ジュリアの師匠・紫雷美央はラストマッチ参戦を否定!「あそこの団体には関わりたくねえ!」

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 24日、アイスリボンが後楽園ホール大会『不思議の国のアイス2024』を開催。紫雷美央がジュリアとの戦いに参戦しないことを明言した。

 紫雷美央は2007年に19歳でデビュー後は妹の紫雷イオ(イヨ・スカイ)&華名(ASUKA)とのユニット『トリプルテイルズ』などで活躍。美人・マイクが上手い・技術力があるオールマイティーな選手として各団体で引っ張りだこになり、業界初のOZアカデミー、WAVE、アイスリボン、ユニオンプロレス4団体同時所属となる。
 しかし2015年に突如引退を宣言し、同年9月の引退興行のラストで結婚を発表。当時KAIENTAI DOJOに所属していたタンク永井(2022年引退)と結婚し、現在3人の子供を育てている。

 子育てをしながらアイスリボン公認レフェリーやコーチとしてリングには上がっており、ジュリアやテクラの使う蜘蛛の巣(変形卍固め)は美央直伝のもの。怪我人が出た時にピンチヒッターとして1日限定復帰を繰り返していたが、ウナギ・サヤカの呼びかけで今年6月に「私みたいな存在がプロレス界の安全を上げると思っている。選手が心置きなく休んでもいいよって言える場所に、いつでも帰っておいでって言える場所に、私はアイスリボンをそうしたい。だから二刀流やらせていただきます」と復帰を宣言していた。

 そんな中で日本カウントダウンとなったジュリアがSNSで「ジュリアと闘いたい」と言っている選手たちに苦言を呈すると、美央は「団体的には、絶対に絡みたくない。でも、私個人はジュリア個人と試合したい。絶対実現しないけど。私は、ジュリアが離れた時、現場にいなかった。めちゃくちゃ悔しい心残りです。ジュリアは、心残りないかね…マジ3分のエキシで良いから、蹴り合って殴ってちゃんと別れたいわ」と反応。これにジュリアも「やってやるよ いつでもどこでも!」と返し、最後の師弟対決に注目が集まっていた。


 8・19ジュリアラストマッチまでこの闘いは実現せずでいたものの、ジュリアが8月25日の新木場大会で行われる1分間全員掛けのエクストラマッチに「私をこの世界に引きずり込んだ女、アイスリボンの藤本つかさ!貴女と1分でもいい!リング上で、語り合うチャンスをください!」と衝撃の対戦要求。この試合は他団体の選手でもジュリアと闘いたければ参戦可能となっており、藤本とともに美央も参戦する可能性が急浮上した。
 藤本も「みんなの思いを背負ってジュリアをぶん殴りに行きます。1分の中に5年分の恨みとかつらみとか、あの頃の悲しみとか、傷ついたみんなの心とか、そういうのも全部全部私の体で伝えます」と参戦を宣言。
 しかし美央は「私的には選手同士の気持ちだから。つっかが行く、ジュリアが行く。好きにしろと思う。ただ、私はもうXでも書いた。あそこの団体には関わりたくねえ!っていう気持ちだから。つっかが行っちゃうんだったらしゃあねえなって感じですね。藤本さんはうちのオンリーワンなんで、つっかさんの言うことは絶対。で、私の分までジュリアぶん殴ってほしいなと思います」と、藤本に思いを託すと参戦を拒否した。

 この日の試合後にウナギからは「丸くなってんじゃねーよばーか!!引退したからとか二度と言い訳は言わせない。本気のギラギラしたしらいみおにあいたい。リング復帰を人のためでなく自分のためにプロレスをしろ!」と言われており、大人のしがらみや周りの声を無視して話題をかっさらう紫雷美央が復活し、サプライズでジュリアを蜘蛛の巣で絞り上げる姿を最後の最後まで期待したい。

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