【試合詳細】11・7 マリーゴールド保土ヶ谷大会 林下詩美&天麗皇希&田中きずなvsMIRAI&桜井麻衣&ビクトリア弓月 翔月なつみ&松井珠紗vs青野未来&ハミングバード 石川奈青vs野崎渚 ボジラvs勇気みなみ 山田奈保&マイラ・グレースvs瀬戸レア&南小桃
『Marigold Fantastic Adventure 2024』
日程:2024年11月7日(木)
開始:18:30
会場:神奈川県・横浜市保土ケ谷区公会堂
観衆:175人
▼タッグマッチ 15分1本勝負
山田奈保/○マイラ・グレース
9分4秒 キリモミ式プレス→片エビ固め
●瀬戸レア/南小桃
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ
3分48秒 シットダウン式パワーボム→エビ固め
●勇気みなみ
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○石川奈青
8分15秒 反則
●野崎渚
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[翔松タッグ]翔月なつみ/○松井珠紗
13分35秒 MKD→エビ固め
青野未来/●ハミングバード
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
林下詩美/○天麗皇希/田中きずな
18分57秒 ジャックナイフ
MIRAI/桜井麻衣/●ビクトリア弓月
詩美&皇希が最後の前哨戦で勝利しツインスター戴冠待ったなし?!解散したはずの翔松タッグが鮮やか勝利!石川が野崎にシングルで勝利し奈七永の代打でSareee戦に名乗り!
オープニング
大平ひかるリングアナによって対戦カードが発表。その後は欠場中の後藤智香、高橋奈七永がリングに上がって前説を行った。
奈七永「みなさん!こんにちパッション!本日会見でも発表させていただきましたが、改めてご挨拶させてください。11月14日、後楽園ホールでSareeeの持つ赤いベルトに挑戦が決まっていたんですけれども、首の負傷により今回は欠場させていただくことになりました。ご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。ですが、この掴んだチャンスを絶対モノにしたいので、12月13日の新宿FACE大会で改めてタイトルマッチをやることが決まりました。ですので、そこにパッションを向けていきたいと思いますので、ぜひ皆さん応援よろしくお願いします!パッショーーンッ!!ありがとォーーッ!!ありがとォーーッ!!」
後藤「ということで、すごく心強い!お隣に奈七永さんがいると!」
奈七永「あっちか!」
後藤「こっちか!」
奈七永「パッショーーンッ!!」 後藤「ごちか~!」
続いて、ロードモバイルとのコラボの現況報告、WRESTLE UNIVERSEの新機能『ユニバースキャス』の告知を実施。その後、ゴチカ記者が『ゴチカのメモ!!』を発表。
後藤「今日はこのお方に聞いてきました。第2試合で登場するボジラと初シングル、勇気みなみ選手!もうすごく震えた声で『大きな大きなボジラ、頭で考えるよりも体当たり!体当たり!体当たりで行きます!頑張ります!勇気があれば何でも出来る!』とおっしゃっていました!奈七永さん、すごい気合い、震えながら気合は入ってました」
奈七永「でも震えてんのか!震えてんじゃねーって!試合前に行ってくるわ。パッションがアレば何でも出来る!勇気があれば何でも出来るってことですね!皆さん、応援しましょう、パッションで!」
後藤「2人目は翔月なつみ選手!……のコメントの前に!本日お昼12:00の記者会見は皆さんご覧いただいたでしょうか?見たよって方、いらっしゃいますか?ありがとうございます!この記者会見で、14日の後楽園ホールで白いベルトに挑戦するとのことで、なつみさん、メチャメチャ気合が入っており……」
奈七永「なんか白いコスチューム着てました!見覚えある白いコスチューム着てました!」
後藤「ということで、コメントいただきました。『皆さん、翔月なつみの白コスチューム、似合ってましたよね?今日ここで青野未来に勝って、14日も当たり前に勝って、マリーゴールド初の2階級二冠チャンピオンになるのでお楽しみにしていてください』とのことでございました!奈七永さん、今日会見でなつみさんの白い気合が入ったコスチューム」
奈七永「コスチュームだけじゃなくて、その通り翔月なつみオラオラして。こっちの方にも飛び火してくるくらいのオラオラで気合いがすごく十分感じられたので。後楽園も熱い試合になると思うし、今日も熱い試合が繰り広げられると思うので、皆さん楽しんでいきましょう!」
その後は2人で「5!4!3!2!1!パッショーーンッ!」の掛け声で大会をスタートさせた。
第1試合
歌う山田に踊るマイラ。2人が楽しそうに入場してくる。
試合前に4人それぞれ握手を交わし、レアと山田の対面でゴング。
ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いからクリーンブレイク。山田がロープに飛んでドロップキック。さらにボディスラムを狙うが、レアが「ナメんな!」と逆にボディスラムから脇固め。山田がロープブレイクするも、レアは腕をロープに絡めたアームロックから腕への低空ドロップキック、リストを固めながら小桃にタッチ。
小桃は山田にドロップキックからボディスラムを狙うが、着地した山田がヒザへの低空ドロップキックからヘッドハンター。さらに山田がペディグリーを狙うが、小物が振り払ってDDT。さらにボディスラムから引き起こすも、山田はエルボーで反撃。そのままエルボー合戦が展開され、打ち勝った小桃がロープに飛ぶも山田がスタナーで迎撃し、回転エビ固めからダイヤル固めへ。これを返されるとマイラにタッチ。
マイラ&山田が2人で小桃をロープに不利、マイラのカニバサミから山田のヘッドハンター、ダブルの低空ドロップキックの連携。マイラが小桃にエルボー連打からボーダーシティ・ストレッチ。これはレアがカット。小桃、レアがマイラに串刺しドロップキックを見舞い、レアがフェイスクラッシャーから低空ドロップキック。カバーに入ると思わずレフェリーがカウントを叩き始めるが、小桃がカットして「私だよ!」と試合権利を主張。
レフェリーとレアが気まずそうにしている間に起き上がったマイラは1vs2のエルボー合戦を仕掛けていき、2人をコーナーに重ねて串刺しエルボースマッシュから貫通ドロップキック。マイラは小桃にツイスト・アンド・シャウトからボーダーシティ・ストレッチ。これもレアがすぐにカット。
マイラがレアを場外に排除し、小桃に串刺しエルボースマッシュからバックドロップ。吹っ飛んだ小桃がレアにタッチ。
レアが裏拳からソバット、変形ダブルアーム・バスターと連撃しバックドロップ。さらにみちのくドライバーIIからトルニージョ・プレスを見舞って3カウントを奪った。
<試合後コメント>
南小桃&瀬戸レア
レア「マイラにこれで3連敗。おんなじ技で3連敗。……悔しい以外のなにものでもないですよね。次にいつマイラと対戦するのかわからないですけど、次はマイラから3、もしくはギブアップを絶対獲ります!」
小桃「今日はタッグだったんですけど、こないだドローだった山田奈保と、いつも負けてるマイラにまた負けました。色んな人とタッグを組んできましたけど、私はタッグは当分大丈夫です。1人ずつぶっ倒していきます」
マイラ・グレース&山田奈保
(※2人で飛び跳ねながら山田の入場曲を歌って登場)
マイラ「私たちの勝利!」
山田「初タッグ!初タッグ!ファーストタッグ!」
マイラ「YES!YES!トモダチ~♪」
山田「トモダチ~♪フレ~ンズ♪すごい、いろんな言語が(笑)」
マイラ「初めてのタッグでこんなに気持ちよく勝てるなんて!次も勝ったら2人で歌うことを約束するわ♪」
山田「すごい歌練習してくれて嬉しい~!」
マイラ「ワスレーナ~イヨ~♪(歌詞)」
第2試合
勇気は絶望を受け入れたか微笑みながら入場。リング上でボジラに「ウガーーッ!」と威嚇を行うが、ボジラが表情一つ変えなかったのを見て笑みに哀愁が混ざる。
試合前には勇気が「お願いします!」と握手を求めるが、ボジラはその手を蹴飛ばして拒否。
ゴングが鳴ると勇気が「ボジラーッ!」と叫びながら突っ込んでドロップキックを4連発。ボジラは表情一つ変えず真顔で仁王立ち。
勇気は必死のエルボー連打から飛びついて胴絞め式のハンマーロック+フロントネックロックに捕らえるが、ボジラがぶっこ抜いてブレーンバスター。さらに串刺しボディスプラッシュを2連撃。3発目をかわした勇気がエルボー連打から「ボジラ、上げるぞ~!」とボディスラムを狙うが中々上がらず。ボジラが軽々ボディスラムで投げ捨ててセントーンもカウントは2。
ボジラがブレーンバスターを狙うが、勇気がスモールパッケージ、スクールボーイと丸め込みで翻弄し足で首を絞めながらの腕固め。ボジラはようやく表情を歪めるも余裕を持ってロープブレイク。
勇気がロープに飛ぶも、ボジラがビッグブートでカウンター。勇気はメゲずにエルボー連打も、ボジラが強烈なエルボー一発でふっ飛ばしてからDDT。最後は笑顔で舌を出しながら首を掻っ切るポーズを取り、シットダウン式パワーボムで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ボジラ
「子犬を相手に遊んでやったような試合だった。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということを当たり前のように見せただけのこと。私は他の誰でもなく自分のために闘うことを諦めない。他の奴らのことなどどうでもいい。このマリーゴールドのロースターを全員ぶっ倒していくだけだ!私だけ見ていろ!」
勇気みなみ
(※四つん這いでよろよろと現れ、消え入りそうな声で「……ギリギリで生きてます」とだけ言い残してそのまま去っていく)
第3試合
試合前に石川が何度も握手を求めるが野崎は無視を貫く。
ゴングとともに石川が突貫してドロップキック。さらにエルボーを連打していくが、野崎は気だるげにコーナーにもたれかかってレフェリーへブレイクをアピール。
石川はフェイスクラッシャーからロープに飛ぶが、野崎がビッグブーツでカウンター。容赦なく腹を蹴り上げて場外に叩き出し、観客席に叩き込んだうえでリングの下から取り出したパイプ椅子で石川を殴打したり首を絞めたりと大暴れ。
野崎は石川をリングに戻し、腹を蹴り上げたり頭を踏みつけたりといたぶっていき、貫通ビッグブーツからおしゃれキック。さらにリングの上に大量のパイプ椅子を持ち込んでいくが、石川がイスをはたき落としてエルボー猛連打。さらにクロスボディの形から入る変形コンプリートショットを見舞う。
石川は野崎のビッグブーツを顔面に受けながらも突撃していき、串刺しボディスプラッシュからN.A.Oを狙う。野崎が背面着地してスリーパーホールドからSTOで叩きつけ、そのままグラウンドでドルミル。石川はローリングしてなんとかロープにたどり着く。
野崎は容赦なくビールマンキックで腹を蹴り上げ、ミサイルキックで追撃。後頭部へのナックル連打からザキゴェを顔面にめり込ませ、ビッグブーツを放つが石川がかわしてスモールパッケージからタチアガール。さらにロープに飛ぶが、野崎がカウンターのビッグブーツをクリーンヒット。
野崎は後頭部へのナックル連打も、石川は顔面へ強烈なビンタを猛連打。ブチ切れた野崎が顔面へ右ストレートを叩き込み、大量のイスで石川を殴りつけた上でイスの山の上にブレーンバスター。激怒するレフェリーへ野崎がニーリフトを見舞ったため、野崎の反則負けがコールされた。
怒りが収まらない野崎はイスを投げ付けてさらに暴行を続けるが、形はどうあれ石川はシングル2連勝。
石川「悔しいけど!勝ちは勝ち!勝ちましたァ~!ずっとずっと負け続けてきたけど、名古屋から2連勝!石川ノってるんじゃないですか?!今日の会見でSareeevs高橋奈七永、延期になったって聞いたんですけど、そしたらSareeeの対戦相手がいないっていうことですよね?!そしたら、Sareeeの対戦相手は私が名乗り出てやるよッ!高橋奈七永の代わりは石川奈青しかいないだろッ!聞いてるか!高橋奈七永!聞いてるか!出てこい!高橋奈七永ェーッ!」
奈七永がリングへ上がってきてマイクを取る。
奈七永「なんだよ!」
石川「お前の代わりに私がSareeeと対戦してやるよ!」
奈七永「……ほぉ。お前、調子に乗ってんなあ?!オイ!」
石川「あぁ、乗ってるよ!調子に乗って何が悪いんだよ!2連勝してんだよ!」
奈七永「2連勝してんのか!」
石川「はい!」
奈七永「オイ!」
石川「はい!」
奈七永「テメーパッションあんのか?!」
石川「あるに決まってんだろ!プワッショ~~ン!」
奈七永「でもさ、Sareeeの相手、お前務まると思ってんのかよ?」
石川「任せとけパッショォーーン!」
奈七永「……なんか(会場の)空気微妙なんだけど、ちがくない?!もっとパッションで盛り上げてみろ!」
石川「任せとけ!みんな着いてこいパッショォーーン!!」
奈七永「パッションあんのか!お前が一番パッションあんのか!」
石川「あるに決まってる!パッショォーーン!!」
奈七永「そんじゃあSareee!Sareee!Sareee!Sareee!Sareeeの相手は!この!」
石川「石川奈青だァ~~~ッッ!!」
奈七永「ちゃんとやれよお前!負けんじゃねーぞ!」
石川「任せとけ!パッショォーーン!」
奈七永「パッショォーーン!!」
<試合後コメント>
野崎渚
「石川奈青?初勝利?おめでとうございます。ただ、お前の感情、ペラッペラなんだよな。アイツ、あたしに何をした?何を残した?勝ったかもしんねーけどな、まだまだだよ。ノザキ様はまだまだ動ける。勝ちかなんかしらねーけど、お前らよーく練習して自分の感情、もっとむき出しに出してみろよ!」
石川奈青&高橋奈七永
奈七永「おいお前!野崎に勝ったのかよ?!」
石川「そーなんです!野崎さんに勝ちました!」
奈七永「勝ちなのか?!アレは?!」
石川「いやいや、勝ちは勝ちなんで!2連勝!2連勝です!勝ちは勝ち!」
奈七永「2連勝?」
石川「2連勝です!」
奈七永「お前ホントに調子に乗ってんなあ?!」
石川「はい!今乗らなくていつ乗るんだ!」
奈七永「そりゃそーだわ。乗ってけよ!じゃあSareee戦、任せたよ」
石川「もっちろんだ!任せとけパッション!」
奈七永「私の悔しい気持ちも全部Sareeeにぶつけれくれよ。石川の!石川奈青の存在を!見せつけてやれ!」
石川「見せつけてェ!切り刻んでやります!」
奈七永「パッション!」
石川「パッション!」
奈七永「パッション!」
第4試合
ユナイテッド・ナショナル王座戦を控える青野と翔月の対面でゴング。
互いにゆっくりとリングを回ってから距離を詰め、手4つでの力比べ。これは青野が圧倒していくが、翔月がミドルキックで先制。青野もミドルキックで返して真っ向からの打ち合いに。これも体格に勝る青野が優位に進めていくが、翔月がカウンターのキチンシンク。ロープに飛ぶが、青野がカウンターのドロップキックからミドルキックを叩き込んでハービィにタッチ。
ハービィは翔月に低空ドロップキックからボディスラムを狙うが、翔月が逆に投げ返して逆エビ固め。ハービィはロープに逃れるが、翔月はロープの反動を使ったダブルニードロップから再び逆エビ固め。これは青野がカット。長時間捕まりながらもハービィは自力でロープブレイク。翔月が松井にタッチ。
松井はハービィにヘアホイップ2連発からコーナーでの顔面踏みつけ。さらにボディスラムを狙うが、ハービィが振り払って逆水平チョップ猛連打。松井は「来いやオラァッ!」と両手を広げて受けきったうえでニーリフト連打、ボディスラムと連撃。ロープに飛ぶも青野がエプロンからミドルキック。そこへハービィがドロップキックを見舞って青野にタッチ。
青野は松井にドロップキックから串刺しドロップキック2連撃。さらにサッカーボールキック3連撃。4発目をかわした松井がスクールボーイからストレッチ・マフラー。青野がロープに逃れたところへ翔月がエプロンから顔面へ前蹴りを見舞い、松井が串刺しスライディング・クロスボディ、ミサイルキックと連撃して翔月にタッチ。
翔月は青野に串刺しドロップキックから串刺し蒼魔刀。ロープに飛ぶも青野が追走ラリアットからスライディング・ラリアット。青野はレインメーカーを発射も、かわした翔月がフィッシャーマン・バスター。青野も即座に起きてジャーマン・スープレックス。両者同時に放ったハイキックが相打ちとなりダブルダウン。両者タッチへ。
ハービィがコーナーに詰めていくが、松井がひらりとかわして串刺しニーリフト。2発目を狙うが、ハービィがかわしてぶら下がり腕十字。さらにロープに飛ぶが、松井がカサドーラ・フットスタンプで切り返し、腹を蹴り上げてからロープに飛ぶ。ここに青野が飛び込んできてその場式の変形パワースラム。ハービィが首と両腕を捕らえる複雑なジャベを決めるも翔月がカット。青野が救援に駆けつけ、ハービィは青野のサポートを受けながらスプリングボード式アームドラッグで2人まとめて放り捨てる。
ハービィは旋風脚を発射も、松井がかわしてトラースキック。ロープに飛んでランニング・エルボーを放つも、ハービィがブリッジでかわして組み付き、人工衛星ヘッドシザース・ホイップ。さらに旋風脚からトラースキックを見舞い、コーナートップから必殺のマッド・スプラッシュを発射。これを松井がかわして自爆させ、コーナーに叩きつけたところに翔月が串刺し蒼魔刀。松井も串刺しランニングニーを叩き込み、2人でロープに飛ぶ。ハービィがエプロンまで転がって攻撃を回避したところに青野が飛び込んできてダブルラリアット。
ハービィは松井にバックスライドからのラ・マヒストラル、レッグロールクラッチと続けるも青野がカット。翔月が青野を延髄斬りで倒し、青野&ハービィへ2人まとめて串刺し蒼魔刀。場外へ落ちた2人へ、松井がコーナートップからプランチャを投下。さらに翔月が場外でダウンしている青野にエプロンからのダイビング・ダブルニードロップを突き刺す。
松井はハービィをリングに戻し、変形フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドからMKDで突き刺して3カウントを奪った。
<試合後コメント>
翔月なつみ&松井珠紗
松井「解散した翔松タッグで……なんか、解散したのに勝っちゃった。なんか、アレっすね。なんか……ん~、解散したのに勝っちゃったから、名残惜しくなってます。今」
翔月「自分も次、後楽園。青野未来の持っている白いベルト、自分が絶対獲って二冠掲げて、また松井珠紗とこのベルトも、白いベルトもかけて闘う日がやって来ると思いますし、今ロードモバイルで一緒のチームだし、それはそれ、これはこれで。個々の闘いでもあるからどっちがつえー城作れるかってとこでも闘ってるんで。引き続きコイツとは因縁対決になっていきそうなんで、次、白獲るから、期待してろよ。挑戦してやるよ」
松井「……挑戦してやるよ?」
翔月「させてやるよ」
松井「させてやる?ありがとうございます!じゃあ私は、3冠目指してやっていこうと思います」
青野未来&ハミングバード
青野「このユナイテッド・ナショナルのベルトの前哨戦となったんですけど、翔月なつみ、会見では小川さんのアイコンになりたいとか訳わかんない理由言ってたんで、本当に覚悟あんのかなと思ってたら、試合でエプロンからニーとかエグいこと決めてきて。翔月なつみの覚悟が私には伝わりました。だから私も、覚悟は元々持ってるんですけど、しっかり翔月なつみを受け止めて、この白いベルト、面白くないっつーんだったら、これから面白くしてやるからかかってこいよって気持ちです。14日、見ててください、ありがとうございました」
ハミングバード「負けた奴がここでうだうだ言うの好きじゃないんで。一言だけ。この負けは5倍、いや、10倍にして返してやるよ!」
第5試合
MIRAIと詩美の対面でゴング。ロックアップでの力比べに始まり、MIRAIが押し込んで離れ際にダブルチョップ。再びロックアップからネックロックの奪い合いとなり、詩美が首投げからスライディング・ラリアットを発射。MIRAIがこれを回避するも、詩美がショルダータックルで倒して皇希にタッチ。
詩美のフラップジャックからきずなが低空ドロップキック、皇希がビッグブーツと連撃。MIRAIは皇希のビッグブーツをキャッチして変形ドラゴンスクリューから低空ドロップキック。桜井にタッチ。
MIRAIが皇希の顔面をロープにこすりつけ、桜井が串刺しバックエルボー、弓月が串刺しドロップキック、桜井が低空ドロップキック。弓月にタッチ。
弓月が皇希にキャメルクラッチ。背中へのストンピング連打からMIRAIにタッチ。
MIRAIはコーナーで皇希の顔面を踏みつけて行くが、皇希が怒りのエルボー連打。MIRAIは「来いよ!」と真っ向から受けきり、「いってーなこのっ!」と強烈なエルボーからロープに飛ぶ。皇希はこれをパワースラムで迎撃して詩美にタッチ。
詩美はMIRAIにドロップキック。ここに弓月が加勢に入ってMIRAIとともに詩美をロープに振るが、詩美はMIRAIのエルボーを弓月に誤爆させ、MIRAIに串刺しラリアットからのスライディング・ラリアット。さらに詩美がロープに飛ぼうとするが、MIRAIが背後から組み付いてバックドロップ。MIRAIがハリケーン・ドライバーを、詩美がアルゼンチン・バックブリーカーを狙う攻防が展開されるも、MIRAIがレイネーラ式バックフリップ、詩美がアルゼンチン式バックフリップと見舞って痛み分け。詩美がジャーマン・スープレックスを狙うが、MIRAIがハリケーン・ドライバー。皇希がカットに入ってビッグブーツを見舞うが、続く連携攻撃をMIRAIが誤爆させ、そこへ桜井がミサイルキックを放って詩美&皇希をまとめて吹っ飛ばす。
MIRAIは詩美へ、桜井は皇希へ同時にバックドロップ。すぐに起きた詩美がMIRAIへ、皇希が桜井へ同時にバックドロップ。4人が大の字になり、試合権利が弓月ときずな移る。
セレーネ・フローラの2人が対戦相手としてリング上で初対面。互いにドロップキックのタイミングを読んで回避し合い、同時に放ったドロップキックが空中で相打ちに。足を止めてのエルボー合戦となり、きずながロープに飛ぶも弓月がキャッチしてボディスラム。カバーをブリッジで抜けたきずながボディスラムでお返しし、串刺しドロップキックを2連発。さらにフィッシャーマンを狙うが、弓月が払い腰からフィッシャーマンズ・スクリュー。弓月がトラースキックから払い腰を狙うが、振り払ったきずながフィッシャーマンズ・スープレックスからランニングニー。両者タッチ。
桜井と詩美の対面。詩美のラリアットをかわした桜井が串刺しバックエルボーからドロップキック。さらに足を使ったファイナルカットから腕十字も、詩美は必死にロープへ。桜井は腕へのビッグブーツからシャイニング・ケンカキック。続けてシャイニング・バスターを狙うが、詩美が振り払ってコーナーに上げるが、桜井がミサイルキック。詩美も倒れずジャーマン・スープレックスでやり返し、皇希にタッチ。
詩美のバックフリップ+皇希のビッグブーツの合体技から皇希がRKO、170cmプレス、変形バタフライロック。さらにロープに飛ぶが、弓月が突っ込んできてバックエルボー。MIRAIが飛びつき式コンプリートショットで追撃し、桜井がビッグブーツから庶民征伐。
MIRAIのラリアット+桜井のレッグラリアートの合体攻撃から合体クロスアームSTOを狙うが、これは詩美がカットしミライサクをまとめてバックドロップ。皇希が桜井にバイシクルキックを叩き込むが、桜井もシャイニング・ケンカキックで反撃。桜井が弓月にタッチ。
弓月が皇希に足払いから低空ドロップキック。さらにロープに振ってドロップキック。座り込んだ皇希の顔面へ貫通ドロップキックを見舞い、ロコモーション式ダブルリスト・アームサルト。さらに弓月が変形バックドロップで叩きつけ、ロープに飛ぶも皇希がカウンターのビッグブート。皇希は「終わりだ!」とアメジスト・インパクトで叩きつけ、多少もたつきながらも桜井に見せつけるかのようにSTF。静かにブチ切れた桜井が顔面を蹴っ飛ばしてカットし、改めてビッグブートで倒してからお手本を見せるかのようにSTFで捕らえる。
弓月がロープに飛ぶも、皇希がカウンターのドロップキック。さらにビッグブーツからバイシクルキックを狙うが、弓月がかわしてローリング・アロー。ミライサクが救援に駆けつけるも、詩美がダブルのドロップキックで場外へ排除し、きずながトップロープからのプランチャでミライサクを封殺。
リング上では詩美が弓月をジャーマン・スープレックスで叩きつけ、皇希がジャックナイフ式エビ固めで押さえ込むことで3カウントを奪った。
皇希「タイトルマッチ前の最後の最後の前哨戦!天麗皇希が勝ったぞ!もう散々ミライサクとやってきて、ようやく11月14日、この闘いに決着が付きます。そのベルトは私と詩美さんが獲りに行きます。ありがとうございました」
桜井「皇希、詩美、お前らの関係に決着付けてやるよ!」
ミライサクと詩美&皇希がベルトを挟んで睨み合う中、皇希が再びマイクを取る。
皇希「まあ続きは後楽園ホールで、ってことで。(※退場口を指さして)帰れ」
MIRAI、桜井、弓月が退場していくと皇希が改めて観衆に向き直る。
皇希「というわけで、保土ヶ谷大会にお越しの皆さん!こんばんは!ちょっとずつ寒くなってきたけど、こうしてみんなが熱く熱く応援してくれて、ホントにホントに嬉しいです!この調子で11月14日のタイトルマッチに向けて私と詩美さんはしっかりと勝って、またこの地に来るときは私たちがベルトを巻いて戻ってきたいと思います。というわけで!熱い夜をもっともっと熱く締めたいので、みんな立ち上がって最後に一緒に締めましょう!それでは、みんなで。それでは行きます!」
詩美&皇希&弓月「「「シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」」」
<試合後コメント>
林下詩美&天麗皇希&田中きずな
皇希「保土ヶ谷大会、私と詩美さんにとっては最後の前哨戦。お互い2勝2敗で終われたんですけど、桜井麻衣、やっぱ焦ってるんじゃないかなって私は思ってます。色んな意味で。パートナーが浮気がどうとかずっと言われてるんですけど、私はそんなの全然関係ないと思ってますし、詩美さんともこれからタッグパートナーとして、私が心強い存在にもなりたいし。お互い引っ張って、良いパートナーにこれからなっていくつもりなので全然問題ないです。後楽園、ベルト獲りに行きます」
詩美「うん。今日も最後の前哨戦で勝てたし、みんな今日は会見見てくれたかな?会見の通り、私たちは息ぴったり。すごい良いタッグパートナーだと思ってるし、今日はきずなもタッグパートナーの弓月と当たって楽しかったんじゃない?珍しく当たると」
きずな「はい。今日、初対戦。弓月と対角に立つのは初めてだったんですけど、やっぱりいつもは隣で心強い存在で居てくれてる弓月なんですけど、今日は闘うってことて。向き合うまでは色んな感情があったんですけど、向き合ってみたら勝ちたいって感情しか無くて。なので、これからも弓月とは闘っても組んでも良い存在になっていけたらと思います」
詩美「やっぱりタッグってのはいいですね。すごい後楽園も楽しみになりました。皆さん、私と皇希もマリーゴールドで初めてベルトを巻く姿が見られると思うので、是非会場に遊びに来てください」
MIRAI&桜井麻衣&ビクトリア弓月
弓月「今日初めてタッグパートナーの田中きずなと対角で闘ったんですけど、私はきずなと組んでも良し、闘っても良しのタッグパートナーになりたいなと思っているので。また対角で闘いたい。そして後楽園ではまたタッグパートナーとして必ず2人を倒したいと思います。そして天麗皇希には中々勝てないのはすごく悔しいですけど、私がアイツから3を取る日、皆さん楽しみにしていてください」
MIRAI「組んでも良し、闘っても良しっていうのはなんか聞いたことあるね(笑)自分はそれすごくいいと思う。それとは180度違う、浮気者の皇希。浮気の幸せってのはいつか必ず終りが来るんだよ」
桜井「まあSTFで私を挑発したつもりなのかな?ていうか、全然技かかってねーんだよ。全然出来てねーのに恥ずかしいもの見せてんじゃねーよ。タッグパートナーを簡単に捨てる貴女がタッグチャンピオンになれるわけないじゃん。勝ち負けよりも大切なこと、11月14日に教えてやるよ」