どインディ魂魅せた!大仁田厚が55歳地方レスラーの挑戦状に応えJWA東海参戦
10月27日に愛知の地方プロレス団体『JWA東海』のビッグマッチが開催。大仁田厚が参戦を果たした。
JWA東海は1991年に東海地方の社会人レスラーが集まり立ち上げた団体。学生プロレスの選手も参加しており、かつて棚橋弘至やHG、クラッシャー前泊なども参戦していた。
大仁田参戦のきっかけは、代表の脇海道弘一が郵送した挑戦状。これを大仁田が受け取り「挑戦状が届いた 俺の事務所に送られてきた 脇海道さんよ… むかし俺がよく使った手だ(笑)」とXにポスト。この模様はNHKが夕方のニュース番組の中で放送するため、『リングで輝く夢を見て 55歳レスラーの挑戦』と題し密着取材を敢行した。
メインイベントは大仁田厚&ファイヤー・ロジャースvs脇海道弘一&ウルトラセブンのタッグマッチ。
序盤は静かに始まり、大仁田が脇海道にクラシカルなレスリングを仕掛ける。
中盤、脇海道がロジャースにブレーンバスターを決めるも、大仁田が脇海道を捕らえ4の字固めを決める。セブンがたまらずカットインで大仁田の首を絞め上げる一幕も。
これに乗じて脇海道が大仁田に頭突きを連発で食らわせるも、大仁田が毒霧を浴びせ形勢逆転。最後は大仁田が脇海道から変形卍固めでギブアップを奪った。
試合後、大仁田は「インディーで35年。しかも自分の母校の体育館でビッグマッチ。脇海道さんはこだわりが強いね。俺の世界とは全く違う。いいじゃないか、これもプロレス。いろんな表現があって、お客さんが応援してくれるなら、それもプロレスの幅だよ。今日は俺も勉強になったよ!」とニヤリと笑って話した。