【試合詳細】9・16 マリーゴールド後楽園ホール大会 林下詩美vsMIRAI 翔月なつみvsNØRI 後藤智香vsビクトリア弓月 Sareee vs 青野未来 高橋奈七永vsボジラ

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『DREAM✴︎STAR GP2024』
日程:2024年9月16日(月・祝)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:755人

▼4wayマッチ 15分1本勝負
○天麗皇希
5分44秒 ダブル・チキンウイング
●勇気みなみ
※後2人は 石川奈青、マイラ・グレース

▼STARリーグ公式戦 15分1本勝負
●松井珠紗【0勝4敗=0点】
6分28秒 ウラカン・ラナを切り返してのエビ固め
○CHIAKI【1勝2敗=2点】

▼DREAMリーグ公式戦 15分1本勝負
●後藤智香【0勝4敗=0点】
6分35秒 ローリング・アロー
○ビクトリア弓月【1勝2敗1分=3点】

▼STARリーグ公式戦 15分1本勝負
○桜井麻衣【3勝1敗=6点】
8分6秒 STF
●田中きずな【0勝3敗=0点】

▼STARリーグ公式戦 15分1本勝負
●翔月なつみ【1勝2敗1分=3点】
11分11秒 延髄切り→片エビ固め
○NØRI(LLPW-X)【3勝0敗2分=8点】

▼DREAMリーグ公式戦 15分1本勝負
○高橋奈七永【3勝1敗=6点】
8分48秒 パッション・パッケージ
●ボジラ【3勝2敗=6点】

▼DREAMリーグ公式戦 15分1本勝負
△Sareee(フリー)【2勝0敗1分=5点】
15分0秒 時間切れ引き分け
△青野未来【2勝1敗1分=5点】

▼STARリーグ公式戦 15分1本勝負
●林下詩美【2勝2敗=4点】
10分30秒 ラリアット→片エビ固め
○MIRAI【2勝0敗1分=5点】

MIRAIが詩美にリベンジを果たし「もっとお前は出来るだろ!」と喝!Sareeeと青野の王者対決はフルタイムドロー!NØRIが翔月を制し無敗伝説継続!

第0試合


 4人で手4つになるかと思いきや、石川が皇希に、マイラが勇気にガットショットからロープに振ろうとする。逆に振った勇気と皇希がラリアットを狙うが、避けた石川とマイラが皇希と勇気を突き飛ばして正面衝突させてロープに飛び低空ドロップキックを突き刺す。
 石川がマイラにハイタッチを要求するが、一昨日の新木場で学習していたマイラは拒否してスクールボーイも2。

 マイラが走り込むも石川が足を刈って倒しフォールも、2でブリッジして抜けたマイラが丸め込むも2。

 石川がガットショットからロープに振ろうとするが、マイラは切り返して股抜きから足を刈って倒し、ロープに飛ぼうとするが皇希のビッグブーツと勇気のドロップキックの同時攻撃。
 勇気は石川にもドロップキックを突き刺し、皇希がフォールも1で勇気がカットしフォール。お互い1でカットしてフォールを繰り返し、2人同時にフォールするとマイラがそこへ飛び込む。皇希と勇気が避けると石川のボディにマイラのフットスタンプが刺さる。
 皇希がマイラにガットショットから勇気とともにロープに振るが、マイラはダブル攻撃を避けて皇希を突き飛ばして勇気にぶつけると、皇希はマイラのバックを取るが勇気も走り込んでバックの取り合いに。
 石川が「全員まとめていくぞ!」とバックを取るが、そのままコーナーに下がって圧殺される。
 石川に次々エルボーが叩き込まれ、コーナーに振ってトレイン攻撃を狙うも石川は皇希にショルダータックルからマイラと勇気をまとめてネックブリーカーで迎撃。
 石川が皇希にダブルアームを狙うが、皇希は切り返すとビッグブーツからロープに飛ぶ。石川は追走ラリアットから担ごうとするが、耐えた皇希にエルボー連打から担ぐ。
 だが勇気がドロップキックでカットし、マイラにエルボーからロープに飛んでドロップキック。勇気は背負い投げ連発からフォールも2。

 勇気はマイラを投げようとするが、切り返したマイラがスマッシュ・マウスからフォールも皇希がカット。

 マイラが皇希にエルボーから勇気にもエルボー。ロープに飛ぶが場外から石川が足を掴んで倒して引きずり下ろすと場外でもみあいに。
 皇希が勇気にボディスラムからロープに飛んでケンカキック。投げようとするが勇気が南の風も2。

 マイラは勇気をロープに押し込んでエルボーからボディスラムを狙うが、勇気が耐えると石川がマイラにストンピングから投げ捨てジャーマン。皇希が石川にドロップキックを突き刺し、勇気が皇希に走り込むが皇希はレインメーカー式RKO。さらにキャトルミューティレーションで捕らえギブアップを奪った。

オープニング


 『DREAM✴︎STAR GP2024』参戦選手たちによる選手入場式が行われ、選手を代表して青野未来が挨拶。

青野「後楽園ホールにお越しの皆様こんにちは~!ご来場まことにありがとうございます。マリーゴールド初のリーグ戦、DREAM✴︎STAR GP。たった1つの優勝に向かって、ここにいる選手全員、全身全霊で闘います。闘うためには、ここにいる皆さん、WRESTLE UNIVERSEで配信をご覧の皆さん、皆さんの応援が、とてもとても力になります。なので今日も熱い熱い応援をよろしくお願いします!そして最高の時間を過ごしましょう!」

第1試合


 ロックアップから松井がガットショットを叩き込みロープに振る。だがCHIAKIはロープを掴んでタイミングをズラすと、ストンピングを落とすが松井は避ける。
 CHIAKIはビッグブーツも松井がキャッチして切り返しスクールボーイも2。

 松井がロープに飛んでドロップキックからロープに振ろうとするが、CHIAKIが逆に振ってバックブリーカーから顔面を踏みつけ顔面ウォッシュ。
 そのまま髪を掴んで引き起こすも、松井がエルボーを叩き込みエルボーの打ち合いへ。松井はエルボー連打もCHIAKIがサミングからロープに飛ぶが、松井はカニバサミで倒してロープに叩き込み、そのままロープを蹴り上げて顔面を痛めつける。
 お互い髪を掴んで睨み合い、松井のバックブローを避けたCHIAKIがエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが松井が追走ニーからロープに飛ぶも、CHIAKIはカウンターの風車式バックブリーカー。
 CHIAKIはアルゼンチンで担ぐも、着地した松井が低空ドロップキックからマフラーホールド。CHIAKIはロープを掴みブレイク。

 松井はミサイルキックからフォールも2。

 松井はトップロープにCHIAKIの足を掛けてのDDTからフォールも2。

 松井は串刺し攻撃を狙うが、CHIAKIがレフェリーを盾にしてかわすとレフェリーごと松井に串刺しスピアー。
 CHIAKIはイス攻撃も、松井がかわしてイスをキャッチするがCHIAKIはそのままコーナーに押し込みアイアンクロー。そのままリング中央に引きずりアイアンクロースラムで叩きつけ、アルゼンチンで担ぐとムーンウルフ。フォールも2。

 CHIAKIは走り込むが松井がドロップキックで迎撃しフォールも2。

 松井はロープに飛ぶが、CHIAKIはカウンターのパワースラムからフォールも、2でブリッジして抜けた松井がマ・ツイカワイストラルも2。

 松井は引き起こすもCHIAKIがハイキックからフィッシャーマンを狙うが、耐えた松井がロープに飛んでウラカン・ラナ。そのままCHIAKIが切り返して3カウントを奪った。

 納得いかない松井はマウントエルボーを連打し殴り合いへ。CHIAKIはニヤリと笑って中指を立てて勝利を勝ち誇った。

<試合後コメント>

松井珠紗
「あぁああ~……なんかもう、崖っぷちどころか、崖から落ちてる途中って感じ。消えたい!消してください!私を!あぁああああ!!絶対今日は勝たなきゃと思って。てか、勝って当たり前でしょって思ってたんですけど、甘さ、油断、なんかそういうのが全部表れたような。リーグ戦でなに油断してんだって感じなんですけど、モーっ!くぅ~っ!あと3戦しか無いんですけど、あとの3戦で必ず私なりの結果を残したいなと思います。そしてCHIAKI、お前は絶ッ対許さない!覚悟しとけよ!」

CHIAKI
「松井珠紗から3獲ってやりましたよ!当たり前っちゃ当たり前の結果。マリーゴールドに来て俺が一番変わった。いい意味ですごく変わったし、それを前の団体から一緒だった松井珠紗にぶつける、見せつけるいい機会だったんじゃないかなって思います。松井がどう思ったかはあとで聞くとして。俺はもうこのままダーク・ウルフ街道をまっしぐら。このマリーゴールドで進んでいきたいと思うんで、これからも期待しててくれよ。またな」

第2試合


 後藤が走り込んでエルボー連打でロープに押しこむが、弓月が切り返してエルボーからロープに飛ぶ。後藤が避けてロープに飛ぶも、追走した弓月がコルバタで投げ捨てて低空ドロップキック。
 弓月はロープに飛んで走り込むが、避けた後藤がロープに飛ぶも、弓月が避けてロープに叩き込み、エプロンに降りた弓月がトラースキックを顔面に叩き込む。
 リングに戻るとロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。フォールも2。

 弓月は投げようとするが、耐えた後藤がエルボー。エルボーの打ち合いから後藤がエルボー連打。弓月もエルボー連打からロープに飛ぶも、後藤も鋭角にロープに飛んでショルダータックル。再度ショルダータックルからサーフボードストレッチ。これを離すとジャイアントスイングで投げ捨て、串刺しエルボーからコーナーに振ろうとする。切り返そうとした弓月を担いでコーナーのセカンドロープに寝かせると、走り込んで断崖式ヒップドロップ。再度走り込むが弓月がドロップキックで迎撃し、ロープに飛ぼうとするが後藤がコスチュームを掴んで動きをとめるとアトミックドロップ。
 後藤は肩車からケンカキックを叩き込み、カナディアンで担ぐが着地した弓月がスリーパー。バックエルボーで逃れた後藤がロープに飛ぶが、弓月はソバットで迎撃しロープに飛ぶとランニングエルボー。避けた後藤がラリアットでなぎ倒す。フォールも2。

 後藤は投げようとするが、エルボーで逃れた弓月がドロップキックからライトニングスパイラル式スタナーからマウントエルボーを落とし、ダブルリスト・アームサルトも2。

 後藤が走り込むが弓月がトラースキックで迎撃し、再度走り込んできた後藤を避けた弓月がロープに飛ぶも、後藤はラリアットで迎撃しチョークスラムを狙う。これをローリングアローで切り返した弓月が3カウント。

 勝利した弓月は後藤の背中を膝で踏み潰し勝利をアピール。後藤は再戦を要求するが、弓月は髪を掴んで突き飛ばし、相手にせずにリングを後にした。

<試合後コメント>

後藤智香
「……悔しい。悔しくて、智香が勝つって、ゴチカが勝つって信じて、弓月にゴチカは絶対勝つって信じてくれてた、応援してくれてたファンの皆さん、ごめんなさい!悔しくて今、悔しくて……それしか今は言葉が出てこないんですけど、あと一歩、あとチョークスラムが……ゴチカ・チョークスラム(GCS)が出せてたら勝ててたかもしれない。でもそのあと一歩が勝てなかったらこのリーグ戦は意味がないので。あと3戦となってしまったけど、未だ0点。でも、最後まで絶対に勝つことを諦めません!ありがとうございました!」

ビクトリア弓月
「ずっと何回かゴチカとシングルだったりタッグだったりで当たってきたけど、1度も自分が勝つことが出来ていなくて、今日ようやくこのDREAM✴STAR GPで勝つことが出来てすごくすごく嬉しいです。Twitterでも言った通り、『あっちか!こっちか!ごちか~♪』、今日で成敗完了。あっちかこっちかごちかなんて言うんじゃねーぞ」

第3試合


 ロックアップからヘッドロックの応酬。桜井がショルダータックルでなぎ倒しフォールも、2でブリッジして抜けた田中がロープに飛んでのドロップキック連発。
 桜井はドロップキックで迎撃し、髪を掴んで引き起こすとボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。

 桜井は足を刈って倒し、ストンピング連打から顔面を踏みつける。
 髪を掴んで引き起こすと、田中がエルボー連打も桜井は強烈なエルボー。ロープに振っていくが、田中がフライングネックブリーカー連発からコーナーに上る。走り込んできた桜井の腕をとってそのままリングに飛び込み腕ひしぎを狙うが、桜井はロープに足を伸ばしブレイク。

 田中はミサイルキックからフォールも2。

 田中はフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。

 田中は再度フィッシャーマンを狙うが、桜井はビンタで返し、田中のビンタを避けてコブラツイスト。田中はなんとかロープを掴みブレイク。
 桜井はビッグブーツから低空ドロップキック。フォールも2。

 桜井はコーナーに登るが、田中はエルボーから正面に登ろうとするが、足をすべらせたためデッドリードライブで投げ捨てロープに飛んでのドロップキック連発。フォールも2。

 エルボーの打ち合いから田中がガードしてエルボー連打。ロープに飛ぶが桜井がビッグブーツで迎撃し、足を使ってのファイナルカット。フォールも2。

 桜井は庶民征伐からフォールも2。

 桜井は投げようとするが、田中はスピンキックから前方回転エビ固めも2。
 田中はスクールボーイも2。田中は首固めも2。

 田中は走り込むが、桜井はレッグラリアートで迎撃。桜井が引き起こすも田中はビンタからRe:Dreamも2。

 田中はロープに飛ぶが、桜井はビッグブーツで迎撃し、ロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。

 桜井は蝶野直伝STFで捕らえギブアップを奪った。

 桜井はツインスター王座挑戦を口にしている田中の眼前でベルトを掲げて力の差を見せつけた。

<試合後コメント>

桜井麻衣
「リーグ戦、4戦目。勝ちました!これで勝ち点6。ちょっと前回の試合はあまり覚えてないんだけど、今日はバッチリ、テンション万全に戻しての勝利なんでメチャクチャ嬉しいです!田中きずな、初めて対戦したけどすごいガッツあるじゃん。このベルト、弓月と狙ってるみたいだけど、まだまだだと思うから。いつでも挑戦待ってるから。挑戦し匂いで世。そしてこのリーグ戦、まだまだ優勝、決勝まで行くチャンスは残ってます!必ず優勝するのはこの桜井麻衣です!」

田中きずな
「……こないだ奈七永さんと闘って、改めて自分に足りないものとか、ダメなところにたくさん気付いて、本当に……ずっと、デビューしてからずっと、悔しい思いばっか。だけど、マリーゴールドに来たからには、マリーゴールドにいなくてはならない選手って思ってもらいたいし、思ってもらわないといけないって思ってるし、自分の居場所は自分で作らないといけないから。今日もまた負けちゃったけど、私はまだまだ諦めません。絶対絶対諦めないし、リーグ戦も最後まで勝ちだけ見て、上だけ見て、下は向かずに前だけ向いて進んでいきます。ありがとうございました」

第4試合


 お互いローで牽制。NØRIのハイキックを避けた翔月がロープに飛ぶが、スカしたNØRIのエルボーを避けた翔月がロープに振ってアームドラッグからドロップキック。
 翔月が髪を掴んで引き起こすが、NØRIがロープに振ってスリーパー。そのまま胴絞めスリーパーからマウントに移行し、鉄槌を狙うが亀になった翔月に再度胴絞めスリーパー。翔月はロープに足を伸ばしブレイク。

 NØRIはミドルキック連打からロープに飛ぶが、翔月はカウンターの卍固め。NØRIはロープを掴みブレイク。
 翔月はストンピング連打から、ロープに飛んでダブルニードロップ。フォールも2。

 翔月はローキック連打からロープに飛んでランニングダブルニー。ぐったりとするNØRIをリング中央に引きずろうとするが、NØRIが引き込んでグラウンドに持ち込もうとするも、翔月はそのまま潰してフォールも2。

 NØRIは背中にエルボーからサッカーボールキック連打。翔月はボディに膝からサッカーボールキック連打。さらにPKも、キャッチしたNØRIが首投げからサッカーボールキック。フォールも2。

 NØRIは串刺しドロップキックからコーナーに振ろうとするが、逆に振った翔月が串刺しニー。だがNØRIも髪を掴んで顔面にニーから、ブレーンバスターを狙うが翔月がDDTで切り返す。
 翔月はコーナーに登るが、NØRIはハイキックで場外に落下させるとエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。キャッチした翔月がそのままフィッシャーマンで場外に投げ捨て、ストンピングから場外を走り込んでのダブルニー。
 リングに戻り、翔月はストンピングからコーナーに上りダイビングダブルニー。避けたNØRIに串刺しダブルニーからフォールも2。

 翔月は延髄切りからフィッシャーマンを狙うが、NØRIは延髄切りで逃れる。
 ミドルキックの打ち合いからNØRIがミドルキック連打。さらにソバットからフォールも2。

 NØRIがロープに飛ぶが翔月はハイキックで迎撃し顔面にソバット。フォールも2。

 翔月はロープに飛ぶが、NØRIが丸め込んでから顔面に膝。さらにバックドロップで叩きつけてコーナーに登るも、翔月がエルボーから正面に登ろうとするがNØRIはハイキックで迎撃。さらにミサイルキックを発射しフォールも2。

 NØRIはブレーンバスターホールドも2。

 NØRIはエアースーリヤからフォールも翔月はロープを掴みブレイク。

 NØRIは引き起こそうとするが翔月が丸め込むも2。

 NØRIがハイキック、ソバット、延髄切りのコンビネーションからフォールし3カウントを奪った。

<試合後コメント>

翔月なつみ
「ア゛ア゛ア゛!ヂグジョーッ!クソッ!今絶好調のNØRIに勝って、ここで大事な2点獲って決勝にいかなきゃいけない。外敵を止めなきゃいけないのに。マジで不甲斐ないです。ていうか私のときだけみんな新技とか用意してくんのやめろよ!なんだよ!ことごとくなんか新しいやつ持ってきやがって!対策のしようがねーよな。でもそこまで引き出させる力があったってポジティブに捉えて、もう負けたくないですね。残り、林下詩美、MIRAI。今日どっちが勝つか知らないけど、どっちも勝って最後、うるせーデカいだけの口も達者な後藤智香を倒して、自分が赤と白、獲りに行くんで。よろしくお願いします」

NØRI
「翔月なつみから3獲った~!勝ち点これで8点。今DREAMリーグトップで、このまま優勝目指して突っ走るしか無いと思います。でも、ここに来て一番のキックとランニング。これで心が折れたら負けだなって思ったので、そこは踏ん張って最後まで勝ちに集中することが出来ました。でも次、林下詩美戦なんで。もう次にさっさと切り替えていきたいと思います。ありがとうございました」

第5試合


 ショルダータックルのぶつかりあいからチョップの打ち合い。奈七永がチョップ連打でコーナーに押し込み、ビンタ連打から串刺し攻撃を狙う。避けたボジラが串刺しボディスプラッシュからマシンガンチョップ。首投げからスリーパーで捕らえ、そのままエルボー連打から引き起こす。
 エルボーの打ち合いから奈七永がエルボー連打しロープに振るも、ボジラはショルダータックルで迎撃。そのまま奈七永は場外に転がり、ボジラがこれを追って場外乱闘へ。
 ボジラはイスを向き合うようにセットし、ボジラと奈七永が座ると向き合ってビンタの打ち合い。ボジラが打ち勝つとお互いイスを持ってチャンバラに。ボジラが打ち勝って奈七永にイスを投げてキャッチさせると、イスごとビッグブーツで吹っ飛ばす。

 リングに戻り、ボジラがスペースローリングエルボーからロープに飛んでセントーン。フォールも2。

 ボジラはロープに飛んで低空ドロップキックからミドルキック連打も、キャッチした奈七永がビンタからドラゴンスクリュー。
 奈七永は膝へのエルボーからバックドロップを狙うが、エルボーで逃れたボジラとラリアットの相打ち連発。ボジラがショートレンジラリアットからロープに飛ぶが、奈七永がラリアットで迎撃しロープに飛ぶ。ボジラも追走ラリアットからロープに飛ぶが、奈七永はカウンターのバックドロップで叩きつける。
 奈七永は走り込むが、ラリアットの相打ちで両者リングに倒れる。

 エルボーの打ち合いから奈七永がエルボー連打。ボジラがビンタからロープに飛ぶが、奈七永はヘッドバッドで迎撃しバックドロップ。フォールも2。

 奈七永はコーナーに上り冷蔵庫爆弾を投下するが、足を伸ばしてカットしたボジラがフォールも2。

 ボジラはハリケーンドライバーからフォールも2。

 ボジラはスリーパーで捕らえるが、奈七永はロープを掴みブレイク。

 ボジラは担ぐが、奈七永は着地しスクールボーイも2。

 奈七永は外道クラッチも2。

 奈七永はロープに飛ぶが、ボジラはラリアットで迎撃しフォールも2。

 ボジラはロープに飛ぶが、ラリアットを避けた奈七永がパッション・パッケージで3カウント。

 ボジラは拍手をして健闘を称えて油断させ、背後からスリーパーで絞り上げる。逃れた奈七永は場外で観客とともにパッションコールを起こし会場を後にした。

<試合後コメント>

高橋奈七永
「おっしゃあッ!よっしゃあッ!よっしゃあッ!パッション!パッション!パッションパワーでボジラから2ポイントゲットしたよ!ボジラ、ホントに、ホントに思い切り行かなきゃ倒せねーし!つえーし!とんでもねー奴だよ。あれで2年目なんだから末恐ろしいけども、お前、あたしのライバルになる気概があるんだったらこれからどんどん闘いを通して、プロレスってもんを教えてやるよッ!何回でもやってやる!覚えとけ!そして次!仙台でCHIAKI、そして来週後楽園でSareee!チャンピオンになってエラソーにしてるSareee!試合で思い切り私のパッションパワーをぶつけてやるから覚えとけ!パッションパワーッ!!」

ボジラ
「なんてことだ!ありえない!このボジラが敗れるなど、こんなことがあってはならないんだ。リマッチさせろ。次の機会があればSIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だという世界の理が取り戻されるだろう」

第6試合


 ロックアップからSareeeがロープに押し込みビンタ。青野が走り込みロックアップからロープに押し込むとビンタからヘッドロック。さらにロープに飛んでドロップキックも、Sareeeが受けきりドロップキックで返す。すぐに立ち上がった青野が走り込むが、Sareeeはヘッドロックからグラウンドに持ち込むも青野はヘッドシザースで抜けて距離を取る。

 Sareeeはドロップキックからヘアーホイップ連発。Sareeeはコーナーで踏みつけていき、これを離すとストンピングから足へのサッカーボールキック。さらにリバースインディアンデスロックで絞り上げ、そのまま髪を掴んで挑発する。青野はロープを掴みブレイク。

 Sareeeはロープ際で背中を踏みつけていき、ロープの反動を使ったフットスタンプから背中にかかと落とし。
 Sareeeは首投げからサッカーボールキック。青野もガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。お互い首投げからのサッカーボールキックを繰り返し、青野がサッカーボールキック連発からフォールも1。

 Sareeeはエルボーからガットショット。さらにボディスラムから鎌固めで捕らえ、これを離すとストンピングから顔面蹴り連発。
 Sareeeはコーナーに叩きつけ、ガットショット連発からコーナーに振ろうとするが、逆に振った青野が串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックから踏みつけていき、コーナーでサッカーボールキック連発からロープを使った腕固め。
 さらにリストを捻っていき、腕を蹴り上げると腕を踏みつけニードロップ。
 青野はロープに振ろうとするが、Sareeeは切り返して卍固め。そのままグラウンド卍になるが、青野はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。

 Sareeeはコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。

 青野はハイキックからバッファロースリーパー。Sareeeはロープに足を伸ばしブレイク。

 青野はブリザードスープレックスホールドも2。

 青野はコーナーに登るが、正面に登ったSareeeがエルボー連打から雪崩式フィッシャーマンバスター。さらにダイビングフットスタンプからフォールも2。

 Sareeeはバックを取るが、切り返した青野が投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったSareeeが走り込んできた青野に投げ捨てジャーマン。
 エルボーの打ち合いから青野がローキック。Sareeeは強烈なエルボーで倒し、ロープに飛ぶが青野がカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランド。フォールも2。

 青野はダブルアームスープレックスからフォールも2。

 青野はエルボー連打からロープに飛ぶが、Sareeeは追走ドロップキックからロープに飛ぶ。青野も追走ラリアットからロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックから顔面への低空ドロップキックを突き刺す。
 Sareeeはコーナーに上り、ダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。

 Sareeeは髪を掴んで引き起こし、裏投げを狙うが青野はロープを掴みブレイク。
 Sareeeはロープに飛ぶが、青野はラリアットで迎撃。引き起こしてレインメーカーからロープに飛んでスライディングラリアット。フォールも2。

 青野はマウントエルボー連打。Sareeeが切り返してマウントエルボー連打も、すぐに青野も切り返してマウントエルボー連打。
 青野は髪を掴んで引き起こし、ロープに飛ぶがSareeeがカウンターの裏投げ。フォールも2。

 Sareeeは再度裏投げを狙うが、耐えた青野にエルボーから裏投げで叩きつけフォールもここで時間切れ。

青野「クソッ、Sareee!引き分けか!私はさ、あんたが、そのベルト持ってるの、面白くないんだよ!このリーグ戦、絶対優勝するから、また再戦しましょう」

Sareee「はい、15分時間切れ引き分け?正直、こんな奴と引き分けすると思ってなかったんだけど、あたし、ここマリーゴールドに来てからさ、何にも悔しい思い何一つしてないわけよ。全部自分の思う通りに進んでるわけ。ね?唯一、お前だよ。私の全勝優勝奪ったのは。まあね、15分の中で決めきれなかった、私の負けだよ今日は。お前と、私またやりたいから、このベルトでもいいし、面白くないってさ、お前言うんだったらさ、お前が白いベルト巻いて何が面白いの?私が!このベルト巻いてるほうが断然面白くない?そういうのがな、口だけって言うんだよ」

<試合後コメント>

Sareee
「いやぁ、15分引き分け。いやぁ、私正直言って青野未来は楽勝だと思ってたんですけど、この15分、短い時間の中で決めきれなかった。本当に悔しいです。私、マリーゴールドに来て何1つ悔しい思いをしてないんですよ。だって全部自分が言ったとおりに進んでるから。でもこのリーグ戦、全勝優勝は今日で無い。可能性は0ということで。メチャクチャ悔しいですね、ハッキリ言って今日は。まあ青野未来、いいんじゃないですか?私、アイツと決着付けたいんで。『アンタがこのベルト持ってて面白くない』とか言われましたけど、お前はどうなんだよって思いますね。そういう奴が“口だけ”って言うんだよ。このリーグ戦、まだまだ続くんで。ボジラ、高橋奈七永、強敵残ってるんで。そいつらにしっかりとチャンピオンとして勝ちにいきたいと思います」

青野未来
「……15分引き分け。メチャクチャ悔しいです。15分の中で自分は危ない瞬間が何度もあったけど、Sareeeを追い詰めることは出来なかった。勝たなきゃいけないって思いでやってたんで、メッチャ悔しい。でも、Sareeeは眼中になかった私を、これでこっちを向かせることくらいは出来たと思う。だから“口だけ”なんて言わせないし、結果を作んなきゃなって今日思ったんで。この先全部勝って、もちろんDREAM✴STAR GP優勝して、あとはSareeeと、Sareeeのベルトかけてやりたいと思ってます。ありがとうございました」

第7試合


 手4つからバックの取り合い。リストの取り合いからMIRAIがヘッドロックで捕らえ、詩美がヘッドロックで取り返しグラウンドへ。MIRAIがヘッドシザースで切り返すも、詩美は抜けてインディアンデスロックから飛び込みバックの取り合いへ。詩美がスリーパーもMIRAIはロープに足を伸ばしブレイク。

 ショルダータックルのぶつかりあいから額をつけて睨み合い、詩美がロープに飛ぶとMIRAIが追走バックエルボー。MIRAIがロープに飛ぶと詩美も追走バックエルボー。詩美はロープに飛ぶのをフェイントにバックエルボーからロープに振ろうとするが、逆にMIRAIが振ってドロップキックを突き刺す。
 MIRAIは串刺し攻撃を狙うが、詩美は担いでコーナー上に乗せると正面に登る。MIRAIがエルボー連打からヘッドバッドで落とし、ミサイルキックからフォールも2。

 MIRAIはバックドロップを狙うが、詩美がリバースしてロープに飛ぶとスライディングラリアットからフォールも2。

 詩美はスリーパーで絞り上げ、MIRAIはなんとか立ち上がるとバックエルボー連打。しかしそのまま詩美は投げ捨て胴絞めスリーパーへ。MIRAIはロープに足を伸ばしブレイク。

 詩美は髪を掴んで引き起こし、担ぎ上げるがMIRAIが丸め込むも2。
 MIRAIが走り込むも詩美がエルボーからロープに飛ぶが、MIRAIがカウンターで担いでハリケーン・ドライバー。両者ダウン。

 膝立ちでショートレンジラリアットの打ち合いから、詩美がガードしてショートレンジラリアット。再度ラリアットを狙うが、避けたMIRAIがロープに飛んでラリアットでなぎ倒す。詩美もすぐに立ち上がりラリアット。MIRAIもすぐに立ち上がり走り込むが、詩美がラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 詩美はジャーマン・スープレックス・ホールドも2。

 詩美はハイジャックボムを狙うが着地したMIRAIがショートレンジラリアット。避けた詩美に逆の腕でショートレンジラリアットを叩き込んでなぎ倒し、ロープに飛んでジャンピングラリアット。フォールも1。

 MIRAIが走り込むが詩美がバックを取り投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったMIRAIが背中にエルボーから後頭部にラリアットを叩き込み、ロープに飛んでラリアット。これで3カウント。

MIRAI「おい詩美、林下詩美、すげーすげー久しぶりのシングルマッチだったな。今は、複雑な気持ちだよ。林下詩美に勝ったよ、勝てたよ、やっと、やっと勝てたよ。けど、ここにいたのは、MIRAIが越えたかった100%の詩美じゃなかったよなぁ?林下詩美は、MIRAIの知ってる林下詩美は、そんなんじゃねーよな!林下詩美、自分に負けてんじゃねーよ。自分に限界作ってんじゃねーよ。その限界作ってんだったら、自分で越えてけよ。それが、お前に負けてから、MIRAIが学んだ事の1つだよ(マイクを投げつける)」

詩美「限界決めてるつもりもねーし、成長が止まったなんて思ってねーよ。でも、今日、負けたからそれが答えなのかもしれねーな。私は色々考えて、色々悩んだ事だってあったけど、プロレスで、このリングの上で、成長辞めた事なんてねーんだよ。MIRAI、MIRAIには、負けたくなかった絶対に。これで、越されたなんて思ってねーからな。リーグ戦、2勝2敗、ちょっともう後がないかな。厳しい状況でも勝つのが林下詩美だ。お前に優勝させねーから。私が必ず、このリーグ戦優勝してやるからな」
(詩美はリングを去る)
MIRAI「改めまして、勝ったのは、このMIRAIです~。林下詩美との、物語は、まだまだ始まったばかりだと思ってます。1勝1敗、どっちも1勝1敗だから、まだまだこれからでしょう!ただ、これ、1つだけ。MIRAIが林下詩美に勝つ、それも、マリーゴールドの現実です。そして、リーグ戦自分は、2勝1引き分け、今日で、優勝に、グッと近づいたんではないでしょうか?この後は、東北ね、東北試合2回あるから、東北パワーで点を、どんどんどんどんプラスして、そして23日またここ後楽園ホールに戻ってくるので、皆さん是非、いや絶対に、見に来てください。そして、そしてそしてそして、必ず、MIRAIが優勝して、Sareee、ぶっ倒します。ということで、今日は自分がしめたいと思います。皆さん立ってください。いつもとは、ちょっとだけ、ちょっとだけ変えていいですか?自分、自分魂込めてっていう台詞があるので、自分が魂込めて、マリー、ゴールドでお願いします。皆さんいいですか?北側もいいですか?では、いきます。魂込めて、マリーゴールド~!」

<試合後コメント>
林下詩美
(※MIRAIのマイクが聞こえてくる中でうなだれながらコメント)
「このリーグ戦、白星獲られたくないのはもちろんだったんだけど、MIRAIにだけは絶対に負けたくなかった。このマリーゴールドの中心、先頭に立って歩く、進んでいくエースに私は絶対ならなきゃいけない。だから、MIRAIだけには負けたくなかった。私はこのリング上で進化をやめたことも無いし、諦めたことだって無い。けど、ここ最近の期間で不安を感じてたのは本当のことだから。だから、MIRAIに言われたことはすごく私に刺さってしまったけど、でもこんなことで負けてちゃマリーゴールドのエースは務まらないんで。リーグ戦、2勝2敗、ちょっと厳しい状況だけどこれ以上黒星つかないように全勝して、必ず優勝します」


MIRAI
「林下詩美に勝って、自分はリーグ戦は2勝1引き分けになりました。林下詩美と久しぶりに、やっとやっと組まれたシングルマッチ。勝ったよ。勝って嬉しい……けど、複雑な感じ。まだまだ林下詩美はあんなもんじゃないよ。MIRAIが超えたいと思ってた林下詩美を、ところどころは感じたけど、まだまだ100%じゃないでしょう。みんなの知ってるもので例えたら、このままだとウサギとカメだぞ。林下詩美、お前のセンスは認めるよ。でも、ちげーだろ!もっともっとお前は出来るだろ!次シングルマッチが組まれたときは、120%、200%のお前と闘いたい。そしてその御前も絶対にMIRAIが超えてやるよ。そしてこの長い物語を、みんなに……後輩たちに見てほしいね。まだまだ怠けてる奴、いるだろ。もっともっと努力して誰にも負けない身体を、気持ちを作り上げろ。MIRAIももっともっと努力して、やるからにはてっぺん目指します。そして絶対にこのリーグ戦も優勝します。そしてSareee、倒します!以上です!」

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