「全日本プロレス、一生恨むからな」金網マッチで悪に堕ちたDRAGON GATEの未来が屈辱の敗北で怨念爆発!

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 6日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2025』が開催。悪に堕ちた菊田円が屈辱の敗北を喫した。

 チャンピオン・カーニバル(以下:CC)は、全日本プロレスで春の風物詩として行われるシングルリーグ戦。今年はA,Bの2ブロックに分かれて計18選手が参戦。4月9日の後楽園ホール大会から5月6日の後楽園ホール大会までリーグ戦を行い、5月18日の大田区総合体育館大会で各ブロックの上位2選手による決勝トーナメントを実施する。

 今大会で一気に注目カードに躍り出ていたのは、斉藤レイvs菊田円のBブロック公式戦。

 菊田は180cm 95kgと体格に恵まれDRAGON GATE内で屈指のパワーファイターとして活躍し、2023年5月には団体の至宝たるオープン・ザ・ドリームゲート王座を戴冠。団体史上最年少&最短キャリアでの戴冠記録を塗り替えた未来のエース候補筆頭と言える選手だ。
 菊田はDRAGON GATEでベビーユニット【D'Courage】のメンバーとして闘ってきたが、今大会前日5日の愛知県体育館大会での金網マッチにて突如裏切って悪の【Z-Brats】へと加入してヒールターン。CCでは正々堂々の闘いをしてきた菊田が一夜明けてどのようなファイトスタイルに変貌しているのかに注目が集まっていた。

 レイは菊田の尻攻撃を意識してか自身の尻の大きさをアピールしながら体格とパワーで圧倒。DRAGON GATE内では屈指の威力を誇る菊田の逆水平チョップを受けても、レイは涼しい顔を崩さず逆に強烈な逆水平チョップで返礼。
 菊田がレイの顔面にツバを吐きかけると場内からは大ブーイング。怒りのレイが尻へのダブルチョップで場外へと叩き出して大暴れしていくが、菊田はサミングや鉄柵への串刺しランニングヒップ、ファンから奪ったレイの応援ボードでの一撃など手段を選ばず逆転。
 菊田へのブーイングが鳴り止まぬ中、レイはボディスラムを切り返してのクロスボディで反撃し、ヒップドロップ。それでも菊田は怯まずショルダータックルでレイを真っ向からふっ飛ばし、マッケンローでヒザをつかせて顔面にヒップアタック。レイもBBQボムを狙うが、着地した菊田がカウンターのヒップアタックからダイビング・ヒップアタック。
 満身創痍の2人が選んだのは足を止めての逆水平チョップ合戦。最後は小細工なしの肉弾戦となる中、菊田が競り勝ってラリアット。続けて必殺のローリング・ラリアットを放つも、レイは喉輪で止めて張り手。さらにヒップアタックをキャッチしてのバックドロップを見舞い、アイスバイン(※ランニング掌底)を叩き込んで3カウントを奪った。


 バックステージに戻った菊田は朦朧とした様子で語り出し「全日本プロレス、なんてステキな日程組んでやがるんだ。俺は昨日金網マッチしてんだぞ?こんなスケジュール組んだ全日本プロレスの奴、一生恨むからな。孫の代まで……次の練習生の練習生の練習生くらいまで俺は呪ってやるよ。CCもあと2戦だ。菊田円はZ-Bratsの菊田円として戻ってきてやるよ」と怨念を爆発させた。

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