【試合詳細】12・1 アクトレスリング新木場公演 茉莉&ゆふぁvs夏葵&水嶋さくら MARU&入江彩乃vs才原茉莉乃&なる 永井絵梨沙vs千夜ヒナタ 福永莉子&みあ朝子vs岩井杏加&KYANREN 汐月なぎさvs研菜々美
『ACTwrestling Step52 新木場公演』
日程:2024年12月1日(日)
開始:12:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表
▼Singles match
○汐月なぎさ
6分2秒 メイルストロムボム
●研菜々美
▼Tag team match
福永莉子/●みあ朝子
9分56秒 鬼薊→片エビ固め
[アクトレスキラーズ/IES]○岩井杏加/KYANREN
▼YOUNG ACTWRES CUP Singles match
○永井絵梨沙
6分36秒 ハバネロクラッチ・ホールド
[アクトレスキラーズ]●千夜ヒナタ
▼Tag team match
[アクトレスキラーズ]MARU/○入江彩乃
12分33秒 Teardrop Angel→エビ固め
[元気戦隊アクトレス5]才原茉莉乃/●なる
▼Tag team match
[アクトレスキラーズ]茉莉/●ゆふぁ
18分13秒 midnight sun on the strawberry shortcake
○夏葵/水嶋さくら
ゆふぁのお誕生日に正義と悪が一緒に甘い洗礼!MARUが茉莉に1人クーデターを起こし王座戦へ!絵梨沙がヤングアクトレスカップ初戦突破で未来のエース宣言!
オープニング
オープニングでは全員白い衣装に身を包んでのダンスパフォーマンス。センターダンスではヤングアクトレスカップで激突する絵梨沙とヒナタがバチバチに睨み合った。
第1試合
互いにしっかり握手を交わしてからゴング。
試合開始とともに研が突っ込んでドロップキックを発射も、汐月が回避。研はエルボーを連打も、汐月がコーナーに押し込んで逆水平チョップ&串刺しドロップキック。
汐月は逆エビ固めで捕らえ、研がロープを掴むと汐月が串刺しドロップキックで追撃し、スライディング・ダブルチョップ。ロープに振るが、研がドロップキック。さらに2発目、3発目、4発目と連続で放って逆転の狼煙を上げる。
研は汐月を腕固めに捕らえ、ベースの弦に見立てて奏でるベーシスト・ロック。これをブレイクされると研はエルボーを連打も、汐月は強烈な逆水平チョップで反撃。ロープに詰めてニーリフトを見舞い、ロープに飛ぶが研がカウンターのドロップキックからボディプレス。
研はロコモーション式スクールボーイからオクラホマ・ロール。さらにフロントネックロックで絞り上げてからジャンピング・DDT。続けてボディスラムを2連発見舞い、3発目を狙ったところで汐月がぶっこ抜きのボディスラム。研がすぐに起きてエルボーを放つが、汐月がかわしてバッククラッカーからサソリ固め。これは研がロープブレイク。
汐月はコードブレイカーからのメイルストロムボムを決めて3カウントを奪った。
汐月「研ちゃん、すごい良くなってた!良くなってたけど、ヤングアクトレスカップ、アレもすごくいい試合だったし、すごくスイッチも入ってた。これからもっともっと一緒に練習してトレーニ……」
研「うるせぇよッ!!頑張ったって、ヤングアクトレスカップ1回も勝てなかった!勝ちたかったよ!けど、もう勝ちにこだわるよりも、私は強さを求めます。私のロックンロールを爆発させてやりますよ!手始めに私ちょっとMARUさんのところに話に行ってくるんで、もう放っといてもらっていいですかね?」
研は意味深な笑みを浮かべながら先に退場。
汐月「……ちょっと不穏なこと言ってましたけど、今日の新木場公演まだまだ始まったばっかりなんで、この後も皆さん楽しんでいってください。ありがとうございました」
第2試合
KYANRENがキラーズ入りしてIESが復活。圧倒的イケメンオーラでたらしにかかる。
一方、朝子は福永を超人朝子軍メンバーとして扱って魔法のステッキを持たせようとするが、福永がげんなりしながらはたき落とす。
張り切って先発で出ていこうとする朝子を福永が追い出し、福永とKYANRENの対面でゴング。
KYANRENがロックアップをスカしつつコーナーに控える朝子に一撃。岩井が飛び込んできて福永をコーナーに振ってIESでトレイン攻撃。岩井がフェイスクラッシャーで叩きつけると、KYANRENがアレンの傘を岩井に投げ渡す。岩井が傘を使ったキャメルクラッチで捕らえ、KYANRENが顔面を踏みつける。反則だがイケメンなので無罪。
福永はローキック連打からロープに振るが、KYANRENが低空ドロップキックでヒザを撃ち抜いて逆片エビ固め。さらにコーナーでコバクニからの変形カンガルーキック。岩井にタッチ。
岩井は福永の側頭部に低空ドロップキックを突き刺し、ギロチンドロップを発射も福永が回避。福永がハイキックを発射も、岩井がかわしてスタナー。これがすっぽ抜けてしまうと福永はすかさずボディスラムを狙うが、岩井がぶっこ抜いてボディスラム。さらに鬼薊を狙うが、福永が着地すると飛びつき式腕十字。ガッチリ決まるもKYANRENがカット。
福永がコーナーに振ってバイシクルキック。首投げで転がしてから後頭部へレッグラリアートで追撃。
福永はローキック、岩井はエルボーで打撃戦を展開。打ち勝った岩井がロープに飛ぶが、福永はカウンターのハイキックで迎撃。さらに足掛け式の首投げで転がしてからバズソーキック。さらにロコモーション式カサドーラから回転エビ固めもカウント2。両者タッチへ。
朝子とKYANRENがともに突っ込んでいくが、朝子がドロップキックで迎撃しコーナーエルボー連打。さらに朝子がスライディング・クロスボディからロープに飛ぶが、KYANRENが素早くバックを取って河津掛け。監獄固めに捕らえながら左右のナックルを連打していくが、イケメンなので無罪。さらにお姫様抱っこからの変形CTBで叩きつける王子様系DVを見せて岩井にタッチ。
岩井は朝子をショルダータックルでぶっ飛ばしてからロープに飛ぶが、朝子がドロップキックで迎撃。さらに卍固めで絞り上げ、ロープブレイクした岩井にスピンキックで追撃。
朝子は勢いよくロープに飛ぶが、ふと立ち止まって「あっ、間違えた」とボソリ。場内が大爆笑に包まれる中、岩井をロープに振り、「超人朝子軍、行くぞ~ッ!」と串刺しドロップキック。掛け声に合わせて福永が出ていこうとするが、やっぱり止める。
朝子は福永を引っ張ってきてトレイン攻撃を見舞い、岩井の上ででんぐり返し。「莉子!お前も行け!」と超人朝子軍のリーダーとして命令すると、福永も嫌々でんぐり返し。セコンドに付いていた茉莉乃が「アクトレス5になにさせてんだよ?!」とブチ切れる中、福永が朝子をボディスラムで岩井に投げつける。
朝子がロープに飛ぶが、岩井がフロントハイキックで迎撃し、STO。さらにギロチンドロップから顔面にニーリフトを連打し、鬼薊(※変形デスバレーボム)で叩きつけて3カウントを奪った。
KYANREN「HEY!HEY!HEY!HEY!YOUたち、ASAKO-GUNだろォ~?一体何がしたいんだねYOUたち?ねぇ?今日はこのSISTARがこのSHINKIBA第2試合でこの私KYANRENのKILLERS入りを祝ってくださってありがとうございます。お客様ご来場いただきましてありがとうございまァ~す!KILLERSは今後ももっとBIGに、そう、VERY BIGに進化していく!これからKILLERSの本格的な引き抜き大作戦、動いていきますよぉ~?拍手ゥ!杏加!一発なんか言ってやんな!」
岩井「鍛えて、鍛えて、もっと鍛えて!12月29日、高瀬みゆき戦。自分は今とは違う姿で闘いたいと思います。KYANREN、今日は一緒にありがとうございました。私はキラーズの茉莉さんの横に立てるくらい強くなる!朝子、莉子、シングルいつでも待ってます」
福永「皆さんこんにちは、福永莉子です。朝子!朝子も今日勝ちたかったと思う。私もいつもおんなじ気持ちだ。対戦相手の岩井杏加、確実にパワーアップしてるし、KYANRENも進化して、残任でシャープになった。オイ!起きろ朝子ッ!オイ!お前どーすんだよ?レベルアップしか無いんじゃないのか?!私もアクトレス5のブルーとして、そして……オイ、顔上げろ。朝子も超人朝子軍としてもっともっと突き上げていかないと、私たち、どんどん突き放されていくぞ。いいのかそれで、オ……」
朝子がマイクをひったくる。
朝子「皆さん、新木場の皆さん、こんにちは。超人朝子軍のみあ朝子です。今日、初めて莉子と組んで思うことがありました。莉子のハートは、まさしく……超人朝子軍でした」
福永「ぜってー違うし?!」
朝子「今日も莉子の不甲斐ないアシストにより、パイルドライバーにより沈められました(※福永が朝子の尻にミドルキック)」
岩井「パイルドライバーじゃねーよ?!」
朝子「でも、そんなこと言っても、超人朝子軍のかわいい一員である莉子」
福永「違うっつってんだろ?!」
朝子「そして、ファイブ。みんなもっともっと私が鍛えてあげないと、レベルアップしないと!突き抜けていかない!次の大会、朝子軍仕切りで、ファイブvsファイブ。やるぞ!」
福永「ファイブは5人しかいないから2vs3になるだろ?!」
朝子「……そこはかんがえとく。ファイブの底上げ、するぞッ!」
福永「なんでお前に上げられんだよ……」
朝子「そしてこの後、超人朝子軍の新人2人もこれからトーナメントにぃ、来て、来ます」
莉子「ちゃんと喋れよ?!」
朝子「え~、シュッペクタクリュな、闘いのワンダーランドへ、ようこそっ!おーし!トーナメントを駆け上がるのはどっちだァ?!」
福永「えぇ……こわいんだけど……」
朝子「ヒナタ、絵梨沙……超人朝子軍のPRIDEをかけて、出て来いやァッ!」
第3試合
絵梨沙が握手を求めると、ヒナタはじっと見つめてからゆっくりと握手に応じる。
ゴングが鳴ると、ロックアップからいきなり絵梨沙が足に絡みついてアキレス腱固め。ヒナタはもう片方の足でメチャクチャに蹴りつけて脱出し、足を引きずりながらもドロップキック連打。
ヒナタは首4の字固めでじっくり絞り上げ、コーナーに叩きつけてからぶら下がり式首4の字固め。場外に転落した絵梨沙をセクシーなポーズを取りながら見下ろし、這い上がってくる絵梨沙を蹴落としていく。
絵梨沙がリングに戻ると、ヒナタがエルボー合戦へ引き込む。絵梨沙が猛連打でヒナタを怯ませてボディスラム2連発からプリッキーヌ・レッグ・ドロップ(※I字バランス式ギロチンドロップ)。さらにロープに振るが、ヒナタはロープにしなだれかかるたをやめムーブで追撃を回避。突っ込んできた絵梨沙にサマーソルトキックを見舞い、コーナーからの雪崩式フェイスクラッシャーで叩きつけてからドロップキックで吹っ飛ばす。
ヒナタがロープに飛ぶが、絵梨沙が追走してカウンターのエルボー。さらにマウントエルボーを猛連打し、ボディスラム2連撃。3発目を狙ったところでヒナタがスモールパッケージで切り返し、バックスライドを狙う。絵梨沙はこれをロコモーション式スクールボーイで切り返して翻弄。目まぐるしいバックの取り合いとなる中、絵梨沙がハバネロクラッチ・ホールド(※バックドロップの形からオースイ・スープレックスのように丸め込む)で3カウントを奪った。
絵梨沙「勝ったぞォーーッ!!初のピンフォール勝利!ヒナタさんから奪いました!ヒナタさんに勝てたということは、すっごく嬉しいことです!そして、次、2回戦の相手。日菜といろ!私の同期デビューで、アクトレス三銃士の仲間である日菜といろと闘えること、本当に嬉しく思います。でも、アンタは今日もここにいない!そんなんで勝てるほどアクトレスは甘くないと思うッ!私はこのまま圧勝して、優勝して、誰も見たことないスピードでアクトレスガールズのメインイベンターの座、奪ってみせますッ!よろしくお願いします!」
第4試合
試合前にアクトレス5が握手を求めるが、MARUは中指を立てた後に親指を下に向けて返答。
MARUと茉莉乃の対面でゴングが鳴ると、ロックアップで力比べ。MARUがロープに押し込むと、彩乃がエプロンからビッグブーツ。キラーズが場外戦へと持ち込み、MARUが茉莉乃に首にチェーンをかけて引き回した上で観客席に叩き込む。
MARUは茉莉乃をリングに戻すと、フェイスクラッシャーからフットスタンプ。彩乃にタッチ。
彩乃はコーナーで茉莉乃の首を絞めあげ、顔面へのビッグブーツ。ロープに飛ぶが、茉莉乃がキャッチしてSTOから脇固め。急角度で絞り上げるも彩乃がロープに足をかけてブレイク。
茉莉乃がコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、彩乃がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップ。MARUにタッチ。
MARUがダイビング・フットスタンプを発射も、茉莉乃が回避。MARUは難なく着地し、振り向きざまのスピアーでなぎ倒してスクールボーイからのストレッチ・マフラーを狙うが、決まり切る前に茉莉乃がロープを掴む。
茉莉乃はロー&ミドルキックを連打していくが、MARUがキャッチして再びストレッチ・マフラー。これも決まり切る前になるがカット。MARUが茉莉乃のバックを取る中で彩乃がビッグブーツを発射も、茉莉乃が回避。突っ込んできたMARUを払い腰で叩きつけてチキンウィング・フェイスロックを狙うが、MARUがすぐにロープブレイク。
ならばと茉莉乃はMRNスマッシュ!を狙うが、MARUが彩乃から受け取ったチェーンで後ろ手に殴りつけて脱出。MARUはチェーンで殴った後に首を絞めあげ、MARUスピンクラッシュでチェーンの上に茉莉乃の顔面を叩きつける。MARUはロープに飛ぶが、茉莉乃がドロップキックで迎撃してなるにタッチ。
なるはMARUの顔面に低空ドロップキック。MARUはチェーンで殴りかかるが、なるはチェーンごとドロップキックで吹っ飛ばす。MARUがコーナーに上るが、なるが地対空ドロップキックでエプロンに落とす。すかさず茉莉乃がエプロンからの攻撃を狙うが、MARUがトラースキックで撃退し、なるへスワンダイブ式フットスタンプからブロンコバスター。
MARUはバックドロップを狙うが、なるは急角度DDTで切り返す。茉莉乃にタッチを求めるが、MARUが背後から組み付いてバックドロップ。さらにコーナーに上ってダイビング・フットスタンプを突き刺すが、茉莉乃のカットが間に合う。MARUが彩乃にタッチ。
彩乃はなるの顔面にビッグブーツを見舞って逆エビ固め。なるがロープブレイクすると、彩乃はなるの上半身をエプロンに出してエプロンからのビッグブーツ、ロープを使ったスタナー、河津掛け、お主の耳にドロップキックと連撃。さらにロープに飛ぶが、なるがカウンターのスピアーを突き刺してアンクルホールド。ガッチリ決まるも、彩乃は必死のロープブレイク。
彩乃がロープにもたれかかる中、なる&茉莉乃が「行くぞ!アクトレス5!」とダブルの串刺しドロップキック。なるが彩乃にボディスラムを狙うが、彩乃はスカルクラッシング・フィナーレ。引き起こしていくが、なるがジャンピング・DDTで切り返し、ミサイルキック。さらに背中への串刺しスピアーから十字架固めもカウントは2。なるが突っ込んでいくが、彩乃はカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップ。さらに極楽固めも茉莉乃がカット。
彩乃がなるにTeardrop Angelを決めて3カウントを奪った。
彩乃「アクトレス5、強くなりましたねぇ~?(笑)でも今は私はファイブとかベビーとかキラーズとか、今は興味がなくて。今は自分のこの腰に、ベルトがただただ欲しい。本当は……未依さんとタッグのベルトが巻きたかった。それだけを目指してた。でも、まだまだまだまだ出来そうにないんで。狙うは、黒のベルト。夏葵が持つ黒のベルトに、私は興味があります。ポイントマッチ、夏葵の団体からのプッシュが勝つか、私がアクトレスガールズでやって来た6年間が勝つか。そこをかけて、人生をかけて闘いたいと思います。12月29日、後楽園ホール。メインで……もう夏は終わりました。この冬、私が夏葵からAWGベルト、入江彩乃が獲らせていただきます。ポイントマッチなんで、皆さん応援よろしくお願いします」
第5試合
この日31歳の誕生日を迎えたゆふぁが初のメインイベンターに抜擢。
試合前に夏葵&さくらが握手を求めるも、茉莉&ゆふぁは無視。
ゴングが鳴った瞬間にゆふぁがロープ際に飛び込んでアピールを開始。
ゆふぁ「みなさぁ~ん♪神戸から帰ってきました!ゆふぁこと甲部優花で~す♪なんと!本日私誕生日を迎えました~!お誕生日ぃ~?(観衆「おめでとー!」)ありがとぉ~♡」
がら空きのゆふぁの背中へ夏葵&さくらがダブルのドロップキック。さらにロープにくくりつけて顔面をくちゃくちゃにしながら「誕生日おめでと~♪」とシャッターチャンスを設ける。
続けて、「おいわいだぁ~!」と、まるで引退試合のサヨナラトレインのようにベビーもキラーズも全員ゆふぁに一撃。彩乃は頬にビンタからの熱烈なキスを見舞い、パートナーの茉莉も「お祝いならやっておこうかなぁ……」と雰囲気に流されて最後に一撃入れる。
さくらがゆふぁを急角度鎌固めで痛めつけてから夏葵にタッチ。
夏葵はゆふぁにドロップキックからボディスラム。夏葵はローキックで、ゆふぁはエルボーで打ち合っていくが、ゆふぁが夏葵の足をキャッチして噛みつき攻撃。ゆふぁが解放した際には夏葵の太ももに歯型がクッキリ残る。
代わる茉莉がレッグラリアート、串刺しミドルキックと連撃。夏葵がカウンターのジャンピング・ニーを発射も、茉莉がスライディングで回避してハイキックを発射。夏葵もハイキックを放って空中で激突。夏葵が低空ドロップキックを放つも茉莉が回避しトラースキックを発射。夏葵も回避するとV1アームロックに捕らえながら押し倒してアナコンダ・バイス。茉莉はなんとかロープへ。
夏葵がコーナーに振って串刺しジャンピング・ニーを狙うが、茉莉がキャッチして担ぎ上げ、パワーボムのように叩きつけるパワーを誇示。さらに側頭部をハイキックで蹴り抜いてからのバックフリップと連撃し、バズソーキックを発射。
これをかわした夏葵がドロップキックを見舞い、コーナーに振って串刺しジャンピング・ニー、フットスタンプと見舞ってさくらにタッチ。
さくらはロープに飛んでフライング・クロスボディ。茉莉はすぐ起きてローキックを連打していくが、さくらが後ろ手にキャッチしてその場で尻餅をつく形でのレッグブリーカー。続けて足4の字固めからブリッジしてフィギュアエイトに持ち込むが、ゆふぁがカット。
さくらはキルスイッチを狙うが、茉莉が切り返して熨斗紙を狙う。さくらはこれを回転エビ固めで切り返してコーナーに振るが、突っ込んだところで茉莉が空対地ミドルキック。さらにオモプラッパに捕らえるが、さくらがロープブレイク。茉莉が容赦なく首を絞め上げる中、ゆふぁがピコハンでさくらがの顔面をピコピコ叩く。
茉莉はさくらをリングに戻してレッグラリアート。さらに水車落としを狙うが、さくらが回転エビ固めで切り返し、クリストからの横十字固め、ジャックナイフと猛攻。茉莉がキックアウトすると、さくらは即座にヒザへの低空ドロップキックを叩き込んでロープに飛ぶ。茉莉はカウンターのレッグラリアートを叩き込み、ゆふぁにタッチ。
ゆふぁはさくらをピコハンで滅多打ちにしてからドロップキック。さらにロープに振るが、さくらが側転で攻撃を回避してドロップキック。ロープ際までふっ飛ばして619で追撃し、夏葵にタッチ。
夏葵はゆふぁにランニング・ミドルキックからランニング・ニー。さらに串刺しジャンピング・ニーからハイキックを放つも、回避したゆふぁがドロップキック。
ゆふぁはリバース・スプラッシュ式フットスタンプを連打し、キャメルクラッチ、サーフボード・ストレッチと続ける。そこへ茉莉がスライディング・レッグラリアートを合わせる連携から、茉莉がゆふぁを投げ落とす形での合体ダブルニードロップ。
ゆふぁがロープに飛ぶが、夏葵がカウンターのジャンピング・ニー。さらに三角蹴りからダイビング・フットスタンプを発射するが、ゆふぁが回避してロコモーション式スクールボーイからのダイヤル固め。さらにわんだ~らんDON♪を決めるがさくらがカット。
茉莉がハイキックでさくらを排除しようとするが、かわしたさくらがノーザンライト・スープレックス。
夏葵がキューティー・スペシャルで叩きつけるもカウントは2。ならばと夏葵はローで崩してから顔面へのスピンキック、ハイキックと連撃。
これで試合は終わりかと思われたが、夏葵が「トドメだァッ!」と雄たけびを上げながらリングへバースデーケーキを持ち込む。
夏葵がケーキを顔面に叩きつけようとするが、ゆふぁも必死に抵抗。そんな中でさくらがピコハンでゆふぁをぶん殴って羽交い締めに。絶望顔のゆふぁへ夏葵がケーキをペチャリ。
リング中に飛び散った生クリームで夏葵もゆふぁもつるつる滑る中、夏葵がmidnight sun on the strawberry shortcake(※ケーキの残骸上への旋回式キューティー・スペシャル)で叩きつけて3カウントを奪った。
手が生クリームまみれの夏葵は、汐月をマイクスタンド代わりに口を開く。
夏葵「せっかく今日はお誕生日当日ということでぇ~?最高のプレゼントを用意しました!……なんか言いたいことあるみたいなんで、どうぞ(※汐月をけしかける)」
汐月「私が持ってなきゃダメなんですかこれ(マイク)は」
ゆふぁ「ありがとぉ……ハァ……。なんかちょっと……あの、胸に来るものがありまして。あんまり前が見えてないんですけど。ちょっと人生に於いて、誕生日前日と誕生日当日、リングにいられるなんて思ってなかったんで。……遠いな、マイクが」
汐月「クリーム付きそうなんだもん!」
ゆふぁ「すごい嬉しかったなって。これは心の底から思ってます。いやあ、もう……あのぉ……(※夏葵ににじり寄る)」
夏葵「来ないで!来ないで来ないで!ヴァーーーッ!!(※ゆふぁが抱きついたため夏葵もクリームまみれに)」
ゆふぁ「ありがとー!夏葵!ありがとー!じゃあ参加した皆さん、足元に気を付けて登ってきてくださいねえ。ねえ?夏葵ちゃん?ねえ~?(※夏葵に頬ずり)」
夏葵「ヴェーーッ!!やめてやめて!!」
リングに全員集合し、いざ締めのコールへ。
ゆふぁ「皆さん!行きますよ!せーの!強く!優しく!あ……」
ここでなんの前触れもなくMARUが茉莉を襲撃して場内が騒然となる。
MARU「マイクマイクマイクマイク!オイ!茉莉!ずっと様子を見てきた。お前のそのライオンベルトが、強さの称号?闘いのベルトなら、話は変わってくるんだよなあ?それに今のお前はぷりぷりで美味しそうだ。誰も、誰もビビってお前に挑戦してこねーじゃねーかよ。だったら、私がキラーズのボスとして1人クーデターを起こしてやる!AWG!茉莉とタイトル戦を組め!そのベルトを怒りのベルトにしてやるよ。怒りの、な?覚悟しとけよ。本気出すから」
MARUが荒々しく去っていくと、気まずい雰囲気を仕切り直して改めてエンディングへ。
ゆふぁ「それではぁ……皆さん、それではぁ……もう1度、皆さんもう1度元気に参りましょう!みんあ、行きますよ?せーの!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレスガールズ~!」
一同「ゆふぁ!おめでと~!」
ゆふぁ「ありがとぉー!」