中邑真輔が待望の大復活を果たし5年10ヶ月ぶり3度目のUS王座戴冠!シリアスなサムライモードへの変身にファン騒然!
1日、WWE『サバイバーシリーズ2024』がABEMA PPVで生中継。中邑真輔が待望の大復活を遂げた。
中邑は『レッスルマニア』に次ぐ歴史あるPLE大会の『サバイバーシリーズ』でLAナイトの保持するUS王座に挑戦。中邑は4月のスマックダウン以来のTV番組登場。PLE大会での試合出場は1月の『ロイヤルランブル』以来。1月1日のNOAH武道館大会で久々に日本の団体に上がる中邑の今を知るには絶好の機会となっただろう。
入場テーマを変更し、黒一色のコスチュームに兜をかぶって登場し、日本のファンにとってはおなじみである「イヤァオ!」すら発しない中邑。まるでグレート・ムタの毒が体に回ったかのような新しいイメージでUS王座戦に臨んでいく。
対する王者のLAナイトは中邑が作った重苦しい空気を一瞬で変えるが、変貌した中邑相手に戸惑いを隠せないでいる。LAナイトはブレーンバスター、エルボードロップ、コーナーに詰めてのストンピングなどを繰り出すが、中邑の新技であるスピニング・バックエルボーで形勢は変ってしまう。
中邑は続けてのカカト落とし、低空ドロップキック、コーナートップに寝かせてのランニング・ニーリフトで追い込んでいくと、LAナイトのキレのいいDDTなどを受けながらも長らく封印していたリバースのパワースラムを雪崩式で食らわせる。
しかしLAナイトもカウント3は許さず、キンシャサをかわすとバックスープレックスからのエルボードロップを見舞い、BFTを狙う。そこを中邑はリングとリングのつなぎ目であるスチールのフロア部分にエスケープすると、LAナイトが追いかけてきたところで、リバ-スDDTを炸裂させる。
最後はリング内に戻したところでキンシャサを成功させ、中邑はおよそ5年10か月振りに3度目のUS王座戴冠を果たした。