AAAWタッグ王座を防衛した長与千種の弟子が今後の防衛戦を拒否!「永遠チャンピオン」を宣言!
1日、後楽園ホールにてMarvelous『長与千種還暦祭り』が開催。セミファイナルでは“ボブボブモモバナナ”桃野美桜&岡優里佳の持つAAAWタッグ王座にジェシー・ジャクソン&ハイアンが挑戦した。
AAAWタッグ王座はかつてGAEA JAPANが管理していたベルトであり、里村明衣子&加藤園子、北斗晶&尾崎魔弓、長与千種&ライオネス飛鳥、アジャコング&アメージング・コング、豊田真奈美&カルロス天野など錚々たる選手が巻いてきたベルト。
2022年にベルトが復活し、Marvelous管理のもとで王座戦が行われている。10月末の名古屋大会で第20代王者組“チーム200kg”優宇&橋本千紘を倒して新王者となったボブボブモモバナナは今後の防衛戦をしないと言い切っていたが、長与が「挑戦されるのは人気者の証ですよ?」と桃野を囃し立て、調子にのった桃野がジェシーの挑戦を受ける形でこの日の王座戦が決定した。
試合はボブボブモモバナナが息のあった連携攻撃で攻め立てていき、体格で勝るジェシーとハイアンは個の力ではふっ飛ばしていくもののことごとく決め技はカットされる。岡が丸め込み桃野がジャックナイフでフォールする合体攻撃を連続で繰り出して追い込むが、全て返したハイアンが桃野をパワーボムで叩きつけ動きをとめ、ビューティー・スリープ(=変形どどん)を狙う。しかし以前この技で負けている桃野は待ってましたとばかりに丸め込み3カウントを奪った。
勝利した桃野は「このAAAWの歴代チャンピオンすごい方ですが、私たちがその中で唯一無二のタッグチームになってみせます」と言いながらも、「今日をもちまして!このベルト!防衛戦は!やらないことをここに誓います!以上!AAAW永遠チャンピオンの!桃野美桜と!(岡「岡優里佳!」)ボブボブモモバナナでしたー!」とまくし立てて嵐のように会場を去っていった。
破天荒なチームながらも、長与千種の弟子である桃野と、里村明衣子の弟子である岡という正統後継者たちである事は間違いない。“2人とも髪型がボブだから”という理由のタッグチームであるため、髪型を変える事も永遠にできなくなったチャンピオンがこの先どのような伝説を作っていくのか注目だ。