「今回の防衛戦は運命」CMLL日本女子王者のウナギ・サヤカが3・1『ルチャフェス3』で仇敵・ジュビアを迎撃へ!
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メキシコ・CMLL、メキシコ観光、LADYS RINGの3社合同で開催される「ルチャフェス3」(3月1日、東京・新木場1stRING)の会見が20日に都内のホテルで行われ、CMLL日本女子王座を保持するウナギ・サヤカが出席した。
同大会のメインでは挑戦者のジュビアを迎え撃つ。当初は昨年10月のメキシコ遠征でジュビアとの防衛戦が決まっていたが、遠征中にウナギが肋骨を骨折。ジュビアも同時期に顔面を骨折したため、流れた一戦だ。
ウナギは「だから今回の防衛戦は運命だったのかなって。でもウナギ・サヤカ的に言ったら、日本でベルトを落としている場合ではなくて。去年10月のグランプリでルチャとかメキシコとか、メキシコ人のレスラーとか何も知らないまま行きましたけど、とてつもない怒りを持ち合わせて帰ってきているので。もう一回メキシコに行って、全員ぶん殴らないと気が済まないですね」と強い決意を示した。
ジュビアには借りもある。昨年2月の「ルチャフェス1」ではタッグの3本勝負で敗北。10月のメキシコ遠征では、当時CMLLメキシコ・ナショナル女子タッグ王者だったジュビアに挑戦したが、ベルト取りは果たせなかった。それでも「ジュビアにはずっと負け続けていますけど、正直、いまのウナギ・サヤカ、めちゃくちゃ価値があると思っています」と豪語する。今月16日には里村明衣子相手に後楽園ホールでワンマッチ興行を開催。試合は敗れたものの、1603人超満員札止め(主催者発表)の観衆を集め、大成功に導いたからだ。
4月26日には両国国技館で自主興行「ウナギ絶好調」、翌27日には同じ両国国技館で「ルチャフェススペシャル」も開催される。「このベルトを防衛したら、 それも見えるってことですもんね。防衛して、両国2連戦をかなえたいと思います。自分がベルトを巻いて、先頭で証明していくことが大切」。勢いに乗るウナギが、春のプロレス界を席巻する。