「71周年は東京ドームで!」プロレス中継から70年!20代のイケメンエースたちが紡いだプロレスの未来を武藤敬司&小橋建太が大絶賛!

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 9日、東京都・後楽園ホールにて『プロレス中継70年史 THE日テレプロレス』が開催された。

 今大会は、日本テレビが1954年2月19日に蔵前国技館で行われた力道山&木村政彦vsシャープ兄弟の試合を生中継してから70年経ったことを記念して開催されたもの。
 日本テレビに縁が深い全日本プロレス、プロレスリングNOAHが全面協力して全4試合が行われた他、百田光雄、渕正信、大仁田厚、川田利明さん、田上明さんといった大物ゲストに加えてプロレス放送を彩った徳光和夫アナウンサー、福澤朗アナウンサーも登場した。
 今大会は地上波・日本テレビにて放送および日テレジータスで生中継。令和のお茶の間に再びプロレスが帰ってきた。

 メインイベントでは、清宮海斗vs安齊勇馬のシングルマッチが実施。
 清宮は“NOAHの救世主”とも呼ばれる若きエースであり、三沢光晴さんと武藤敬司さんの後継者的存在。2度のGHCヘビー級王座戴冠を果たすなど若くして団体を背負って立つ存在だ。
 安齊はジャンボ鶴田さんと同じ名門・中央大学レスリング部から全日本プロレスに入団し2022年にデビュー。1年目からプロレス大賞新人賞を受賞する活躍を見せ、NOAHやDDTなど他団体にも乗り込んで活躍。端正な顔立ちとその実力から将来の全日本のエースとして確実視されている。
 日本のテレビ放送71年目は、27歳の清宮と24歳の安齊によってスタートするというプロレス界の明るい未来を暗示するカードとなった。


 試合序盤の場外戦では、安齊が場外鉄柵を踏み台にジャンピング・フォアアームを見舞ったり、清宮がリングを対角線に飛び越えていくノータッチ・トペ・コンヒーロを放ったりと両者の高い身体能力が光る攻防に場内が大きく沸く。
 安齊がブリッジの美しい各種スープレックスから三沢式フェイスロックで絞り上げ、得意のジャンピングニーで攻め立てる。しかし、清宮も得意とするジャンピングニーで迎撃し、空中で正面衝突。安齊も怯まず攻め込んでいくが、清宮がドラゴンスクリューからの足4の字固めやフランケンシュタイナーなどの武藤殺法で猛反撃。
 最後は清宮がシャイニング・ウィザードからタイガー・スープレックス・ホールド、さらにオリジナルの変形タイガー・ドライバー、変形シャイニング・ウィザードと連撃して3カウントを奪った。

 放送席でこの試合を見守っていた小橋建太さんは「日本のこれからのプロレス界を担っていく2人の熱い試合を見たんで、次、対戦があったら非常に楽しみです」と太鼓判。
 そして武藤さんは「今日ね、試合を2,3試合見たんだけど、プロレスから元気をもらいましたよ!だいたいさ、プロレスって点から線なんだからさ、次あるんじゃないの日テレプロレス?本来このマッチメイク東京ドームでやってもいいんじゃないの?来年やればいいじゃない、71周年」と東京ドームでの次回大会をぶち上げ。

 最後は小橋さんが「来年も!日テレプロレス!行くぞー!」と握りこぶしを突き出し、武藤が「イヤァー!」とプロレスLOVEポーズを決めて大会は大団円を迎えた。

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