「俺の目の前に立ちふさがるやつは叩き潰す!」全日本プロレスを退団した大森隆男が約2ヶ月ぶりに古巣へ帰還しワイルドな大暴れ!

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 23日、岡山コンベンションセンターにて全日本プロレス『エキサイトシリーズ2024』が開催。大森隆男が約2ヶ月ぶりに全日本プロレスへと帰還した。

 大森は全日本プロレスから1992年にデビュー。1度は全日本を出たものの、紆余曲折の末に2012年に再入団。『1度は全日本プロレスを退団した身、2度目は無い』という思いで邁進してきたが、契約満了により2023年12月末で2度目の退団。
 これについて大森は「ここ近年は若い選手達も立派に成長してきて、『全日本プロレスで自分の成すべき事はやりきったかな』と考え今回の決断を致しましたと内心を明かしていた。

 12月31日の全日本所属ラストマッチ以降は全く音沙汰が無かった大森だったが、青柳亮生の負傷欠場に伴って今大会に緊急参戦。大森の久しぶりの試合がまた全日本マットで見られるということでファンはこのサプライズに喜びの声を上げていた。

 大森は、第4試合で行われた宮原健斗&青柳優馬&ライジングHAYATOvs田村男児&大森隆男&綾部蓮の6人タッグマッチに出場。

 この試合は、3月9日の後楽園ホール大会で世界ジュニア王座戦を行う男児とHAYATOの前哨戦が主な見どころ。
 しかし、大森はそんな試合の中でも強い存在感を発揮。青柳をアックスギロチンドライバーで突き刺したり、HAYATOをフルネルソンボムで豪快に叩きつけたりと大暴れ。
 試合は宮原が綾部をシャットダウン・スープレックス・ホールドで沈めて終了。試合後に血気にはやる男児がHAYATOをパワーボムでKOするという場面もあったが、話題は大森が持っていく形となった。

 試合後、大森は「俺が大晦日に言ったとおりだよ。どんな奴でも俺の目の前に立ちふさがるやつは叩き潰しに来るから。覚悟しとけ!俺にとって美味しい獲物がいたら、俺はそいつを叩き潰しにここに舞い戻ってくるからな。覚悟しとけよテメーら!」と殺気立った様子で宣言。
 近年はすっかり丸くなっていた大森だったが、ワイルドな心を取り戻した様子だ。

 なお、大森は24日の福岡大会、25日の京都大会と連続参戦が決定済み。古巣のピンチを救いに駆けつけて巡業にも帯同する大森の男気が報われることを願いたい

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