着をつけなきゃいけない男が居る。それは、ジェイク・リー!勇気があるならリングに出てこいよ!」
ジェイク「勇気があるから出てきてやったぜ。大田区の続き、やろうか、宮原健斗。俺は、いつだってウェルカムだ(リングを去る)」
宮原「ということだ。宮原健斗とジェイク・リーがやるなら、今のプロレス界はわかるだろ。そしてこの全日本プロレスの大会も、やつと闘えば自ずと分かるだろ。絶対見逃すなよ!大田区の続きって言ったなあいつは。ということは、俺は今、言って良いのかいけないのかわからないけど、多分駄目だろう。ただ言うぞ。大田区でやらせろ!後は考えろ。チャンピオンが言ってるんだ。言っちゃいけないこと言っちゃうだろ。皆様、今日も、ほんとに最後までありがとうございました。また!次の全日本プロレスを、皆さんぜひ見逃さないでください。今日はありがとうございました。最後に!後楽園ホールの皆様に聞きたい!全日本プロレス、最高ですか~!?全日本プロレス最高ですか~!?OKラスト!全日本プロレス最高ですか~!?全日本プロレス、最高」
<試合後コメント>
宮原健斗
「おーし!V4達成だ!V4だ!T-Hawk、1vs1!そしてこのベルトがかかった眼の前のあなた
はまさに最高の男。GLEATな男じゃないか。同世代にあのような存在が要ることを俺は本当に本当に誇りに思うよ!俺の励みになるよ!あんなエネルギーのある選手を見つけるとな、まだまだこれからお互いのプロレス人生またぶつかることがあれば楽しみにしてるよ。そしてジェイク・リーッッ!次はお前だ!逆指名だ!ジェイク・リー!大田区の続きか?60分引き分けの続きか、お前が言うのは?!アァ?!テメーと向き合えば必然と、今の全日本プロレスを表すからな。そしてこれからのさらにキてるキてるキてるキてる!全日本プロレスを世の中にお披露目しようじゃないかジェイク・リー!次はお前だ!ジェイク・リー!」
ジェイク・リー
「まずは防衛おめでとう、宮原健斗。逆指名、俺のことしてくれたってことは、多分ずっと突っかかってたんじゃないかな。彼の中で、俺との60分フルタイムドローっていうのが。俺ももちろんそうだったし、個人的には大田区、ドローというかたちで終えてしまったので、6月確か大田区があったからそこでやりたい。大田区で三冠やって、で、ベルトを取り戻す。俺は誰に負けて渡したわけじゃないんで。お客さんだって多分見たいはずだ、続きを。宮原健斗のストーリーを『もういいよ』『あなたは充電期間よ』って思ってる人がたくさんいるはずだ。だから俺が宮原健斗、キミを充電させてやるよ。より最高の男にさせるために」