MAO&To-yが遠藤&高鹿とのKO-Dタッグ王座決定戦に絶対的な自信!「俺が負けさせないから俺たちが勝つ」

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 DDTプロレスが12月24日、東京・新宿FACEで年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(同28日、東京・両国国技館)に向け、公開記者会見を行った。遠藤哲哉&高鹿佑也(バーニング)とのKO-Dタッグ王座決定戦に臨むMAO&To-y(サウナカミーナ)がベルト獲りに絶対的な自信を見せた。

 タイトル戦が決まってから、一連の前哨戦ではTo-yに負けが込んだ高鹿は「MAOさん、勝俣(瞬馬)さんと(11・23後楽園で)やる予定だったタイトルマッチが流れて、王座決定戦が決まって。前哨戦で負け続けて、自分がやってきたことへの不安や、挑戦者にふさわしくないんじゃないかというところまで考えて悩んだんですけど…。12月22日の後楽園で、レフェリーストップという形ですけど、To-yさんに勝って。一つ大きな自信になったというか、そこで自信をつけることができて。悩んでる、下を向いて迷ってる高鹿佑也は後楽園のリングに捨ててきた。生まれ変わった新しい高鹿佑也で今までやってきたこと、信じてきたことが間違ってなかったというのを証明するために、両国のリングではレフェリーストップじゃなくて、ギブアップを取って、僕と遠藤さんが両国のセミファイナルで勝ち名乗りを挙げたいと思います」と言葉を一つひとつ噛みしめながらコメント。

 パートナーの遠藤は「高鹿は練習生の頃から見て来たんですけど、なかなか芽が出ない時期があったり、苦しい時期があったのを見てきて。バーニングを立ち上げる時に、高鹿を育てたいという思いで指名して、加入させました。まだ彼はDDTの主要タイトルは巻いてないので、なんとしてでも僕が見て来た彼の頑張りとかが報われるというのを証明させてあげたい。散々高鹿について言って来たんですけど、ぶっちゃけ、この4人のなかで一番KO-Dタッグを巻きたい気持ちが強い自信があります。今まで何度か巻いて、パートナーが竹下幸之介(KONOSUKE TAKESHITA)、佐々木大輔、マッド・ポーリー、飯野雄貴。そのすべてのパートナーとの戴冠が僕の歴史のなかで実績となって残ってます。そんな僕の歴史のなかに高鹿佑也を刻みたいと思ってますので。この前の後楽園で俺たちバーニングはMAO、To-yと同じスタートラインに立てたと思います。この4日間の過ごし方で両国の結果が決まると思いますので、気を引き締めて過ごしたいと思います」と目をかけて来た高鹿への思いを吐露。

 かたや、To-yは「ドキドキする。胸の鼓動が止まらない。両国と聞くだけで、ドキドキ、ワクワクするし、楽しみだし、きっと両国は最高にいい気分で、試合ができると思ってます。なんてったって僕にはMAOさんがついてる。MAOさんは支えてくれるだけじゃなく、僕のことを押し上げてくれる。どんどん上に持ち上げてくれる。そんなMAOさんと両国でKO-Dタッグを獲ります。確かに(12・22)後楽園で高鹿さんにレフェリーストップで負けたけど、両国でギブアップ取るって?、ギブアップするわけがない。本気で折りに来いよ。両国もレフェリーストップするくらい本気で来いよ。そうしないと僕とMAOさんは絶対倒せないし、KO-Dタッグも獲れない。僕は本気でKO-Dタッグ獲って、2025年はTo-y、MAOさんの年にします」とキッパリ。

 To-yのサポート役に徹することを明言しているMAOは「俺もドキドキしてきたよ。なんて頼もしいコメントなんだ。バーニングのコメント聞いても、ただの状況説明なんだよ。悔しさをバネにするとか。うちのジョン・コナーはその次元にはいない。(2022年1月の)ここ新宿FACE、忘れもしない。高鹿佑也に華々しいムーンサルトで散ってったあのとき、こいつはずっと泣いてた。悔しい思いなんて散々してきてる。こいつが一番知ってるよ。バックステージでボロボロ泣いて。僕はどうしたら勝てるんですか?って。そうやってサウナカミーナを頼ってきた。そこから這い上がって、たどり着いたのがすべてを楽しむこのスタンス。こいつが学んできたすべて。このジョン・コナーは絶対に負けない。なぜなら横にT-800、シュワちゃんのようなMAOがいるからな。こいつは最後まで死なない。俺が溶鉱炉に親指立てながら沈んでいこうと、こいつは絶対死なない。つまりTo-yは負けない。なぜなら俺が負けさせないから。だから俺たちが勝つ。黙って俺についてきなさい、ジョン・コナーさん。俺が絶対最後までおまえを守る。俺が死んででも守るから、KO-Dタッグ獲ります」とパートナーへの全幅の信頼を口にした。

 遠藤とのバーニングで挑戦する思いについて、高鹿は「僕がバーニングにいてベルトに挑戦したのは1回だけ。秋山(準)さん、岡田(佑介)さんとKO-D6人タッグに挑戦したときで。僕がキャリアをともに過ごしたといっていいバーニングで、遠藤さんがプロレスのこともそうだし、体づくりもそうだし。教えてきていただいたんで、そういう恩が一番ある先輩だから、一緒にベルトを獲りたいというのがあります」と力を込めた。

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