【試合詳細】12・8 マリーゴールド田原市総合体育館大会 MIRAI&桜井麻衣&マイラ・グレースvs林下詩美&天麗皇希&松井珠紗 野崎渚&CHIAKIvs青野未来&山田奈保 ボジラvs石川奈青 翔月なつみvs田中きずな ビクトリア弓月&南小桃vsハミンバード&瀬戸レア
『Winter Wonderful Fight 2024』
日程:2024年12月8日(日)
開始:17:00
会場:愛知県・田原市総合体育館
観衆:未発表
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○ビクトリア弓月/南小桃
7分58秒 ビクトリア・クラッチ
ハミングバード/●瀬戸レア
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○翔月なつみ
8分29秒 ダイビング・ダブルニードロップ→体固め
●田中きずな
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ
6分17秒 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
●石川奈青
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[ダーク・ウルフ軍]野崎渚(フリー)/○CHIAKI
13分0秒 アルゼンチン・バスター→片エビ固め
青野未来/●山田奈保
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
MIRAI/桜井麻衣/○マイラ・グレース
13分36秒 トルネード・ポテト→片エビ固め
林下詩美/天麗皇希/●松井珠紗
マリーゴールドが田原市に初上陸し子どもたちを笑顔に!絶好調のマイラがメイン連勝でスーパーフライ級王座奪取へ燃える!ダーク・ウルフ軍も悪の連携でタッグ王座戴冠目前?
オープニング
胸骨の怪我で欠場中であり、12月13日に復帰を控える後藤智香がリングに上がって前説を実施。
後藤「皆さんこんばんは!マリーゴールド背番号51番、ゴチカこと後藤智香です!最終回となりました。ゴチカの前説。皆さん、さみしいですね!!……さみしい?(※観衆から拍手)色々募る思いもあるんですが、早速ではございますが今日田原市にマリーゴールドが始めてくることが出来ました。マリーゴールドの試合見るのが初めてだよって方いらっしゃいますか?お越しいただきありがとうございます!2回目だよって方いらっしゃいますか?再びお越しいただきありがとうございます!3回目以降だよって方いらっしゃいますか?たくさん!ゴチカのファンですね!(笑)今日最終回の『ゴチカのメモ!!』なんですけど……白紙です。時間がなかったわけではございません。今日は私の最後の解説ということで、『ゴチカのメモ!!』は私の言葉をお届けさせていただけたらなと思って来ました。10月24日に欠場を発表させていただいて1ヶ月半が経ち、いよいよ来週復帰戦です。もう頑張るしか無い!やるしかない!やれば出来る!やらなきゃ出来ない!やってやるッ!そんな思いで今ここに立っています。先ほど早速12月13日新宿FACEのカードが発表されましたが、早速対角に皇希がいます。私は1月3日、皇希のGHCのベルトを獲るしか無い。やれば出来る!やらなきゃ出来ない!やってやるッ!獲ります!『初防衛戦でベルトを取る。そんなのあり得ない』。そんな声をいっぱい聞きました。あり得ないのをあり得ることにするのがゴチカです。なので皆さん、ここにいる会場の皆さん、今一緒にせーの!って言ったら一緒にやってください。せーの!あっちか!こっちか!ごちか~♪」
第1試合
小桃とレアの対面でゴングが鳴った瞬間に小桃が突っ込んでドロップキック。引き起こしてエルボー連打も、レアがエルボーでやり返してロープに飛ぶ。小桃はこれをドロップキックで迎撃し、ロープに振って弓月と連携ドロップキックから交互にフットスタンプ、両者ロープに飛んでサンドイッチ式低空ドロップキックと連撃。
さらに小桃がボディスラムを狙うが、レアが逆にボディスラムで叩きつけてキーロック。小桃がロープに逃れるも、レアはロープを使ったアームロックで追撃しドロップキック。ハービィにタッチ。
ハービィは小桃にドロップキックからぶら下がり式首4の字固め。レアがドロップキックで追撃し、ハービィが胴絞め式チキンウィング・アームロック。さらにロープに飛ぶが、小桃がドロップキックで迎撃しロープの反動を使ったコンプリートショットからレインメーカー式ハンマーロックDDT。弓月にタッチ。
弓月はハービィにドロップキックからコーナーに振って串刺しバックエルボー、ドロップキックと連撃。さらにダブルリスト・アームサルトを狙うが、ハービィが足払いからジャックナイフ、低空ドロップキックと反撃してレアにタッチ。
レアは弓月に串刺しドロップキックからフェイスクラッシャー、低空ドロップキック。さらにエルボー連打から弓月のエルボーを巻き取ってバックスライド。そのままキャトル・ミューティレーションへと繋げてアームバーと首4の字固めを合わせた変形ジャベ。これを小桃がカットし、弓月とダブルのフェイスクラッシャー。弓月はドロップキック、エプロンからのトラースキック、低空ドロップキックとスピーディな動きで連撃。
レアはエルボー連打で粘っていくが、弓月が強烈な一撃で吹っ飛ばす。弓月がロープに飛ぶと、ハービィがエプロンから捕獲。レアが串刺しドロップキックを見舞い、ハービィとダブルのブレーンバスター。レアがフロント・スープレックスで叩きつけてロープに飛ぶが、小桃が飛び込んできてドロップキック。小桃が弓月をロープに振ると、キャッチした弓月がロックボトム。さらにダブルリスト・アームサルトもハービィがカット。弓月がビクトリア・クラッチを狙うが、レアが首固めで切り返し、スクールボーイ、変形トルネード・クラッチと猛攻。レアがロープに飛ぶも、弓月がカウンターのトラースキックを喉元に突き刺し、ビクトリア・クラッチで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ビクトリア弓月&南小桃
弓月「先しゃべる?」
小桃「どうぞ」
弓月「じゃあ(笑)私前回組んだときも言ったんですけど、小桃さんとは、皆さん知っての通り長い付き合いがあるんですけど、こうやって小桃さんとまた組めて私はすごくすごく嬉しかったし、楽しかったです。また組みたいですね。でも私はタッグパートナーの田中きずながいますので。でもそこももちろん伸ばしていきますし、また新しい人と組んで違うタッグで経験してくのも自分の成長に繋がるので、また組んでいきたいと思いました」
小桃「弓月とのタッグでした。弓月が勝ってくれましたが、瀬戸レアとハミンバードは私はシングルで負けた借りがるので。今日みたいにタッグを組んだときも勝ちを取りに行けるように頑張りたいと思いますし、弓月ともまた組みたいと思います」
瀬戸レア&ハミンバード
ハービィ「なんか最近、街征く黒髪の女性を見ると全員南小桃に見えるっていう病気なんだか、なんだか……かかってて。幻みたいなものが。だからずっと仕掛けてきてるんだなと思って。早めに潰しといたほうが良いかなって」
レア「それは大分黒髪にやられてますね」
ハービィ「全員南小桃に見えるんだ今……」
レア「弓月ちゃんとタッグで闘って2度目の敗北となるんですけど、同期とは思えない、それは弓月ちゃんが絶対練習を休まないところとか、プロレスに対しての熱意とか愛とかの努力だと思うんで、自分ももっともっと頑張らなきゃいけないと痛感しました」
ハービィ「タッグの絆も向こうに負けてるから」
レア「昨日の敵は今日の友っていうタッグなんで。中々」
ハービィ「1から、ジョジョ立ちからちょっと」
レア「あっ、それは映えると思いますので」
ハービィ「じゃあ今すぐちょっと向こうで」
レア「やりましょう!」
第2試合
ゴングが鳴ると、両者静かに歩み寄って真っ向からのエルボー合戦を展開。
きずながキャッチして脇固めへと持ち込み、腕十字を狙うも翔月が上体を起こして切り返し逆に腕十字からの三角絞めを狙う。きずなもローリングで抜け出して首の取り合いへと持ち込むが、翔月がフロントネックロックでガッチリ捕らえる。
翔月がそのままブレーンバスターを狙うが、着地して脱出したきずなが再びエルボー合戦を仕掛ける。ペースの早い打ち合いが続き、猛連打で打ち勝ったきずながコーナーに誘い込んでぶら下がり式腕十字。さらにコーナーからの飛びつき式腕十字を決めるも翔月がロープに逃れる。
きずなはコーナーに上ってミサイルキック。さらにボディスラムで投げようとするが、持ち上げられた反動を利用した翔月が卍固め。きずなは必死にロープへと逃れるが、翔月はエプロンに出てロープを絡めながらの卍固めで追撃。リングに戻してランニングニーから脇固め。きずなは悲鳴を上げながらもロープを掴む。
翔月はコーナーできずなの顔面を踏みつけていき、串刺しランニング・ダブルニーからサッカーボールキック。さらにコーナートップからダイビング・ダブルニードロップを発射も、きずなが回避してハイキックからランニングニーを3連発。続けて得意のフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、翔月も得意とするフィッシャーマンズ・スープレックスで切り返す。きずなは雄叫びを上げながら立ち上がってジャーマン・スープレックス・ホールド。翔月も意地でキックアウト。
きずなが追撃を狙うが、起き上がった瞬間に腰に激痛が走ったのかよろよろと崩れ落ちる。その隙を見逃さず翔月がダイビング・ダブルニードロップを突き刺して3カウント。
第3試合
試合前に石川が「お願いします!」「お願いしまああす!」「お願いしまああああす!!」としつこく握手を求めていくが、ボジラは「ダマレーーーッ!!」と一喝。
ゴングが鳴るなり石川がドロップキック3連打も、ボジラはビクともせず。ならばとエルボー連打も、ボジラは半笑いで効いていないアピール。石川がさらにドロップキックを発射も、ボジラは徒歩で回避して逆に低空ドロップキック1発で石川を場外へと吹っ飛ばす。
ボジラは場外に追っていって観客席に叩き込んだり、観客の1人が持っていた詩美の応援タオルを奪って股間を拭いたりと大暴れ。
ボジラが石川をリングに戻して串刺しスプラッシュ。「ワンモア!」と2発目を発射も、かわした石川がスクールボーイからの低空ドロップキックでついにボジラに受け身を取らせる。石川は「上げるぞーッ!」とジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、ボジラはビクともせず。クラッチを切ってショートレンジ・ラリアットで叩き伏せる。
ボジラはヘアホイップでコーナーに叩きつけ、その胸板にマシンガン・チョップ。さらに雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると石川は虫の息に。
ボジラはバーディクトを狙うが、石川が回転エビ固めで切り返し、コーナーに上ってダイビング・クロスボディを発射。これを軽々とキャッチしたボジラだったが、石川がスイングDDTで切り返す機転を見せて再びダイビング・クロスボディ。今度はなぎ倒すことに成功し、連続エビ固めでガムシャラに勝利を目指すも3カウントはならず。
石川はジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、ボジラが振り払ってダブルチョップ。ボジラがジャーマン・スープレックスを狙うが、石川がカサドーラで切り返してロープに飛ぶ。ボジラはこれをヘッドバッドで迎撃して投げっぱなしジャーマン。ロープに持たれる石川に串刺しランニングニーを見舞い、ドリル・ア・ホール・パイルドライバーでぶっ刺して3カウントを奪った。
<試合後コメント>
石川奈青
「いやあ、ボジラ、今日も負けて。一体!ホント!何回闘って何回負けてるんだって。悔しいです。でも今日の興行の目標、イジメ撲滅がテーマということなので。どんなにボコボコにされても絶対にやり返すという気持ちで、絶対に負けないという心で、絶対に絶対に次はボジラを倒したいと思いますので。次こそは私が勝ちます。あんな私でも分かるようなひどい言葉を使うようなやつには絶対に負けません!」
ボジラ
「今日も勝ったのはもちろんこの“マイティー”ボジラだ!石川、お前が私に勝つことは未来永劫無いだろう。デカさこそが正義なのだ。その小さい体では私には勝てない。分かったか?分かったか?分からないようなら次はお前を徹底的に破壊していやる。これは始まりに過ぎない。次の相手は誰だ?」
第4試合
山田とCHIAKIの対面でゴングが鳴ると、CHIAKIがニタニタ笑いながら手4つを求める。山田がこれに応じようとするも、野崎が背後から奇襲。ダーク・ウルフ軍の2人で山田をコーナーに括って顔面を踏みつけ、CHIAKIが串刺しスピアー。
山田は「チクショーがッ!」とエルボー連打で反撃してロープに飛ぶが、場外から野崎が足払い。さらにCHIAKIが低空ドロップキックで追撃して野崎にタッチ。
野崎は山田にニーリフト連打からコーナーに叩きつけてブレイジング・チョップを猛連打。山田はドロップキックで反撃も、野崎は「効かね~(笑)」と余裕顔。山田はメゲずに2発目、3発目と打ち込んでいくが野崎は倒れずビッグブーツ。さらにショットガン・ドロップキックでふっ飛ばし、おしゃれキックからブレーンバスターを狙う。着地した山田が雄叫びを上げながらエルボー猛連打。さらにドロップキックを発射も、余裕でかわした野崎がスリーパーホールド。青野が背後からミドルキックを見舞ってカットし、山田と2人でダブルの低空ドロップキック。山田ソロでのドロップキックで反撃して青野にタッチ。
青野は野崎にランニングミドルを連打も、野崎がソバットからのビッグブーツで反撃しロープに飛ぶ。青野がカウンターのローキックで足を刈って倒すと、ミサイルキックからキャプチュードを狙う。野崎が背面着地してスリーパーホールドで捕らえるが、青野は素早くロープへ。野崎も間髪入れずに貫通ビッグブーツを見舞ってCHIAKIへタッチ。
CHIAKIは青野に顔面ウォッシュからボディスラムを狙うが、着地した青野がローキック。さらに側頭部へのトラースキックからロープに飛ぶが、野崎がエプロンからミドルキックを見舞ってカット。CHIAKIがコードブレイカーからフィッシャーマンズ・スープレックスで叩きつけ、スピアーを狙うも青野がツアー・オブ・ジ・アイランドで迎撃し、スライディング・ラリアットで追撃。山田にタッチ。
山田はCHIAKIにヘッドハンターからペディグリー。コーナーに上ってダイビング・フォアアームを狙うが、CHIAKIが下から担ぎ上げて変形サイドバスター。さらにロープに振るが、山田がドロップキックで反撃。足4の字固めからフィギュアエイトで絞り上げるがCHIAKIはなんとかロープへ。山田がロープに飛ぶが、CHIAKIは風車式バックブリーカーで迎撃し、ストマック・ブロック。アイアン・メイデン状態で引き起こしてからロープに飛ぶが、青野が飛び込んできて追走ラリアット。山田がスタナーで追撃してロープに飛ぶが、CHIAKIがキャッチしてシュミット式バックブリーカー。最後はムーン・ウルフでCHIAKIが山田から3カウント。
<試合後コメント>
野崎渚&CHIAKI
野崎「大阪、田原、2連戦。ダーク・ウルフ軍2連勝!ノザキ様とCHIAKIが勝ったってことは、絶好調じゃない?13日のベルトがホントに見えてるよ。もうここ(腰)にあるよ」
CHIAKI「そう。もうここ(腰)に重み感じてるから。来週が楽しみで楽しみで仕方ないよ」
野崎「必ず獲ろう」
CHIAKI「今回初対戦だった山田奈保。アイツのことはちょっと知ってんだけど、今日闘ってみてアイツはまだまだあんなもんじゃねーだろっていうのが正直かな。あんな奴じゃなかったと俺は記憶してるし、甘く見んじゃねーぞって正直思いました。まあまあ、お互い頑張りましょうや」
野崎「ってことで皆さん、まずは12月13日、新宿FACEで我々ダーク・ウルフ軍の時代を切り開いて行くんで、必ず見るように!」
CHIAKI「絶対に見にこいよ!」
青野未来&山田奈保
青野「初の田原大会、ダーク・ウルフ軍に負けるとは思ってなかったんで。調子いいのは分かってたんですけど、ダーク・ウルフの時代が来るのは私は嫌だと思いました。自分も助けに行けなかったし、まだまだなところもあったんで、次また田原に来るときには絶対に勝つので見ていてください」
山田「もう1度未来さんとタッグを組ませてもらって、『自分が強くなったらまた未来さんと組みたい』ってコメントを残したと思うんですが、こんなに早くまた一緒に闘える機会があったってことで。本当に不甲斐ないです。未来さんは強くて私がいなくても全然、むしろ私が足を引っ張りすぎて本当に本当に不甲斐ない気持ちで!自分はとにかく体当たり体当たりで突っ込んでばっかで。簡単に言うと馬鹿の一つ覚えみたいな人間なんですけど、ここまでしてやられて手も足も出ないんじゃ、指1つ分くらいは出したい!もっともっと、自分に足りないものがなんなのかともっともっと突き詰めて、これからの試合も1つ1つ勝ちに向かってやりたいと思います。未来さん、ありがとうございました」
青野「奈保のいいところは元気なとこだから、もっともっと元気を見せてこう!」
山田「はいッ!元気だけは失わずに行きますッ!ありがとうございましたッ!」
第5試合
この試合の出場選手たちには、田原市の子どもたちから花束とお手製の紙メダルが贈呈。オッキー沖田&林下清志さんが場内実況を行うという普段とは趣の違う試合に。
松井とマイラの対面でゴング。互いに目まぐるしいロープワークのドッグファイトから松井がアームドラッグ、ドロップキックと見舞って先制。マイラもコーナーに振って串刺しエルボースマッシュから低空ドロップキックでやり返し、MIRAIにタッチ。
MIRAIは松井の顔面をコーナーに叩きつけていくが、松井が回転エビ固め、オクラホマ・ロール、スクールボーイと丸め込み攻勢。MIRAIが場外にエスケープすると松井も追っていき、両軍入り乱れた場外戦が勃発。MIRAIが売店から持ってきた段ボール箱で攻撃していくが、松井がかわして奪い取った箱をMIRAIに被せてタコ殴りに。
場外戦を優位に終えた松井がMIRAIをリングに上げてヘアホイップからコーナーで顔面踏みつけ。さらにヘアホイップから詩美にタッチ。
詩美がMIRAIにボディスラム、スライディング・キックと連撃し皇希にタッチ。
皇希がMIRAIにボディスラムから逆エビ固め。さらにパワースラムから背中への170cmプレス。MIRAIもエルボーで反撃しようとするが、腰のダメージから崩れ落ちてしまう。皇希がビッグブーツを発射も、MIRAIがキャッチして変形ドラゴンスクリュー。さらに低空ドロップキックを見舞ってから桜井にタッチ。
桜井はコーナーに駆け上がってミサイルキック。さらに串刺しビッグブーツから貫通ビッグブーツ。ここへ詩美が救援に入るが、桜井は皇希にスタナーを見舞いながら詩美に足を使ったファイナルカットの同時攻撃。桜井&マイラがダブルの低空ドロップキックを見舞い、マイラが桜井を馬跳びで超えながらのダブルニー・ドロップ。さらに桜井がブルドッギング・ヘッドロックを見舞ってロープに飛ぶが、皇希がビッグブーツでカウンターして詩美にタッチ。
詩美は桜井に串刺しラリアットからブレーンバスター。さらにラリアットを狙うが、桜井がレッグラリアートでカウンター。MIRAIにタッチ。
MIRAIは詩美をコーナーに振って串刺しバックエルボー2連打から串刺しラリアット。「魂込めて行くぞ!」と吼えてからミサイルキックを叩き込み、ロープに飛んでラリアットを狙う。これを詩美がエルボーバッドでカウンターしてアルゼンチン・バックブリーカー。カットに入ったマイラを松井が卍固めに、桜井を皇希がスリーパーホールドに捕らえる三重奏。
続けて詩美のバックフリップに皇希がビッグブーツを合わせる合体攻撃が決まるも、詩美が追撃の串刺しラリアットを放ったところへMIRAIが変形カンガルーキック。MIRAIがリバーススプラッシュ式セントーンからミラマーレ・ショックを狙うが、着地した詩美が投げっぱなしジャーマン。詩美は松井にタッチ。
松井はMIRAIに串刺しスライディング・クロスボディからハングマンDDT。さらにカサドーラを狙うが、キャッチしたMIRAIがそのままSSコロンビアwithミケーレ。マイラにタッチ。
マイラは松井にソバットから変形ダブルアーム・バスター。さらにボーダーシティ・ストレッチからロープに飛ぶが、皇希が飛び込んできてビッグブーツでカット。皇希が松井をホップアップする形での合体フットスタンプから松井が小刻みにフットスタンプを連打。さらにブサイク・ニーを狙うが、マイラがかわしたところへエプロンで待ち受けていた桜井がロープを使ったスタナー。マイラが貫通ドロップキックからツイスト・アンド・シャウト。松井も負けじとコンビネーションキックからトラースキック、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドと決めるもカウントは2。
松井はコーナーに上ってムーンサルト・プレスを狙うが、MIRAIが足にすがりついて妨害。マイラは雪崩式河津掛けを見舞い、MIRAIのラリアット+桜井のレッグラリアートの合体攻撃が炸裂。そこへマイラがダイビング・ルー・テーズ・プレスを見舞うが、詩美&皇希が必死のカット。
マイラは松井に「オワリ!」とみちのくドライバーIIを狙うが、松井が首固めで切り返してマ・ツイカワイストラル。マイラがキックアウトし、突っ込んできた松井にトラースキック。松井は倒れず耐えてマイラを詩美へプッシュ。詩美がマイラにコウモリ吊り落としを見舞ってアシストすると、松井がMKDで突き刺す。これで決まりかと思われたが、MIRAIが強烈なミドルキックでカット。さらにMIRAIが詩美を、桜井が皇希をそれぞれバックドロップで叩きつける競演を見せて松井の救援を断つ。
マイラは松井にみちのくドライバーIIからトルネード・ポテトを見舞って3カウントを奪った。
マイラ「今日も私以外がチャンピオンばかりの試合だけど、勝ったのはこのマイラ・グレース。私にだってチャンピオンになるだけの力はある!」
桜井「マイラ!昨日も今日も調子が良くて、いいね!田原市にお越しの庶民の皆様ごきげんよう!昨日に引き続きこの3人がメインを飾ることが出来ました。ありがとうございます!」
詩美「今日はプロレス教室の先生もして、子どもたちに声援もらって、親のいる前で負けちゃったのが悔しい!でも田原市の皆さんの前で試合が出来たことはすごく嬉しいです。ありがとうございます!今日という日をモット素敵な思い出にしたいので、今日プロレス教室でリングに上ってくれた子どもたち、よかったら今リングに上がってきてください!」
子どもたちがリングに上ってくるとMIRAIがマイクを取る。
MIRAI「MIRAIからも一言いいですか?今日のこの大会、オッキー沖田さんがプロモートしてくれました。ありがとうございます!今日この大会があったので、こんなに素敵なみんなと出会うことが出来ました。田原、いいとこですね。また来年もお願いします!今日はマイラが勝ったので、マイラに締めてもらいましょう!」
マイラ「SHINE FOREVER!MARIGOLD!」
<試合後コメント>
MIRAI&桜井麻衣&マイラ・グレース
マイラ「昨日も今日もメインイベントで勝ったのはこのマイラ・グレース!私はチャンピオンになれるだけの力を見せた。12月13日の新宿FACEでは私がスーパーフライ級のチャンピオンになる!」
MIRAI「今日は試合に勝てたんですが、今日の一番のヒーローは林下詩美だったんじゃないかなと思って。そこは自分の中では悔しいですね。ちびっこたちからこんな素敵なものをもらって、自分はもっともっとちびっこのヒーローに、みんなのヒーローになっていけるように頑張りたいと改めて思いました」
桜井「初めての田原市大会、すごく熱くて、皆さんの解説有りの特別な試合が本当に楽しかったです。私たちの試合を見て、1人でもプロレスラーになりたいって思った子どもたちがいたら本当に嬉しく思います。自分たちは12月13日、まずは防衛して。良い年越しをしましょう」
林下詩美&天麗皇希&松井珠紗
松井「マイラから初めてきっと私は負けたと思うんですけど、同じスーパーフライを目指す者として悔しいなと思います。それ以上に田原っていうところで試合が出来たことがすごく嬉しくて、すごくあったかい場所で。また来年やりたいと思いました。ありがとうございました」
皇希「大阪、田原と2連戦でチーム負けっていうので。私はこのベルト獲ってからベルトにふさわしい選手に、もっと似合う、もっとこのベルトも自分も輝ける選手になりたいって思ってた来たんですけど、今日こうやってちっちゃい子から金メダルもらって。ベルト以上に、こういうものにふさわしくて夢を与えられる選手になりたいって改めて思いました」
詩美「今日は試合前に子どもたちと一緒にプロレス教室をして、試合前にはこんな素敵なプレゼントを貰って、試合は負けちゃったけど私たちプロレスラーのカッコいいところを皆さんに見せることが出来たんじゃないでしょうか。また次に来たときも元気な子どもたち、そして素敵な田原の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました!」