男たちに混ざって王座戦に挑んだ赤井沙希を火野裕士が「ええ女やな」
21日、神奈川・富士通スタジアム川崎(旧:川崎球場)にて『WRESTLE PETER PAN 2021』が開催。第4試合では『KO-D6人タッグ選手権』【王者組】遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士vs【挑戦者組】樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希が行われた。
戦前から女子レスラーが一人混ざってる事に関して「ええ女なんやから、リングなんかさっさと降りてプロレス辞めたらいい。プロレスラーであり、殺人鬼じゃないから。チョップは打ちません!」と言っていた火野は、試合が始まっても赤井のエルボーを受けきっていき一切手を出さないままタッチする。
坂口が高尾との打撃戦を制していき、遠藤が樋口を蹴散らし火野と樋口がパワーファイト。樋口がオクラホマスタンピードで叩きつければ火野もヒノスープレックスで投げ捨て一進一退に。
割って入った赤井が火野にハイキックを叩き込みダイビングクロスボディを発射するが、キャッチした火野は優しく降ろすと腰に手を当てて赤井と向き合う。
バカにされた赤井は左右の掌底連打から水面蹴り、さらに新人賞(=ランニングニー)も叩き込んでいき、受けきった火野はついにチョップを解禁し赤井は悶絶する。
火野に手を出させることには成功した赤井だったが、必死のエルボーも通用せずに火野のラリアットとFu●king BOMBに沈んだ。
マイクを持った火野は「おい、そこの女、会見でも思ったが、ええ女やな。もう一つ、赤井沙希、お前は本物のプロレスラーや」と認める発言をする。
自力で動けない赤井を担いでバックステージに戻った坂口は「良い生き様見させてもらったと思うし、俺らはまだまだ死んでない。レスラーは生き様見せてナンボだろ!生き様ってのを、赤井に見させてもらった。その赤井を応援できなかった俺らが恥ずかしいくらいだよ。赤井の頑張りを俺らが引き継いで狙ってやるからな」と、継続してベルトを狙う覚悟を見せた。