“10代プロジェクト” エル・ユニコーン、イルシオンらが意気込み! 大舞台の8・21川崎で破格のデビュー戦

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 DDTプロレスは8月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開き、同団体の“10代プロジェクト”から、大舞台で破格のデビューを果たす13歳のエル・ユニコーン、18歳のイルシオンらが意気込みを語った。

 同大会の第1試合で、「スペシャル10人タッグマッチ」として、HARASHIMA、吉村直巳、岡田佑介、今井礼夢、ユニコーン組VS岡林裕二、TAMURA、渡瀬瑞基、飯野雄貴、イルシオン組の一戦が行われる。この内、HARASHIMA、今井、ユニコーン、TAMURA、イルシオンの5選手が会見に出席した。

 イルシオンは「イルシオンが10代プロジェクトの象徴となって、10代のプロレスを世界に広めたい。そのために、まず川崎ででっかいインパクトを残して勝つ。対戦相手の選手を目の当たりにすると、ワクワク、ドキドキ、いろんな感情が芽生えてきました。10人タッグですので自分以外の9人の選手に埋もれないように、自分が結果を残せるように試合に臨みたい」とコメント。

 ユニコーンは「この試合にはHARASHIMAさんだったり、今日はいないんですけど、岡林さんや吉村さんだったり、体が大きいレスラーがたくさんいます。そのなかで埋もれるのではなく、10人のなかで体は一番小さいですが、僕が一番目立って、いいデビューを果たしたい」と語った。

 会場のある川崎を拠点とするHEAT-UPから参戦する16歳の今井は「対戦相手にも体の大きい人がたくさんいますが、それに対して負けないようぶつかっていきたい」とアピール。

 10選手のなかでは、キャリア、実績とも群を抜くHARASHIMAは「出る選手が盛りだくさんで組み合わせを考えるだけで、おもしろくてワクワクしてます。DDT初の屋外ビッグマッチですけど、DDTは20年前の2001年8月12日に屋外マッチ(東京・秋葉原駅昭和通り口広場)をやってます。そこで当時、僕は“HERO!”だったんですけどデビューしてます。20年経って、また夏の屋外で試合できることに運命というか楽しさを感じてます」と感慨深げ。

 HEAT-UPをけん引するTAMURAは「HEAT-UPではプロレスフィットネスを展開しております。プロレスで健康作りがテーマなんですけど、そのなかで小学生を対象にしたキッズクラスがあります。今井もそこから出た選手です。今小学生のプロレスレベルが上がっています。10代の子たちが活躍するのが新しいプロレスの世界ではないかと思ってます。保護者目線で10代の子たちがどこまで存在を残すのか、楽しみに闘いと思います」と話した。

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