【会見全文】DDT+NOAH+東京女子+ガン☆プロがさいたまスーパーアリーナで合同興行開催を発表!「改めてプロレスの魅力を世間にも広く伝えて業界ナンバーワンを目指していく」

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 26日、都内某所にて株式会社CyberFightが記者会見を実施し、6月6日にさいたまスーパーアリーナにて『CyberFight Festival 2021』を開催することを発表した。

 今大会は、CyberFightに属するDDTプロレスリング、プロレスリングNOAH、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体による合同興行。各団体による提供試合や交流戦の他、DDTの至宝であるKO-D無差別級王座、NOAHの至宝であるGHCヘビー級王座、東京女子の至宝であるプリンセス・オブ・プリンセス王座の三大タイトルマッチが行われることが発表された。


 会見に出席したのは、高木三四郎(株式会社CyberFight社長)、丸藤正道(同社副社長)、彰人(同社副社長)、甲田哲也(東京女子プロレス代表)、大家健(ガンバレ☆プロレス代表)の5名。
 まずはそれぞれが今大会への思いを語った。


高木三四郎
「株式会社CyberFight代表取締役社長、高木三四郎です。元々昨年9月1日にプロレス事業部を経営統合して株式会社CyberFightを設立した際に、プロレスリングNOAH、DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、それぞれの運営団体の魅力を伝えることの出来るロックフェスティバルのような大会を企画出来ないかと思っておりました。2021年6月6日に国内有数の大会場であるさいたまスーパーアリーナのメインアリーナで開催することとなりました。今回のCyberFight Festivalでそれぞれの団体のファンの人たちや、広く世間にも改めてプロレスの魅力を伝えていけたらと思っております。当日は新型コロナウイルスの感染予防に十分対策を講じて開催します。人々に活力を与えるイベントにしたいです」


丸藤正道
「本日は皆さんありがとうございます。フェスという形でこういう合同興行になるんですけど、団体としては初めてのさいたまスーパーアリーナということで、非常にテンションも上がっておりますし、これもひとえにCyberFightのおかげだと思っております。先の日本武道館大会以降、このようにビッグマッチのスケールがどんどん上がってきているということで、NOAHの選手・スタッフ、大変モチベーション上がっておりますし、ファンの人々の声を聞いていても、期待しか感じることが出来ません。この機会にNOAHのファンの皆さんには是非ともDDTさん、東京女子さん、ガン☆プロさんの試合も見ていただいて、その逆もしかり、みんなでこのCyberFight Festivalを楽しんでいただけたらと思っております。大変デリケートな話ではありますが、オリンピックという話も非常に大変な中、プロレスでこの日本を元気にして、是非とも沢山の人に見ていただいて『こんなに楽しいんだ』『こんなに元気が出るんだ』っていうのを、是非とも、日本のみならず世界中の人たちに感じていただいて、明日への糧にしていただけたらと思います。宜しくお願いします」


彰人
「取締役副社長の彰人です。さっき丸藤さんが仰ったように、普段NOAHしか見ない方もいらっしゃると思うので、そういう方は是非DDTプロレスのプロレスの幅広さというものを知っていただきたいですし、他にも東京女子プロレスのプロレスの華やかさ、ガン☆プロのプロレスに対する真摯さ、本当にCyberFightは本当に色んな多様なプロレスがそこに展開されていて、1個の団体だけじゃなくて各団体見ていただいて、CyberFightのプロレスの幅、多様性というものを認知していただきたいと思います。それで、1番大事なのが、まだCyberFightのプロレスを見たことがないというお客様に対して、このCyberFight Festivalを通してしっかり認知してもらって応援していただければなと思います」


甲田哲也
「東京女子プロレス、代表の甲田です。今回CyberFight Festivalということで、フェスと言われまして私がすぐに浮かぶのが、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』。ロッキンと呼ばれる夏に行われる大きな音楽のフェスがあるんですが、そこに2018年と2019年、モーニング娘。が出演いたしました。そこで大きな反響を呼びまして、ネット上などでは、『モーニング娘。ロッキンで大勝利』と評判を呼び、また、“ロッキン新規”と言われる新しいファンを獲得いたしました。今回東京女子がCyberFight Festivalに出させていただくわけですけども、まずは普段東京女子プロレスをあまり見ない、あるいは見たことのないファンの方に、東京女子プロレスを見つけて欲しい。そういう気持ちでいます。そして、普段東京女子プロレスを応援してくださっている方には、東京女子プロレスがさいたまスーパーアリーナで勝つところをお見せしたい。『CyberFight Festivalで東京女子プロレス大勝利!』。そういったものをお見せしたいと思いますので、そのためにも是非会場に足をお運びいただけたらと思っております」


大家健
「ガンバレ☆プロレス代表の大家健でございます。ガンバレ☆プロレスはプロレスをメジャースポーツにするために日々頑張っております。元々はDDTプロレスリングに所属しておりまして、プロレスリングNOAHが仲間に加わり、CyberFightという大きな会社になりました。そこで行われるフェス、そこに参加させていただくことは大変光栄であり、ありがたいことであります。……でもなァッ!!でもォ!!このDDTプロレスリング、プロレスリングNOAH、東京女子プロレス、他団体にィ!おんぶにだっこじゃダメなんだよ!!俺たちは!!刺し身のツマじゃねえッ!!ガンバレ☆プロレスをもっともっと大きくして!ガンバレ☆プロレスはもっともっと頑張って!ガンバレ☆プロレスがもっともっと燃えてェ!このフェスでェ!ガンバレ☆プロレスがァ!どういうものか絶対にィ!爪痕を!残して!見せます!そしてこのコロナ禍ではありますがァ!ガンバレ☆プロレスのォ!熱すぎるファイトを皆さんにィ!お届けしたァい!そして皆さんに息吹を与えて元気を与えたいッ!そのつもりでェ!全力で!戦いたいと!思いますので!皆さん!よろしくお願いします!」

――普段は各団体交流せずに大会を行っていますが、今後これをきっかけに交流戦として発展していく可能性はあるか
高木「基本的には、いわゆる各団体の提供試合で各団体のいいものを見せていただければと思っております。交流戦に関しては現状では未定です」

――選手として見て、この大会をどう思うか
丸藤「やっぱり自分としては、ずっとNOAHでやってきて、NOAHの誇り、そして自分たちがやってきたプロレスに対して自信があるんで、自分のプロレスを一番表現できる位置で僕自身は試合をしたいなと。目立ちに目立てる場所で。と、思ってます」

彰人「僕も1プレイヤーとして言わせてもらうと、DDTのプロレスの1番いいところを出せるカードがそこで出来ればと思っておりまして、まあその中に自分がいるかいないかは分からないんですけども、このCyberFight Festivalを通して、DDTプロレスの楽しいプロレス、面白いプロレスっていうものを、すごく世間に見せていきたいというのもありますし、そこに交流戦があるかわからないですけど、もし仮にそれがあるとしたら、NOAHの本流のプロレスというものをDDTの選手がなにかそこから学ぶものがあってほしいし、お互い相乗効果でお互いいいものが作れればと思います」

大家「俺自身がガンバレ☆プロレスなんで、僕がプロレスをやっていく上ですごく思ってることは、『こんなダメな人間でも頑張ればなんとかなるんだよ』みたいなところがあるんですよ!だから、本当にやられてもやられても立ち上がるところをお客さんに、皆さんに見ていただいたいと思っていますし、その相手が例えばプロレスリングNOAHの選手でも、DDTの選手でも、ガンバレ☆プロレスの選手でも、誰でもいいです!俺を叩き潰そうとする、その相手に噛み付いていこうと思っております!」

(※高木が甲田にマイクを回しながら小声で)
高木「プレイヤー目線で」
甲田「プレイヤー目線……?」

甲田「えー、ちょっと質問とは違うかもしれないんですけども、先程のロッキンの話にまた戻らせていただきますと、ロッキンの主催者の方がモーニング娘。が大変な反響を呼んだときに、『彼女らはロックフェスティバル用に特別なセットリストを組んだりだとか特別なことをしたのではない。普段どおりのパフォーマンスを見せて音楽ファンを魅了した。それが素晴らしいところだ』ということを言っていたんですよ。ですので、東京女子プロレスも普段やっているパフォーマンスに自信を持っていますので、普段どおりのものをさいたまスーパーアリーナでも見せて、先程言ったように、それを多くの人に見つけて欲しい。そう思っております」

――出場選手の数は限られてくるか、それともなるべく全員出そうと思うか。出場選手数と試合数について予定しているものはあるか
高木「現状では正直、まだ結構未定な部分が大きいので、これから詰めていくことになるんですけど、それぞれがそれぞれのベストなものを提供していただけると思いますので、それに則った形になると思います」

――それぞれの最高峰の王座をかけての試合が行われるということで、試合順に関して現状で言えることはあるか
高木「これも正直な話、まだ決まっていない部分でもありますし、各団体ともやっぱりそれぞれの団体のファンの皆様のそれぞれの想いもあると思いますので、なるべく、ただ、一番いいものを、というふうに、それぞれのいい形が出るように調整していきたいと思っております」

――CyberFight意外の団体からの選手出場の可能性はあるか
高木「まあ、現状では考えておりませんが、それぞれの各団体の裁量におまかせしたいと思っておりますので、全くないということではないです」

――未定な部分も多いと思うが、今大会が成功したらCyberFight Festivalを定期的に開催していきたいと思うか
高木「基本的にはCyberFightというのが、いわゆる今、お話もしている通り業界で一番の座を目指していきたいという気持ちもございますし、その中でやはり、まだまだ、まだまだ、世間に届いているかというと、僕は届いていない部分が大きいかなと思っております。まずは、世間に届けていくことを考えたいと思っておりますので。基本的には定期開催できればいいとは思っております」

『CyberFight Festival 2021』
日程:2021年6月6日(日)
開始:12:00
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ

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