大仁田厚のオマージュレスラー太仁田ブ厚が“本家”に来年2・23新木場での引退を涙で報告!

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 “邪道”大仁田厚をオマージュしたプロレスラー太仁田ブ厚が2025年2月23日に東京・新木場1stRINGで開催される「HERO43~旗揚げ15周年記念興行」で引退することを“本家”に報告した。

 12月8日、FMWEの神奈川・鶴見青果市場大会で大仁田の控え室を訪ねた太仁田は引退のあいさつ。大仁田から「お疲れさん!」とねぎらいの言葉を掛けられると、「大将のおかげでここまで来ることができました。ありがとうございました」と涙を流しガッチリ握手を交わした。

 太仁田はSWSガクセイプロレスでプロレスを始め、「無刺鉄線電流爆破“風”デスマッチ」という、有刺鉄線電流爆破デスマッチを原型とした独自の試合形式でファイト。「無刺鉄線電流爆破“風”デスマッチ」とはロープに飾りを張り、リングサイドの客席にクラッカー型爆弾を配置。ロープに触れた場合は観客にクラッカーを鳴らしてもらい、電流爆破“風”を表現するもの。

その後、社会人プロレスラーとして活動し、ゲーセンミカド主催のミカドプロレスでは高山善廣、大森隆男といった大物とも対戦。2016年5月22日のラ・マルクリアーダ(ミス・モンゴル)戦でプロデビュー。その活躍が大仁田の目に留まり、超戦闘プロレスFMW、大仁田厚自主興行、FMWEに参戦し、本家の前座を務める。

ところが難病の後縦じん帯骨化症を発症して手術を受け、長期欠場。一時は歩行もままならなかったが、懸命なリハビリの末、病状も快方に向かった。この10月にバリアフリープロレスHEROの所属選手となり、11月9日、東京・高島平区民館大会で約2年ぶりの復帰戦に臨んだ。しかし本来の動きができなかったことで引退を決断した。

 引退試合では気心の知れた“プロレス界のはるな愛”こゆきとタッグを結成し、“終生のライバル”パンディータ、大先輩のリッキー・フジ組と激突する。試合形式はもちろん「無刺鉄線電流爆破“風”デスマッチ」だ。

 プロレス人生のすべてを大仁田のモノマネでやり通した太仁田の最後の雄姿を見届けてほしい。

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