【試合詳細】12・13 マリーゴールド新宿FACE大会 【ワールド】Sareeevs高橋奈七永 【ツインスター】MIRAI&桜井麻衣vs野崎渚&CHIAKI 【スーパーフライ】翔月なつみvsマイラ・グレース

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『Winter Wonderful Fight2024』
日程:2024年12月13日(金)
開始:18:30
会場:東京・新宿FACE
観衆:464人・満員

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○瀬戸レア
5分16秒 変形チキンウイングホールド
●勇気みなみ
※もう一人は南小桃

▼タッグマッチ 15分1本勝負
○ボジラ/松井珠紗
8分46秒 ハイアングルパワーボム→エビ固め
石川奈青/●ハミングバード

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
林下詩美/天麗皇希/○ビクトリア弓月
13分7秒 ビクトリアクラッチ
青野未来/後藤智香/●山田奈保

▼スーパーフライ級選手権試合 15分1本勝負
【王者】○翔月なつみ
8分41秒 変形回転エビ固め
【挑戦者】●マイラ・グレース
※初代王者が4度目の防衛に成功

▼ツインスター選手権試合 30分1本勝負
【王者組/ミライサク】MIRAI/●桜井麻衣
15分28秒 ノアールランサー・ハイ→片エビ固め
【挑戦者組/ダーク・ウルフ軍】○野崎渚(フリー)/CHIAKI
※初代王者が5度目の防衛に失敗。ダーク・ウルフ軍が第2代王者組へ

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】○Sareee(フリー)
21分23秒 胴締めスリーパー→レフェリーストップ
【挑戦者】●高橋奈七永
※初代王者が2度目の防衛に成功

Sareeeに敗北した高橋奈七永が来年5月での引退を発表!野崎&CHIAKIがツインスター奪取もボジラが裏切り次期挑戦者へ!スーパーフライ防衛の翔月が弓月を次期挑戦者に指名!

オープニング

 大平ひかるリングアナが登場し、1月3日にMIRAIを相手にデビューが決まっている山岡聖怜、12月26日後楽園ホール大会でデビューが決まった橘渚、咲村良子をリングに呼び込み意気込みと闘いたい相手を聞く。

山岡「スーパールーキーの山岡聖怜です。私は負けること考えてないんで、応援よろしくお願いします」

橘「私は、デビュー戦から勝利を目指しているので、田中きずな選手と戦いたいと思っています」
咲村「私咲村良子のデビュー戦の相手は、高橋奈七永選手を指名します!デビューに向けてまだまだ練習頑張りますのでよろしくお願いします!」

 練習生が挨拶を終えると、入れ替わりで田中きずながリングへ。

田中「皆様本日はご来場いただきまことにありがとうございます。本日自分は、腰の負傷のため、欠場させていただくんですけれども、1日でも早く、しっかり治して、またすぐに試合できるように頑張ります。ご心配おかけしてしまって本当に申し訳ございません。売店でもさっきお手伝いしていたんですけど、皆さんがあったかい言葉をかけてくださって、本当に嬉しかったです。ありがとうございます」

 大平アナから田中にパネルが渡され、12月27日~1月18日まで秋葉原・エンタバアキバにてSHOP IN SHOP(ポップアップショップ)の開催が発表された。17日には青野未来、ビクトリア弓月、田中きずな、後藤智香が、18日には林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、天麗皇希、山岡聖怜が来場し、トーク&サイン&撮影会も行われる。

第1試合

 全員で走り込みドロップキックの相打ち、お互いドロップキックの打ち合いになり、南が制して瀬戸をコーナーに振ろうとするが、瀬戸が逆に振って勇気にドロップキックから南をコーナーに振り、二人まとめて串刺しドロップキック。さらに南にフェイスバスターからロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。

 瀬戸は逆エビ固めで捕らえるが南はロープを掴みブレイク。

 瀬戸は南をロープに押し込み、背中へドロップキックからフォールも南がカット。
 南が瀬戸をロープに振って追走RKOで叩きつけ、勇気をコーナーに振ろうとするが勇気が逆に振る。南はブーメランクロスボディで迎撃し、低空ドロップキックから引き起こすが勇気はエルボーからバックドロップを狙う。耐えた南がバックエルボー連打で逃れ、ソバットからDDT。フォールも2。

 勇気は南にエルボーから連続で巻き投げていきフォールも2。

 勇気はエルボーからロープに振ろうとするが、南は腕を取って耐えると勇気はフロントネックのままフェイスバスター。フォールも2。

 勇気は南にリストロック式胴締めフロントネックで捕らえるが瀬戸がカット。

 瀬戸はロープに飛ぶが、勇気がバックを取って突き飛ばして南に叩きつけると、二人まとめて河津落としから瀬戸をフォールも2。
 南が勇気を丸め込むも、これを勇気が切り返すがそこへ瀬戸がジャックナイフでフォールも2。

 瀬戸は走り込んできた南をキャッチしてフロントスープレックス、勇気もフロントスープレックスで投げ捨てると変形チキンウイングホールドでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
勇気みなみ
「あーもうレアさんに負けてしまって。今日の試合はレアさんも小桃さんも私もそれぞれシングルやってて、色んなタッグでもカードでも何回も試合してるので、だからこそ私はもっと上のカードに行きたくて、勝ちたかったんですけど、ちょっとまた耐えられなくてギブしてしまったので、次からはギブアップをしない宣言でいこうと思います。ありがとうございました」

南小桃
「はい、3WAY、勇気とレアでした。この2人とは何回もシングルしてるんですけど、ここの2人との闘いをいち早く出なければ私はもっともっと上に行けないと思ってるし、今日は絶対とりたかったんですけど、できなくって。でも次は、もう3WAYでもシングルでもタッグでもなんでも、あの2人に絶対勝ちたいと思います。ありがとうございました」

瀬戸レア
「前回、勇気ちゃんからギブアップとられちゃったんで、ギブアップ返せてよかったんですけれども、なんか、ダメージがありますよね。全体的に。小桃ちゃんも勇気ちゃんもそうですけれども。なんか自分、2人よりも先輩ではありますし、そういう風に自分がダメージをくらうって状況がおかしいと思うんですよ。なので、でもそれって、相手が悪いんじゃない、自分がまだまだ全然上達できてないんだなっていう結果だと思うので。2人もどんどん練習してますし、上にあがってると思うので、そこに負けないように自分、ほんと力を入れていきます。ありがとうございました」

――序盤戦で当たることの多いメンバーですけれども、やっぱりこの3人の中のライバル意識っていうのはお互い強いものがありますか?
「そうですね、ありますし、ただ自分やっぱ序盤戦を逸脱したいなっていう風に思ってて。今年の目標でも、そのファンブックですかね?ガイドブックかどっちかわかんないんですけども、にも前座戦を逸脱するっていう風に目標にしてるので。はい。そうですね、ライバル意識はしつつ、いち早く自分が序盤戦から抜け出せるように頑張っていきます」

第2試合

 先発はバードと松井。ロックアップから松井がヘッドロックで捕らえ、ロープに飛ぶとバードが避けるが、バードが走り込むと松井がアームホイップから走り込んでセカンドロープに飛び乗るも足をすべらせるが、その勢いのまま巻き投げていく。
 バードが走り込むも松井はソバットで迎撃し、コーナーに振るがバードはコーナーに飛び乗るとエプロンに降りて松井を避け、股抜きでリングに戻ると松井の蹴りも避けて睨みつける。両者タッチ。

 石川のショルダータックル連発を受けきったボジラを石川が挑発。ショルダータックルのぶつかりあいはボジラが制し、場外に転がった石川を追って場外乱闘へ。
 リングに戻すとコーナーに叩きつけ、逆水平チョップ連発からコーナーに乗せる。石川がクロスボディもキャッチしたボジラは投げ捨て、そこへ松井がダイビングフットスタンプ。ボジラがフォールも2。
 ボジラは松井にタッチ。

 ボジラは松井を担いで石川に叩きつけてフォールさせるも2。
 松井は石川を蹴りつけてロープに押し込み、胸に乗って踏み潰す。さらにロープに飛んでスライディングクロスボディからフォールも2。
 松井はコーナーに登ろうとするが、バードが足を掴んで動きを止め、石川がエルボー連打。松井は蹴りつけて逃れると、石川を飛び越えてから走り込むが、石川はカウンターのネックブリーカードロップからダブルアームの体勢に。耐えた松井がエルボー連打からロープに飛ぼうとするが、石川は髪を掴んで引き倒しエルボードロップ。避けた松井が後頭部に膝蹴りからロープに飛ぶが、石川はエルボーで迎撃しダブルアームスープレックス。フォールも2。
 石川はバードにタッチ。

 バードはドロップキックから変形コブラクラッチで捕らえるが松井はロープに足を延ばしブレイク。
 バードはロープに飛ぶが、ボジラが出てきてカウンターのチョークスラムから、松井がスライディングニーを突き刺しフォールも2。
 松井はボジラにタッチ。

 ボジラは腕を掴んで後頭部を連続で踏みつけていきフォールも2。
 ボジラはバードを引き起こそうとするが、バードは首固めも2。
 バードは丸め込もうとするがボジラは足の力だけでふっ飛ばし、立ち上がったバードが必死にエルボー連打からブレーンバスターを予告するが、全く上がる気配がなくボジラが逆にブレーンバスター。
 ボジラは担ぐも、バードは胴締めスリーパーへ。ボジラはそのままコーナーに下がって潰して逃れ、串刺し攻撃を狙うがバードは足を延ばしてカットしぶら下がり首4の字。これは石川がドロップキックでカット。
 石川とバードでボジラをロープに振ると、ダブルラリアットを避けるが、ボジラは背後からダブルラリアットでなぎ倒す。
 ボジラはバードを担いでハリケーンドライバーからフォールも石川がカット。
 ボジラはハイアングルパワーボムで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ボジラ&松井珠紗
ボジラ「私はまたタッグに勝利をもたらした。ボジラに比べれば彼女は大きくも強くもない。でも今日彼女はよく頑張りました。わかった?大丈夫?わたしたちが勝ったというそれだが重要だ。何か言いたいことある?」
松井「ボジラ、タッグファーストタイム。ボジラ、ちょっとストロングすぎて、私、ちょっと、多分なんもしてないような気持ちなんですけど、ちょっとまたネクストタイム、組んだ時、ミー、モアモアモアストロング!」
ボジラ「もっと練習しましょう。ジム行こうジム」
松井「YES、GOジム!だから、また、ネクストタイム、よろしく(握手を要求)サムタイム」
ボジラ「(握手せず)もう少し様子を見させてもらうわ」

石川奈青&ハミングバード
石川「いや、またボジラに、ボジラに負けてしまった。今日は直接じゃないにしても、またタッグとして負けてしまって、うー!助けにも行けず、悔しいでも絶対に、絶対に絶対に、自分がボジラから勝つ日まで、もっともっと強くなります。うわぁー!ボジラ~!!!」
バード「ボジラ、見ての通り体はボロボロだけど、心は全然折れてないから。次は、次は、石川奈青より先に、スリーとってやる。クッソ!」

第3試合

 先発は後藤と皇希のGHC女子前哨戦に。
 ロックアップから後藤がロープに押し込むが、皇希が押し返してロープに押し込むも後藤が切り返してエルボー連打。皇希も切り返してエルボー連打。後藤もすぐに切り返してエルボー連打から、ロープに飛んでスライディングヒップアタックを皇希の顔面に叩き込む。
 後藤はヒップバットも、避けた皇希がケンカキック。再度ケンカキックでロープに押し込み、ロープに飛んでのランニングケンカキックからフォールも1。
 皇希は変形バタフライロックから変形腕ひしぎも後藤はロープに足を延ばしブレイク。
 皇希はストンピングからコーナーに叩きつけて弓月にタッチ。

 弓月はガットショット連発からリングに転がし、ロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。
 弓月はストンピングから詩美にタッチ。

 詩美はボディスラム連発からフォールも2。
 詩美はストンピングから皇希にタッチ。

 皇希は顔面を蹴りつけて「そんなもんかよ挑戦者!」と挑発するが、後藤は起き上がってエルボーを打ち込んでいくも皇希は全て受けきりビッグブーツ。
 後藤はエルボー連打も皇希はビッグブーツを再度打ち込み、ロープに飛ぶが後藤が巻き投げて顔面にケンカキック。フォールも2。
 後藤は青野にタッチ。

 青野はミドルキックからコーナーに振ろうとするが、皇希が逆に振って串刺し攻撃。青野が避けると山田が走り込んで串刺しドロップキックから青野が串刺し低空ドロップキック。山田と青野でロープに飛んでダブルの低空ドロップキックを突き刺し、手を繋いでダブルのエルボードロップから青野がサッカーボールキック連発。フォールも2。
 青野はロープに飛ぶが皇希はビッグブーツで迎撃し詩美にタッチ。

 詩美はロープにもたれかかる青野にラリアットから投げようとするが、耐えた青野とエルボー合戦。青野はローキックからロープに振ろうとするが、詩美が切り返してブレーンバスター。フォールも2。
 詩美はバックをとるも、耐えた青野にエルボーからロープに飛ぶがラリアットの相打ち連発に。青野が打ち勝つが、すぐに詩美も立ち上がってラリアットでなぎ倒す。詩美は弓月にタッチ。

 弓月はドロップキックからロープに振ろうとするが、青野が逆に振るも弓月はミスティカからロープに飛んで低空ドロップキック。さらにその場飛びムーンサルトからフォールも後藤がカットしてリバースジャイアントスイング。そのまま担ぐと青野が弓月にミドルキックを叩き込み、後藤はそのままフェイスバスターから青野がスライディングラリアットを叩き込みフォールも2。
 青野は山田にタッチ。

 山田はヘッドハンターからペディグリーで叩きつけ、フィギュアエイトも詩美がカット。
 山田と後藤で弓月をロープに振ろうとするが、弓月は山田をロープに振って後藤をフロントネックで捕らえると、走り込んできた山田を踏み台に後藤にスイングDDT。
 詩美が山田を担いで、そこへ皇希がビッグブーツ。そのまま詩美がバックフリップ叩きつけ、弓月がロックボトムで叩きつけフォールも2。
 弓月がノーザンライトスープレックスホールドも2。
 山田が弓月のバックを取り、青野が弓月にハイキックから後藤がラリアット。山田がフォールも2で返されると光の輪も2。
 山田は投げようとするが、弓月が逆さ押さえ込みからトラースキック。キャッチした山田がドロップキックを叩き込み、コーナーに登るとセカンドロープからのダイビングフォアアーム。フォールも詩美がカット。
 山田は投げようとするが、皇希がビッグブーツでカット。後藤が皇希にラリアットからチョークスラムを狙うも、切り返した皇希がドロップキックで場外に叩き出す。
 弓月が山田を引き起こしてエルボーも、受けきった山田がサムソンクラッチも2。
 山田はロープに飛ぶが、弓月がトラースキックで迎撃し、顔面にソバットからトラースキック。フォールも2。
 弓月はビクトリアクラッチで3カウント。

 試合後にリング下で皇希は復帰した後藤を抱きしめるが、後藤はビンタを叩き込むと皇希もビンタで返し、ベルトを掲げて見下ろした。

<試合後コメント>
青野未来&後藤智香&山田奈保
青野「ありがとうございました。いや、うん。奈保とはここ最近よく組んでて、ちょっと、自分がいながら負けてしまうっていうのがほんとに、不甲斐ないですし、悔しいですね。大田区に向けて、気持ちはもうほんとに燃えてるんで、ちょっとこのもどかしい気持ち、しっかり大田区前に、フラストレーション1回、この溜まったもの全部出して、大田区に向かいたいので、ちょっとこっからまた気合い入れ直していきたいと思います。ありがとうございました」
山田「すごい最後トラースいいの入っちゃった。いい。もうビクトリア選手とも何回も闘わせていただいてて、また今回は3人ということで、相手にはもちろん詩美さんが、皇希さんがいて、もうパワーとすごい力がもう自分ではもう足りない、足りないところだらけなんですけど、 なんとしてでもほんとに今年自力勝利、1勝をあげるっていうのは自分で目標にしたんで、必ずこれを絶対達成させたいと思ってます。なぜ達成させたいかと。自分の勝利曲が流れるからです。それをみんなに聞いてもらいたい。はい、次も頑張ります。ありがとうございました」
後藤「はい、まずは後藤智香が帰ってきました。ありがとう。ありがとうございます。1ヶ月半、皇希と差が開いたってすごい言われてるんですけど、私は1ヶ月半冷静にリングの外から見てきました。 そしてこの1月3日、大田区、GHCのベルト皇希から私を指名してきたので、私はがっつりと奪い取る。それだけです。ありがとうございました」

林下詩美&天麗皇希&ビクトリア弓月
弓月「はい。私、twitterでも言ったんですけど、この中で私が1番に 目立ってやるって書いたんですけど、ちょっと目立ってましたか?わかんないですけど。でも私がこの中でスリーを取ったのは間違いないので、まああと、後藤智香復帰したってことで、またバチバチあの時みたいにやりあえたらいいなって私は思いますけどね。まぁ、前から言ってますけど、眼中にはないです」
皇希「そうですね。まずはゴチカ。復帰してくれて、嬉しいなっていう気持ちと、今日で1ヶ月半の差を私はすごく感じました。それはすごく 自分にとっては良い意味で差を感じました。ただ、1月3日のタイトルマッチで、なんかいい試合できんのかなって、ちょっと、智香に対してぬるいんじゃないかなって、今日すごく思った一戦でした。これからまだ試合も年末に向けて続いていくと思うんで、自分はもちろんこのままもっと気合あげて、1月3日に合わせていくつもりですけど、まあ智香がどうなるのかなっていう気持ちですね。はい」
詩美「今日のメインイベントで、私が大田区で挑戦する相手が決まるのかなと思っています。Sareee、高橋奈七永の一戦も、見届けたいと思います」

第4試合

 マイラが握手を要求し、翔月がその手を握るとマイラが丸め込むが、翔月も切り返してロープに振るが、マイラが走り込むと腕を掴んでコーナーに振り串刺し攻撃。飛び越えて避けた翔月が走り込んできたマイラの足を刈ってフォールも、ブリッジして避けたマイラに翔月がドロップキック。翔月はロープに振ろうとするがマイラがフェイスバスターからクロスフェイスで捕らえる。翔月はロープに足を延ばしブレイク。

 マイラはロープに飛んでロープを貫いての低空ドロップキックを顔面に叩き込み、エプロンに寝かせると場外へのDDT。そのまま場外戦へ。
 翔月は場外テーブルを走り込んでのダイビングダブルニーを顔面に突き刺し、ぐったりするマイラの髪を掴んでリングに戻そうとするがマイラが翔月の顔面をエプロンに連続で叩きつけ、コーナーに登ると場外へのトルネードポテトを投下する。
 リングに戻り、マイラがフォールも2。
 マイラは再度フォールも2。
 マイラは再々度フォールも2。

 翔月はエルボーからフィッシャーマンを狙うが、マイラがネックスクリューから腕を取って絞り上げる。これを離すとダブルアームフェイスバスターからフォールも2。
 マイラは走り込むが、避けた翔月がスクールボーイからロープに飛んで蒼魔刀。
 さらにフィッシャーマンバスターで叩きつけるが、すぐに立ち上がったマイラがバックドロップ。翔月もすぐに立ち上がりハイキックからロープに飛ぶが、マイラが避けるとラリアットでなぎ倒す。マイラはコーナーに登るが、翔月が引きずり落として強引にジャーマンを狙うも、マイラは耐えるとカサドーラも2。
 マイラはエルボーから投げようとするが翔月が首固めも2。

 翔月はバズソーキックから蒼魔刀を発射するが、すぐにマイラが丸め込むも2。

 翔月が引き起こすとエルボー合戦に。翔月がエルボー連打からマイラが裏拳を叩き込んでソバットからみちのくドライバーII。フォールも2。

 マイラはコーナーに上り、トルネードポテトを投下するが避けた翔月が丸め込んで3カウント。

翔月「勝ったぞー!ありがとうございます。勝ちました。ということは、1月3日、ビクトリア弓月、どこですか?(弓月がリングへ)弓月、お前が、ずっと、また再戦したい、さいせんさん、言えてない、はい、再戦したいと言い続けて来てくれて、1月3日、ベストな状態で、お前を迎え撃つ準備ができたと思ってます。1月3日大田区、お前の挑戦受けてやるよ」
弓月「私が、待ち望んでいた?スーパーフライのタイトルマッチが、できること、すごく、すごく嬉しく思うよ。1・3!大田区総合体育館で、体育館は、新しい時代の、幕開けだー!よく覚えとけ!」

 お互い髪を掴んで睨み合い、一度離れると弓月がリングをあとに。

翔月「楽しみにしてます。まだまだ翔月なつみはあんなクソガキに負ける気はないんで。申し訳ないけど新しい時代はもっともっと先になりそうです皆さんすいませんでした」

<試合後コメント>
マイラ・グレース
「ここに戻ってきて、自分がひどい結果になっている事しか伝えられない。私はベルトを手に入れる事ができなかった。お金も手に入れる事ができなかった。もう何を言えばいいのかわからない。悔しいし悲しい。もう家に帰る時期が来たのかもしれない・・・」

翔月なつみ
「はい。無事に 4度目、防衛することができて、1月3日万全の状態で、対戦をずっと待ち望んでいたビクトリア弓月とやることにしました。弓月今めちゃくちゃ調子いいと思うし、ほんとに1年目、2年目?新人にしてはほんとに動きが桁違いだと私は思っていて。将来このマリーゴールドを背負うのは弓月がそのうちの1人だなっていうのはもちろん感じているけど、だけど、 自分だって覚悟決めてこっちの世界に戻ってきてるんで、すぐにこのスーパーフライを渡すわけにはいかないと思ってます。だから、まだまだ自分が高い壁であり続けたいと、そう思っています。まあ楽しみにしとけ弓月」

第5試合

 先発は野崎と桜井。いきなり野崎がノアールランサー・ハイからフォールもMIRAIがカット。そのまま場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻ると野崎は顔面にランニングケンカキックからおしゃれキック。フォールも2。
 野崎はコーナーに振るが、桜井はブーメランミサイルキックで迎撃しMIRAIにタッチ。

 MIRAIはショルダータックルで倒し、さらにランニングバックエルボーで倒すとロープを往復してのショルダータックルでなぎ倒す。
 MIRAIは担ごうとするがCHIAKIがカットし、2人でMIRAIを振ろうとするが、MIRAIはCHIAKIを野崎にフロントネックで捕らえさえ、そのまま野崎を引き倒してCHIAKIをDDTのように突き刺す。
 MIRAIはコーナーに振って走り込むが、足を延ばしてカットした野崎が逆に振って串刺しビッグブーツからCHIAKIにタッチ。

 CHIAKIはロープに押し込んでアイアンクロー。ロープに飛んでスピアーから顔面ウォッシュ。キャッチしたMIRAIがそのまま立ち上がり、足へのラリアットを狙うが避けたCHIAKIがチョップ。MIRAIのエルボーとCHIAKIのチョップの打ち合いから、MIRAIもチョップに切り替えて打ち合いに。MIRAIがエルボー連打から逆水平チョップを叩き込み、ロープに飛ぶがCHIAKIがパワースラムで迎撃しフォールも2。
 CHIAKIはフィッシャーマンを狙うが、耐えたMIRAIがバックを取るも、CHIAKIはバックエルボーで逃れようとするが、MIRAIが切り返して担ぐとバックフリップ。
 MIRAIはコーナーに振ろうとするが、逆に振ったMIRAIが走り込むも、避けたMIRAIがグラウンドからのカンガルーキックを叩き込みリバーススプラッシュ式セントーン。フォールも2。MIRAIは桜井にタッチ。

 MIRAIが担いで桜井と合体どどんから、桜井がコンビネーションビンタからソバット。さらにかかと落としからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 桜井は腕ひしぎを狙うがCHIAKIはロープに足を延ばしブレイク。
 桜井はロープに飛んでビッグブーツも、CHIAKIがロープをたるませて場外に落とすと、ボジラがストンピングを連打してからリングに投げ入れる。
 CHIAKIは桜井にロコモーション・フィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 CHIAKIは野崎にタッチ。

 野崎はフォールも2。
 野崎はスリーパーも、桜井はバックエルボーで逃れてビッグブーツ。野崎もビッグブーツで返し、ビッグブーツの打ち合いからビッグブーツの相打ち連発へ。
 桜井がビッグブーツをキャッチして逆にビッグブーツを叩き込んでロープに飛ぶが、野崎がビッグブーツで迎撃し、腕を掴むが桜井がビッグブーツで倒す。
 桜井がノーザンライトで投げ捨ててフォールも2。
 桜井はボディスラムからコーナーに上るが、CHIAKIが足を掴んで動きを止めると野崎が正面に登り雪崩式ブレーンバスター。さらにノアールランサーからフォールも2。
 CHIAKIが桜井を担ぐがMIRAIがカット。野崎が桜井を、CHIAKIがMIRAIを振ろうとするが、桜井とMIRAIはそれぞれバックドロップで迎撃して場外に落とすと、桜井がコーナーに上りプランチャを投下する。
 リングに野崎を投げ入れると、MIRAIがミサイルキックから桜井もミサイルキック。フォールも2。
 MIRAIがブレーンバスターから桜井がダイビングエルボードロップを投下しフォールもCHIAKIがカット。
 ミライサクで合体STOから桜井が蝶野直伝STF。CHIAKIがMIRAIをレフェリーに叩きつけていき、さらにイス攻撃で桜井をカットし。MIRAIにも殴りかかるが、MIRAIがイスを奪ってCHIAKIの脳天に叩き込む。さらにMIRAIが野崎にもイスを連打するが、ボジラがリングに上がりMIRAIの背中を蹴りつける。桜井がボジラに殴りかかりヘッドバッドからMIRAIとともにロープに振るが、ボジラはダブルラリアットでなぎ倒し、野崎が桜井にレインメーカー式ビッグブーツ。野崎はロープに飛んでノアールアンサー・ハイからフォールも2。
 野崎はスリーパースープレックスからフォールもMIRAIがカット。
 CHIAKIがMIRAIを担ぎ、野崎がMIRAIの顔面にトラースキックからCHIAKIがムーンウルフ。
 野崎が桜井に走り込むが桜井はビッグブーツで迎撃しフォールも2。
 桜井はMPRも2でレフェリーの足をCHIAKIが掴んで場外に引きずり落とし、野崎が桜井にトラースキックからイスを脳天に叩き込む。
 野崎はノアールアンサー・ハイからフォールし3カウントを奪った。

野崎「ミライサクが、今日、勝つと思ったやつ、残念でした―!おいおいおいよく考えろ。今日、何日の、何曜日だ?おい考えろ?13日の金曜日、我々、ダーク・ウルフ軍が、チャンピオンになるにふさわしい日なんだよ。桜井麻衣、私と決着つけるだ?野崎様に勝つなんてな、100万年はえーんだよ!」

 桜井が掴みかかるがボジラが蹴りつけ髪を掴んで動きを止める。さらに野崎がイスを振りかぶって殴りかかるが、桜井が避けてボジラに誤爆。
 ボジラは野崎を突き飛ばしてふっ飛ばす。

ボジラ「おめでとう。だがふざけたリーダーとふざけたお前(CHIAKI)と一緒にやっていくつもりはない。私はダーク・ウルフ軍じゃない!私の気持ちも変わった、私があなたたちのベルトに、パートナーを連れてくるわ。よく見ておけ、次の挑戦者はこのボジラだ」
野崎「ボジラ!ワッツハプン!どうしたの急に?私たち、仲間じゃん!?」
ボジラ「ファッキュー!」
CHIAKI「おい、今まで何だったんだよ・・・なんか、ボジラが、このツインスターのベルトに、なんか挑戦するみたいなこと言ってたな!?まあ、どうせ、大した奴連れてこれねーんだから、軽く、受けてやりましょうよ」
野崎「CHIAKI、随分余裕だね。ちょっと、ボジラ、いやでも、確かに、我々、ダーク・ウルフ軍に、乗り越えられないものって、ないよね?そうだよね?誰の挑戦でも、受けようじゃん。これから、このベルト長い期間持って、ダーク・ウルフの時代?ダーク・ウルフ軍の時代、どんどんどんどん切り開いていこうじゃん。お前ら!楽しみにしとけ」

<試合後コメント>
ミライサク
桜井「ごめん・・・自分のせいで・・・すごい悔しいです。1.3に向けて、2冠になる勢いで今日臨んだんですけど、ベルト落として、すごく1・3を迎えるのが、とても、今怖いです。ごめんね」
MIRAI「・・・今日こんな奴らに負けて、ベルト落として、ミライサクの夢から、一歩、遠ざかってしまいました。ほんとにごめん」
桜井「・・・ちょっと、こんなはずじゃなかったんで、言葉が何も出てこない」

ダーク・ウルフ軍
野崎「お疲れ様でした~。CHIAKI~とったねツインスター」
CHIAKI「私の腰に、最高でもう最凶のダークウルフがここに爆誕した。そんな感じ(笑)
野崎「最初から爆誕してるよ~2人でとったんだよこのベルト。なんなら、ちょっと遅かったぐらいだよね」
CHIAKI「確かに確かに」
野崎「もっと早くにね、このベルト来てもよかったんじゃないかなと思ったけどまあ今日、13日の金曜日に、最高に良い日に、我々、ダーク・ウルフ軍、ツインスターのベルトやっととることできましたー!」
CHIAKI「ウェーイ!」
野崎「なんか、ボジラ、どうしたの?ちょっと当たっちゃっただけじゃん」
CHIAKI「わかってくれよって」
野崎「別にさ、ないことないじゃん。理解してくれるはずじゃん。あんなの」
CHIAKI「今までもあったと思うんだけど」
野崎「そうなんだよな(苦笑)急に、あいつどうしたの?」
CHIAKI「いや、なんか今までダークウルフ軍として3人でやってきたから、ほんとちょっと寂しいけど、まあ今の俺らに怖いものはないから」
野崎「そうね、守るものがあるからね」
CHIAKI「そう。ボジラがなんか?誰を連れてくるかわかんねえけど、このベルトに挑戦したいって言うから、どーんと受けてやろうと思います。はい」
野崎「うん。楽しみにしとけお前ら。これからダーク・ウルフ軍の時代だ」
CHIAKI「いえーい!」

第6試合

 髪を掴んで睨み合い、そのままロープ際でもつれると奈七永がロープに押し込むがレフェリーが引き剥がす。
 ビンタの打ち合いから奈七永がショートレンジラリアットでなぎ倒しマウントエルボー連打。Sareeeも切り返してマウントエルボー連打。奈七永がすぐに切り返してマウントエルボー連打からナックルを落としていき、髪を掴んで引き起こすとヘッドロック。抜けたSareeeが胴締めフロントネックで絞り上げるが、抜けた奈七永がヘッドロックで絞り上げるが、Sareeeがヘッドシザースで抜けていく。奈七永も頭を抜いて腕を取るがSareeeがロープに足を延ばしブレイク。

 Sareeeが前蹴りからエルボーを打ち込みヘッドロックで絞り上げるが、奈七永はそのまま力任せにバックドロップ。フォールも1。
 Sareeeはロープに飛んでドロップキック。再度ロープに飛んで顔面に低空ドロップキックから、ストンピングを落としてロープに飛ぶが、奈七永はショルダータックルで迎撃するとコーナーに振って串刺しラリアット。さらに膝をリングに叩きつけると、変形キャメルクラッチから片逆エビ固め。これを離すとリバース・インディアンデスロックから自ら倒れて痛めつけるが、Sareeeは奈七永の腕に噛みついていく。奈七永は腕を極めながら噛みつき、レフェリーが注意するとこれを離して足を絞っていく。Sareeeはなんとかロープを掴みブレイク。

 奈七永はロープに押し込みエルボー連打から走り込むが、Sareeeはショルダースルーでエプロンに落とし、エルボー合戦から奈七永がヘッドバッド連発。さらにコーナーに顔面を叩きつけていくが、Sareeeもコーナーに奈七永の顔面を叩き込むとロープ越しのスリーパー。レフェリーが注意するとこれを離し、場外に落下した奈七永に場外テーブルからのダイビングフットスタンプを投下する。
 Sareeeはリングにイスを投げ入れ、リング中央に向かい合わせにセットするとそこに座って奈七永を挑発。リングに戻った奈七永もイスに座ってビンタの打ち合いへ。奈七永が前蹴りで倒し、Sareeeもドロップキックでイスごと吹っ飛ばすと、コーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 Sareeeはコーナーに上るも奈七永はビンタから正面に上り雪崩式ブレーンバスターから引き起こしてショートレンジラリアット。フォールも2。

 エルボーの打ち合いから奈七永がエルボー連打。ロープに飛ぶが、追走したSareeeがカサドーラ・フットスタンプから串刺しバックエルボー。だがすぐに奈七永がショートレンジラリアットでなぎ倒し、セカンドロープからの冷蔵庫爆弾を投下しフォールも2。
 奈七永は走り込むが、Sareeeがエルボーで迎撃するも奈七永はビンタからロープに飛ぶ。Sareeeは追走ドロップキックからロープに飛んで顔面に低空ドロップキックを突き刺し、コーナーに上るが奈七永がエルボーから雪崩式ドラゴンスクリュー。さらに膝裏へのランニングエルボーから足4の字で捕らえるがSareeeはロープを掴みブレイク。

 奈七永はコーナーに上るが、Sareeeがビンタから正面に上りヘッドバッド。さらに雪崩式ブレーンバスターから再度コーナーに登りセカンドロープからのダイビングフットスタンプを投下する。すぐに奈七永がアンクルホールドで捕らえて絞り上げ、足4の字で捕らえる。Sareeeはなんとかロープを掴みブレイク。

 奈七永は担ぐとそのまま前に落としてフォールも2。
 奈七永はコーナーに上り冷蔵庫爆弾を投下するが、Sareeeは足を延ばしてカットし、ランニングフットスタンプを顔面に叩き込むとコーナーに上りダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 Sareeeはバックをとるが、バックエルボーで切り返した奈七永が投げようとするが、Sareeeは飛びついて胴締めフロントネック。奈七永はロープに足をかけてブレイク。

 エルボーの打ち合いを制したSareeeがロープに飛ぶが、奈七永がカウンターのバックドロップ。すぐに立ち上がったSareeeがソバットも、奈七永は受けきりショートレンジラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。

 両者走り込むが、Sareeeが裏投げの体勢に入るも奈七永があわてて離れてコンビネーションのビンタから右ストレート。 
 奈七永は引き起こしてナナラッカからフォールも2。

 奈七永は掟破りの裏投げで叩きつけフォールも2。

 奈七永は投げようとするが、切り返したSareeeが丸め込むも2。

 Sareeeは裏投げを狙うが、暴れた奈七永にヘッドバッド連打。Sareeeはロープに飛ぶも、避けた奈七永がスクールボーイも2。

 奈七永はワンセコンドを狙うが、Sareeeが切り返してスリーパー。グラウンドにそのまま引き込み胴締めスリーパーで絞り上げるとレフェリーが試合をとめた。

Sareee「今、この、女子プロレス界で、最も熱い女、2024年女子プロレス大賞を獲得した、Sareeeです。おい、林下詩美!1・3、大田区、ちょっとあがってこいよ」
詩美「2021年、すでに私が受賞された、女子プロレス大賞、おめでとう。これで、1・3、私の挑戦する相手は、Sareee、あなたに決まった。私は絶対にそのベルトを取るし、あなたには、めちゃくちゃ全力でいきます。2025のマリーゴールドを作っていくのは、この林下詩美しか居ないでしょう!」
Sareee「お前の言葉に、説得力の欠片もねーんだよ。お前さ、いっつも、眠たくなるような試合やりやがってよ。新年一発目、テメーのこと目覚めさせてあげるよ私が。でもね、悪いけど、マリーゴールドのエースは、お前、林下詩美には務まらない。これは間違いない。だから!2026年も、私が新年一発目、この真紅のベルトを防衛して、マリーゴールドを私が引っ張っていってやるよ!」

 Sareeeがベルトを掲げて詩美を突き飛ばすと、詩美は負けじと前に出て睨みつけた。

Sareee「で、高橋奈七永、お前大丈夫か?おい、生きてるか?高橋奈七永とは、まあ色々あったけど、今日、しっかり私は、決着つけたと思ってる。だから私は、次に進ませていただきます。さようなら」

奈七永「(観客に)ちょっと待ってください。私が、レスラーで、居る以上、良い試合だったっていう言葉は、勝った時に言ってほしい。勝つために、試合をしてる。リングに上がってる。自分自身に、勝って、勝って勝って、リングに、上がってる。Sareee、私に、勝って、嬉しくもないのか?当たり前なのか?おい、お前の中には、パッション、ないのか?おい」
Sareee「あたしは、今、この女子プロレス界を背負ってんだよ。そんなな、先輩のお前がパッションパッション言ってそれについていくと思ってんのか?私が今、女子プロ界のトップなんだよ。そんなんでさ、パッションパッション言ってほしいわけ?私はそうじゃないと思う。お前とは一緒じゃない。嬉しくたって、勝ったって、喜べばそれでいいのか?そんなもんじゃねーんだよ、このプロレス界背負っていくってわかってるかお前に!私は!それぐらいの覚悟なんだよ!」
奈七永「わからない。なんて言わねーよ!あたしだってな、そうやってずっとずっと突っ走ってきた。そして喜んだり悲しかったり辛かったり、いろんないろんなだいろんな感情で、このプロレスと向き合ってきた。そんなプロレスが大好きで、だからこうやって、今日Sareeeの持つベルトに挑戦した!だけど負けた!勝っても負けても、皆さんにお伝えしたいことがありました。高橋奈七永、マリーゴールド、1周年の、来年5月に、プロレス界を、引退することを決めました。大好きだから、大好きだから、引退を見据えて、どんな覚悟でこのリングに来たかわかる人もいればわかんない人もいると思う。わかんなくてもらっていい、だけど最後まで私は!最後まで私は!大好きなプロレスを、思いっきり!このマリーゴールドから届けていきますので、最後まで目を離さないでいただけると嬉しいです。今日はありがとうございました!Sareee、気持ちが交わんなくても、私は今日、Sareeeと、試合ができて、よかったよ。最後まで、追っかけるわ。ありがとう(Sareeeと握手)」
Sareee「なに、高橋奈七永、5月で引退。じゃあ、今日が私と最後のシングルだったんじゃないのかなと思います。私は、あなたと、プロレス界で、こうやって出会えて良かったと持ってる。本当にありがとうございました。最後まで、パッションパッションパッション、うるせーババアでリング降りろよ(奈七永を抱きしめるが、奈七永は髪を掴んで睨みつけてから抱き合う。奈七永が去るのを見送って)ということで!2026年もSareeeが、あごめんなさい、すいません、2025年も、Sareeeが、マリーゴールド・ワールド王者として、女子プロレス界を引っ掻き回して行きたいと思います。皆さん、12月26日マリーゴールド後楽園も必ず、見に来てください。私が、必ず熱くさせます。本日は、ありがとうございました!」

<試合後コメント>
Sareee
「2度目の防衛成功しました。2024年度女子プロ大賞を獲得したSareeeです。今日の、高橋奈七永戦、正直、いろんな思いがありましたが、でもやっぱりリングに立った者同士しかわからないことがあるんだなと今日改めて思いました。その中で私は、怖い高橋奈七永を引っ張り出せたんじゃないかなって思ってます。私の作戦通りです、これは。その上で、今日、高橋奈七永とも決着をしっかりつけることができて、私はまたこれで自信もって前に進めるなって思います。私が2025年もこの女子プロレス界、熱く熱く盛り上げていきたいと思います。今日はありがとうございました」

――改めて挑戦者に関して
「私が、マリーゴールドに旗揚げ戦から上がって、こうやって林下詩美とリング上で向き合うのってはじめてなんですよ。それって、遅くねって正直思うし、今日もマイクで、熱いんだか熱くないんだかわかんない眠たそうなマイクしやがって、そんなんでね、マリーゴールドを引っ張っていけんのかよって。私はそう思いますよ。お客さんはどう思いますか?しっかりと私が林下詩美の目を覚ましてあげたいと思います。それでも、あいつは私を超えることはできないと思う。だから私は遠慮なく1月3日も3度目の防衛して、マリーゴールドの幕開けを熱く熱くしたいと思ってます」

――中盤戦、封印すると言っていた裏投げを狙っているように見えたのですが、あれはフェイントだったのか、もう出さずにはいられなくなるところまで追い込まれたのか。元々どこかで出すつもりの封印宣言だったのか?どれでしょうか
「いや、元々出すつもりはもちろんないですよ。またそんなね、怪我でもしてね、欠如なられても私困るんで。出すつもりは全くなかったですけど、最後、まあ出さない。 出さなくて勝つ方法ってなんだろうって思った時に、とっさに裏投げを取ってましたね。はい。でもなんか私、裏投げ食らいましたよね?なんかあんま覚えてないんですけど、高橋奈七永が裏投げを出してきた、どんな意味があったんだろうって思います。はい」

――奈七永選手の引退宣言はどう受け止めましたか?
「5月に引退するってマイクで言ってましたね。私にとって高橋七菜は、若手の頃は本当に憧れの存在でしたし、早く追いつきたいって毎日毎日必死でした。でも、今は、違います。私はこうして女子プロ界のトップに今立ってるんで。そんな、ね、パッションパッション言ってらんないですよ。高橋奈七永について行こうなんて思わないし、引退、本人が決めたことだからしょうがないんじゃないですかね?受け入れるも、受け入れるも受け入れないも、高橋奈七永が決めたことだから」

高橋奈七永
「クソ―!負けました。Sareee、うん。今の 2024年12月13日現時点でのマリーゴールドのチャンピオンはSareeeだし、 女子プロレス大賞をとったSareeeが、女子プロレス界のトップ、に、間違いないんですよ?間違いないよ!高橋奈七永を倒したんだし。自分は、ずっとずっと負け、勝ちを譲るつもりでは、リングに立ってないし、負けて当たり前なんてさらさら思ってない。でも、28年という月日は、なかなか、私にとって、まあヘビーでもあったし、ほんとにたくさんの物を与えてくれました。だからここでそろそろ自分の中で、区切りをつけて、高橋奈七永の、人生の、第2章を始めていきたい。そんな気持ちなんか、プロレスラーとして引退しますけれども、高橋奈七永の最高の位置で。辞める。それを人生はずっと続いてくので、その姿を、見せていきたいという気持ちもある。そのためには、五体満足でリングを降りないといけないと思います。なので、最後までマリーゴールド一周年の5月なで、必ずパッションし続けて、進化し続けて、高橋奈七永の最高の位置でやめる。それを目標に掲げて、この先あと5ヶ月ですが、進んで行きますので、どうか私に、今まで関わってきた人たち、見にきてくれたらすごい嬉しいし!選手のみんなも手抜くじゃねーぞコラ!。絶対に、絶対に手を抜くんじゃねー。私をぶっ倒してくれ。ぶっ倒してくれ、そしたら私もぶっ倒しにいくんで!はい。そんな感じ!パッションは燃え尽きないよ!燃え尽きない、まだまだ!まだまだパッションしていくぞー!パッショーン!おっしゃー!おりゃおりゃおりゃおりゃ!」

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