白川未奈から王座を奪った元ライバル・山中絵里奈がマリーゴールドで王座挑戦!
- 2025-3-11
- ニュース
- ベストボディジャパン, マリーゴールド

8日、大阪府・176BOXにて『Marigold Spring Victory Series 2025』が開催。ベストボディ・ジャパン・プロレスの女王様である山中絵里奈がマリーゴールドに初降臨した。
鍛え抜かれた男の肉体にムチを振るう悪の女王様である“エリナ様”こと山中絵里奈は、ベストボディ・ジャパンフィットネスモデル部門グランプリを獲得するなどコンテスト界で優秀な成績を収めつつ2019年10月にベストボディ・ジャパンプロレス(BBJ)でプロレスラーとしてもデビュー。
BBJはプロレス界での露出こそ少ないが、コンテスト文化とプロレス文化を融合させたエンターテイメントを提供するという独自路線を追究している団体。スターダムやAEWで世界に名を轟かせる白川未奈がデビューした団体としても知られる。

白川はBBJ旗揚げとともにデビューし、後輩の生え抜き選手である山中のデビュー戦の相手も務めてタッグパートナーに。その後は白川がBBW女子王座を戴冠して山中が後塵を拝する形となっていたが、ヒールターンして悪の女王様となった山中が“エリナ様”として白川と敵対するように。
その後、2019年12月にエリナ様が白川を破ってBBW女子王座奪取。白川はこの試合後にBBJを離れており、以降はエリナ様との対戦は無い。エリナ様は今や世界をときめくMina Shirakawaに勝ち越している女だ。
BBJとアクトレスガールズはかつて団体間で提携しており、アクトレスガールズがBBJのリングで試合を行ったり、エリナ様も“アクトレスガールズ”となってアクトレスのリングに上がったりという交流があった。
アクトレスからマリーゴールドに移籍した選手たちとエリナ様は一時は同じ釜の飯を食った仲間でもあり、エリナ様のマリーゴールド参戦には内部からも喜びの声が上がっていた。
この日の第4試合では、桜井麻衣&青野未来&山中絵里奈vsCHIAKI&松井珠紗&メガトンの6人タッグマッチが実施。
CHIAKIと松井、そしてメガトンによく似た人はかつてBBJのリングにもよく登場しており、エリナ様にとっては見知った相手だ。

エリナ様はDarkness Revolutionの苛烈な攻撃を180度開脚でかわしていく柔軟性を見せつつ、高度のあるドロップキックを放って反撃する身体能力の高さを誇示。
しかし、メガトンに胸を鷲掴みにされるという辱めを受けて怯んでしまい、Darkness Revolutionに袋叩きにされてピンチに。桜井&青野が救出に入って乱戦となる中、エリナ様がメガトンに顔面騎乗式ブロンコバスターを決めて逆転。
最後はエリナ様が前後開脚式ギロチンドロップ、スタンディング・シャイニング・ウィザード、リバース・フィギュアエイト(※ハイブリッジ式リバース・インディアン・デスロック)と必殺技で畳み掛けてメガトンから3カウントを奪った。
地元・大阪府豊中市での凱旋勝利を決めたエリナ様は「私はこのマリーゴールドのリングに上がったからには、なにか新しい夢を掴んでいきたいと思ってます。……桜井麻衣さん!まずは私、手始めにその白いベルトを巻きたいですぅ~♪そのベルトかけて、私とタイトルマッチしていただけないでしょうか?」と桜井が持つユナイテッド・ナショナル王座へ挑戦表明。
桜井も「貴女のそのガツガツした気持ち、私嫌いじゃない。私は今までにないチャンピオンを目指してるんで、もちろん貴女の挑戦、受けて立ちます」と受けて立つ姿勢を見せ、桜井は純白のベルトを、山中はBBW女子タッグ王座のベルトを掲げながら睨み合った。