【試合詳細】12・1 マーベラス後楽園ホール大会 長与千種&田中将斗&タイタス・アレクサンダーvs彩羽匠&飯伏幸太&井坂レオ 【AAAWタッグ】桃野美桜&岡優里佳vsジェシー・ジャクソン&ハイアン

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『長与千種還暦祭り』
日程:12月1日(日)
会場:後楽園ホール
開始:11:30
観衆未発表

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○川畑梨瑚
7分37秒 ライオンサルト→片エビ固め
●暁千華

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●ヴィニー・マッサロ(フリー)
10分32秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
○ケビン・ブラックウッド(フリー)

▼時間無制限バトルロイヤル
【退場順】ウナギ・サヤカ(フリー)→宝山愛→セイディ・ギブス(フリー)→青木いつ希(ショーンキャプチャー)→ナイト・シェイド
○Maria
12分54秒 OTR
●永島千佳世(フリー)

▼彩芽蒼空デビュー戦 15分1本勝負
○アジャコング(超花火)
6分32秒 ラリアット→片エビ固め
●彩芽蒼空

▼AAAWタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者/ボブボブモモバナナ】○桃野美桜/岡優里佳(仙女)
12分36秒 丸め込み
【挑戦者】ジェシー・ジャクソン(フリー)/●ハイアン(フリー)
※第21代王者が初防衛に成功

▼長与千種還暦スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
長与千種/田中将斗(ZERO1)/●タイタス・アレクサンダー(フリー)
18分39秒 カミゴェ→片エビ固め
彩羽匠/○飯伏幸太(AEW/飯伏プロレス研究所)/井坂レオ

8年越しの約束を果たしに長与千種還暦祭に飯伏幸太参戦!彩羽匠と剛力彩芽から名前をもらった彩芽蒼空がデビュー!桃野&岡がAAAWタッグを防衛し「もう防衛戦はしない!」

第1試合

 開幕暁がドロップキック。ロープに振ろうとするが川畑が逆に振るも暁がドロップキック。すぐに川畑もドロップキックを突き刺すが、暁は受け切りショルダータックルで倒しフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも2。横入り式エビ固めも2。

 暁は投げようとするが、耐えた川畑がボディスラムで叩きつける。さらにサッカーボールキックを叩き込み、PKからフォールも2。

 川畑はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うも、避けた暁が串刺しラリアットからロープに飛ぶ。川畑もソバットで迎撃し、サッカーボールキックで蹴倒す。さらにかかと落としからフォールも2。

 川畑はサッカーボールキックを連発し、PKからフォールも2。

 川畑は走り込むが暁がエルボーで迎撃し、エルボーの打ち合いから暁がエルボー連打。ロープに飛ぶが川畑がソバットで迎撃しロープに飛ぶも、暁はビンタで迎撃しロープに飛ぶ。川畑は追走二―からロープに飛ぶが、暁もショルダータックルで迎撃。暁は串刺し攻撃を狙うが、川畑が避けてソバットから串刺しサッカーボールキックを叩き込む。フォールも2。

 川畑はボディスラム連発も、暁もボディスラムで返しフォールも2。全女式フォールも全て2。

 暁はロープに振るが、川畑はミドルキックで迎撃しフォールも2で暁が横入り式エビ固めも2。

 暁がロープに飛ぶが、川畑がトラースキックで迎撃しミサイルキック。フォールも2。

 川畑はライオンサルトを投下しフォールし3カウント。

 川畑は握手を求めるが、暁はその手をを払い除けてリングを降りた。

<試合後コメント>
暁千華
「梨瑚さん、マーベラスで赤沢山いますけど、梨瑚さんも赤で、あたしも、赤です。これまで、今日6戦目ですけど、結構試合やった後とかも悔しさがあって、それは技術とかじゃなくて、もっともっと感情も出したいなって思ってて、で、今日の、この大事な、長与さんの還暦祭っていうビッグマッチで、絶対印象に残るような試合したいって思ってて、で、ほんと、でももっともっと感情を出して、自分の、自分だけのプロレスっていうものを作っていけるように、ほんと今日は感情を出して、やっていく時期だと思ってるので、もっと感情出しまくって、これからやっていきたいと思っています」

――今日始めての後楽園でしたが
「練習生の時に何回か後楽園ホール来てて、自分がそのリングに立って
、やっぱり後楽園ってすごいなんか、なんか力というか、感じるし、すごくやっぱり、すごくなんか大きくて、なんかやっぱり後楽園ってすごいいいなって感じがしました」

第2試合

 ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いからケビンがヘッドロック。だがマッサロがショルダータックルで倒し、アームホイップの応酬からケビンがソバット。さらに投げようとするが切り返したマッサロがエルボードロップも、ケビンはこれを避けて距離を取る。

 エルボーの打ち合いからケビンがビッグブーツ連発。マッサロは逆水平チョップで迎撃し、コーナーに押し込んで逆水平チョップ。ケビンはエルボーで反撃しようとするもマッサロが避けて逆水平チョップからダブルアームスープレックスで叩きつけてフォールも2。

 マッサロは投げようとするが、耐えたケビンが切り返すも、マッサロが逆水平チョップ連発。キャッチしたケビンだったが、マッサロがバックエルボーからミドルキックをキャッチしてバックを取る。切り返したケビンが双手刈りで倒しボディへフットスタンプを投下する。
 ケビンはサッカーボールキックもマッサロは「もっと打ってこい」と挑発。ケビンがサッカーボールキックを叩き込むとマッサロは置きあがって突き飛ばし、自ら座り込んでサッカーボールキックを要求。ケビンは髪を掴んで引き倒して顔面にニードロップからフォールも2。

 バックの取り合いからケビンがバックエルボーで逃れ、コーナーに振って走り込むがマッサロはショルダースルーでエプロンに落とす。だがケビンはエルボーからコーナーに上りダイブするが、避けたマッサロがロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 マッサロはコーナーに振って串刺しラリアットから、逆水平チョップを叩き込みランニング・ブレーンバスター。さらにエルボードロップからフォールも2。

 マッサロはオリンピックスラムを狙うが、耐えたケビンがエルボーで逃れてロープに飛ぶも、マッサロがカウンターのキャプチュード。さらにロープに飛んでラリアットも、避けたケビンが投げ捨てジャーマンからハイキック。避けたマッサロがドクターボムで叩きつけフォールも2。

 マッサロはシュバインを狙うが、ケビンがそのまま丸め込むも2。

 ケビンは延髄斬りから投げようとするが、耐えたマッサロにエルボーから担ぐとロープ上に乗せ、コーナーからのダイビングフットスタンプを後頭部に投下する。フォールも2。

 ケビンはブレーンバスターからフォールも2。

 ケビンはダイビングフットスタンプも、避けたマッサロのチョップとケビンのミドルキックの打ち合いからケビンが左右のボディブローを連打し顔面を蹴りつける。マッサロも左右のエルボーからローリングエルボー。ケビンは袈裟斬りチョップで反撃も、マッサロは腕を掴んでヘッドバッドからロープに飛んでラリアット。すぐに立ち上がったケビンがジャンピングニーを顔面に叩き込み両者ダウン。

 ラリアットの相打ち連発からケビンがハイキック。さらに延髄斬りから串刺しビッグブーツも、キャッチしたマッサロがパワーボムで叩きつける。マッサロはコーナーに上るとムーンサルトを投下するが、ケビンが避けてランニング二―からゴッチ式パイルドライバーで突き刺しフォールも1。

 ケビンはビッグブーツからコーナーに上り顔面へのダイビングフットスタンプ。これでフォールし3カウント。

第3試合

 全員でナイトに殴りかかりOTRを狙うが、ナイトが一人ずつ引き剥がすとセイディが次々コーナーに振っていく。ナイトも振ろうとするが、ナイトは逆にセイディをコーナーに振ると走り込む。セイディが避けて残りの選手が串刺しボディスプラッシュで圧殺され、ふらふらと倒れたMariaがナイトの背後からスクールボーイを狙うもナイトは微動だにせず。そこへ宝山がドロップキックを突き刺しその勢いでMariaと宝山でフォールも2。

 ナイトはMariaと青木を同士討ちさせて腕を取り前かがみにさせ、セイディがMariaの逆の腕をとってウナギの腕もとり前かがみに。ナイトの上に宝山が、セイディの上に永島が乗ってキャメルクラッチで捕らえるとピラミッド状態へ。青木、Maria、ウナギが逃れると宝山と永島は前方回転エビ固めで捕らえるが2。

 ウナギがナイトとセイディをまとめてコードブレイカーから宝山にビッグブーツ。Mariaにブレーンバスターから永島をフェイスバスターで叩きつけギロチンドロップを投下する。
 青木が「ちょっと待って!ウナギ・サヤカ、マーベラスのリング復帰戦じゃね―か!」と叫び、調子に乗るウナギをみんなで胴上げしてリングに落とすと全員でフォールし3カウント。ウナギ失格。

 青木が宝山を、永島がMariaを、ナイトがセイディをロープに押し込んで走り込むが、永島と青木がナイトを残して避けると宝山たちは3人でナイトにドロップキック。Mariaがコーナーに振られてセイディがスペースローリングエルボーから、宝山がセイディを踏み台にしての串刺しドロップキック。すぐさま宝山がセイディをスクールボーイも2。
 宝山は走り込んできたセイディをエルボーで迎撃するが、青木がエルボーから担ぐも暴れた宝山が着地し、永島がビッグブーツで青木を倒し、宝山がそのまま丸め込むも2。

 永島が青木にボディスラムから宝山をデッドリードライブで投げ捨てると、青木が避けてナイトが宝山にボディプレス。そこを永島と青木が上から押さえつけてフォールし3カウント。宝山失格。

 セイディがMariaにスワンダイブ二―も、青木とナイトがセイディをロープに振っていくが、セイディはダブルラリアットで迎撃。
 セイディは永島にカミカゼからムーンサルトプレスを投下しフォールも2。
 セイディはコーナーに登るが、青木がハンマーブローから突き飛ばしてから落下させOTR。セイディ失格。

 Mariaが青木の背後からスクールボーイも2。
 永島が青木の背後からスクールボーイも2。
 Mariagが青木にスクールボーイも2。
 永島が青木にスクールボーイも2。永島が青木にスクールボーイも2。永島が青木にスクールボーイも2。
 Mariaが青木にストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、青木が避けると走り込んできた永島を捕らえ、Mariaもまとめて河津落としDDT。
 ナイトが走り込むも青木はカニバサミでロープに押し込み後頭部にランニングダブル二―。さらにブレーンバスターを予告するが、ナイトが耐えると青木はエルボー。再度ブレーンバスターを狙うが、ナイトが逆にブレーンバスターからマリアが串刺しビッグブーツ。永島も串刺し二―からナイトがキャノンボールを叩き込み、場外に投げ捨てOTR。青木失格。

 永島が「フレンズ」とナイトと連携しようとするが、ナイトがエルボー。さらにMariaにガットショットから永島とMariaをまとめてチョークスラムで叩きつける。ナイトはロープに飛んでセントーンも、避けた永島がビッグブーツ。さらにMariaもスライディングレッグラリアートからフォールも2。
 永島がナイトにストンピングからMariaと2人で投げようとするが、ナイトはまとめてブレーンバスター。さらにナイトがダブルラリアットでなぎ倒し、永島にネックハンギングボムを狙うが永島が丸め込もうとする。耐えたナイトをMariaが前方回転エビ固め。そこに永島が覆いかぶさりフォールし3カウント。ナイト失格。

 Mariaと永島が抱き合うが、そのまま永島が投げ捨ててフォールも2。
 永島はケンカキックからロープに飛ぶが、Mariaが追走二―からロープに飛んでドロップキック。さらにビッグブーツからロープに飛んでビッグブーツ。避けた永島がエプロンに落としてロープに飛ぶが、Mariaもロープをたるませて永島をエプロンに落とす。髪を掴んでお互い落とそうとするが、一度離れて体勢を立て直すと、Mariaのビッグブーツを避けた永島が水面蹴り。Mariaはロープを掴んで耐えると、永島がロープに飛ぶが、Mariaがテキーラサンライズのカウンターから顔面へのドロップキック。フォールも2。
 Mariaはボディスラムを狙うが、永島が丸め込むも切り返し合戦になるが2。
 永島がカウンターの裏投げからフォールも2。

 永島がロープに飛ぶが、Mariaがキャッチしてパワーボムで場外に投げようとするが、永島がフランケンでMariaを投げ捨て同時に落下。先に永島が場外に落下したとレフェリーが判断し、Mariaの勝利となった。

永島「いやー悔しい。チキショウ。けっこうこれにかけてたのに!まあいいや、気を取り直して、ちょっと、皆さんに告知があります。入口でチラシもらった方いますか?3月29日、岩手県花巻市で、興行やります。こちらマーベラスにお力を借りて開催することとなりました。そして、チラシの裏面、永島千佳世30周年。新宿FACEで行いますので皆さん今からなら予定開けられるでしょ?ね?皆さん是非来てください」

野中さおりさんライブ

 演歌歌手の野中さおりさんのライブがスタート。『花絆』と『炎の聖書』を熱唱した。

第4試合

 ロックアップから彩芽が押すがアジャは微動だにせず。必死に全体重をかけて押す彩芽をアジャは軽々とロープに押し込みクリーンブレイク。
 リストの取り合いからアジャがヘッドロック。エルボーで逃れようとする彩芽をフロントネックに取り直し、そのままグラウンドに押し込み潰すと彩芽はなんとかロープに足をかけてブレイク。

 アジャは逆水平チョップでなぎ倒し、さらにブレーンバスターを狙うが彩芽は首固めも1。

 彩芽はロープに飛んでのドロップキック連発。全て受けきったアジャにエルボー連打から投げようとするが、アジャは微動だにせず逆に投げようとする。彩芽はそのまま丸め込もうとするがアジャは倒れることなく、ロープに飛ぶとアジャはラリアットで迎撃しようとするが、避けた彩芽がスクールボーイも1。

 彩芽は座り込んだアジャの顔面にロープに飛んでの低空ドロップキック連発からフォールも1。再度フォールも1。再々度フォールも2。

 彩芽はエルボー連打も、受けきったアジャがビンタからエルボードロップ。フォールも2。

 アジャは顔面をはたいて挑発し、膝立ちでエルボーを打ち込んできた彩芽を立たせるとショートレンジラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。

 見下ろすアジャだったが、彩芽が立ち上がるとエルボーを連打。これを笑顔で受けきったアジャはビンタでふっ飛ばしリングをあとにした。

<試合後コメント>
彩芽蒼空
「一発一発がとても重くて、痛くて、苦しかったんですけど、絶対に負けたくないって気持ちだけで立ち上がっていきました」

――初めてのリングはどんな感触でしたか?
「最初入場した時はすごく緊張してたんですけど、アジャさんがリングに上がってからは絶対に倒してやるっていう強い気持ちで、そこからは緊張もあんまりせず、アジャさんだけに集中できました」

――彩芽蒼空というリングネームと青いコスチュームが与えられましたがそれについては
「リングネームは匠さんの彩羽の彩をいただいて、極悪女王の(ライオネス)飛鳥さん役の剛力彩芽さんからも彩芽という文字をいただいて、すごく、重たいというか、それがプレッシャーでもあったんですけど、でも、その名に恥じないように、選手になれるように頑張りたいです」

――改めてデビューしてみて、これからどんなプロレスラーを目指したいですか?
「とにかく、どんな大きな相手でもがむしゃらに立ち向かっていく、何回やられても立ち上がる。そんなレスラーになりたいです」

――最後エルボーで立ち向かっていきましたけど、やられた後も心は折れなかった?
「はい。またいつか次、アジャさんとまた闘える、次まで、この悔しい気持ちは一生消えないです」

――試合後はどんな言葉をかけられましたか?
「これから頑張っていってねって」

――1ヶ月遅れましたけど、千華さんの同期という形になりましたけど同期を意識しますか?
「はい。入寮は1週間違いだったんですけど、入寮してからも基礎体とかそういった部分でも遅れてるっていうのをすごく感じていたので、それが実際にプロテストで、プロテストも一緒にすることができなくて、その後の練習も、千華はどんどん実践的なことをやってるんですけど、自分はなかなかできなくて。デビューも遅れて。千華の試合をセコンドで見てる時が、1番応援できるんですけど、心の中には、なんでリングに上がれないんだろうって悔しかった。今やっとデビューできて、同じラインに立てたと思うので、絶対に負けないように頑張っていきたいです」

第5試合

 開幕からボブボブモモバナナが連携攻撃でジェシーを攻めていくが、ジェシーはダブルラリアットで迎撃して桃野を担ぐとハイアンにタッチ。

 ハイアンも桃野をコーナーで痛めつけてからジェシーにタッチ。

 ジェシーはトラースキック連発からフォールも2。
 ジェシーはコーナーに叩きつけてハイアンとともに顔面を踏みつける。ジェシーはハイアンにタッチ。

 ハイアンは背中にエルボーからコーナーに押し込みチョップ。タッチしようとする桃野の足を掴んで動きを止めると、桃野は立ち上がりエルボー合戦へ。
 ハイアンは担ぐが、着地した桃野がロープに飛んでその背中に岡がタッチ。

 桃野はスライディングで足を刈り、そこへ岡が低空ドロップキック連発。フォールも2。
 岡はコーナーに上りダイビングクロスボディ。フォールも2。
 岡は投げようとするが、ハイアンが耐えると岡はエルボー連打からロープに飛ぶが、ハイアンが追走エルボーから投げようとする。逆に岡がブレーンバスターからフォールも2。
 エルボーの打ち合いから岡がエルボー連打。ハイアンもエルボーからチョップを叩き込んでロープに振ると、岡のコルバタを力付くで止めてバックブリーカー。フォールも桃野がカット。ハイアンはジェシーにタッチ。

 ジェシーがドロップキック。吹っ飛んだ岡の背中に桃野がタッチ。

 ジェシーはコーナーに振って串刺し掌底アッパーから串刺しダブル二―。フォールも2。
 ジェシーはバックを取るが、切り返した桃野がスクールボーイも2。
 ジェシーはクロスフェイスで捕らえるが岡がカット。
 ジェシーとハイアンで桃野をロープに振るが、桃野はまとめてコルバタで投げ捨てると岡がエプロンから場外へダイビングクロスボディ。さらに桃野がコーナーからのプランチャを投下する。
 リングに戻り、桃野はスワンダイブを狙うが足を滑らせてリングに落下。すぐさまジェシーが投げようとするが、バックを取り直した桃野が投げ捨てジャーマンからスワンダイブミサイルキックを突き刺す。フォールも2。
 桃野はロープに飛んでJKボムを狙うが、ジェシーが切り返してロープに飛ぶとランニング二―からフォールも岡がカット。ジェシーはハイアンにタッチ。

 ジェシーが桃野をコーナーに振るとハイアンがスピアー。フォールも2。
 ハイアンは投げようとするが、切り返した桃野が突き飛ばすとエプロンから岡がスタナーから桃野がミサイルキックを突き刺し、さらに逆さ押さえ込みをフェイントに岡が走り込んで逆さ押さえ込み。そこへ桃野がジャックナイフで合体も2。
 岡が巻き投げて桃野がジャックナイフも2。
 岡が横十字固めから桃野がジャックナイフもジェシーがカット。
 桃野と岡でハイアンをロープに振ってダブルのドロップキックから桃野がジャックナイフも2。
 桃野はバックを取るが、ジェシーがトラースキックでカットしハイアンがパワーボムを狙う。そこを桃野は前方回転エビ固めで切り返すもジェシーがカット。
 岡がミスティカでジェシーを投げ捨てると、桃野が桃を、岡がバナナを被ってそれぞれにダイブ。しかしジェシーとハイアンは剣山で迎撃し、ジェシーが2人まとめてネックブリーカードロップからハイアンが桃野を担いでパワーボム。フォールも2。
 ハイアンがみちのくドライバーIIからジェシーがスライディングラリアットを叩き込み、ハイアンが変形どどんを狙うが桃野が巻き投げてから逆さ押さえ込みで3カウント。

桃野「やっほー!私達が!桃野美桜!」
岡「岡優里佳!」
桃野「2人あわせて!」
桃野&岡「ボブボブモモバナナです!」
桃野「今日をもちまして!このベルト!防衛戦は!やらないことをここに誓います!以上!AAAW永遠チャンピオンの!桃野美桜と!」
岡「岡優里佳!」
桃野&岡「ボブボブモモバナナでしたー!」
桃野「メインイベントも!絶対に盛り上がるぞー!」

<試合後コメント>
ボブボブモモバナナ
桃野「はいはいはい、どうだった?この満員のお客さんの中で」
岡「もげるかと思った」
桃野「ほんとに外国人パワーがつよすぎて、美桜、でも、ほんとにあのですね、私待ってたんですよ。ハイアンがあの技出すのを、今か今かと。私あの技で負けてるので。怪我をした時にね、待つのも仕事っていうことを散々言われて、それを身につけたわけですよ。待った上で」
岡「勝った。これが私達の闘い方なんじゃないでしょうか?」
桃野「そうですね」
岡「結構もう自分はずっとやられてることが多かったですし。でも、やられても、やられてもやられても、最後に勝ったのは!岡優里佳!」
桃野「桃野美桜!」
岡「2人あわせて!」
桃野&岡「ボブボブモモバナナです!」
桃野「このAAAWの歴代チャンピオン、すごい方ですが、私たちがその中で唯一無理の、無理じゃない、唯一無二のタッグチームになってみせます。それが私たちならできると思ってるから」
岡「はい」
桃野「まだまだ発展途上で、頑張りましょう」
岡「はい」
桃野「そして防衛はもうやめましょう」
岡「はい、もうしません!」
桃野「ありがとうございました。手に力が入んないもうほんとに」

第6試合

 長与はアジャをセコンドにつれて入場し、アジャがロープを上げる。

 長与が先発で出ると飯伏が出ようとするが、彩羽が必死にコーナーに押し込んで先発へ。
 ミドルの打ち合いから長与が水面蹴りで倒し髪を掴んで引き起こすとエルボースマッシュ。彩羽も強烈なエルボーで返すと長与はあまりの痛みにロープに顔をうずめて耐える。
 彩羽がロープに振ろうとするが逆に長与が振って、反動で帰ってきた彩羽をアームホイップからハイキック。避けた彩羽がハイキックも、長与も避けて距離をとる。両者タッチ。

 田中と飯伏がロックアップから飯伏がロープに押し込み離れ際にハイキック。避けた田中にヘッドロックからロープに飛んでショルダータックル。受けきった田中へ飯伏がロープへ飛ぶが、田中はカニバサミで倒すとスライディングD。避けた飯伏がミドルキックも田中も避けて距離を取る。両者タッチ。

 井坂とタイタスとなり、握手からロックアップ。タイタスがヘッドロックからショルダータックルで倒すも、井坂がハンドスプリングからスクールボーイ。さらにニーアッパーからコルバタで投げ捨てドロップキック。スカしたタイタスがバックを取るが、バックエルボーで逃れた井坂がロープに飛んでいくが、タイタスがリープフロッグからドロップキック。フォールも2。
 タイタスはボディスラムから長与にタッチ。

 長与はエルボードロップからスリーパーで捕らえ、井坂はボディへのエルボーで逃れようとするが長与は離すとエルボースマッシュ。さらに逆水平チョップを叩き込むと、井坂もエルボースマッシュ。長与のチョップから田中にタッチ。

 田中と長与で井坂をロープに振ってダブルのショルダータックル。さらに田中がエルボードロップからフォールも2。
 田中はロープに振ってバックエルボーからフォールも2。
 田中はコーナーに叩きつけてタイタスにタッチ。

 タイタスはガットショットから首投げで倒しその場飛びムーンサルト。フォールも2。
 タイタスはフロントネックで捕らえて下がり田中にタッチ。

 田中はボディを蹴り上げ、リストを取って捻り上げるとコーナーに振って串刺しラリアット。さらにブレーンバスターで叩きつける。
 田中が引き起こすとエルボーの打ち合いから井坂がエルボー連打。田中がエルボーからロープに飛ぶが、井坂がドロップキックで迎撃し彩羽にタッチ。

 彩羽はコサックキックから水面蹴りで倒し、PKからロープに飛んでスライディングキック。さらに投げようとするが田中は逆に投げようとするも、切り返した彩羽がバックを取るがタイタスがカット。
 タイタスと田中でロープに振るが、飯伏が走り込みオーバーヘッドキックで迎撃する。
 彩羽が田中に外道クラッチで捕らえ、そこへタイタスが走り込むと彩羽はそのままジャーマンで叩きつけて田中もろともフォールも2。
 田中と彩羽はエルボーの打ち合いから彩羽がトラースキック。田中が裏拳も彩羽がハイキック。田中のラリアットを避けるが、田中はすぐさまDDT。田中は投げようとするが彩羽が逆にブレーンバスターで叩きつける。両者タッチ。

 飯伏と長与はコーナー際で睨み合ったままなかなか動かず。ゆっくりとリング中央に歩き額をこすりつけて睨み合い、一度離れるとロックアップからチョップ合戦。
 長与がソバットも飯伏がロープに振るが、長与はニールキックを叩き込みサソリ固めを狙う。耐えた飯伏にアキレス腱固めも、飯伏と長与は足が極まったままビンタ合戦。長与がハートブレイクショットを叩き込むと飯伏は悶絶し、長与が足を離して立ち上がるとサッカーボールキック。長与はタイタスにタッチ。

 タイタスはコーナーからダイブするが、避けた飯伏にトラースキック。さらに投げようとするが、着地した飯伏が羽交い締めにすると彩羽がジャンピングハイキックを放つが、タイタスが避けて飯伏に誤爆。井坂が助けに入るがタイタスがソバットから長与を呼び出し、井坂をロープに振ってダブルの正拳突き。タイタスは嬉しそうに長与と抱き合い、飯伏を引き起こすとエルボーの打ち合いへ。タイタスのエルボーを避けた飯伏がドラゴンの体勢も、切り返したタイタスがロープに押し込み、一度離れてトラースキックからハンドスプリングも、キャッチした飯伏が突き飛ばしてからパワースラム。さらにセカンドロープからのムーンサルトを投下するが、受けきったタイタスが丸め込むも2。
 タイタスは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした飯伏がロープに飛んでラリアット。さらに投げようとするが田中がスライディングDでカット。
 タイタスはロールスロージャーマンスープレックスホールドも彩羽がカット。田中が彩羽をロープに振るが、彩羽はニールキックで迎撃。長与が彩羽にガットショットからデスバレーボムで叩きつけ、井坂にもガットショットから田中とともにロープに振るが、井坂はハンドスプリングエルボーでまとめて迎撃。
 井坂は三角飛びヴァルキリースプラッシュから、タイタスが飯伏に走り込むが、ジャンピングニーを避けた飯伏がドラゴンスープレックスホールドも2。
 手を握り合ってタイタスがエルボー連打も、飯伏がバックを取ると背中へのカミゴェ。フォールも2。
 飯伏は正面からカミゴェを叩き込んでフォールし3カウント。

長与「本日はご来場まことにありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。今日、新しく1人の少女から、プロレスラーになれた。その瞬間もしっかりと、私は、モニターで見ながら、ほくそ笑んでました。そして、今日出た選手の皆さん、ほんとにありがとうございます。田中選手とはいろんなところで一緒になる機会が多くて、焼肉屋にも一緒になったりして、 なかなかのお友達です。どうぞ。本当ありがとうございました。タイタス、Please,do You Favorite one Tings go to top,are you wanna top OK!Thank you。お前(井坂)は痛いよ。お前は母親みたいな人を殴れるのか!ありがとう。(彩羽に)もう勝てないと思いました。一瞬心が折れそうになりましたが、1番最初の1発で折れそうになりました。相手してくれてありがとう。(飯伏に)やっと、生で、目の前であなたの姿が見れました。飯伏幸太も、あの横浜で、悔しかったと思います。でも私も悔しかった。なぜならば、飯伏幸太、あなたのことが私は大好きで、大好きなプロレス小僧が大好きな私だからです。生で見れました。60歳の誕生日に、粋なはからいで。さっきの約束は守ります。決して違わないようにします。2人の約束です。内緒ですよ?」
飯伏「長与さんはずっと続けますから。はい」
長与「8年前に違う格闘技の会場でサラッと言ったお願いを、本当に見たいんですって、本当に言ったたった1つのお願いだったんですけど、それを叶えてくれました。会いたかった。ありがとう(握手)さっき、もうポロッとね、言われたので、もういつもダメだと思ってるんです。リングに上がってはいけない、いけないっていつも思ってるんです。何かあれば、常にできてた時の自分を思い出してしまうと苦しくて仕方ないんです。できてない自分が今苦しくて仕方ないんです。でも、もしさっき、飯伏くんとお話をした時に、もう辞めるって言わないでくださいって。ね?辞めるとは言いません。ただ、できる範囲で、できる限りでいいですかね?リングに上がっても。少しは打たれ強い人間になったなとやっと思ってます。はい。本当に今日はですね。還暦祭、ありがとうございます。そして、全女の、先輩。もう本当に先輩や同期、後輩までほんとに来てくれました。すいません、高いところから申し訳ございません。みんなが居てくれたから、あの全女時代乗り越えることができました。ありがとうございました。アジャもどうもありがとうね。まさかの、憎いな!ありがとう。ここにも私たちの後輩がいます。私の後輩がいます。そして、一緒に2年間、焼きつくようなヒリヒリした会場で、場所で、極悪女王というドラマを作り上げてくださった、俳優さん、女優さん、一生私の宝です。本当にありがとうございました。Tommyさん、頑張りましょうね、これからも」

長与千種還暦セレモニー

 全女OGのジャンボ堀さん、大森ゆかりさん、高階由利子さん、三田英津子さん、豊田真奈美さん、山田敏代さん、KAORUさんがリングへあがり花束やプレゼントの贈呈。

 続いてセーラーズの三浦静加代表、女優の立花理佐さんから花束贈呈。長与は「うちら昔アイドルだったよね!」と抱き合う。

 続いて極悪女王キャストを代表して、長与千種役の唐田えりかさん、ダンプ松本役のゆりやんレトリィバァさん、ジャッキー佐藤役の鴨志田媛夢さんから花束贈呈。長与は鴨志田さんに「ジャッキーさーん!」と抱きつき、ゆりやんに「自分の首絞めてください」とスリーパーを要求して記念撮影へ。

長与「あのほんとにつくづく幸せ者だなと思います本当にありがとうございます。ほんとにあの、あっという間の60年間だった気がします。沢山苦しんできたし、沢山笑ってきたし、沢山憎んできたし、沢山、沢山沢山泣いてきましたが、それは、決して悪いものだけじゃなくって、今成長するためには必要だった事だと思います。今日、上から多分、松永兄弟も見てると思います。全女は、大っ嫌いだけど、大好きです。松永高司、松永健司、松永国松、松永俊国この人らがいなければ、私はここに立ってません。私ができることは、これからできることは、まず、沢山の選手たちを、またプロレスに、リングに立たせていけるように、未来の、まだ見ぬ子たちをデビューさせていくことだと思います。そして、たまに、鉄砲玉のように出てきます。その時は、もう、高齢に入ってくるので、優しくしてください。ゆりちゃん(斎藤工の)隣いいな!はい、国松さんと俊国さんは、私を育ててくれた、恩人です。本当にありがとうございます。はいみなさん、ありがとう以上の言葉がないので、なんと伝えれば良いのかわからないんですけど、うんと感謝してます!だから、プロレス、たまにでいいんで、いつもとは言いません。ほんとはいつもと言いたいんですけど、いつもと言いたいです。いつもと言いたいですけど、でも、たまにでいいんで見に来てください。選手たちが、成長してます。成長してるんです。成長してるんです。マーベラスは、全ての国のレスラーたちと交わって、その文化をしっかりと育んで、誰かのオンリーワンの団体になります。この外人の人たちね、本当は帰る予定だったんです。でも居たいって言って、無理をお願いしてビザを延長しました。12月はアメリカももう興行ラッシュになります。そして24日まで、めいいっぱいレスラーたちは働くんです。はい。それなのに私のためにいてくれる。Thank you、Thank you so much。HOME TOWN bat We are waiting for Willers anytime OK.(桃野に)勝ちましたね?」
桃野「勝ちました」
長与「人気者の証拠ですよ。人気者は」
桃野「もう防衛戦やりませんって言いました」
長与「(苦笑)」
桃野「せーの、長与さん、還暦おめでとうございます!(全員で長与を潰すようにハグから記念撮影)」
長与「本当にあの、ありがとう。ありがとうは尽きませんが、感謝をもってですね、これからも良いレスラーたちを輩出できるように精進してまいります。どうかマーベラス、そして女子プロレス、プロレスをなにとぞよろしくお願い申し上げます。それでは皆さん、お体にご不自由がない方、そしてお足元がちょっと私みたいに踏ん張りが利かないなという方以外の方は、あの、お立ちできますでしょうか?みんなで、みんなで、このマーベラスのポーズは、手話でI LOVE YOUという意味です。皆さんに、本当に愛と感謝を込めて、いつもこのハンドポーズをさせていただいてます。それでは皆さん、アイラブと言いましたら、みんなで一緒にマーベラスと叫んでいただければ、エビバディ、ゴーラウンド。はい、いきますよ。皆さんが、またこうして元気に会場に来てくれますように。心から感謝と願いを込めて。 ありがとうございます。それではいきます。アイラブ!マーベラス!」

<試合後コメント>
長与千種
「打たれ強さだけがさ増してきてるよね。あの、前は攻撃力もまだあったと思うんだけど。若い時は攻撃力なんだけど。いや痛かった。でもそれがプロレスというなんだろう、喜びというか、いいね、プロレスは!リングはいいね。生田中、生飯伏、ヤバイヤバイヤバイ。そして自分の弟子たちでしょ?私は幸せものでございますよ。ほんとにありがとうございます。飯伏選手に何を言ったかは、ちゃんと聞いていただければありがたいですけど。さっきはね、リップサービスしましたけど、心を動かす、人の心を動かす方なのでっていうことを言っていただいたんですけど、私が本当にどの程度、皆さんの心を動かしてるかどうかなんて、本当に本当にわからない。わかんないけど、本当にもういよいよ、ヨボヨボでダメっていう時までは、飛び出しのような形でですね、やろうかなと思います。でも、ちゃんと選びます。あの、今回の粋な計らい、急なことだったのに、田中選手もそうですし、オッケーすぐ出してくれましたし。あと8年越しの約束。叶えてくれた飯伏さんもそうだし、私も一気に行きたいと思います。幸せものでございました。しかし、皆さんに伝えたいことは1つ。プロレスはめっちゃ面白いわ。ほんとにね。プロレスがね、たまらん。うん、是非1度ね、見たことのない人にも見に来てほしい。うん。何かしらね、感じて帰れるから。うん、これだけはね、たまらない。だからきっとね、中毒者。プロレス中毒者だからね、ちゃんとね。うん。ほんとにね、沼にはまってしまう。プロレスは素晴らしいんですよもう。死ぬまでね、プロレスに関わっていくでしょう。それでも本望でございます。まだね、やらなきゃいけないことはいくつかあって、それをちゃんと達成、まだできてないこともありますので。はい、ちゃんと達成してから、はい。ということにしましょう。飯伏幸太、彩羽匠、井坂レオ、 なんか顔似てたね。雰囲気が似てた。なんだろうね?わかったんだ。飯伏幸太選手の良さがわかった。かっこよさだけじゃなくて、なんでレスラーがみんなやりたがるか。わかった、わかった。それはね、言わない。わかったから。チャンスがあったら感じて、彼もオッケー出してくれるかどうかわかんない。長与と同じように、長与と同じように、プロレス小僧はへそ曲がりだからね。うち、へそ曲がりだし、まあほんとに最高でした。ほんとにありがとうございます。ありがとうございました」

飯伏幸太&彩羽匠&井坂レオ
――急に決まった異色のカードでしたが長与さんとやってみていかがでしたか?
飯伏「そうですね、やっぱり、僕の中では見てたまんまの長与さんだし、まだやっぱり全然動けるな。なんで辞めるの。辞めるんだろう?ってそれは思ってて。ただ自分の中で、今自分の役割として、プロレス界をどんどん上げていきたいっていう目標があって。AEWにはちょっと今、今ビザがもう少しでおりるんで、来年からまた出るんですけど、ちょっと日本のプロレス界がなんとなく下がってきてるんだなって思ってきてて、それを上げていきたいなという。はい。うん、そうですね。あんまその、そんななんか言いにくいですけど、その。ええ、全て無料で出ます。はい。はい。自分の役割を果たして終わろうかなっていう。はい。はい。僕の、もう足が限界なんで。はい。いつ終わってもおかしくないんで。はい。それはもう物理的なものなんで。気持ちとか、うん、そういう問題じゃなくて。物理的にできない。その前に、できなくなる前に、残しておきたいな。はい。思いがあって今日出させてもらいました」

――今のプロレス界には長与さんがまだまだ必要だなという感じ
飯伏「まず、女子の団体としては必要ですよね。はい。うんやっぱり、ちょっと団体の名前を言うと色々まずいんで。ええ、ちょっと女子がやっぱり、女子化してるというか。ええ、これで伝わってもらえれば嬉しいんですけど、女子化した、しすぎてるかなって気がするんで、もうちょっと、強いプロレスっていうか。はい。そういう部分も、うん、やっぱり残していけたらいいなっていう。はい。まあでもちょっと痛かったでしょうね。チョップ、僕、使ったことないんですけど。ええ、今日初めてなんで。大丈夫ですかね?」

――最後は飯伏選手から辞めるって言わないでほしいっていうような言葉をかけられた
「そうですね。もう僕との約束で、うん、本当に辞めないでほしい。今後も使わないでほしいっていうことだけはい、いや、使ってもいいんですけど、辞めなきゃ僕はいい。結局、本気でぶっ壊れないと戻ってきちゃう。みんな、みんな多分そう。僕は本当に、本当もうギリギリ結構来てるんで、自分はいつ終わるかって状態なんで、最後にプロレス界に貢献をして終わろうと思って、今いろんなところに出てます。はい。まだAEWの契約も全然残ってるし、まあ世界にはその役割をしてくれるケニーがですね、その役目を世界に協力してくれてるんで。僕は日本側でしていきたいな。はい。うん、大丈夫」
(長与が2SHOTを撮りに乱入)
長与「はい。なんかもう息子みたいです。私の息子ですよ(笑)」
(長与は物販へ)
――お二人は飯伏選手と組んでみてどうでしたか?
飯伏「初めて」
彩羽「空気感がもう違った。なんか、ほんとに自分デビュー前に練習教えていただいてたんですよ。マジで何もできなさすぎて、多分プロレス本当にわかってない状態で、もうその時とかもDDTでずっともうトップ戦線でやってる時に、自分は怪我させちゃうんじゃないかっていう雑な技をずっと飯伏さんにやってたんですよ(苦笑)」
飯伏「俺突き刺さってたほんとに」
彩羽「ブレーンバスターしてみてって言われた時に、ブレーンバスターがわかんなくてDDTしたりとか(苦笑)」
飯伏「タイミングもなんかよくわかんない。ドン!みたいな、痛いって!はい、結構これ大丈夫かな?と思って、デビューできないだろうなって、って思いながらデビュー戦を迎えてて、偶然そこでも、その控えてる入場の前に立ってるのを見て、あれっ?と思って、あ、デビューできるんだ。頑張ってねっていうのは、覚えてて。はい」
彩羽「なんか、ほんとに長与さんは自分の師匠なんですけど、飯伏さんは自分の師匠だし、ずっとデビュー前から教えてもらってて、今も、欠場した時とか、もうずっと練習付き合ってくださってたりとかしたんで、もう本当師匠です。今日組めて、ほんとに嬉しかったです。ありがとうございます」
飯伏「いやもう楽しくて、たくましくなってほんとに、すごい」
彩羽「成長しました?」
飯伏「成長しすぎてて」
彩羽「よかったです。ありがとうございます(笑)」
飯伏「てか、まだその伸びしろがあるっていうのが。すごい。うん。あーもう今ピークだなじゃなくて、まだいけるっていうので、このレベルなんだっていうのがわかったから、これすごいって思って」
彩羽「マジすか」
飯伏「まだ、まだまだ」
彩羽「伸びしろあります。まだまだ伸びていきます」
飯伏「まだまだいけます」
井坂「ほんと自分は小学校6年生の時に初めてプロレスを見て、深夜のワールドプロレスリングで飯伏さんを見て、飯伏さん新日本じゃなくて、DDTプロレスの人なんだって」
飯伏「6年生・・・」
井坂「はい(苦笑)で、そこから新日本プロレス以外にも飯伏さんを検索したりとかで、なんかマンションをぶち壊すプロレスをやってたり、 キャンプ場で高いところから飛んだりとか、そういうの見て、学校でプロレスごっこしたりとかして。本当に飯伏さん、小学校6年生の頃から憧れの選手で、今日こうやってパートナーとしてリングに立たせていただいて、ほんとに自分はほんとに嬉しかったです。ありがとうございます」
飯伏「いえいえ。いや、もうなんか僕、彼のyoutubeをこっそりと見てたんでほんとに。なんかね、なんかいるなって。なんでこんな高いところからスワントーンとかやってんだろうとか。これやっぱり、プロレスマニアなんで元々。やっぱ高校生プロレスとか中学生プロレスとかを検索して見たりして。見てたよ」
井坂「いや、めちゃくちゃ嬉しいです」
飯伏「それでインディープロレス入ったんだと思って。うん。で、こうやって組めて、今日奇跡だな」
井坂「ありがとうございます。今日も試合をしながらも飯伏選手のプロレスすごくこう間近で見れて、すごく勉強になったので、これからも自分のプロレスにも活かしていきたいです。はい」
飯伏「っていう感じですね」

――飯伏選手、今日タイタス選手との絡みが結構注目されてたんですけどどんなイメージでした?
飯伏「あーでもやっぱりその、僕は前もってちょっと初めての選手って、あの、こう偶然見ちゃった選手はしょうがない。研究するんですよ。でも、タイタス見たことなくて。見たことないまま行った方がいいなと思って、今日迎えたんで、今日初めて、本当に初絡みなんで、どうなんだろう?っていう。はい。どういう何系の選手なんだろう?っていうのもわからず」

――全くノーマークで
飯伏「ノーマークだけど、なんとなくフォルムというか、身長だったり、形だったり。あー、動き、あ、なるほど。これはなんかいい試合になる将来っていうのは感じましたね。うん。はい」

――かなりタイタス選手も意識してた感じを見てて思ったんですけど
飯伏「それは僕も感じました(笑)」

――いつかもし機会があれば
飯伏「そうですね。最後、彼にシングルマッチやろうねって、そういう約束をしました。どっかで見れたらいいですね。日本でやれたらいいですね」

――またマーベラスのリングに上がるって選択肢はありますか?
飯伏「そうですね。機会があれば。ええ、よろしくお願いします」

――長与さんが3人の顔が似てるから組ませたかったって言ってましたが
彩羽「自分はちょっと女らしくなっちゃって多分(苦笑)わかんないですけど、デビューの、デビュー前になんか東スポさんかなんかで女飯伏って顔、顔がって言われて。だからお会いした時に『よぅ弟って』はい、12年前弟って言われてたんですよ」
飯伏「なるほど」
彩羽「普通妹じゃないですか。どちらかというと」
飯伏「そう。弟は(苦笑)」
彩羽「自分お兄ちゃんって言ったんすけど。はい」
飯伏「どうなんだろう。やっぱ12年経つと変わってくんじゃないですかね。さすがに。はい。うん」
井坂「自分は匠さんに似てるって長与さんに言われてて(苦笑)」
彩羽「なんか先祖が一緒かもしれないです(笑)いや、本当すごかったですなんか。飯伏さんがマーベラスのリングに、女子の」
飯伏「女子のリングだから、多分ね、本当にデビュー戦の」
彩羽「スターダムの両国」
飯伏「両国と、今日、だけ」
彩羽「12年ぶりぐらい」
飯伏「12年ぶり。多分この2つだけだと思う。女子のリングは。ですよね?(2011年にREINAに参戦経験もあり)」
彩羽「いや、ありがたいです。本当。なんかすごい機会をいただけて」
飯伏「いやいやいやいや」

――今日は北側も開放されました
彩羽「久々ですよね。本当最初のうちは北側開放してやってて、客入りがコロナっていう理由にしちゃえばそれもあったけど、ずっと伸びずっていう感じで。今回、長与さんの還暦もあったし、こうやって飯伏さんが、それにもうお祝いとして今日来てくださって、そのおかげでチケットもすごい動いたし、なんかマーベラスって女子も男子も上がってるからこそ、いろんな意味でこう、女子プロレスを盛り上げるっていうよりも、どっちもこう盛り上げていけたらいいなって思います。ハイブリッドな団体に」

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