DDT若手リーグ戦「DGC」に向け、高鹿佑也が不退転の決意!「全員の腕をへし折って、ギブアップを言わせて、DGCの頂点を獲る」

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 DDTプロレスが1月29日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』に向け記者会見を行い、Bブロックでは高鹿佑也が不退転の思いを吐露した。

 同リーグ戦にはAブロックで中村圭吾、正田壮史、イルシオン、石田有輝、BブロックでTo-y、高鹿、夢虹、須見和馬の計8選手が出場。2・4&2・5新宿、2・8横浜、2・9仙台で公式戦を実施し、各ブロックの最高得点者同士により、2・23後楽園で優勝決定戦を行う。優勝者は4・6後楽園でその時点のKO-D無差別級王者(現王者はクリス・ブルックス)に挑戦する権利が与えられる。クリスは3・20後楽園での防衛戦(挑戦者は未定)を控えており、その勝者が「DGC」覇者の挑戦を受けることになる。

 昨年12・28両国でのKO-Dタッグ王座決定戦でTo-yに敗れ、王座奪取ならなかった高鹿は「両国でのタイトルマッチで負けて、すごい悔しい思いをたくさんしてきて。バーニングがなくなって、遠藤(哲哉)さんもいなくなって。自分を変えるチャンスは今回のDGCしかないと思ってます。この間(1・19)の品川大会で、秋山(準)さんが試合後、“おまえならいけるよ。大丈夫だ”って言ってくれて。その思いに応えるには、リング上で結果を出すしかないと思ってるので。今回のリーグ戦、Bブロック全員、腕をへし折って、ギブアップ言わせて。反対のAブロックで勝ち上がった人間の腕もへし折って、ギブアップ言わせて。DGC、頂点を獲って、2025年は高鹿佑也の年にします」と力を込めた。

 昨年の「DGC」覇者で、KO-Dタッグ王座に君臨するTo-yは「僕はDGCで優勝して、クリスさんに恩返ししたい。(1・19)品川大会で戦ったときの興奮、スリル、気持ちよさ。忘れられない。あんな気持ちにしてくれたのはクリスさんが初めて。だからこそ、クリスさんに恩返しして、KO-D無差別級のベルトをTo-yの色に塗りつぶします」と優勝した後のKO-D無差別級王座獲りを見据えた。

 須見は「DGC毎回思うような結果が出なくて悔しい思いをして。でも、今年のDGCは自分しかできない戦い方をして必ず勝つ。このBブロック、3人見たとき、自分にしかないもの何かなと考えたとき、僕にはスク~ルボ~イがある。このスク~ルボ~イで僕がてっぺんになりたいと思いました。そして4月6日、後楽園でKO-D無差別級に挑戦できるって日は、お母さんの誕生日。優勝して、ベルトを獲って、お母さんに最高の誕生日プレゼントを渡します」と親孝行を誓った。

 現在、高校2年で出場選手中最年少の夢虹は「DGC、楽しみでワクワクしてる思いが強いです。僕は高校在学中にKO-D無差別級を獲るという目標をずっと掲げてきたけど、まだ叶えられてなくて。でも優勝したら、KO-D無差別級に挑戦できるというチャンスが来たから、僕は絶対にムダにしません。僕がめちゃくちゃ尊敬していて、コーチでもある(KONOSUKE)TAKESHITAさんは高校生でデビューして、高校生から活躍して、KO-D無差別級の最年少戴冠記録を持ってます。僕はそんなTAKESHITAさんを超えたいと思ってます。米国でTAKESHITAさんと戦って、めちゃくちゃ大きくて、めちゃくちゃ強くて、何やっても跳ね返されたけど、それでも成長を見てもらえたし。おまえしかできないプロレス、おまえにしか得られない感動を見せたら、KO-D無差別級のチャンピオンになれるって言っていただけたので。DGC、僕でしか見せられないプロレス、僕でしか得られない感動を皆さんに見せて、必ず僕が優勝します。僕が中心に立って、明るい未来を見せたいと思ってます」と優勝を宣言した。

 それぞれ意識する選手について、須見は「全員意識してて。夢虹さんにもシングルで負けたことがあって。高鹿さんにもシングルで1回も勝ったことなくて。To-yさんには(1・18品川で)KO-Dタッグに挑戦して負けて。相手のブロックもまだ全員シングルで勝ったことがないんで、全員意識して、最高に下剋上したい」と話した。

 夢虹は「僕も全選手意識してて。僕はTo-yさんですかね。この前、KO-Dタッグに挑戦して、チョップを受けて、胸が裂けてめちゃくちゃ痛かったから、あなたにやり返します。あなたもめっちゃ血出しますよ」と述べた。

 高鹿は「自分もTo-yさん。やっぱり悔しい思いを一番感じさせられたのはTo-yさんだし。今自分が誰に一番勝ちたいかって言われたらTo-yさんなんで。でも、今回のDGC、自分は本当に後がないと思ってるんで。もちろん須見も夢虹もTo-yさんも全力で腕をへし折っていきます」と語った。

 To-yは「このブロックの全員が僕のことを思ってくれるのはうれしいけど。僕はそれよりも、この思ってる気持ち。もっとそれ以上にクリスさんにときめいたんだよ。だから俺はこのブロックの誰とかはいない。クリスさんしか、俺の視野に入ってない」とクリスとのKO-D無差別級王座戦にこだわった。

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