炎上中の前田日明がリングに登場!現役レスラーたちが「黙って見とけよ」「受け身の一発ぐらいとって帰れよ!」「また今度ね。元プロレスラーさん」と一蹴!

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 26日、両国国技館にて行われたウナギ・サヤカ自主興行『ウナギ絶好調』に前田日明が来場した。

 先月行われたDDTプロレス高梨将弘vsクリス・ブルックスのKO-D無差別級王座戦の試合後に、高梨が頚椎骨折と頚髄損傷で緊急搬送された。
 高梨は様々な団体で活躍する職人肌のレスラーであるが、試合を見ずにこの結果だけを見た前田日明が自身のYoutubeで「今のレスラーは受け身ができてない」と現役レスラー全体を否定したため大炎上。
 
 この日は『悪人顔スーパーランブル』として山下りな、伊東優作、竹田誠志、名無し、ダーク・ウナギ、鈴木みのる、超大物Xが発表されており、試合が繰り広げられる中で呼び込まれた超大物Xはなんと前田日明。
 リングサイドに歩みを進めると鈴木みのると睨み合い、ウナギが「前田日明。おい、今、私達が言いたいことは一つだけだよ。おい前田日明!今の、プロレスラーの!受け身を!見ろ!」と叫ぶと、鈴木が次々選手をなぎ倒し受け身を披露していく。
 これを見た前田は「お前おっぱいだけじゃねーか。身体作れ身体」とウナギに辛辣なコメントをするが、ウナギは負けじと「お前あの騒動があったのにここ来るなんてなかなかやるな。必ずお前を、査定してやるよ」と上から目線を崩さない。

 前田も「お前ら、真剣にやんないと、ここは命のやり取りやる場面がいっぱいあるんだよ。わかってるか?なんの競技なんだよ?自分の職業にプロがついてるってことよく考えろよ」と上から目線で説教を始めるが、鈴木が「偉そうに言ってんじゃねー」と遮るように一蹴し、ウナギも「じゃあ、また今度ね。元プロレスラーさん」とリングから帰らせた。


 試合を終えた山下は「さんなんかつけなくていいよなんだ1人でグダグダ喋って!受け身の一発ぐらいとって帰れよ!」と激怒。
 だが鈴木みのるが冷静に「知ってる?日本でプロレス始めて行われたの、いつか知ってる?俺調べたんだよ。1887年、140年ぐらい前か。そんな長い歴史の中で、俺が関わってきたのは今年で37年。わずか3分の1にも満たないぐらいしか関わってないけど、ここ最近、今現在から37、8年前、令和平成昭和の終わりからずっと関わってきてる。全部見てきてる。プロレスが、今こういう形になって、今日もこんな形になって、俺達は、生き抜くために、プロレスラーとして生き残るために、生き続けるために!姿形を変えてこうやって今現在居る。そりゃ上手い奴もいる、下手くそな奴もいるよ。人数増えれば事故もあるよ。あっちゃいけねーんだけど。だけどな、俺達レスラーは胸張って言うよ。令和の、たった今のこの場所の、今日のこのリングが世界最高のプロレスの舞台だって言ってやる。昔の人間は言うんだよ。ああでもないこうでもないって。でも、そのプロレスを、生き残るために、生き抜くために、残すために俺達こうやって形を変えて今もいるんだから。一言俺から言えるとすれば、黙って見とけよ。これが、今のプロレスの進化した姿だ。見てみろ両国。あんなにお客さんが来て、ワーっと楽しんで、な?あとよ、昔の奴らに俺言ってやるよ。俺はよ、ちょっとしか知らねーけどよ、たかだか37,8年前のプロレスしか知らねーけどよ、その時代も上手い奴確かにいた。スゲー人もいた。だけど、そうでもない、大した事ない、今このリングにいたら前座にも出れないぐらいのレベルの人間もいたぞ!おい、俺は知ってるぞ。一番目の前で見てきてんだ。だからよ、今令和に生きてるこのプロレスラー、日本のプロレスラー、胸張っていいぞ。俺達が最高だって言ってやる」と語り、この騒動にアンサーを出した。

 実際にこの日の興行は健康サンダルマッチなど変則的な試合もあったが、ウナギがプロデュースした満員の両国国技館は最初から最後まで観客が楽しそうにプロレスを見る空間だった。
 今の時代を否定した前田がリング上から見た景色は、意識を変える一つのキッカケになったと信じたい。

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