佐々木大輔がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスに完勝でベルト獲り宣言!「両国のリングで最後にこのベルトと立ってるのは俺」
DDTプロレスが12月11日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2024 in SHINJUKU」を開催した。同28日の東京・両国国技館でKO-D無差別級王座に挑む佐々木大輔が王者のクリス・ブルックスに前哨戦で完勝し、ベルト獲りを宣言した。
遺恨が深まるばかりのシャーデンフロイデ・インターナショナルとダムネーションT.Aの全面対抗戦は、12・21品川でのシングル五番勝負ではシャーデンフロイデが勝利。12・8名古屋での10人タッグイリミネーションマッチではダムネーションT.Aが制し、この日の6人タッグマッチ(クリス&高梨将弘&アントーニオ本多vs佐々木&MJポー&イルシオン)での3本勝負での一戦を迎えた。
1本目はダムネーションT.Aが奇襲を掛けて開戦し、場内外で大激戦へ。高梨がタカタニックをイルシオンにかいくぐられてロープに走ると、エプロンで佐々木が足を引っ張る。すかさずイルシオンが変型エビ固めで丸め込んで、ダムネーションT.Aが先取。2本目は場外でクリスが佐々木の足を徹底的に攻め、両手をテープでグルグル巻きに。さらにゴムパッチンで攻撃。ポーのパワー殺法を耐えた本多が、担ぎ上げられたところで腕を取り、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを奪い、1-1のイーブンに。3本目はクリスと佐々木が激しくぶつかり合い、クリスがツームストーン・パイルドライバーもカウントは2。セコンドのKANONのイス攻撃から佐々木が丸め込むもクリスが返す。ならばと佐々木がクロス・フェースロックからクロスオーバー・フェースロックに移行して絞り上げて完全無欠のギブアップ勝ち。ダムネーションT.Aが2-1で勝利した。
クリスのベルトを手に取った佐々木は「クリス・ブルックス、このベルトが俺を求めてるな。こいつが俺を呼ぶ声が聞こえるぞ。このベルトは必ず俺のモノになる。両国のリングで今日みたいに、イギリスなまりの英語でギブアップって言うな。両国のリングで最後にこのベルトと立ってるのはこの俺、“カリスマ”佐々木大輔だ」と勝ち誇った。
バックステージで佐々木は「クリス、とうとうてめえの口からイングランドなまりのギブアップが聞こえた。ベルトが俺を求め叫ぶ声も聞こえた。てめえが俺の手を縛ろうと、ヒザを破壊しようと、誰にも俺を縛ることはできない。てめえの国のパンクが俺に教えてくれたんだ。俺たちは法律にも縛られないって。それは全部ウソだったんだ。てめえら全員ウソつきだ。俺の人生をめちゃくちゃにした。てめえが俺の人生の責任を取る時が来た」と吐き捨てた。
かたや、クリスは敗戦ショックのあまり言葉が出ず。本多は「今日俺たちは全力を尽くして戦った。しかし、マサさんとクリスが獲られた。だが、俺たちは両国のクリス対佐々木に向けて、これからのあと数試合、全力でオマエらを潰しにいく。俺たちが両国、最後にリングの上に立ち、リングの上で笑ってるんだ! おまえらを徹底的に追い込んでやる」と巻き返しを期した。