拳王が悪態ついて罵倒も青木真也は余裕で受け流す!「MMAの片手間でやってる残念な青木真也は見たくない」
DDTプロレスが12月24日、東京・新宿FACEで年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(同28日、東京・両国国技館)に向け、公開記者会見を行った。スペシャルタッグマッチで対戦する青木真也、中村圭吾(DDT)と拳王、大和田侑(ともにプロレスリング・ノア)が登壇し、拳王が散々罵倒するも、青木は余裕で受け流していた。
この一戦は11・23後楽園で青木が「来年の元日に日本武道館に拳王を討ちに行く」と発言、そこに拳王が現れて暴言を吐いた後、若手の大和田との緊急試合を提示。青木がフルネルソン・ホールドで大和田を秒殺し、拳王が対戦を受諾。そこに中村がパートナーに名乗りを挙げ、このタッグマッチが決定した。
大和田は「前回、急きょ青木真也とのシングルで秒殺で負けちゃいましたが、両国は逆に自分が秒殺してやります。別にタッグじゃなくても、拳王さんがDDTなんでヤル気がないと思うんで、シングルで構いません。中村! 相手は拳王さんだけじゃないぞ。俺もいるんだ。忘れんな!」とリベンジ宣言。
いかにも不機嫌そうな拳王は「12月24日、クリスマス・イブ、最悪の空気を吸いに来さされて、俺はガッカリしてるぞ。DDTファンのクソヤローども、何が面白ぇんだ? おまえらなんて、ここにいるニセモノのレスラー見てるから。おまえらの目は節穴か? 2024年いろんな団体に行ったぞ。どこでも大歓迎された。ドラゴンゲートも新日本もいい空気だったな。ここの空気は最悪だ。ニセモノのプロレスラーばかり見てるからそうなるんだ。ここにいるこいつ(青木)もそうだ。MMAの片手間にやってるニセモノのプロレスラーだ。12月28日、両国、ホンモノのプロレスを俺が見せてやる」と会場に詰め掛けたファンをも罵倒した。
これに対し、青木は「歓迎してますよ、みんな。歓迎してあげてください。イヤならやんなくていいんだよ。誰も頼んでないんだ」とニヤリ。中村は「ニセモノのプロレスラー。DDTのプロレスラーとしてすごく悔しいです。お客さんもDDTを大好きで見てくれてるんで。どっちがホンモノのプロレスラーか、この勝負で決めたいと思います。ホームでは負けられないので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
「MMAの片手間」と挑発された青木は「ニセモノとかホンモノとか、言った時点でニセモノというか。ニセモノもホンモノもない時代だから。それがYouTubeであり、今のSNS社会じゃないですか。というわけで、みんなで見よう!拳王チャンネル」と余裕でぶちかました。
青木から名前を出されたことについて、拳王は「青木真也に名前を出されたのは正直うれしい。だがDDTのリングで、DDTの青木真也に名前を出されて、これほど気持ちの悪いことはない。全然うれしくない。なんてったてこいつはMMAの片手間でやってるからな。これほど残念な青木真也は見たくない」とこき下ろした。
それでも、青木は「拳王チャンネル見てますから。海を見て海は広いなって、内容のない時代から、選手の年表作ってる充実した時代まで追ってるファンですから、手合わせしたいなと。その真意だけです」と冷静に受け流した。
拳王は来年1月1日、ノアの日本武道館大会でのKENTA戦を控え、他団体選手との連戦となるが、「俺の気持ちのなかで、9・5対0・5くらい。0・5くらいしか、この試合への比重はない。対戦する相手が汚ねぇリングのDDTの青木真也だからだ」と吐き捨てると、青木は「プロレスの片手間でMMAやってます」と発言し、観客から拍手喝采を浴びていた。