【試合詳細】12・7 アイスリボン道場マッチ 勝愛実&叶ミクvs 星いぶき&YuuRI 咲蘭 vs 若菜きらり 弓李&しのせ愛梨紗 vs Yappy&杏ちゃむ KONOHA vs 海乃月雫
『アイスリボン1385』
日程:2024年12月7日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:57人
▼シングルマッチ10分1本勝負
●KONOHA
8分43秒 メデューサ→ギブアップ
○海乃月雫
▼タッグマッチ15分1本勝負
●弓李/しのせ愛梨紗
9分12秒 “かっぱ巻き”を押し潰す→エビ固め
○Yappy/杏ちゃむ(信州ガールズ)
▼シングルマッチ10分1本勝負
○咲蘭
8分15秒 ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め
●若菜きらり
▼タッグマッチ20分1本勝負
○勝愛実/叶ミク(T-HEARTS)
15分34秒 イナズマバスター→エビ固め
●星いぶき/YuuRI(ガン☆プロ)
産後1か月半で復帰のいぶきがタッグでメインに登場するも勝相手に敗北!きらりが咲蘭とデビュー後初のシングルマッチに挑むも敗北!
第1試合
関西を中心に活動しているプロレスリング銀河騎士団の団長・KONOHAが9月8日=176BOX大会以来3度目の参戦。同じ関西出身で、翌8日、地元の大阪で再デビュー2周年記念試合を行う海乃がKONOHAとの初シングルマッチに臨んだ。力比べの組み合いからKONOHAがバックを取るもウエイトをかけてグランドに切り崩した海乃。KONOHAも応戦しスタンドに戻すが、すぐに海乃がグランドへ。KONOHAの足をロックし、反転させるとレッグロックで絞め上げる。ロープに逃れたKONOHAが今度はグランドでヘッドシザースへ。半転して頭を抜いた海乃がグランドヘッドロック。ロープに逃れたKONOHAに飛び込み顔面ウォッシュで海乃がカバーもカウント2。海乃をコーナーに振ったKONOHAが飛び込みも、カウンターの前蹴りで蹴散らした海乃がぶら下がり腕十字。中央に戻って海乃がボディスラムを狙うもKONOHAがこらえる。海乃がトーキックからロープに飛んでのドロップキックでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから海乃がDDTでカバーもカウント2。海乃が串刺しドロップキック。対角に振って飛び込むも、かわしたKONOHAが丸め込みから起き上がった海乃に低空ドロップキック、ロープに飛んでのドロップキック3連発でカバーもカウント2。KONOHAが変形の片エビ固め。ロープに逃れて起き上がった海乃に後方回転のスピンキックでKONOHAがカバーもカウント2。KONOHAがフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。海乃にエルボーをキャッチしてのフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。海乃がKONOHAの首を左足で刈りながら絞め上げ、さらに両腕でKONOHAの両足をクロスして絞め上げるメデューサでギブアップを奪った。
第2試合
YuuRIとのQ.V.に別れを告げ、Yappyとの『Bad Butts』をアイスリボンでの活動のメインにすることを決意した杏ちゃむ。開始と同時に弓李&愛梨紗を急襲し、場外戦に持ち込むと場外で弓李にサンドイッチヒップアタックを慣行。さらに杏ちゃむが愛梨紗を場外客席に叩きつけてリングに戻す。リングに先に上がっていたYappyが愛梨紗にストンピング、コーナーでの絞首刑を決め、ブレイクしたところに杏ちゃむが入って誘導スティックをフルスイング。続けてYappyがヒップアタックでカバーもカウント2。代わった杏ちゃむがヘッドロックからトップロープを使っての目つぶし攻撃。愛梨紗がエルボーで応戦。打ち合いへ。杏ちゃむが串刺しエルボーからフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。杏ちゃむがクロスボディも愛梨紗がキャッチして前方に落とすと、起き上がるタイミングで愛梨紗がタックルを決め、ロープ際での飛び込みクロスボディ、ボディスラムでカバーもカウント2。代わった弓李が倒れたままの杏ちゃむの腹をパチーンと叩き、側転プレスでカバーもカウント2。弓李が腕4の字からの窒息攻撃もYappyが愛梨紗を弓李に叩きつけてカット。弓李がグランドに持ち込んでの変形ヘッドシザース。またもYappyが愛梨紗を叩きつけてカット。弓李のフィッシャーマンズ・スープレックスをこらえた杏ちゃむがミドルキック、バックキックでYappyに交代。Yappyがボディスラムから旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。『Bad Butts』が串刺し連係。Yappyがカバーもカウント2。Yappyがウェストランドを狙うが、弓李が着地しYappyのつま先を踏みつけると、ロープに飛んでのクロスボディ。Yappyがキャッチすると、愛梨紗がクロスボディでかぶせてYappyを潰す。弓李がカバーもカウント2。弓李がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。愛梨紗が入り、Yappyにネックブリーカードロップ。弓李がマフラーを狙うが、杏ちゃむがカット。愛梨紗が杏ちゃむを押さえに入る。愛梨紗が杏ちゃむを捉えたところに弓李がコールドスプレー攻撃も2人が身をかがめてしまい、レフェリーに誤噴射。再度、杏ちゃむにスプレー攻撃も愛梨紗に誤噴射。Yappyが弓李にアックスボンバー。カバーもレフェリーが立ち上がれず。Yappyがレフェリーを起こして振り向いたタイミングで弓李がナックルパンチ。弓李がかっぱ巻きを狙うもYappyが押しつぶしカウント3を奪取した。
第3試合
きらりにとってデビュー前のエキシビションマッチ以来となる咲蘭との初シングルマッチ。ロックアップをさっと外してエルボーを狙ったきらりだが、咲蘭がヘッドロックに決める。ヘッドロックを取り返すきらり。ロープワークからのきらりのドロップキックは咲蘭がかわし、続けて咲蘭のドロップキックはきらりがかわす。さらにドロップキックを同時に放つも決まらず。咲蘭が右手を挙げて「来い!」のフェイントからきらりのつま先を踏みまくる。咲蘭がきらりの髪を掴んでのコーナーへの叩きつけから顔面踏みつけ。咲蘭がキャメルクラッチから鼻フック。咲蘭が手の甲へのフットスタンプもきらりがかわす。すぐにきらりがお返しのフットスタンプを決める。両手にダメージを受けた咲蘭にはりつけドロップキックできらりがカバーもカウント2。きらりが逆エビ固め、片エビ固め。咲蘭がロープに逃れる。エルボーの打ち合いからきらりがドロップキックでカバーもカウント2。きらりがボディスラムを狙うが、咲蘭がおんぶスリーパーで切り返す。咲蘭をコーナーに叩きつけたきらりだが、咲蘭が対角コーナーにきらりを振って串刺しドロップキック、ドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭が619でカバーもカウント2。きらりがエルボーをかわしてのスタナーから、ポンスタナーでカバーもカウント2。きらりがミサイルキックでカバーもカウント2。咲蘭が低空ドロップキック、コーナー2段目からのフットスタンプでカバーもカウント2。咲蘭がコーナー最上段からのダイビングフットスタンプ。きらりがかわしてオクラホマロールもカウント2。きらりが逆さ押さえ込みもカウント2。きらりがレッグロールクラッチもカウント2。きらりがカサドーラも咲蘭が潰して丸め込み。カウントは2。咲蘭がジャンピングレッグドロップでカバーもカウント2。咲蘭がコーナー最上段からのダイビングフットスタンプを決めカウント3を奪った。
第4試合
前回の道場マッチで咲蘭とエキシビションマッチを行い、年内の大会参戦を公言したいぶきが、いきなりYuuRIとのタッグでメインに登場した。先発に出たいぶきはミクが対角に立つと「お前には興味ない!勝、出てこい!」と挑発。これを受けて勝が先発に出る。ロックアップからロープに詰めた勝がブレイク際にエルボー。さらにストンピング。コーナーに詰めての顔面踏みつけ、ロープネック、ボディスラム、グランドでのチンロックへ。YuuRIがカットに入ると、勝の矛先はいきなりYuuRIに。大晦日の後楽園ホール大会でシングルマッチを行う2人にとっては前哨戦だけに、ここで早くも2人の闘志に火がついた。勝の後方からいぶきが丸め込み。さらに膝立ちの勝にストンピングを浴びせてYuuRIに交代。YuuRIがバックキックから勝にサッカーキック3連発。続けてPKも勝が蹴り足をキャッチして起き上がり膝にエルボー。さらに勝がDDTでカバーもカウント2。代わったミクがクロスボディもYuuRIがキャッチしてボディスラム。代わったいぶきがボディスラムから逆エビ固め、逆片エビ固め。ロープに逃れたミクがカウンターのドロップキックでカバーもカウント2。ミクがグランドで変形のアームバー。いぶきがロープに逃れる。勝がミクを抱え上げていぶきに正面キック。さらに勝がフットスタンプ、ミクがサマーソルトドロップでカバーもカウント2。いぶきがカウンターのタックル。代わったYuuRIが正面ドロップキック2連発。YuuRIがバックに回る。ミクがこらえる。YuuRIがスリーパーからコーナーに振る。YuuRIの飛び込みをミクがジャンプでかわしドロップキック3連発でカバーもカウント2。ミクがクロスボディでカバーもカウント2。YuuRIといぶきが2人でミクをコーナーに振る。ミクがクローズラインをかわし2人を同士討ちに。ミクがYuuRIにドロップキック。代わった勝がストンピング連打からダブルアームの態勢も逃れたYuuRIが蹴りで反撃も勝がかわしてスタナー。YuuRIがバックドロップを決めれば、勝がダブルアームスープレックス2連発でカバーもカウント2。YuuRIがコーナーに飛び乗ってのドロップキック。代わったいぶきが串刺しボディアタック、正面ドロップキック、河津落としから変形アームバー。ミクがカット。いぶきが逆水平チョップも勝はノーリアクションでエルボーを打ち返す。チョップとエルボーの打ち合いから勝がバックに回る。勝がロープ際のいぶきに後頭部にラリアット連打。いぶきがコードブレイカー。YuuRIが619、いぶきが飛び込みビックブーツでカバーもカウント2。YuuRIといぶきが交互にトラースキックを決め、ダブルのランニングネックブリーカードロップ。いぶきがカバーもカウント2。いぶきが膝蹴り連打。勝がいぶきをロープ際に追い込み、ミクがドロップキック、勝が飛び込み顔面ウォッシュ。ミクがダイビングボディアタック、勝がリバーススプラッシュでカバーもカウント2。勝がハンマー、いぶきが飛び込みニーでカバーもカウント2。勝がラリアットでカバーもカウント2。いぶきがエルボースマッシュでカバーもカウント2。いぶきがバズソーキックでカバーもカウント2。いぶきがいぶニング・スターを狙うがこらえた勝がハンマーでカバーもカウント2。カットに入ったYuuRIを勝がイナズマバスターで場外に蹴散らす、勝がハンマーでカバーもカウント2。続けて勝がイナズマバスターを決めいぶきからカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
YuuRI「負けて悔しいよ!でもね、やっぱり勝はいいぞ!めちゃくちゃ強くてカッケー女。絶対に超えたい。私はずっとベルトを獲ってから、アイスリボンのスーパーヒーローとしてやってきたわけだけど、アイスリボンのスーパーヒーローと言っているからこそ、勝愛実を倒さなきゃいけない!勝愛実を超えてこそ、アイスリボンのスーパーヒーローだと思う!」
勝「私は9月にアイスリボンに入団して、もう3か月を迎えようとしています。やっぱり、メンバーになって所属になったら、トップに立ちたい。団体の顔にもなっていきたい。だけど、そうなっていくためには、アイスリボンのシングル前チャンピオンYuuRIとの対戦は避けて通れない道だと思っている。大晦日、後楽園ホール大会はきっちりと前アイスリボンシングルチャンピオンから勝愛実が3カウントを奪って締めたいと思います。」
※勝とYuuRIが接近してにらみ合い。勝がいぶきに向こうとするのを阻止しようとするYuuRI。それを振り切って、勝がいぶきに声を掛ける。
勝「今日の試合、どうだった?これからはもう1人だけの体じゃないし、守るべき、かけがえのない愛おしい存在ができた。母は強しというけれども、私はプロレスラー星いぶきとしても強さを取り戻したときに、またあなたとの再戦を望みます。」
いぶき「試合どうだった?超楽しいに決まってるじゃないですかーっ!勝愛実!自分にとって勝愛実はすごいすごいいいライバルになりそうだって、今日、思いました。母親になって、すぐここに出てきて、お前がライバルって言ってんじゃねえぞって思っているかもしれないけど、でも自分からしたら、超痛くて、超気持ちよくて、そんな奴にライバルでいてほしいと思ったのは、勝愛実、あなたです。ずっと星いぶきの永遠のライバルでいてください。ずっとあなたにラブコールを送り続けるんで。大好きです。」
※勝に抱きつくいぶき。勝は抱き返すことなく体を離す。
いぶき「勝さんらしい…抱きしめてくれなくて。(客席に向かって)復帰1戦目、ありがとうございました。復帰1戦目からめちゃくちゃいいカード用意してくれたじゃないですか!ありがとうございます。そして、母親になるって決めてから、会社にすごい迷惑をかけたと思います。休業前はチャンピオンとして、アイスリボンを引っ張っていくって決めたのに、子供ができて、ベルトを返上させてくださいって言って、すごく自分勝手なことを会社にしました。でも、会社はそんな自分を受け入れてくださいました。すごく感謝しています。ありがとうございます。これからは第2のステップとして頑張っていくので、星いぶきをよろしくお願いします。そして、リングに立ったからには言わせてください。ベルト、あきらめてないんで!アイスリボンの顔として、またアイスリボンを引っ張っていきたいと思っているので。勝愛実にだって、そうはさせない。先にアイスリボンの顔になったって、自分が潰しにいくので、そこのとこ、よろしくお願いします。リングに立つと自分で決めたので、なんと言われても、星いぶきは星いぶきらしく進んでいくので、なにかあるならどんどん言ってください。自分は負けじとやっていくので、よろしくお願いします。こんなこと言ってあれなんですけど、自分に締めさせてください。」
※前回の道場マッチに続き、勝ったのに締めができない勝が猛然と抗議するも周囲に止められ、最後はいぶきが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。