【試合詳細】2・16 ウナギ・サヤカ後楽園ホールワンマッチ興行 ウナギ・サヤカvs里村明衣子

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『後楽園ホール ワンマッチ興行 ウナギ・サヤカ 殿はご乱心 我が名は』
日程:2025年2月16日(日)
開始:16:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,603人(超満員札止め)

▼シングルマッチ 時間無制限1本勝負
●ウナギ・サヤカ(フリー)
24分21秒 スコーピオ・ライジング→片エビ固め
○里村明衣子(仙女)

史上初の後楽園ホール女子ワンマッチ興行は1,603人の超満員札止め!ウナギにマブダチ認定された里村は「死ぬまでプロレス界で闘っていこう」と握手!

オープニング


 文化放送『ウナギ・サヤカの査定してやるよ~!』(金曜22時~)でパートナーを務めている清野茂樹アナが、急遽南客席から前説を担当。
 1,603名の超満員札止めになったことが発表され、会場中からの「ウナギ~!」コールでスタート。

第1試合



 握手を拒否したウナギが前蹴り連発で試合開始。ビンタで返した里村にウナギが左右のビンタ連発からビッグブーツも、キャッチした里村がエルボーからロープに振ってランニングエルボーで倒す。


 倒れたままのウナギを里村が引き起こすと、そのまま払い腰で叩きつけてグラウンドで袈裟固め。ウナギがヘッドシザースを狙うも里村は絞って拒否し、ヘッドロックに移行して立ち上がると腕を捻ってグラウンドになり再度ヘッドロックで絞り上げる。そのまま立ち上がると、里村は動けないウナギの顔面に膝蹴り連発。さらにエルボースマッシュからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばしてカットしたウナギがコードブレイカーからロープに飛んでギロチンドロップ。避けた里村がバズソーキックも、ウナギが避けるとそのまま回転した里村が容赦ないバズソーキック。ウナギはたまらず場外へ。

 里村はこれを追って場外に降りると客席に叩き込もうとするが、ウナギがリバースして観客席に座っていた鈴木みのるの席へと叩き込む。


 ヘッドロックで西側客席に連れて行くが、里村がヘッドバッドから西ボードにウナギの顔面を叩き込む。里村はウナギを東側客席に連れて行くが、ウナギがガットショットから里村を東ボードに叩き込んで反撃。
 ウナギは南側客席に里村を連れていくと、通路でのブレーンバスターからゴムパッチンのゴムを里村に咥えさせ、手を離そうとするが里村が先に離してウナギが自爆する。
 会場の「もう一回」コールを聞いたウナギ」が里村にビンタをし「みんなは、里村明衣子がゴムパッチンされてる姿が見たいんだー!」と叫ぶと、里村の口に再度ゴムを咥えさせると、見事里村の顔にゴムパッチンが成功。
 ウナギはヘッドロックで捕らえながらリングに戻ろうとするが、SEAdLINNNG勢の客席の前につれていくと羽交い締めに。南月たいようがダブルチョップを叩き込み、さらに中島安里紗もエルボー。
 ウナギはヘッドロックで捕らえ直し、西側客席にいた永島千佳世に近づいていくと、永島がゴムを持って里村にゴムパッチン攻撃。
 ウナギは満足そうな笑顔で里村をリングに投げ入れる。

 ウナギはコーナーで顔面にビッグブーツ連発から、コーナーに振ろうとするが、逆に振った里村が串刺しエルボー。ウナギがコーナーに振って走りこむが、里村がブーメランアームホイップからSTFで捕らえる。


 これを離すと里村はソバット連発。ウナギは腹を押さえてリングに丸まり、里村は髪を掴んで引き起こすとエルボースマッシュ。ウナギは腹を押さえて丸まったままだが、レフェリーが確認するとなんとか立ち上がる。だが里村は容赦なくミドルキック連打でコーナーに押し込み、バックドロップからフォールも2。

 里村はロープに飛ぶが、ウナギがビッグブーツで迎撃し、だがそれがいい!(※開脚式フェイスクラッシャー)。さらにロープに飛んでギロチンドロップからフォールも2。

 ウナギはかかと落とし連発からコーナーに登るが、里村がハイキックからエルボー。さらにオーバーヘッドキックを顔面に叩き込むとウナギはリングに落下する。
 膝立ちのウナギに里村はサッカーボールキックを叩き込んで倒し、再度膝立ちになったウナギに里村は容赦ないサッカーボールキック。
 3発目を避けたウナギがバックを取るも、里村はバックエルボーで逃れてハイキック。そのままリングに転がすとコーナに登るが、ウナギが立ち上がるとビンタから正面に登りエルボー連打。さらに雪崩式ブレーンバスターで投げ捨て、再度ブレーンバスターからフォールも2。

 ウナギは胴絞めフロントネックで捕らえるも里村はロープに足を伸ばしブレイク。



 ウナギはロープに飛ぶとビッグブーツ。だが里村がエルボーで返し、ウナギもエルボーで返すが里村はソバット。
 丸くなってリングに倒れるウナギを里村は髪を掴んで引き起こそうとするが、ウナギはなかなか立ち上がれない。
 弱々しく立ち上がったウナギに里村はエルボー。ウナギもエルボーで返し打ち合いへ。ウナギがエルボー連打も里村はDDTからロープに飛んでサトムラ・スペシャル。里村はバックドロップからフォールも2。



 里村はスコーピオライジングを狙うが、ガードしたウナギがRKO。さらに人としての意地でござる(※相手の腕に足をかけての変形DDT)から変形腕固め。里村はロープに足を伸ばすが、ウナギはそのまま変形羽折り固めへ。里村はロープに足を伸ばしブレイク。

 ウナギはコーナーに上り、これより我は修羅に入る!(※マッド・スプラッシュ)を投下しフォールも2。

 ウナギはエルボーも里村はオーバーヘッドキック。膝立ちになったウナギに里村はサッカーボールキックから投げようとするが、ウナギはサムソンクラッチも2。

 ウナギはロープに飛んでスライディングTANAKAからフォールも2。

 ウナギは城門突破(※変形ブレードランナー)で叩きつけフォールも2。


 ウナギはロープに飛んでスライディングTANAKAも、里村は下からヒジを蹴りつけて迎撃するとデスバレーボム。フォールも1で髪を掴んで引き起こした里村が担ぐが、ウナギはスリーパーで捕らえて逃れる。しかし里村は強引に担いで再度デスバレーボム。フォールも2。

 里村はウナギが立ち上がるたびにローキックで膝をつかせ、スコーピオライジングを叩き込みフォール。これで3カウント。


里村「(大里村コールを受けて)今日、ウナギの企画でこうして、超満員のお客様に来ていただいた意味、よくわかってます。私は、ただ、引退するだけじゃないよ。終わりのレスラーじゃないんだよ!おいウナギ!ウナギとはな、なんかまだまだ続く気がするわ。あたしまだ、引退した後も、死ぬまで、プロレスに人生かける。何があっても、プロレスに人生かけるって決まってるんですよ。今日試合して、なにかウナギにもそういう匂いを感じたなぁ!一人で、何かを背負ってんだろうが!私は、今日、こうやって、満員のお客様を、集めていただいて、こうやって試合できたことに、ウナギに感謝します!でもな、これで終わりじゃねーんだよ。4月だってあるだろう。もっと、目指してるものあんだろ!あたしはな、できる限り、ウナギの夢を、一緒に見たい!」

ウナギ「(大ウナギコールを受けて)あのさ、試合に勝ってさ、いい感じのマイクしてさ、全部持っていこうとすんのやめてもらっていい?あなたが引退を決めた日、絶対に、何かで、里村明衣子にとっての一番になりたいと思った。おいメイメイ、引退する前に、ウナギ・サヤカとシングルできて良かったな!私は、今でも、沢山の人が、昔のプロレスは良かったって、言ってる、たしかにそうです。昔のプロレスラーは、プロレスを作り上げてきて、後楽園も当たり前にパンパンにして、マジでかっこいいし、めっちゃすごいし、でもさ!今、こうやって、リングの上で生きて、プロレスをしているのは!今の!現役レスラーなんですよ。だから、絶対に、何があっても、大きい夢を見て、大口叩いて、先頭で、実際に行動して、夢を、叶え続けると、お前に誓うよ。里村明衣子の血はな、仙女の奴らだけが継ぐんじゃねーよ、今生きてるプロレスラー全員で繋いで、全員で上に登っていくんだ。だから、せいぜいお前も、3月の代々木!パンパンにしてみろよ!私も、必ず!両国パンパンにして、東京ドームで、自主興行、ぜってぇやるから。今が、一番すごいプロレスを、これからも、ずっと一緒に、作らせてください」

 ウナギは握手を求め、里村はその手をガッチリと握って引き起こす。

ウナギ「てわけで、みんなで、いったんね、いったん。大きい声で、ありがとうメイメイで、しめたいと思います。いきますよ!せーの!ありがとうメイメイ!」


 ウナギが里村の手を上げて勝利を称え、里村は抱きしめると、最後にウナギと里村は座礼をしてリングを降りる。
 場外で改めて南側客席を向いて記念撮影に応じると超満員札止めの会場を後にした。

<試合後コメント>

里村明衣子&ウナギ・サヤカ
(※里村が先に1人で現れてコメント開始)
里村「いやぁ、スゴイじゃないですか。こんなに……なんか、ウナギ・サヤカのような選手は、私の後輩では作れない。作れないけど、彼女が本当にフリーランスとしてこうやって、ここまで出来るって、マジでスゴイって思いますね。この勢いで両国も東京ドームも『マジでやれよ!』って思います。私も私でやりますよ。私はね、経験上、女の決意ってあんまり信じないんですよ。コロコロ変わるんで。全く信用してないんですけど、ウナギ・サヤカに関しては信じる。言ったことちゃんとやるし、なんか色んなものを犠牲にしてるし、やっぱスゴイし。だからね、私は今日の試合で、引退はするけどプロレス道は終わりじゃない。辞めたあと、もっと大きくしてやりますよ。もっと里村明衣子の道を広げていきますよ。これを今日来てくださった皆様に覚悟としてお伝えします」

――プロレスラーとしてウナギ選手と触れてどう感じたか
里村「初めてなんで、全くの初対面なんで、やっぱね、全然合わないところがありましたけど、それでいいんじゃないですか?手の合うプロレスってつまんないんで。やっぱこうやって最後の最後で、超満員の中で初めての対決でこれだけのお客様が集まってくれてるってところは、ウナギ・サヤカと里村明衣子の価値だと思います。……ウナギ!」

(※ふらふらとコメント会場に現れたウナギを呼び込んで合流)

里村「スゴイね」
ウナギ「スゴイでしょう?」
里村「スゴイよ!」
ウナギ「私も里村明衣子のスゴさを最後に直接こうやって感じられて、しかもこんなにパンパンのお客さんの前でやった選手、他にいる?!」
里村「いないよぉ!」
ウナギ「でしょぉ?最後に貴女と最高の場所で、しかもここ後楽園で出来て、本当にマジで嬉しかったし、貴女とはホントにここで初めて闘ったけど、初めてだった気がしない。あんなスゴイ素晴らしい前哨戦という名の対談も組んでもらって、あそこで話を聞いて、里村明衣子という人間の大きさを知れて、この一戦を迎えられたことを本当に誇りに思ってるし、あの時点で貴女とこれからも最高のプロレス界を一緒に創っていける気がしました。だから、引退するまでは鬼のメイメイだけど、引退したらマブダチのメイメイとして……」
里村「嫌」
ウナギ「なんでだよぉ……ンなんでだよぉ……」
里村「あたしはね、ず~っとカタブツで行きますよ。カタブツで行くから、ウナギ・サヤカにしか出せないものを創って。あたしはカタブツにしか出来ないものを創っていくんで。それはいつか絶対繋がるんだよ」
ウナギ「分かった。マブダチのメイメイとして、一緒に頑張ろう?マブダチとしてね?マブダチでいい?もう、じゃあ」
里村「よくねーよ」
ウナギ「ンなんでだよぉ……なんでぇ?!(※報道陣を見渡して)……ほら、みんな『マブダチでいいじゃん』ってなってるよぉ?」
里村「……(※周囲の空気を察して苦笑い)」
ウナギ「もうマブダチでいいじゃんッ!こんなにお客さん、だってさ?!デビュー戦の場所も一緒、なんなら去年の誕生日の9月の後楽園でやって、ホラ、ね?乗り込んだ日よ!誕生日やって、こうやって一緒にやって……これマブダチ以外あるゥ?!」
里村「今の女子プロレスを創っていくのは一緒なんですよ。一緒なんだけど、カタブツとして、今甘ったれてる世代の奴らいるんだよ。それをね、あたしね、引き締めていくよ」
ウナギ「おぉ~」
里村「これはあたしにしか出来ないから。ウン。だからさ、あまってれてれる奴さ……」
ウナギ「あまってれてれる奴……?……あまってるてれる奴……?余ってる奴をどうにかしろってこと?」
里村「甘ったれてる奴らを引き連れて、どうにかしろよ。今度連れてこいよ」
ウナギ「私がぁ?あまってるてれる奴連れて?仙女に?なんかハードル上がってんなぁ~」
里村「それでいつか」
ウナギ「全員シバいてくれるってこと?」
里村「うん。繋がるんだよ、そこが」
ウナギ「分かった。ちょっとこっち、多くない?」
里村「ウナギ・サヤカはウナギ・サヤカの道を創る。里村は里村の道を創る。いい?それが合わさったときに」
ウナギ「はい」
里村「デカいものが見えるよ」
ウナギ「はい。……なんか、カタブツだなぁ、やっぱ」
里村「今日はありがとう!」

(※2人がガッチリ握手)

ウナギ「まだまだ私たちの闘いは続くってことで」
里村「マジで死ぬまでだよ!死ぬまでこの世界にいて?」
ウナギ「イヤだよぉ?!」
里村「今日はありがとうございました。ホントにありがとうございました」
ウナギ「はい。ありがとうございました」
里村「ありがとうございました!」

(※里村が退席)

ウナギ「……死ぬまで?はぁ~……キッツイなぁ……。どうでしたか?皆さん?楽しかったぁ?『プロレスって最高だなぁ』って思ったぁ?まあでも今回、ワンマッチをやると決めて、業界の人たちから『私たちがやろうと思ってたのに』と言われましたよ。ただね、思っただけで、思ってたけどやらねーのがお前ら。やるのが私、ウナギ・サヤカです。これからも、誰よりも犠牲を払ってでも、一番前でプロレスで闘い続けたいと思います。里村明衣子と、最後、『はじめまして』でこうしてシングルで闘うことが出来て、本当に良かったです。もういっそのこと、このまま負けないで引退してほしいなと思います。仙女、3月19日、代々木で。そして私は4月26日、両国国技館で自主興行やります。皆さん!プロレス、最高なんですよ。その最高を必ず私たちが見せるので、信じて足を運んで下さい。絶対に、昔よりもワクワクさせて見せます。ウナギカブキは終わらないッッ!!ありがとうございました!!」

――今日は1,603人の超満員札止めになった
ウナギ「1,603人!スッゲェ~……!」

――このワンマッチ興行がここまで支持を得られた理由はなんだと思うか
ウナギ「う~ん、そうですねぇ……。まあ正直、今集客という大きい壁と闘ってるのが今のプロレスだと思っていて。メッッッチャ怖かったんですけど、てか里村明衣子とここまで大口叩いてワンマッチで『うわぁ、マジでお客さん入らなかったらどうしよう』って思ったけど、やっぱり迷いなんていらないんだなって思ったし、自分が絶対に満員にすると信じて、そして里村明衣子だからと言うことを信じてやって、やっぱり良かったなって思います。やっぱり経験値ってすごい大事だと思うし、なんか保険をかけることも絶対に生きていくうえでは絶対に必要なものだと思うし、会社を潰さないためにも戦略とかメチャクチャ大事だと思いますけど、けど時にはこうやってなにもなくてもぶち当たると、こうやって一番プロレスを信じてくれてるお客さんたちがこうやって来てくれるんだなって思いました。ホントに、ここに来るまで真っ直ぐな気持ちだけで私もこのワンマッチに関してはやってきて、ホントに良かったなと思います。(※右の目元を指して)しかも一昨日11針縫ったんですよ。ヤバくないですか?開いてないですか?今日里村明衣子に破かれると思って来たんですけど。まあでもね、怪我は付きもので、付きものって思っちゃいけないんですけど、それでも闘ったという今日この日は、ちょっと皆さんの『ウナギ・サヤカはマジでスゴかった』って全員書いてもらっていいですか?このあとも、東京ドーム必ず叶えますし、両国もちょっと皆さんビックリするカードを準備する予定なんで。まだ何も決まってないですけど、絶対にするんで。みんなの一番ワクワクする場所、必ず私が創ります。カタブツメイメイと一緒に、カタブツロードとカブキロードで、プロレスをもっと盛り上げたいと思いますので。その他のプロレス団体のみなさんも、どうか負けないように頑張ってくださいねぇ~♪以上、ウナギ・サヤカでした!」

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