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　28日、両国国技館にてDDTプロレス『Ultimate Party 2024』が開催。メインイベントでは【SCHADENFREUDE International】クリス・ブルックスの持つKO-D無差別級王座に【DAMNATION T.A】佐々木大輔が挑戦した。

　シャーデンフロイデ・インターナショナルとダムネーションT.Aは今年後半に全面対抗戦を行っており、遺恨が深まりバチバチに。12月11日の新宿FACE大会でクリスからギブアップ勝ちを奪った佐々木がベルトへの挑戦を宣言し王座戦が決定した。

　試合はオーソドックスな展開でスタートするが、すぐにダムネーションメンバーが介入しクリスをボコボコに。ならばとシャーデンフロイデも佐々木をボコボコにしてゴムパッチンを狙うが、ダムネーションもイス攻撃で場外乱闘。これに巻き込まれた松井レフェリーがブチ切れて両軍のセコンドを帰らせるも、このすきに佐々木がゴムパッチンでクリスを絞首刑へ。逃れたクリスは佐々木の腕をイスで殴りつけていき、エプロンから場外への机上パイルドライバーで突き刺していく。
　リングに戻ると佐々木のペースで試合が進むも、クリスはカウンターのオクトパスストレッチで捕らえ流れをイーブンに戻す。

　ステープラーの打ち合いから佐々木が急所に打ち込み、クリスも額に刺してバズソーキック。佐々木もイス攻撃からペディグリーで叩きつけ、クリスのパイルドライバーをカナディアンデストロイヤーで切り返すと雪崩式攻撃を狙うが、クリスが雪崩式プレイング・マンティスボムで迎撃し蒼魔刀。さらにプレイングマンティスボムでトドメを狙うが佐々木がエル・エス・クレロで丸め込むも２。
　ならばと佐々木がダブルアーム式カナディアンデストロイヤーからトラースキックを叩き込み、トドメを狙うがクリスはラリアットで迎撃するとプレイングマンティスボム。
　お互いフラフラの状態でクリスが担ぐが、佐々木がスタンディングのクロスフェイスで絞るもクリスが強烈なビンタ連発からプレイングマンティスボムII（＝垂直落下式プレイングマンティスボム）で突き刺し3カウントを奪った。

　クリスは佐々木と握手をし、マイクを持つと「佐々木あなたは嫌い。わかってる。でも佐々木さんアイシテルヨ。3度目の両国でまた勝利できたのは嬉しいが、2025年はもっといい年にしていく。DDTにいつつも新たな挑戦がまた自分にやってくるのは嬉しい」と語り、1月3日後楽園ホール大会で行われる男色ディーノvs石川修司vsHARASHIMAvsKANONの次期挑戦者決定4WAYマッチの結果に期待をした。