【試合詳細】12・10 PPPTOKYO新宿FACE大会 八須拳太郎vs大門寺崇 エチカ・ミヤビ&夏すみれvs水波綾&山下りな 三富兜翔&高橋幸光&今成夢人vs大谷譲二&政岡純&ガイア・ホックス ちゃんよた&ZONESvs真琴&ブランカ真帆

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『Eternal Emotion-永遠の遊宴-』
日程:2024年12月10日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:未発表

▼エキシビションマッチ
△ラビン
5分0秒 時間切れ引き分け
△前口太尊(飯伏プロレス研究所)

▼タッグマッチ
[マッスル・シスターズ]○ちゃんよた/ZONES(Evolution)
8分43秒 永田裕志直伝延髄斬り
真琴(フリー)/●ブランカ真帆(2point5)

▼タッグマッチ
○小橋マリカ(フリー)/ハートリー・ジャクソン(フリー)
8分13秒 体固め
●リアラ(フリー)/X=バラモンシュウ(フリー)/XX=バラモンケイ(フリー)

▼6人タッグマッチ
三富兜翔/●高橋幸光(飯伏プロレス研究所)/今成夢人(飯伏プロレス研究所)
15分39秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め
○大谷譲二/政岡純(フリー)/ガイア・ホックス(フリー)

▼タッグマッチ
●エチカ・ミヤビ/夏すみれ(フリー)
18分53秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め
○水波綾(フリー)/山下りな(フリー)

▼シングルマッチ
○八須拳太郎
21分46秒 フロントネックロック
●大門寺崇(ランズエンド)

八須が魂のファイトでついに大門寺に勝利!ちゃんよたが永田裕志直伝延髄斬りで激勝!エチカが女子プロレス界のトップ層に突貫も撃沈!

第0試合


 お互いローを打ち込んでいき、ラビンが前に出るが前口がミドルとローで押し戻す。
 ラビンが掴もうとするが前口は下がり、やっと掴みかかってヘッドロックも、前口はグラウンドになるとすぐにこれを抜けて距離を取る。

 前口がミドル連打からコンビネーションの掌底を叩き込みローを打ち込むと、ランディはふらつくがなんとか持ちこたえ、バックの取り合いからグラウンドになるが両者抜けて距離を取る。

 ラビンは前口の掌底をキャッチして巻き投げると腕ひしぎ。前口はそのまま立ち上がるとボディに掌底からリストの取り合いへ。
 前口は巻き投げると前に出るが、ラビンはタックルで倒してロープに飛ぶが、前口が巻き投げようとするもラビンが逆に巻き投げて走り込む。これを前口がミドルキックで迎撃し、首投げからサッカーボールキックを叩き込む。フォールも2。

 前口は逆エビ固めで捕らえるがラビンはロープを掴みブレイク。

 前口はコーナーに振っていくが、ラビンはバックエルボーで迎撃するとミサイルキックを突き刺す。
 ラビンはランニングエルボー連発からロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 前口は左右の掌底を打ち込んでいき、エルボーから首投げで倒し、横入り式エビ固めもここで時間切れ。

ラビン「新宿FACEの皆さん、はじめまして!シンガポールから来た、ラビンです。よろしく、お願いします。今は、PPPTOKYOと、プロレス、勉強しています。私は、日本の文化、大好きです。とくに、ポケモンと遊戯王が大好きです。日本のプロレスも大好きです。PPPTOKYOと、PPPTOKYOのメンバーも、だいだいだいだい大好き!でも、前口さんが、全然好きじゃない」
前口「俺も好きじゃねーよ!」
ラビン「私は、日本と、シンガポールの、プロレスの架け橋になりたいです。よろしくお願いします。今から、俺のターン!」

オープニング


 PPPガールズ、PPPエンジェルズ、SODプロレス応援部がリングに登場し各々挨拶しPPPTOKYOがスタート。

第1試合


 先発は真帆とZONES。ロックアップを真帆がローキックで拒否していき、ZONESは受け切ると走り込むが、真帆はラリアットも避けてローキック連打。ロープに振っていくが、ZONESはショルダータックルでなぎ倒す。両者タッチ。

 ロックアップからちゃんよたがヘッドロックでグラウンドに押し込むが、真琴がヘッドシザースで抜けて距離を取る。
 走り込んできた真琴にちゃんよたが双手刈りからロープに飛ぶが、真琴が蹴りつけてカットし真帆にタッチ。

 真帆はミドルキック連打からロープに飛ぶが、ちゃんよたがカニバサミで倒すとZONESが走り込みエルボードロップ。ちゃんよたもエルボードロップからZONESを背負って2人分の体重でボディプレスで潰しマッスルポーズ。フォールも2。
 ちゃんよたはストンピングからZONESにタッチ。

 ZONESは髪を掴んでのマッケンローから膝を足で挟んで痛めつけていく。ZONESは引き起こすが真帆がエルボー連打からミドルキック。ZONESは受け切るとボディスラムからフォールも2。
 ZONESはロープに飛ぶが、真帆はハイキックで迎撃すると真琴にタッチ。

 真琴はビッグブーツからロープに飛んで再度ビッグブーツ。髪を掴んでフェイスバスターから背中にかかと落とし。さらにダブルニードロップからフォールも2。
 真琴はダブルアームを狙うも、切り返したZONESがガットショットからエルボースマッシュを叩き込み、串刺しラリアットからショートレンジラリアット連発。さらに串刺しラリアットからバックドロップで叩きつけフォールも2。
 ZONESは担ぐも着地した真琴がビッグブーツからロープに飛ぶがZONESはラリアットで迎撃しちゃんよたにタッチ。

 ちゃんよたはショルダータックルで倒し、ボディスラムからフォールも2。
 ちゃんよたはアルゼンチンを狙うが、耐えた真琴が走り込んできたちゃんよたをカニバサミでロープに叩きつけ、そのロープを蹴り上げて顔面を痛めつけるとダブルアームスープレックス。フォールも2。真琴は真帆にタッチ。

 真帆はエルボーをガードしてリストを掴んで顔面に膝蹴り。さらにトラースキックからフォールも2。
 真帆はフロントネックも、ちゃんよたが丸め込むも2。
 ちゃんよたはガットショットからコーナーに振って串刺しラリアット。さらにコーナーに振ろうとするが、真琴が逆に振るも、ちゃんよたがエプロンに降りて走り込んできた真帆のボディにショルダータックル。さらにダイビングラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 ちゃんよたはロープに飛んでスライディングラリアットを狙うが、真帆が丸め込むも2。
 真帆はPKからフォールも2。
 真帆はハイキックも、ガードしたちゃんよたが延髄斬りからロープに飛んでスライディングラリアット。フォールも真琴がカット。
 ZONESとちゃんよたで真琴をロープに振るが、真琴はまとめてスピアーでなぎ倒すと、真帆を立たせてちゃんよたにサンドイッチサッカーボールキックからロープに振っていく。だがちゃんよたはダブルラリアットでなぎ倒し、髪を掴んで引き起こすと延髄斬りからフォールし3カウント。

<試合後コメント>

真琴&ブランカ真帆
真琴「私は性格が悪いので、向こうはタッグチームとしてやっていくみたいですけど、そういうのをグチャグチャにしてやろうと思ってきたんですけど、負けちゃった!悔しい!恥ずかしい!もう1回やらせてください!」
真帆「悔しいです。今日は2ヶ月前のリベンジに来たんですけど、リベンジ、せずに、やることも……完全燃焼せずに負けてしまって本当に悔しいです。こんなんじゃ終われないです。もう1回私にリベンジのチャンスを下さい。まだ私はリベンジしたいです。悔しいです」

ちゃんよた&ZONES
ZONES「よし!よし!よし!勝った勝った勝った!ちゃんよた!パワーッ!」
ちゃんよた「パワーッ!!年内最終興行でこうしてマッスル・シスターズで勝利できてよかったです」
ZONES「最高ッ!」
ちゃんよた「最近ZONESとのタッグがメチャメチャ噛み合ってきて、やってて楽しい!」
ZONES「ZONESも!メッチャ楽しい!」
ちゃんよた「最近以心伝心だし考えてることがメッチャにてるから。そういうところが試合に出てきてるんじゃないかと思います」
ZONES「どんどんどんどんどんどんタッグワークは良くなるんで、今年これでマッスル・シスターズ納めだったけど、2025年もよろしく!」
ちゃんよた「よろしく!来年もまたマッスル・シスターズでどんどんどんどん勝っていきます!」
2人「パワーッ!!」

――今大会前に永田裕志選手からナガタロックを伝授されていたが、試合中に狙わなかったのはなぜ?
ちゃんよた「出そうとは思っていたんですけど、永田選手から教えていただいた技なので。とっておきのところで出そうとは考えていました。でも取っておこうというか……練習をしていく中であの技の深さがより分かってきたというか。もっと磨いてから使わないといけないなと思っいました。筋トレのトレーニングは同じ種目を繰り返して染みつかせるものなので、それと同じようにもっと体に染みつけてから使いたいなと思いました」

第2試合


リアラ「(英語で話すマリカとジャクソンに)ちょっと聞け!お前Xで英語で喋ってんじゃねーぞ。英語わかんねーんだよ!私は今年、PPPに参戦して、家族のように扱ってもらったけど(無視するマリカたちに)おい聞け!何も爪痕を残せなかった!でも、新宿歌舞伎町は、あたしの古巣なんだよー!そう、私は、PPPで、年内最後のPPP、大花火を、ぶち上げてやる。(興味なさそうなマリカたちに)おい聞けお前ら。お前らが」
マリカ「英語で」
リアラ「日本語だけどな!お前らが味わったことがないパワーじゃないプロレス、恐怖を味あわせてやるよ!そんなスペシャルなXは、こいつだー!」

 バラモン兄弟が登場し、会場に水を撒き散らすとマリカの顔面にも水をぶっかける。しかしジャクソンが次々バラモン兄弟をボディスラムで叩きつけ、リアラのエルボー連打も受け切る。リアラはロープに飛んでドロップキック連発も、余裕で受けきったジャクソンがコーナーに押し込むが、シュウが背後からバケツを持って近づき顔面に水をぶっかけそのまま場外乱闘へ。
 リングに戻るとマリカをコーナーに押し込んでバラモン兄弟で踏みつけ、ジャクソンが救出しようとするがリアラが低空ドロップキックを背後から叩き込みジャクソンの顔面がマリカの股間に直撃。
 さらにジャクソンの尻にスーツケースを押し付け、リアラがボーリングを成功させると前口も混ざって「ストラーイク!」。
 シュウは「もう終わりにしてやるぞ」とマリカをコーナーに振って走り込むが、マリカは飛び越えるとバックエルボーからロープに飛んでドロップキック。
 マリカはジャクソンにタッチ。

 ジャクソンは串刺しボディスプラッシュから逆コーナーに振って再度串刺しボディスプラッシュ。ショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールもリアラがカット。
 ジャクソンはリアラを担ぐが、ケイが鉄のアームカバーを装着し急所攻撃から、バラモン兄弟でサンドイッチラリアットを狙う。避けたジャクソンがアームカバーを装着しダブルラリアットを狙うが、避けたバラモン兄弟がダブルのトラースキック。受けきったジャクソンがダブルラリアットでなぎ倒しマリカにタッチ。

 マリカはミサイルキックからフォールも2。
 マリカはロープに飛ぶが、ケイが場外から標識攻撃を叩き込み、シュウはリアラにタッチ。

 リアラはダイビングフットスタンプからフォールも2。
 リアラはバックを取り、ケイが標識で殴りかかるがマリカは足を伸ばしてカットし、コーナーに下がってリアラを押しつぶすと、そこへシュウがバケツの水をかけるがマリカが避けてリアラに誤爆。
 ジャクソンがリアラにパイルドライバーからマリカがフォールし3カウント。

第3試合


 ノータッチルールとなり先発は大谷と三富へ。リストの取り合いからヘッドロックの応酬。グラウンドの攻防からスタンドに戻り睨み合う。ロックアップから三富が巻き投げるが大谷はヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 ガイアと高橋となり、ムエタイポーズで挑発するガイアへ高橋が強烈なローキック。
 ガイアは再度ムエタイポーズをとるが、高橋は容赦なくローキック連発。尻をおさえて崩れ落ちたガイアだったが、ローキックで返そうとするも高橋はガード。高橋のハイキックを避けたガイアが乳首を掴んでひねっていくが、高橋はソバットで場外に叩き出すとロープに飛ぶも、場外から政岡が足を掴んで倒す。かわりに大谷がトペ・スイシーダを発射しそのまま場外乱闘へ。

 リングに大谷と三富が戻り、大谷がミサイルキックを発射し、高橋にもガットショットからハイキックを避けてロープに飛んでランニングエルボーで倒す。大谷はネックブリーカードロップからフォールも1。
 大谷はガイアにタッチ。

 ガイアはボディブローからコーナーに振って、政岡とダブルのバックエルボーからブレーンバスター。さらにセントーンアトミコからフォールも2。ガイアがサッカーボールキックから大谷にタッチ。

 大谷はチョップを叩き込み、高橋がビンタを連打も大谷は腰に手を当てて受け切ると強烈なチョップを叩き込む。さらに腕を掴んでの起き上がりこぼし式チョップ連発からロープに飛ぶも、高橋は首相撲で巻き投げていく。
 高橋はミドルキックも、キャッチした大谷がパワーボムで叩きつけフォールも今成がカット。

 今成が政岡をチョップ連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って追走式フェイスバスター。さらにガイアもコーナーに振って追走式のフェイスバスターから、ボディスラムでセットしコーナーに登るとリバーススプラッシュ。フォールも2。
 今成はロープに飛ぶも、ガイアがアイルビーバックで避けてロープに飛んで旋風脚。

 三富が出てきてガイアにバックブローから大谷をアームホイップで投げ、政岡に串刺しエルボーからガイアと政岡にドラゴンスクリュー。
 大谷に走り込むが大谷はエプロンから延髄斬りで迎撃し、コーナーに登るも正面に登った三富がエルボーから雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。フォールも政岡がカット。

 政岡は鼻つまみも、三富は髪を掴んでからロープに飛ぶが、政岡はビッグブーツで迎撃し、ロープに飛んで低空ドロップキック。
 今成がガットショットからダブルアームバスター。
 ガイアが今成にフックキックからスリングブレイド。さらに低空ドロップキックも、高橋がレッグラリアートもガイアはエルボーを叩き込み全員ダウン。

 高橋が大谷とエルボー合戦。大谷はチョップも高橋はコンビネーションキックからソバット。ロープに飛んでランニングミドルで倒すと、三富が大谷をコーナーに振ってトレイン攻撃へ。
 三富と今成でダブルラリアットから高橋がフォールするが2。
 高橋のカミゴェと今成のスライディングDの同時攻撃から三富がフロッグスプラッシュも、大谷が避けるとガイアが三富に低空串刺しドロップキックから政岡と連携攻撃。高橋にも連携攻撃を叩き込み、大谷がローリングネックブリーカードロップからフォールも2。
 大谷はコーナーに上るが、三富と今成が足を掴んで動きを止め、高橋はガイアと政岡にミドルキックから膝蹴り連打。さらにガイアに左右のミドルキック連打からハイキック。大谷のエルボーもガードした高橋は膝蹴りからランヒェイも2。
 高橋は走り込むが、避けた大谷が後頭部に膝蹴り。それに合わせてガイアと政岡もドロップキックでサンドイッチ。大谷はスイングDDTからフォールも2。
 大谷はノーザンライトスープレックスホールドも三富と今成がカット。

 ガイアがノータッチ・トペ・コンヒーロで飛んでいって救援を断つ中、大谷はコーナーに登るとフロッグスプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

 試合後大谷は三富とリング上で何かを言い合うが、最後は握手して三富が抱きとめた。

第4試合


 先発はエチカと山下。山下はエチカコールを煽りながら相手コーナーに近づき、夏の顔面に不意打ちの右ストレート。
 山下とエチカは改めて向き合うとロックアップから山下がロープに押し込むがクリーンブレイク。
 再度ロックアップから山下がヘッドロックで捕らえ、ロープに飛ぶとショルダータックルのぶつかりあいに。これを山下が制してなぎ倒しロープに振るがエチカはドロップキックを突き刺しフォールも1。
 両者タッチ。

 水波はエルボーからロープに振るが、エチカが場外から足を掴んで倒し、そのまま引きずり落として場外乱闘へ。
 酒を浴びながらの攻防からリングに戻り、水波は夏をロープに振ってショルダータックルでなぎ倒す。さらにコーナーでマシンガンチョップから振りかぶってのチョップを叩き込む。嫌がる夏の足を掴むが、夏は必死にロープを掴んで耐えると、エチカからシャンパンを受け取って口に含むと水波の顔面にシャンパンを噴射。エプロンの山下にも顔面にシャンパンを噴射し、水波に走り込んで串刺し急所攻撃から足を刈って倒し、串刺し腰振りブロンコバスター。腰を振り続ける夏の背中に山下がトラースキックを叩き込んでカット。

 山下はコーナーに上り、断崖式フットスタンプを夏に投下。水波は山下にタッチ。

 山下は寝転んで足を出し、水波が夏の顔面をコンプリートショットで山下の足に叩き込む。さらにダブルのフェイスバスターから山下がエルボー連打。夏もビッグブーツで返すが、山下は髪を掴んで担ぐとボディスラムからフォールも2。
 山下はロープに飛ぶが、夏が追走するも山下はソバット。ロープに飛ぶが夏はムチを持ち出しフルスイングも、山下は脇に挟んで動きを止めると、ロープに振って行くが夏はコルバタで巻き投げると、顔面に低空ドロップキックからムチを拾い直してエチカにタッチ。

 水波が出てきて山下とエチカをロープに振るが、エチカは山下にショルダータックルから山下と水波に串刺しラリアットから往復串刺しビッグブーツ。さらに2人まとめてブレーンバスター。
 山下はエルボーからロープに飛ぶが、エチカは払い腰からフォールも2。
 エチカはバタフライロックで捕らえるが山下はロープに足を伸ばしブレイク。
 夏がビッグブーツからエチカもビッグブーツ。さらにバズソーキックからフォールも2。
 エチカは夏にタッチ。

 夏はダイビングクロスボディからランニングネックブリーカードロップ。さらにロープに振ろうとするが、耐えた山下がバックドロップで叩きつけ、ランニングトラースキックも、避けた夏がスクールボーイも2。夏は首固めも2。夏は再度首固めも2。夏は逆さ押さえ込みを狙うが、切り返した山下がエルボーからロープに飛ぶも、夏はビッグブーツで迎撃し、コンプリートショットからロープに飛ぶが、山下はトラースキックで迎撃し水波にタッチ。

 水波は担ぐも夏が丸め込もうとするが、耐えた水波にエチカがトラースキックを叩き込み夏はそのまま丸め込むも2。
 夏とエチカでダブルのブレーンバスターから夏がシャイニング・ウィザード。フォールも2。
 夏はエチカにタッチ。

 エチカはビッグブーツからミドルキック。さらに水面蹴りからロープに飛んでPK。フォールも2。
 エチカはロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。
 エチカはチョークスラムを狙うも、切り返した水波がビッグブーツをキャッチしてSTO。さらにラリアットからロープに飛んでギロチンドロップを投下しフォールも2。
 水波はローリングコブラクラッチも夏がカット。
 水波は裏投げを狙うが、耐えたエチカに水波は強烈なチョップ。水波はヘッドバッドを叩き込み、膝立ちでエルボーを打ち込んで来るエチカに檄を飛ばしながら左右のエルボー。さらにローリングエルボーからフォールも2。
 水波はラリアットを狙うが、エチカがビッグブーツから夏がビッグブーツ。エチカがバイシクルキックからチョークスラムで叩きつけフォールも山下がカット。
 エチカはロープに飛ぶが、水波がラリアットで迎撃し、さらにスピアーから担ぐが、着地したエチカに山下がトラースキックからサンドイッチラリアット。水波がロープに飛んでラリアットからフォールも夏がカット。


 山下がトラースキックで夏を迎撃し、エチカをコーナーに押し込んで背中ヘ串刺しエルボー。さらにビンタからコーナーに立たせてスプラッシュマウンテンで叩きつけ、そこへ水波がダイビングギロチンドロップを投下し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

エチカ・ミヤビ&夏すみれ
夏「今日はエチカが復帰2戦目。相手が水波さん、山下りなというね。まあこの女子プロ会でも大分、かなりの強者と試合したわけですが。どうでした?あの2人は」
エチカ「メチャメチャ強くて、死ぬかと思いました……。でも私、死ななかった。死ななかったから、認めてもらえたからもう1回出来ますね。ぜひもう1回やりたいです」
夏「最後、水波さんがエチカに『これからだよ』って声かけてくれてて。あの人そういう言葉に裏とかない人だから、本当に真っ直ぐな気持ちを真っ直ぐ伝えてくれる人。私は長年ずっとお世話になっててそう思ってるんで、ホントに多分エチカの未来が見えたんじゃないかなと思うから。その言葉を励みにこれからもやっていきましょう。PPP盛り上げましょう」
エチカ「盛り上げましょう。私もどんどん上に行ってPPP盛り上げていきます」
夏「こういうのは比べるのは良くないと思うんですけど、ずっと今までPPPの女子部を引っ張ってきたちゃんよたという存在がいる中で、今回ちゃんよたが第1試合、エチカがセミに抜擢されたってことはPPPにとってもエチカがこれからどんどん上がっていって、もっともっと欲をかいて目立っていって欲しいってことだと思うから。もちろんPPP団体のこともそうだけど、エチカ自身がどんどん目立っていこう!」
エチカ「ちゃんよたさんに負けないし、他の女子プロレスラーにも負けないし、PPP引っ張っていきます。それしか言えないです」

――コスチュームが前回と変わっていることについて
エチカ「アレは気に入ってるんですけど……みんなこっちのほうが好きって言うんで。みんなが好きって言うんだったら、着ます。たまには私もアレ着たいです」
夏「今後さ、例えばシングルとタッグで分けるとか、ミクスドと女子で分けるとか、そういうのもいいかもね。私もこれと黒で気分で使い分けて楽しめる。リング上でも女子力上げてオシャレしていきましょ!」

水波綾&山下りな
水波「ということで!ありがとうございましたァッ!久々ですね!」
山下「お久しぶりです!やっぱり私がデビューする前から練習見てくださって、フリーになってからも見てくださって、色んな試合で。私にとってはもう親といいますか、私にとっては水波さんが親です!自称:媚びない後輩ではあるんですけど、やっぱ今日も勉強させてもらいました。カッコいいです!カッコ良い!支持率が……海外にいるみたいでした!」
水波「エチカ・ミヤビ!リング上でも言ったけど、ちゃんよただけじゃねーって、エチカもいるって、今日このタッグがそのキッカケになったと思うから。これからどんどん頑張っていって欲しいし、やっぱ覚悟決めたエチカってものが今日私は初対戦だったけどビンビン伝わるものがあって。でもまだ出し切れてないことがたくさんあると思う。とにかく今出来ることをリング上で出すことがうまくなる、強くなる第一歩だと思うんで、毎回全力出してボロボロになってでもいいから、それでもやり続けていけば必ずエチカが見えると思うから。このまま自分のアレに甘えないで強くなっていって欲しい。そして隣には山下。向かいには夏がいて。どこか懐かしい空気だったし、やっぱり3人はすごい大きくなったなと。夏も山下も大きくなったなと思いながら、3人がいて、信頼関係ってものがすごい抜群だなと。山下とは久々に組んだけど、それでもなんか息合ってたし、そういう不思議な空間。それもそれで久々の再会ができて楽しかった試合になりました」

――試合の中でエチカ選手のポテンシャルは感じた?
山下「ポテンシャルは最初からすごいあるし、あとは表現だったり気持ちを出すとか、自分自身と向き合って自分をどう出したいかって。多分水波さんとか私とか、隣りにいる人に負けたくないって気持ちはあるけど、自分自身をどう表現したいかっていう自分の殻を破る闘いじゃないですか?認めてもらいたいなら。……あっ、すみません、自分ばっかり(笑)」
水波「まず身体能力が高いし、手足が長いから。あすこまで手足が長い女子はそうそういないし、今日もチョークスラムはまあ効いたし……。ちゃんと下まで手がボーーンッ!って来て、めり込むかと思うくらいの威力だったし。あとは場数をこなしていけば恐ろしくなるなと感じました」

第5試合


 バックの取り合いからグラウンドの攻防。リストの取り合いからグラウンドに再度戻るが、立ち上がった大門寺のバックを八須がとって引き倒すとグラウンドの攻防になるが、立ち上がった八須がヘッドロック。大門寺はリストをとってロープに押し込むとクリーンブレイクも、八須はエルボーからヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックル連発。受けきった大門寺は「そんなタックルじゃなかっただろ!」とサミングでロープに押し込み、ヘッドロックから「タックルっていうのはな!」と叫びながらショルダータックルでなぎ倒す。
 八須はロープに飛んでショルダータックルも、受けきった大門寺が逆にショルダータックルでなぎ倒す。
 八須はエルボー連打からヘッドロックで捕らえショルダータックル連発も、大門寺は受け切りヘッドロックからショルダータックルでなぎ倒す。
 大門寺は踏みつけていき、これを離すとロープに押し込み踏みつける。

 大門寺は場外を走り込んでのドロップキックも、避けた八須がドロップキックで場外に落とし、そのまま場外乱闘へ。
 場外カウント19で八須がリングへ。

 八須はエルボー連打も大門寺は強烈なビンタで倒す。
 八須はエルボー連打も大門寺はナックルで倒す。
 八須は必死にエルボー連打でロープに押し込み、大門寺は髪を掴むとヘッドバッド。
 大門寺はコーナーに押し込み、エルボー連打から足を刈って倒し顔面を蹴りつけていく。八須はその足を掴んで起き上がると、そのまま押し倒しマウント掌底連打。切り返して抜けた大門寺にショルダータックル連発からエルボー連打。ロープに飛ぶと大門寺が担ぐが、着地した八須がロープに飛んでショルダータックル。再度ロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒し、串刺しボディスプラッシュから投げようとする。大門寺は耐えると逆に担ぐが、八須は胴締めスリーパーで切り返すも、大門寺はそのままコーナーに下がり潰していく。
 大門寺は串刺し攻撃を狙うが、足を延ばしてカットした八須がスワンダイブクロスボディからフォールも2。

 八須はスリーパーで捕らえるが、大門寺はそのまま立ち上がって回転すると、遠心力で吹っ飛んだ八須に走り込む。だが八須は担ぐとスクワットバックフリップで叩きつけフォールも2。

 八須はバックを取るも、大門寺はバックエルボーで逃れる。八須はエルボー連打からエルボー合戦へ。大門寺は強烈なエルボーから左右のエルボー。さらにローリングエルボーで倒し、起き上がった八須がファイティングポーズを取ると左右のナックル連打でコーナーに押し込む。突き飛ばした大門寺が走り込むが。八須はバックをとるとロコモーションジャーマンスープレックス。大門寺はバックエルボーで逃れようとするが、八須は離さずにジャーマンスープレックスホールドも2。

 八須はスピアーを発射するが、キャッチした大門寺がアバランシュ・ホールドからスピアーを突き刺しフォールも1。

 八須はショートレンジラリアット連発でロープに押し込み、ロープに飛ぶが大門寺はラリアットで迎撃。すぐに立ち上がった八須が走り込んできた大門寺をラリアットでなぎ倒し、投げようとするが大門寺が前落とし。さらにパワーボムで叩きつけてフォールも2。

 大門寺はレイザーズ・エッジからフォールも2。

 大門寺はロープに飛んでブラックレインも、避けた八須がフランケンで丸め込むが2。

 八須はロープに飛んでスピアーから炎のスピアー。フォールも2。

 八須はジャイアントスラムも2。

 八須はコーナーに上るが、大門寺が正面に登るも八須はエルボー連打で落としダイビングボディプレス。フォールも1で大門寺が回転して切り返し、そのまま担いでいくが、耐えた八須のボディに掌底から担ぐも八須は首固め式の胴締めフロントネック。大門寺はそのまま立ち上がり、力付くでブレーンバスター。大門寺はランニングエルボーからスーパーマンパンチ。フォールも2。

 大門寺はブラックレインを叩き込み、倒れた八須に何かを語りかけるとフォールせずに立ち上がりダウンカウントを要求。
 カウント8で立ち上がった八須がビンタも、そのまま前のめりに倒れる。大門寺は髪を掴んで引き起こすが、八須は必死にフロントネックで捕らえる。
 大門寺はそのまま立ち上がるとブレーンバスターで叩きつけるが、八須は離さずにマウントをとり絞り上げると、これで大門寺が落ちてレフェリーストップとなった。


大門寺「八須、敗者がマイク持ってすまん。ただ、負けたやつが何言うか、わかんねーけど、上から目線で申し訳ない。八須、この思い、もう二度と忘れんなよ!(リングを去る)」

八須「大門寺!大門寺!ありがとうございました!闘ってくれてありがとうございます。正直、めちゃくちゃ今日怖くて、スゲー緊張してて、ほんとに押しつぶされそうな緊張感で居ました。裏に居ても怖くて怖くて、でも、応援してくれる皆さんがいるから、俺はここで闘わなきゃいけないんだって、そして、俺プロレスがほんとに好きです!そんな熱い思いを、皆さんに今日伝えたくて、俺、ここに覚悟してきました。ほんとに、大門寺という素晴らしいプロレスラーと闘えた俺は、今ここで胸を張ってプロレスが大好きと言えます。ここ最近プロレスに対してネガティブな気持ちもあったけど、大門寺が俺に、プロレスの魂に火をつけてくれました。本当に本当にありがとうございます!そして、今ここに沢山セコンドについてくれる方も居て、本当に俺は幸せもんです。皆さん、リングに上がってください、俺の仲間たちです!リングに上がってください。(前口と)パワー!パワー!エチカ!ちゃんよた!三富さん本当にいつもありがとうございます。三富さんに感謝してます僕は。感謝!感謝!感謝!感謝!ありがとうございます、おういつもね、このまま続けるとマイクが長くなってしまいます。今日は僕がしめさせてください。レッツスパーキングと言いますので、皆さんも一緒にご唱和ください!レッツって言ったらスパーキングでお願いします!皆さん立ってください!すいません!立ってください!みなさん、2025年もよろしくお願いします!今年もほんとにありがとうございました!それではいきます!レッツ!スパーキング!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

大門寺崇
「ああ、なんか懐かしい。懐かしい八須っていうか、アレが本来の八須だよ。ここ2年くらい新宿FACEでやってる八須じゃなくて、俺が八須拳太郎を好きになった理由の八須拳太郎が今日あった。負けた人間が何いってんだって話だよな。負けた感覚がなかった。気づかなかったわ。アレがアイツがMMAで学んだことだったんだな。油断してたわ。MMA、全然アイツの活躍をちゃんと見てなかった。プロレスの部分しか見てなかったから、アイツはちゃんと応えてくれたよな。負けた人間だ。これ以上言ってもなんもねえ。でも超えられたつもりはないぞ、八須。だからこれからも一緒に切磋琢磨しよう。で、もっとプロレスもPPPも盛り上げるぞ!八須、忘れんなよ。今日のこと。ありがとう!」

八須拳太郎
「今日はありがとうございました。本当に大門寺とやれたことが、このタイミングでやれたことが本当に良かったです。ここ最近プロレスに対する熱い気持ちがなかった自分がいました。でも今日このリングで大門寺とやれたこと、昔の思いが蘇って、プロレス楽しいと、プロレス最高だと思えました。ホントにこれからもPPPを盛り上げていくとともに、大門寺のような強いやつ、また大門寺ともやりたいと思います。あんな熱い選手いないと思うんで。これからもプロレス界を盛り上げていけるようにがんばりますので、皆さん引き続き応援よろしくお願いします!今日はありがとうございました!」

――今後プロレスラーとして目指すものは
「過去2連敗してるんですけど、今日3度目でようやく勝つことが出来ました。でもまだ1勝2敗です。負け越してます。また俺が一生懸命頑張って闘い続ければ大門寺もまた闘ってくれると思うんで、またもう1勝出来るように、勝ち越せるように、頑張りたいと思います」

<大会総括>

三富兜翔総帥
「PPPTOKYO、2024年最終興行、無事に終わることが出来ました。最後は八須が今年PPPマットを侵攻した大門寺崇を倒した。大門寺崇という男はすごいと改めて思いました。私からの総括としては、自分の試合で前回シングルマッチをして1つ遺恨があったと言っても過言でない大谷譲二と握手したわけですが、来年頭に1つ発表があるかと思うんですが、大谷から1つ提案をいただきました。このPPPのマットで新しい枠というか、新しいジャンルを創っていきたいと今日リング上で言われました。具体的には彼の標榜する82kg以下のハイスピードでスタイリッシュな新進気鋭の闘いというものを見せていきたいと提案がありました。どういうルールで、どういう形式でジャンルを創っていくかというのは追々相談していきますが、それを2025年は1つのジャンルとして展開していきたいと。女子はちゃんよたも頑張りましたし、エチカも頑張りました。ちゃんよたの話によると、ナガタロックを伝授してもらったんですけど、それを出す前に永田さんに特訓していただいた蹴り技がクリーンヒットしたということで。ある意味、永田裕志直伝の延髄斬りでほぼKOのような形で3カウント獲れたということで本人も手応えを感じていました。ぜひ“永田裕志直伝延髄斬り”ということで第1試合の決め手を書いていただけると。ナガタロックも今後どんどん使っていってもらえればと思います。そしてエチカも成長してきました。エチカ・ミヤビも女子プロレスラーとしてさらにいろんな団体で活躍して爪痕を残してほしいと思いますので、引き続きPPPTOKYOの2025年にご期待ください」

――82kg以下のタイトル、ベルトを創るといったことが決まっているわけではない?
「そこをどうするか、今までPPPTOKYOはベルトという概念がなかったんですけど、もしかしたらそういう概念で生まれてくるかも知れないですし、それがトーナメントなのかコンペティションなのか、そこは追って詰めていきたいと思います。彼が言ってたこと、そして僕が思うこと、他団体さんの名前を出してしまって恐縮ではありますが、我々みたいな元はどこの馬の骨とも分からなかった連中がこうやって団体を大きくしていって、ある意味、82kg以下のGLEATさんとかDRAGON GATEさんとかに負けないようなハイスピードでハイクオリティな試合を展開していきたいっていうのは大谷の胸の底にあると今日非常に感じましたので、それを実現させてあげたいという気持ちがあります」

――今回はちゃんよた選手が第1試合、エチカ選手がセミでの出場だった
「それはエチカに対する期待ですね。エチカ・ミヤビが、僕が見ている中では一番プロレスに賭けていると思うんですよね。例えば今日の八須にしてもちゃんよたにしても、かけるものが、いうなれば、存在自体がジャンルみたいになってるんですけど、エチカ・ミヤビはプロレスにしか今はかけられないと思ってて。それが今は良く作用してると思うんで、それをこの試合順に反映したという部分はあります」

――三富総帥は82kg以下のジャンルに入る?
「あっ、僕は今ね、入らないので(笑)もしその闘いを求めるなら減量します(笑)自分はまた別のストーリー展開をしていきたいと思います。これちょっと記事に書いてほしいんですけど、PPPTOKYO、目に見えない圧力を色んなところからかけられています。業界内で。本当は2025年頭から実現したかったことがあるんです。闘いたかった選手がいるんです。でも、きっと色んなしがらみがあるんでしょうね。そういう部分で圧力がかかっている可能性も否めないです。だからこそ僕らは独自のファンを築き上げて、世の中にうねりを作って、新しいものを創り出していくしかないと改めて思いました。プロレス業界のヒエラルキーをひっくり返すような気概で引き続き頑張っていきたいと思います。精進します」

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