上野勇希がシングル戦で対戦の正田壮史をバッサリ斬り捨てる!「正田が踏むなら踏んでくれよと。その分返すから」
DDTプロレスが12月24日、東京・新宿FACEで年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(同28日、東京・両国国技館)に向け、公開記者会見を行った。スペシャルシングルマッチで激突する上野勇希と正田壮史が出席し、上野が若手の正田をバッサリと斬り捨てた。
8・25後楽園までKO-D無差別級王座を保持していた上野とのシングル戦は正田にとって、大きなチャンスとなるが、「この試合が決まって、ビックリしたんですけど。見に来てくれる方に楽しい気分で帰ってもらうというのを目標に掲げてます。両国当日は僕は勝つし、皆さんにも楽しく帰っていただきたい」と語った。
上野は「このシングルは急に何の因縁もなく組まれたなかで、正田壮史という男と戦って何を見せたいかと考えたとき、おまえは何を考えて、上野と試合するんだって。僕はKO-D無差別級チャンピオンでしたから、勝つなんてことは大事件ですよ。正田はシャーデンフロイデ・インターナショナルに入って、すごいいいと思ってたんです。クリス(ブルックス)も(アントーニオ)本多さんも高梨(将弘)さんも愛があって、考えがある男たちに囲まれて、満たされていくとそこに近づけるんじゃないかと。愛とか考えることに満たされているところにいすぎて、正田はその2つを放棄してるんじゃないかと思ってます。正田に何かを教えることはできませんが、両国で僕は勝つし、ボコボコにするし、対戦相手として伝えることは伝えますから。受け取ってもらえたらいい」と話した。
正田が「上野さんはずっとKO-D無差別級チャンピオンとして活躍してて。それをずっと見てきましたし、ここで僕が勝利すると、だいぶエグイことが起きるなって思ってるんで。絶対に勝ちたいですし、その上で皆さんに楽しんで帰ってもらいたい。上野さんから踏み潰すと言われたんで、逆に上野さんの顔面を踏み潰す」と改めて意気込みを述べた。
「楽しんで帰ってもらう」との正田発言について、上野は「僕たちはプロフェッショナルですから、それは当然のことで。勝つことでハッピーに帰ってもらうということだと思うんです。でもお客さんにはムカつく権利も、悔しいと思う権利も、もっと見たかったと思う権利もあるんです。もっとしっかりとやりたいことを見つめてもらわないと…。ただただKO-Dタッグを獲ったときのように、彰人さんと名古屋でシングルをしたときのように、何かつかめそうでも、考えることをあきらめてしまって。試合負けちゃった、タッグタイトル獲れた、次しゅんまおに負けちゃった、次頑張りますというだけの戦いになりますから。僕が正田に勝って、何か続くタイトル戦があるわけではないから、正田が踏むなら踏んでくれよと。その分返すからと。でも今の正田の心意気は全然踏んづけようともしてくれないですから、まだ物足りないんで、正田君のことを踏んづけたいと思います」と笑みを浮かべながらも厳しいコメントを残した。