【会見全文】村上和成が記者会見を連続ドタキャンも初代タイガーマスクは「陽動作戦」と分析!澤田敦士が間下隼人をナメまくり!日高vs関札のBJWジュニア王座戦が決定

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 21日、都内某所にてストロングスタイルプロレスが記者会見を実施。12月5日に後楽園ホールで行われる『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』の一部対戦カードが発表された。

 会見に出席したのは“初代タイガーマスク”佐山サトル総監、平井丈雅代表、スーパー・タイガー、間下隼人、澤田敦士。


 まずは平井代表がコラボレーション商品の紹介を実施。
 今年7月、博報堂プロダクツから発売された初代タイガーマスクのマスクのカプセルトイ『蘇る猛虎伝説・初代タイガーマスクコレクション』は大好評を博し、売り切れが続出。早速第二弾の制作が決まった。
 第1弾では『伝説タイプ』『ヤギリタイプ』『ザ・タイガー』『スーパー・タイガー』の全4種類がラインナップされたが、第2弾は『デビュー戦』『逆ヤギリ』『赤×金ハーフ』『IIIマーク ラストマッチ』の全4種類がラインナップされる。

平井代表「はじめに、先般11月5日、ストロングスタイルプロレス新宿FACE大会、皆様のご協力により満員御礼となりました。非常盛り上がった試合とお客様・関係者からも評価をいただいております。12月5日、本年最終興行開催に向けて、厳選したカードで向かっていきたいと思います。本日は男子3試合の発表とさせていただきます。
 6人タッグマッチ、船木選手、間下隼人、阿部史典選手。対する関根“シュレック”秀樹選手、澤田敦士選手、ガイア・ホックス選手。本日は澤田選手にお越しいただいております。澤田選手も今やストロングスタイルプロレスの常連と言っていい選手となっておりまして、猪木会長の遺伝子を継ぎ、船木さんとの一騎打ち。数々の闘いをウチのリングで繰り広げていただきました。そこに間下隼人。澤田敦士選手に対してどのような闘いを挑んでいくか……いえ、対応していくか、ご注目ください。
 そして、現在ストロングスタイルプロレスのコーチを務めていますショーンキャプチャー日高郁人選手、ただいま大日本プロレス認定のジュニアヘビーのチャンピオンであります。日高選手は佐山総監に憧れてプロレスの道を目指し、キャリア後半に於いて佐山総監のリングにたどり着き、コーチを務めていただいております。日高選手より、是非自分が巻いている大日本の選手権を佐山総監のこのリングで防衛戦をさせていただきたい』という嘆願がございました。佐山総監にご快諾いただきましてウチのリングで選手権を行わせていただくことになりました。是非ご注目ください。
 そしてメインイベント、村上和成選手が王座を持つレジェンド選手権。ストロングの至宝のベルトに2年ぶりにスーパー・タイガーが挑みます。先般、11月5日の新宿FACE大会に於いてタッグマッチで村上選手と対戦したスーパー・タイガー、そのベルトに挑戦するという執念と信念で村上選手の挑戦受諾というところまで行きました。村上選手からも色んな声を聞いております。それに対応するスーパー・タイガーがどれほどこのベルトにかけて行ってくれるか、団体として期待したいと思います。宜しくお願い致します。
 そして11月5日に続き、力道山先生ご生誕、12月5日、佐山総監、新間会長とともに感謝のセレモニーをさせていただきたいと思います。先週11月14日の生誕日にも池上本門寺で行われました百田家主催の感謝の集い、佐山先生、新間会長、そこに伝えさせていただきました。皆さんで力道山先生の生誕100年に感謝させていただきます。ありがとうございます」

 続いて、出席した選手たちが試合に向けての意気込みを語った。


澤田敦士
「どーも皆さんこんにちは!澤田敦士でございます。久しぶりのプロレスということで。佐山サトル先生のリングに戻ってこれることになりました。私自身非常に嬉しいことでありまして、佐山先生に御礼申し上げます。ありがとうございます!カードを今見てですね、何年前でしょうか。数年前に船木誠勝選手と試合をやったときに心臓が爆発しそうになって、棺桶に一歩足を踏み入れた。そういったことがありましたが、こうして船木さんと闘えることが嬉しいなと思います。で、今日そこに……なんだ?マシタ?ってのがいますけど、まあ僕のリハビリにはちょうどいいのかなって相手でございますので。彼には本気で、本気で、本気でね、来ていただきたいなと思います。1つ、12月5日、しっかりと闘い、“プロレスは闘いである”。その“闘い”とは何なのかってことを追究して頑張っていきたいと思います。以上でございます」

間下隼人
「ストロングスタイルプロレスの間下隼人です。前回、新宿FACEで船木さんの強さをまじまじと見せられて非常に悔しい思いもしましたので。今回すごいクセの強い6人タッグの中に入ったなと思います。シュレックさんとは1度タイトルマッチもしてますね。ガイア選手とは無いんですけど、あともう1人非常に喋るのが上手い方がいるので。ウォーミングアップがてらに闘ってやろうと思ってますので、我孫子の病院でも予約してもらえたらなと思っています。宜しくお願い致します」

 続いて、BJW認定Jr.ヘビー級選手権試合を行う日高郁人、関札皓太のコメントが平井代表より代読。

関札皓太(代読)
「大日本プロレスの関札皓太です。12月5日、ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会にてBJW認定Jr.ヘビー級選手権への挑戦が決まりました。初めて上がるリング、僕のことを知らないであろうファンの方々、そして佐山サトル先生に大日ジュニアを、大日魂をぶつけます。そのうえで僕が日高郁人選手からベルトを獲り返します」

日高郁人(代読)
「ショーンキャプチャーの日高郁人です。僕は初代タイガーマスク、佐山サトル先生に憧れてプロレスラーを目指しました。そして、1997年にデビューし、1999年6月に初めて佐山先生の胸をお借りして以降、何度か対戦させていただき、キャリアも後期になってこの佐山先生のリングにたどり着きました。BJW認定Jr.ヘビー級チャンピオンにつき、前王者の関札皓太選手を挑戦者に迎えます。相手にとって不足なし。佐山サトル先生、初代タイガーマスクの名のもとで防衛戦が出来ることは大変光栄なことです。そして恥ずかしい試合はできません。ストロングスタイルジュニアの試合をお見せします」

 続いて、本日出席予定であった村上和成のコメントを平井代表が代読。村上は特に理由を告げること無く当日になってドタキャンしてきたとのこと。

村上和成(代読)
「腹くくって待っとけ」


スーパー・タイガー
「おい、平井代表。2回も会見に来てない村上。そして前回の試合、この大事なマスクに手をかけた……おいお前、マスコミの前でしっかり見とけよ。なにが『腹くくって待て』だ。お前が腹くくって待っとけよ!今度の12月5日後楽園ホール、試合、ただの闘いじゃないからな。殺し合いだ!アァ?!分かってんのかオイ!村上ィ!しっかり聞いとけよ!命かけて来いよ!」

――佐山先生、村上選手のコメント、そしてスーパー・タイガー選手の意気込みを聞いてのお気持ちは
初代タイガー「小林さんと対戦したときのことを思い出しました。試合前の『絶対やってやるぞ』って気持ち。ワクワクする気持ち。それを思い出して。若い選手にはそういう魂を継いでほしいなと思って。素晴らしい試合がなされることが保証されたようなものです。そのワクワクをみんなと共有して、ファンの皆様と共有して、是非この試合を見ていきたいと思います。頑張ってください」

――平井代表、チャンピオンでありながら2回も欠席した村上選手にはどういう思いを抱いているか
平井代表「佐山総監も出席するこの会見に欠席をするということは、絶対に選手としてはあってはいけないことだと思っています。あってはいけないことを!したのであれば!佐山総監が今おっしゃるように、その2人の闘いが、見る方の『これぞ闘いだ!』という試合を行ってくれることを願います」

――村上選手はどういった理由で今日来なかったのか
平井代表「私に連絡が来ましたのは、ボイコットするというお言葉だけです。その裏に、村上選手、あれほどの実力のある選手。思うところあってのことだと思います。各々でその意味を考えていきたいと思います。しかし!村上選手が……佐山総監の一番弟子はスーパー・タイガーですが、村上選手自らも佐山総監の一番弟子だと言っている以上は、絶対に先生に『これぞプロレスだ!』という闘いを見せてくれると確信しております」

――スーパー・タイガー選手、以前から村上選手の見下すような言動が目立つことについて
スーパー「実際試合の流れの中でそう思われてしまう部分が多々あったと思うんで。ただ、今回に関しては。僕自身、プロレスのルールの中で少し行儀よくやりすぎていたなと。ある意味、村上選手が僕の中の大事な部分をしっかりと気が付かせてくれた。そこに関しては感謝しています。ただ、この大事な場所、そしてこの初代タイガーマスクのいる前でそういう態度を取ったことは私自身、そしてこのマスクにもそうですし、いかなる覚悟を以て返してもらおうか。そうしっかり思ってますんで。試合を楽しみにしてください」

――佐山先生、一番弟子を名乗っている村上選手が会見をボイコットし続けていることについて思うことは
初代タイガー「注意しなくちゃいけないのは、これが陽動作戦なのではないかと。スーパーに言っておきたいのは、陽動作戦に引っかからないように。カッカカッカして固くなってもしょうがないし。彼なりの陽動作戦である可能性が非常に高いと思ってます」

――佐山先生、今大会では他団体の王座戦が行われるが、日高選手に期待することは
初代タイガー「僕の予想なんですけど、ジュニアヘビー級史上に残る伝説的な試合になるのではないかと。そのくらいの気持ちをかけてくれてるというのがよーく分かりますので。その部分を期待したいと思います」

――澤田先生、間下選手はレジェンド王者にもなって成長している。久しぶりに見てもオーラは感じなかった?
澤田「あの~、そのナントカ王座っていうのは僕ちょっと最近離れてたんで分からないですけど、オーラ……あるように見えます?(笑)逆に聞きたいです」

――この数年でとても成長して初代タイガーマスクの二番弟子としてふさわしい選手になっ……
澤田「いやいや(笑)そんなねえ、大それたこと言わないほうがいいですよ(笑)僕のリハビリにはちょうどいいんじゃないですか。そんな面構えしてますよ」

――間下選手、相当ナメられているが
間下「僕も澤田選手とは絡んだこともないので。澤田選手から見てオーラは無いかもしれないですけど、マスコミの皆さんやバトル・ニュースさんには良く思ってもらえてると思うので。先程も言いましたけど、僕はウォーミングアップのつもりで。僕はまだベルトを諦めていないので。もう1度言いましょうか。我孫子の病院でも予約してもらえたらなと」
澤田「あのねえ、そもそもベルトを狙うどうのこうの言ってることがちっちゃいのよね。ホントにプロレス界がちっちゃくなっちゃった証拠ね、これ。見てるとこがちっちゃいって」
間下「議会の欠席届も出しておいていただければと思うので。とりあえすね、こういうトラッシュトークしても。佐山先生の前ですし。僕までぶっ潰しちゃってもアレなので。僕は村上選手に僕が指名しておいて負けているので。僕が今できることはスーパー・タイガーにバトンを繋ぐことだと思っているので。あとはリングで。6人いますけど、こうなった以上澤田敦士とやるしかないのかなと思うんで。試合順とか関係ないんで。試合で闘いを見せていきたいと思います」

――澤田先生、公務で忙しい中で今のコンディション・練習環境は
澤田「地元の大学とか高校の柔道部に行ったり、ボクシング部で練習したり。たしかにね、稽古に取れる時間は少なくなっていますが、質に変わりはないですね。あとはね、身体がたしかに前よりも練習してない。だけどそれは問題じゃない。心を100%持ってくれば。それが心・技・体でございますので。心も、身体も、技も!それを揃えて100%と。こんな野郎は全然。逆に彼が大丈夫かなと思います」

――平井代表、今日はジャガー選手が欠席だが、女子部門のカード編成について
平井代表「先般の記者会見でジャガー様が相談役を退任ということを受けて、去ってしまいましたので、女子部門の対戦カード、マッチメイクを含めて、正直言いますと非常に難航していることは事実です。団体内でこのストロングスタイルプロレスとしてどのようなマッチメイクを組んでいくか。所属選手としてタイガー・クイーン、そしてSareeeちゃんをはじめいろんな選手がいる中で、どのマッチメイクをしていくか、非常に悩み、難航していることは事実でございます。本来であれば2週間前の今日、女子の方も含めて発表させていただくことが出来なくてはいけないと思うのですが、その事情もちょっと察していただきながら、素晴らしいカードが週明けには発表させていただきますので、お待ちいただきますよう宜しくお願い致します。ジャガー様のすごさを改めて身に沁みています」

――女子マッチが始まったときには松本都選手がプロデューサーを務めていたが、復帰はあり得るか
平井代表「ウチの団体で、女子の試合を一番最初にしたときに、たしかに松本都選手プロデュースで素晴らしい選手が参戦していただき、その素晴らしい試合を元に女子が3試合というところまで認めていただけるようになりました。松本都選手とはこの4年間ご連絡を取ってはいないので、今の時点では、団体の中で女子マッチメイクを進めている最中でございます」

――松本都選手から立候補があった場合は受け入れるか
平井代表「(※長い沈黙と逡巡の後に)……ストロングスタイルプロレスは、ストロングスタイルプロレスをやりますので、その方針に則って団体を運営していきます!」

 最後に平井代表が締めの挨拶を行った。

平井代表「本大会、本年最終興行になります。今年も皆様のご案内・告知のお陰でストロングスタイルプロレス、佐山総監、新間寿会長、そして一般社団法人初代タイガーマスク後援会様、選手みんなの頑張りがあって1年を終えることを、この12月の大会を素晴らしいものにして終えたいと思います。後1ヶ月半、宜しくお願い致します!」


 会見終了後には対戦カードごとに記念撮影が行われたが、澤田は去り際に「頑張れよ」とコップの水を引っ掛ける挑発行為。間下はやり返すこと無く冷静を保ったが、内なる怒りの炎はさらに燃え盛った様子だった。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』
日程:2024年12月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

<新規発表カード>


▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】村上和成(フリー)
vs
【挑戦者】スーパー・タイガー
※第18代王者は2度目の防衛戦。

▼BJW認定Jr.ヘビー級選手権試合 30分1本勝負
【王者】日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
【挑戦者】関札皓太(大日本)
※第11代王者は2度目の防衛戦。


▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)/間下隼人/阿部史典(格闘探偵団)
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)/澤田敦士(フリー)/ガイア・ホックス(フリー)

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