ロッシー小川vs長与千種の全面対抗戦勃発!「交流するつもりはさらさら無い」と本気の潰し合いへ

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 11日、東京都・新宿FACEにてマリーゴールド『Marigold Spring Victory Series 2025』が開催。マリーゴールドvsマーベラスの全面対抗戦が勃発した。

 ロッシー小川率いるマリーゴールドは2024年5月の旗揚げから選手数を順調に増やしながら成長中。5月24日には代々木体育館大会を控えており、同日引退する高橋奈七永の引退ロードなどで盛り上がりを見せている。

 この日のメインイベントでは、高橋奈七永vsビクトリア弓月のシングルマッチが実施。
 マリーゴールド旗揚げ戦の第1試合以来のリマッチとなったが、今やスーパーフライ級王者になるまでに成長した弓月が奈七永をあと一歩のところまで追い込む激闘。奈七永も窮地に陥る場面が多々あったが、最後はナナラッカからのチャナラッカ☆百と最近はあまり出さなくなっていた大技で畳み掛けて3カウントを奪った。

 試合後、奈七永は観客席で試合を見守っていた彩羽匠らマーベラス勢を発見しリングに呼び込む。
 マーベラス勢は2月の後楽園ホール大会でも大勢で奈七永の試合を応援に来ており、マリーゴールドに興味津々な様子が見られていた中で堂々と乗り込んできた形だ。

 マイクを取った彩羽は「奈七永さん、自分新人の頃、奈七永さんにパッション注入してもらいましたよね?で、奈七永さんが引退されると。自分は、奈七永さんと試合がしたいです。そのために、後楽園も見に行ったし、今日も来たし。たださ、ここだけの闘いじゃなくてさ、自分、もう成長して、こんだけの後輩ができて、プライド持ってるんですよ。奈七永さんも、マリーゴールドの選手、抱えてますよね?教えてますよね?プライドありますよね?そこも、一緒に勝負しませんか?」と弟子たちを巻き込んだ抗争をふっかける。

 奈七永が「闘うってことだったら話はちげーな。おう、マーベラス対、マリーゴールドの、対抗戦だよオラ!」と呼応すると、彩羽も「全面戦争だよ。おいマリーゴールドの選手お前ら何してんだオラ!お前ら下で寝てんじゃねーぞこいよオラ!」と挑発。ブチ切れたマリーゴールドの若手勢がリングになだれ込み、大乱闘へと発展する。
 そんな中、昨年10月にデビューしたばかりのマーベラスの新人・暁千華(あかつきせんか)が服を脱ぎ捨ててコスチューム姿となり、「自分がいきますよ!」を双手刈で倒してボディプレスで追撃。乱闘はさらにヒートアップし収拾不可能の事態に。

 マリーゴールドの若手勢を一蹴した彩羽は「今日試合見てたけど、もっと奈七永にしごいて貰ったほうがいいよ」と不敵に笑い「じゃあ、小川さんよろしく。3月30日、長与千種vsロッシー小川の闘いでもあるんで」と語って去っていく。

 これを受けた奈七永は若手勢と円陣を組み、「マリーゴールド負けねーぞー!」と叫んで戦意を高める。
 バックステージでは「若手にはホントにこの機にもっともっと真剣にプロレスに取り組んでほしいし、マリーゴールドがマーベラスに負けたらみっともないと思う。負けて掴めるものもあるかもしれないけど、対抗戦っていうものは負けちゃいけないんで。その激しさ・厳しさを、私からも叩き込みたい」と必勝を誓った。


 これらの事態を受け、ロッシー小川は「ああやって堂々とリングに上ってきた以上、受けて立たなきゃいけないでしょう。交流するつもりはさらさら無いんで。あくまでも昔ながらの団体対抗戦。それも1回や2回で終わらない、もっと業界自体が騒がしくなるような闘いをしたいと思います。一番イヤなのは単なる貸し借り。選手が足らないから1人借りて、とかよくあるじゃないですか。誰か欠場したからちょっと出るとか。そんなこと一切ないし、我々も向こうに出ていきますよ。でも試合数的にはこっちのが多いから、こちらに来ることのほうが多いと思いますけど」と、相変わらずどこか上から目線の一言を添えつつ対抗戦への意気込みを語った。

 カードは未定ながら、マリーゴールドvsマーベラスの全面対抗戦は3月30日の後楽園ホール大会からスタートする見込みだ。

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