永田裕志から直伝された必殺技で快勝!“筋肉系Youtuber”ちゃんよたのナガタロック解禁はお預けに
10日、東京都・新宿FACEにてPPPTOKYO『Eternal Emotion-永遠の遊宴-』が開催。ちゃんよたが永田裕志直伝の必殺技で勝利を飾った。
ちゃんよたは“筋肉系Youtuber”として15万人以上の登録者を誇り、セクシー女優としても活躍(※2024年9月引退)。PPPで初めてプロレスを観戦し、『私もカッコよくて強いだけじゃなくて、すごくキレイで華のある女性になりたい』と憧れプロレスラーの道へ進み、パワーリフティングの全国大会にも出場。フワちゃんのプロレスデビューで話題を集めたスターダムにも参戦すると横浜アリーナでの試合も経験し、朝倉未来主催の『BreakingDown』への出場や、マッスルゲートなどボディコンテストにも挑戦している。
RIZINファイターの渡辺華奈から新必殺技『チャンカーナ』を伝授されるなど強さにも磨きをかけており、自身のプロデュース大会は超満員札止めを記録するなどプロレス界でもスター街道を突っ走っている最中だ。
今大会の前日、ちゃんよたは自身のYouTubeチャンネルにて新日本プロレスの永田裕志とのコラボ動画を投稿。
その内容は、ちゃんよたの「レスラーとしての技の幅を広げたい」という相談を受けた永田が実際に技の指導を行うというもの。永田は橋本真也さん由来の“プロレスの蹴り”の技術、そしてナガタロックI、ナガタロックII、ナガタロックIII、リバース・ナガタロックIIIを伝授し、ちゃんよたは大幅にパワーアップ。
永田も「これ(ナガタロックI)をやるならこれ(敬礼ポーズ)でただし『ナガタロック』と名前を言っていただければ。技は継承されていくものですから。武藤さんみたいに技を使ったら『パクリ』だとか『いくらよこせ』とかは一切言いませんから(笑)技は後世にどんどん伝わっていってこそだから」と懐の深さを見せるとともにちゃんよたの飛躍を願っていた。
この日、ちゃんよたは第1試合でちゃんよた&ZONESvs真琴&ブランカ真帆のタッグマッチに出陣。
ちゃんよたとZONESは【マッスル・シスターズ】として女子プロレス界のタッグ戦線に乗り込まんと気炎を上げているマッシヴな気鋭のタッグ。ベテランの真琴、現役プロキックボクサーの真帆を相手にどこまで力を見せられるかに注目が集まる試合だった。
試合は序盤から因縁あるちゃんよたと真帆の対面でバチバチとした意地の張り合い。真琴の老獪なサポートを受けてガンガン攻め込んでいく真帆だったが、ZONESが真琴を筋肉で制圧しちゃんよたと連携攻撃を繰り出す。
終盤にはちゃんよたと真帆の一騎打ちの構図となり、真帆が鋭いミドルキックやPKなどで連撃。トドメのハイキックを放つが、これをガードしたちゃんよたが永田裕志直伝延髄斬り。これがキレイに決まると真帆がKO。ちゃんよたがそのまま3カウントを奪い、ナガタロックは狙うそぶりも無いまま試合は終わった。
ナガタロックを出さなかった理由について、ちゃんよたは「永田選手から教えていただいた技なのでとっておきのところで出したいとは思っていたんですけど、練習をしていく中であの技の深さがより分かってきたというか。もっと磨いてから使わないといけないなと思いました。筋トレのトレーニングは同じ種目を繰り返して染みつかせるものなので、それと同じようにもっと体に染みつけてから使いたいなと思いました」と語る。
大会前日に永田とのコラボ動画を公開したとは言え、付け焼き刃の技で勝利を狙うという安易な考えに頼らないちゃんよたのストイックな部分が垣間見えた。