サンバが踊れる大和撫子歌姫・永井絵梨沙が元『モー娘。』飯窪春菜の妹・日菜といろへライバル心むき出し!
1日、東京都・新木場1stRINGにてアクトレスリング『ACTwrestling Step52 新木場公演』が開催。永井絵梨沙がヤングアクトレスカップ2回戦進出を決めた。
約半年前に主力選手たちがマリーゴールドに電撃移籍したことで崩壊するかと思われていたアクトレスガールズであったが、実際にはこれを機に新時代が到来している。
かねてから下剋上を狙っていた次世代の選手たちが一斉に開花し、エンタメ路線を強化したことで新体制移行に成功。プリンセス天功さんスペシャルオブザーバーに就任した他、元『モー娘。』飯窪春菜さんの妹である日菜といろを始めとした新人たちが怒涛のペースでデビュー。所属選手数は移籍騒動以前よりも増加している。
12月6日~8日に幕張メッセで開催される8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱うイベント『東京コミックコンベンション2024』への出演も決まるなど上昇気流に乗っている。
現在のストーリーの主軸は、“ストロング暴力スタイル”を掲げる悪の【アクトレスキラーズ】の侵攻をヒーローチーム【元気戦隊アクトレス5】を始めとした正義のアクトレスガールズたちが迎撃するというもの。戦況としてはヒーローたちの戦績は芳しく無く、リング上では悪の笑いが木霊している。
そんな中、アクトレスの未来を期待されているのは【アクトレス三銃士】永井絵梨沙、日菜といろ、蒼乃ありす。
3人は2024年デビューの同期であり、センスもビジュアルも優れた未来のエース候補。現在開催中の若手トーナメント『ヤングアクトレスカップ』には絵梨沙、といろが出場している。
この日は、ヤングアクトレスカップ1回戦として永井絵梨沙vs千夜ヒナタの試合が実施。
ヒナタも2024年デビュー組だが、デビューから間もなくキラーズ入り。ヒールであるため団体から推されづらい状況にあるが、紛れもなく将来のエース候補の1人だ。
試合はヒナタが長い脚を活かした首4の字固めで序盤戦を支配し、絵梨沙を場外に蹴落として冷たい目で見下ろす氷の女王ぶりを見せる。
劣勢となった絵梨沙だったが、気迫あふれるエルボー連打で勝機を作って得意のプリッキーヌ・レッグ・ドロップ(※I字バランス式ギロチンドロップ)。ロコモーション式スクールボーイで翻弄していき、最後はハバネロクラッチ・ホールド(※バックドロップの形からオースイ・スープレックスのように丸め込む)を解禁して3カウントを奪った。
これにより絵梨沙はデビューからシングル初勝利。
キャリアで言えば約半年上のヒナタを下して2回戦進出を決めた絵梨沙は「次、2回戦の相手。日菜といろ!でも、アンタは今日もここにいない!そんなんで勝てるほどアクトレスは甘くないと思うッ!私はこのまま圧勝して、優勝して、誰も見たことないスピードでアクトレスガールズのメインイベンターの座、奪ってみせますッ!」と咆哮。この日は舞台出演によりアクトレスの公演に出ていなかったといろへのライバル心をあらわにした。
絵梨沙は映画やミュージカルを中心に活動する女優であり、シンガーソングライターとしては『夕刊フジ歌姫グランプリ』で総合一位の優勝。バレエ、ジャズ、サンバを愛するダンサーとして自ら振り付けも行うマルチプレイヤー。
さらにミス日本のゆかた2021でグランプリを受賞しており、和服姿が似合う大和撫子の美人モデルとしても活躍している。
大量離脱に揺れたアクトレスガールズだが、着実に次世代の芽吹きが訪れている。
これからのアクトレスの景色が垣間見える絵梨沙とといろのトーナメント2回戦は、今月14日のレッスル武道館大会にて行われる。