KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが佐々木大輔との舌戦制し王座防衛に自信!「勝ったら、『BAKA GAIJIN』で防衛戦をやる」
DDTプロレスが12月24日、東京・新宿FACEで年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(同28日、東京・両国国技館)に向け、公開記者会見を行った。KO-D無差別級王者のクリス・ブルックスが挑戦者・佐々木大輔との舌戦を制し、王座防衛に自信を見せた。
「負けたら荷物をまとめてイギリスに帰れ!」と発言していた佐々木は「両国まであと4日。佐々木大輔がKO-D無差別級チャンプになるまであと4日だ。俺は完全に仕上がってるぞ。オイ、“クリス・ボロックス!”、帰国する飛行機のチケットは買ったのか? おまえは泣きながら、『Mom,Happy new year! I quitting pro-wrestling(ママ、あけましておめでとう。私はプロレスを辞める)』って言うんだよ。このベルトが求めてるのは佐々木大輔だ。2025年は佐々木大輔のものだ!」とキッパリ。
これに対して、クリスは「まだチケット買ってないんですけど、両国に向けて自信があるんで、今日帰ったらスカイスキャナーでチケットは探します。そして乗り換えが多いけど、一番安いチケットを買います。ササキ・ダイスケ名義で片道だけ買います。ササキはパンクも好きだし、イギリスが気に入ると思うんで、両国で僕に負けて、イギリスへの旅行を楽しんでもらえれば。そこは僕持ちでいきます」にニヤリ。
両者はプロレスの価値観で大きな違いがあるが、クリスは「まるで10代の反抗期のよう。あまり背が高くなくて、見た目もあまりよくないアラフォーの反抗期なので、特にそこに意味があるとは思わない」と一笑に付した。
「ファンの後押しが脅威に感じるか?」と問われた佐々木は「そんなのは感じるわけないし、こいつが言う愛とかいうのはラブソングを歌うクソみたいな歌手と同じだ。売れるために言ってるんだ。心がこもってない。だから何も感じない」と吐き捨てた。
クリスは「愛が薄っぺらいとか見せかけとか言われたけど。年初手術の影響で出場できていなかったにもかかわらず、1年を通しての数字を見てもらえればわかるけど、誰よりもDDTで試合してるし、誰よりも他団体、海外で試合してる。DDTへの愛は数字と中身で示してる。団体にプッシュされてるようなことも言われたけど、ササキ・ダイスケこそ、ダムネーションT.Aのビーサンを作ってもらったり、会社のサポートを受けてるのはどっちだよ!」と正論で佐々木を凌駕。
勝者がチャンピオンとして、2025年を迎えるが、佐々木が「俺が勝ったら、後楽園大会は毎回、『CHARISMANIA』にしてやる」と話した。それを聞いたクリスは「僕が勝ったら、毎月、下北沢アリーナでの『BAKA GAIJIN+FRENDS』でKO-D無差別級の防衛戦をやります。仮に会社のOKもらえなくても、毎月タイトルマッチかのように試合をします」と答え、この日ばかりはクリスが口で完勝した。