「パクられるのは一流のレスラーになった証」ウナギ・サヤカが2人に分裂?!ウナギがウナギから王座を奪取もウナギが再奪取からウナギが再々奪取!

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 26日、東京都・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)にて、『DDT×ジークスター東京 特別興行「DDZT」』が開催。ウナギ・サヤカが高木三四郎とアイアンマンヘビーメタル級王座をかけて死闘を展開した。

 アイアンマンヘビーメタル級王座は24時間いつでもどこでも王座が移動する特異なベルトであり、かつてはレイ・ミステリオ、スコット・ホール、マット・ストライカー、トミー・ドリーマー、リコシェ、ヤングバックス、Xパックなど錚々たる選手たちからカレーや脚立やネコなど様々な選手が王座を戴冠してきた。

 この日は現王者のウナギが「カネになるウナギ・サヤカが巻いてるのに何にも言わないの。経営者として節穴なんじゃないか?シングルやらせろよ。私が大社長を超えて超社長になってやる」と対戦を要求したことから高木三四郎との防衛戦が行われることに。

 ウナギは今年1月7日に行われた自らの自主興行にてアイアンマン王座を戴冠。数多の女子選手や無生物に王座を奪われながらもその度に取り返し、9度目の戴冠を果たした状態で決戦の日を迎えた。

 ウナギはアイアンマンのベルトに加え、KITSUNE、JTOガールズの3本のベルトとともにウナギのバルーンを持って登場。
 直後に入場してきた高木は、ウナギの曲に乗り、ウナギのコスチュームを着用した“ウナギ・サンシロウ”として登場。丸出しの生乳にペイントを施したセクシーなコスチュームには会場の支持が一気に集まる。


 会場がウナギコールに満ちる中で試合が始まると、サンシロウが「ウナギ!テメーを査定してやるよ!」と吼えながらロックアップで組み合う。観衆が「わっからーない♪わっからーない♪」と楽しそうにコールする中、サヤカがサンシロウの上に寝転んでから「幽体離脱ぅ~♪」と起き上がって場内を温めていく。
 その後は場外でゴムパッチン攻撃での熱い攻防が展開され、サンシロウがうず高く積み上げられたパイプ椅子タワーに頭から突っ込まれるなどの大乱闘が勃発。サンシロウがガス噴射攻撃で逆転してプラボックスを積み上げていくが、サヤカのゴムパッチン攻撃を受けて自らボックスの山に突っ込む羽目になる。
 サヤカはギロチンドロップからスライディングTANAKA。さらに城門突破を狙うが、その際にサンシロウのカツラが取れてしまい、サンシロウが三四郎に。
 呆気にとられて動きが止まったサヤカに対し、三四郎はスタナーを炸裂させて3カウントを奪った。

 マイクを取った高木は「アイアンマン取り戻したわよぉ~ん♪ウナギ・サヤカ!どうだ!驚いただろう!テメー、このアイアンマンをずーっと持ち続けていろんな団体。世界中で防衛戦やってくれてありがとうッ!お前、本当にスゴいプロレスラーだよッ!お前は本当に世界中でも知られてるし、日本中でも知られてる。プロレスを知らない親戚からも『今度ウナギ・サヤカと闘うんでしょ』って言われた。お前有名だなあ?!今日こんなカッコしてるけどな。これは俺のメッセージだ。こうやってパクられるのも、お前が一流のレスラーになった証だよ!いいプロレスラーや知名度のあるプロレスラーはパクられてナンボだ。俺はパクったってことは、お前は一流だよ!」とウナギを絶賛。

 対するウナギは「高木三四郎、お前流石にそれはきたねーぞ。1年ぶりに復帰するやつとかピリピリしたタイトルマッチとかあんのに、自分が目立とうとして。スゲーきたねーしおとなげねーし、サイテーでサイコーなプロレスラーだよ!」と高木を絶賛。
 その後は「ドリームチームという意味では間違いなく世界で一番のチームだと思う。これからもお前を超えるために一生懸命、プロレスをしたいと思います」と右手を差し出す。高木がこれに応じると、ウナギはその手を引き寄せてスクールボーイで3カウント。再びウナギに王座が移動した。

 高木は悔しがりながらも「ウナギ・サンシロウとして自分の新しい境地に目覚めたからには、1つお前に言いたいことがある。俺とお前は大阪府豊中市出身。まあまあ地元近いんだよ。だからこれを機に、ウナギ・サンシロウ&ウナギ・サヤカで“ウナギ・ウォリアーズ”としてタッグを組もうじゃないか!」とまさかのタッグ結成を提案。
 ウナギも「こんなおもろいの、乗らないわけには行かねーよなあ?!オイDDT!これからも査定してやるよ!」と呼応。2人で握手を交わし、退場ゲート前で一緒にポーズを決める。しかし、その瞬間に高木がスクールボーイでカウント3。
 再び高木が王座を奪取し、ブチ切れるウナギから脱兎のごとく逃走していった。


 バックステージまで逃げ延びた高木は、ウナギを絶賛しつつ「目覚めましたわ。このまま新宿の方面まで行っちゃいそう」とナニカに目覚めた様子。

 対するウナギは「私は『大社長を超えて超社長になる』って言いました。高木三四郎は『(売り上げが)億になってから』と言ったけど、去年(株式会社ウナギカブキを)設立して、去年の時点でもう何千万ってとこまで到達してるんですよ。億、必ず到達して私が超社長になってDDT、高木三四郎!お前を必ず超えてやるよッ!待っとけッ!」と、超巨大組織と化したCyberFightグループに単騎で闘いを挑んでいく覚悟を語った。

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