デビュー20周年のスカルリーパーA-ji、大仁田の電流爆破バットで壮絶に散る

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 12月25日18:00より、J:COMホルトホール大分で、プロレスリングFTO主催「スカルリーパーA-jiデビュー20周年記念大会 DEATH MATCH LIFE 」が開催された。

「有刺鉄線ボード/有刺鉄線テーブル/有刺鉄線スパイダーネットロープ/有刺鉄線バット/有刺鉄線電流爆破バット/イバラロードデスマッチ」と、大会の名の通りデスマッチの要素をおおいに盛り込んだメインイベントは、スカルリーパーがヒデ久保田、ヤス久保田と組み、大仁田厚、佐野直、塚本拓海組と対戦した。

試合は、序盤から大仁田とスカルリーパーが場外、リング上で激しくやり合う。

スカルリーパーが有刺鉄線ボードに投げられると、お返しとばかりに大仁田を有刺鉄線ボードに投げるなど、一進一退の互いに譲らない攻防を見せる。

試合が動いたのは終盤、佐野に捕まったスカルリーパーが、佐野と塚本による連携パワーボムで有刺鉄線ボードに落とされると、大仁田がすかさず毒霧を浴びせ、最後は大仁田と佐野によるダブル電流爆破バットではさみ撃ちにされたスカルリーパーが、大仁田から3カウントを取られた。

「川崎球場で20年前に見た時も熱かったけど、大仁田厚は今も熱いです!ありがとうございました!」と試合後やっと立ち上がったスカルリーパーが、マイクで叫び、大仁田に握手を求めた。

大仁田は「本日はスカルリーパーのために来てくれてありがとうございました!」と話し、取り出したサンタクロースさながらの白い袋から、会場へチョコレートを投げ観客をわかせた。

試合後のインタビューで大仁田厚は、「FTOは、(今年4月に開催された)FMWE柳川大会にも出てくれたし、今日はお礼とお祝いの気持ちで参戦したよ。スカルリーパーは、大分を盛り上げるためによくやってるよ。今日もFTOのお客さんが温かい会場だった。プロレスの力を信じて、確実に根付かせてるスカルリーパーに拍手を送りたい。」とコメントし、「来年はここ大分で、もっと盛大に電流爆破プロレスをやろうぜ!」とスカルリーパーに呼びかけた。

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