【試合詳細】10・20 マリーゴールド長野大会 MIRAI&桜井麻衣&マイラ・グレースvsビクトリア弓月&田中きずな&瀬戸レア 林下詩美vs青野未来vs野崎渚 高橋奈七永&天麗皇希vs松井珠紗&石川奈青 ボジラvsCHIAKI 翔月なつみvs南小桃

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『MARIGOLD Fantastic Adventure 2024』
日程:2024年10月20日(日)
開始:13:00
会場:長野県・長野アークスホール
観衆:203人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○翔月なつみ
6分50秒 蒼魔刀→エビ固め
●南小桃

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ
7分0秒 ハイアングル・ライガーボム→エビ固め
●CHIAKI

▼タッグマッチ 15分1本勝負
高橋奈七永/○天麗皇希
12分6秒 アメジスト・バタフライ→片エビ固め
松井珠紗/●石川奈青

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
林下詩美vs青野未来vs野崎渚(フリー)
15分0秒 時間切れ引き分け

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
MIRAI/○桜井麻衣/マイラ・グレース
15分48秒 STF
ビクトリア弓月/田中きずな/●瀬戸レア

ミライサクの“ビジネス仲良し”疑惑が深まりツインスター王座防衛に黄信号?!青野と野崎の最後の前哨戦はドロー!奈七永が石川に最後通牒

第1試合


 試合前に小桃が握手を求めると、翔月も快く応じてからゴング。
 じっくりとしたロックアップでの力比べが展開され、翔月が押し勝ってクリーンブレイク。小桃はすぐにエルボー連打からヘッドロックに捕らえ、ロープ駆け上がり式の腰投げから連続エビ固め。翔月もエビ固めで返してシーソーゲームが展開されていくが、小桃が一瞬の隙を突いて腕十字。翔月が必死に足を伸ばしてロープブレイク。
 小桃はロープを使ったアームロックからドロップキックを狙うが、翔月がかわしてロープの反動を使ったダブルニードロップから逆エビ固め。さらにボディスラムから再び逆エビ固めを狙うが、小桃が下から丸め込んで腕を取りながらのDDTから腕十字、腕固めと変形。
 これを逃れられた小桃は串刺しドロップキック。2発目を狙うが、翔月が追走式の串刺しドロップキックから串刺しランニング・ダブルニー。さらに蒼魔刀を狙うも、小桃がかわしてスクールボーイ、スモールパッケージ、オクラホマロール、バックスライドと怒涛の丸め込み攻勢。全て返した翔月がソバットからフィッシャーマンを狙うが、小桃はこれをトルネード・クラッチで切り返し、ロープを使ったコンプリートショット。さらにオーバークロスDDTを放つも、形が崩れて翔月を顔面から突き刺す形となり、思わぬ大ダメージを与える。
 小桃はロープに飛ぶが、翔月がカウンターのハイキックをクリーンヒット。最後は翔月が蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
翔月なつみ
「初長野。久しぶりの小桃とのシングルで。自分たちはシングルリーグやって来た中で成長していた部分もあるんですけど、小桃、シングルリーグの間……まあまあまあ似たような相手とばかりやって経験値積めたのか積めてないのか今日確認したかったんですけど、まあまあ前よりはなんかやる気が見えたし、技の入り方とかもスムーズになってきたけど、まだまだだね。このベルト狙ってそうな雰囲気出てたんで、もっと絞って、もっと試合のバリエーションを増やして勝てる技を身に着けてから挑戦に来いよって思います。24日、ぜってー、ぜってーあの鳥を倒して防衛ロードを進んでいきたいと思います」

南小桃
「スーパーフライチャンピオンのなつみさんとの折角のシングルなのに、何も出来ず悔しいです。でもこっから私はもっともっと成長して、もっともっと早く早く成長して、絶対になつみさんの持つベルトに挑戦します」

第2試合


 試合前にはCHIAKIが「お願いします!」と握手を求める。ボジラはダーク・ウルフ軍のよしみか「オネガイシマス!」とその手を握り返す。しかし、ボジラはその驚異的な握力でCHIAKIの右手を握り潰しにかかり、思わず膝をついたCHIAKIを引き寄せながらキチンシンク。慌てて試合開始のゴングが鳴らされる。
 ボジラはブレーンバスターから串刺しスプラッシュ。「ワンモア!」と2発目を発射も、CHIAKIがエプロンに逃れて回避し、サミングから顔面をロープにこすりつけて怯ませる。さらに顔面ウォッシュから「上げるぞ!」とボディスラムを宣言。持ち上げるところまでは成功したが、ボジラがボディプレスの形で圧殺しハリケーン・ドライバーで追撃。
 ボジラはスリーパーホールドで捕らえるも、CHIAKIはアイアンクローで脱出し逆にスリーパーホールド。ボジラは絞められながらも立ち上がり、後ろに倒れ込んで押しつぶすことで脱出。足を止めてのエルボー合戦を展開するも、CHIAKIは徐々に不利に。CHIAKIは「負けるか!」とサミングで怯ませてスピアーを狙うが、ボジラがリフトアップして放り捨てるというパワープレイで迎撃。
 吹っ飛んだCHIAKIは場外まで転がり出るが、姿がどこにも見えなくなってしまう。リング上からキョロキョロと探すボジラだったが、リングの下からぬるりと出てきたCHIAKIはボジラの顔面にコールドスプレーを発射して目潰し。さらにサミングを見舞ってからエプロン上からの攻撃を狙うが、ボジラがエプロンへのフェイスバスターで叩きつけて反撃。
 ボジラはCHIAKIにテンカウントパンチからコーナートップに上げて雪崩式ブレーンバスター。さらにセントーンから投げようとするが、CHIAKIがスモールパッケージ、低空ドロップキック、スクールボーイ、マウントナックル連打と粘りを見せる。ロープに飛ぶCHIAKIだったが、ボジラがパワースラムで迎撃。最後はボジラがハイアングル・ライガーボムで叩きつけて3カウントを奪った。
 ボジラは倒れ伏すCHIAKIの顔面にコールドスプレーを噴射して復讐し、中指を立てながら「F●ck you!ダーク・ウルフ!」と吐き捨てて去っていった。

<試合後コメント>
ボジラ
「勝利したのはもちろんこの“マイティー”ボジラだ。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということをまた証明し、あのダーク・ウルフを破壊した。私こそが本当のリーダーであり、彼女は私の後ろをついてくるべきだな。とにかく私はあの真紅のベルトを勝ち取る。私こそが真なるマリーゴールド・ワールドチャンピオンだ。マリーゴールドの連中をすべて倒して私にひれ伏させてやるのだ!」

第3試合


 後から入場してきた奈七永がパッションタオルを掲げて観衆とともにパッションを叫んでいる最中に石川がドロップキックで奇襲。
 慌ててゴングが鳴らされる中、石川は「奈七永ッ!奈七永ッ!奈七永ッ!」と何度も名を呼びながらビンタを猛連打。奈七永も強烈なビンタから髪を掴んでリングを引き回しながらのヘアホイップを連発。コーナーに叩きつけてビンタ連打からのサッカーボールキック、エルボードロップとお仕置きしていく。石川は髪を掴まれながらもエルボーを連打していくも、奈七永は涼しい顔で受け切ってヘッドバッド一閃。奈七永はダウンした石川の顔面を容赦なく踏みつけていき、皇希にタッチ。
 皇希は石川をヘアホイップでコーナーに叩きつけてから顔面踏みつけ。奈七永も加わってダブル攻撃を狙うが、石川がタックルを誤爆させて1vs2のエルボー合戦で突っ張る。石川がロープに飛ぶも、皇希&奈七永がダブルのバックエルボーからダブルのショルダータックル。さらに皇希が170cmプレスで追撃していくが、石川は「ナメんなオラァッ!」とショルダータックルで一矢報いて松井にタッチ。
 松井は皇希へコーナートップからのダイビング・クロスボディから低空ドロップキック。さらにロープをうまく使って皇希の追撃をかわし、串刺しニーリフトからエルボー連打。皇希も串刺しビッグブーツで反撃し、ロープに飛んでビッグブーツ。さらに皇希が松井を変形バタフライロックで捕らえ、奈七永はカットに来た石川をアルバトロスに捕らえる。皇希は松井をパワースラムで叩きつけてから奈七永にタッチ。
 奈七永は松井にエルボー&チョップを連打。松井も「奈七永ッ!」と叫びながらパッションを燃やしてエルボー猛連打で反撃。奈七永は「奈七永じゃねーよッ!」とサイドバスターで叩きつけていくが、松井が下から絡みついて裏十字固め。さらにロープを使ったアームロックで捕らえ、石川もエプロンからアシスト。松井がロープに飛んでランニング・エルボーを発射も、これが石川に誤爆。奈七永が松井を投げっぱなしジャーマンで放り捨てるも、松井は体固めをブリッジで抜けてマ・ツイカワイストラル。続けてブサイク・ニーからミサイルキック。石川へタッチ。
 石川は奈七永に怒涛のエルボー連打からショルダータックルでぶつかっていくが、奈七永はビクともせず。逆にショルダータックル一発で倒した奈七永が顔面を小刻みに蹴りつけ、なおもエルボー連打で粘る石川をラリアットでなぎ倒す。さらに奈七永はバックドロップを見舞うも、松井が必死のカット。2人で奈七永にトレイン攻撃を狙うが、奈七永がそれぞれをラリアットで叩き伏せて皇希にタッチ。
 皇希は石川にビッグブーツからバックドロップ。さらにビッグブーツからロープに飛ぶも、松井が飛び込んできてカウンターのドロップキック。石川&松井がダブルの低空ドロップキックを決め、石川がダブルアーム・スープレックスからコーナーに上ってダイビング・クロスボディを狙うが、奈七永が足を掴んで妨害。皇希がデッドリードライブで投げ捨て、奈七永とともにダブルのバックドロップ。さらに皇希がカナディアン・フェイスバスターを狙うが、石川がバックスライドで切り返し、タチアガール。さらにスパインバスターからのジャックナイフ。必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、背後から奈七永が組み付いて投げっぱなしジャーマン。皇希のビッグブーツ+奈七永のラリアットの同時攻撃が決まり、最後は皇希がアメジスト・バタフライを投下して3カウントを奪った。

奈七永「長野の皆さん!こんにちパッション!皇希との初タッグ、メッチャいい感じじゃん!うぉ~~い!1つ、次の試合が東京・後楽園ホールであるんですけど、ここにいる無様に負けた……いやいや、いつもいつも無様に負けている石川とシングルマッチ。なんか今日試合して、シングルマッチやる意味ないんじゃないかなって思っちゃった。ものたんねー。全然ものたんねー。お前よ、胸張って“プロレスラー”と言えんのかテメー。お前みたいに……(※観衆から上がった石川への声援に)ちょっと黙って?お前このリングに上がる覚悟、どんだけあんだよ。あ?覚悟のなさが今の結果。違うか?」
石川「つべこべうるせーんだよ!奈七永!お前の足元絶対にすくってやるからな!後楽園大会、楽しみにしとけ!」
奈七永「……もう言うこと無いから帰って。試合で見せてくれよ。っしゃ!皇希と勝ったんで!パッショーーンッ!!」

<試合後コメント>
高橋奈七永&天麗皇希
奈七永「初長野マリーゴールド、メッチャパッション……したかな?物足りないちゃ物足りないんだけど、自分的に皇希と初めてのタッグということで、新鮮な刺激もありつつ、何度も対戦してる中では感じられなかった皇希のパッションを隣に立つことで少し感じられたのかなと思います。けど、もっともっとパッションしてよ!皇希!もっともっと!」
皇希「はい!」
奈七永「で、後楽園。リングで言った通り、24日の後楽園、シングルマッチ!ちょっとやる意味あんのかな?2vs2でこれなのに、1vs1で勝負になるとは思えない。今のままだったら。ちょっと覚悟がない。リングに上がる覚悟がない。人生の腹を括ってる覚悟が見えない。そこが1つ、私からの課題」
皇希「奈七永さん!今日は組んでくれてありがとうございます!奈七永さんとはずっと闘ってばっかで、いつか必ずシングル……パッション注入マッチを私もやってもらいたいと思ってますし、ずっとタッグも組みたいと思っていたので、初めての長野の地でタッグ組めて嬉しかったです!でも正直、私はあんまりまだパッションを伝えきれてないなと。後悔があるとしたら1つそこが残ってて。だからまた必ず私とタッグ組んでください!お願いします!」
奈七永「おう、それは考えるよ」
皇希「考えてくれるんですか!」
奈七永「だって後藤智香っていうパートナーがいるわけだからね。パートナーもいるし、詩美と組んだりとか忙しい……忙しい?」
皇希「忙しい……?」
奈七永「パッションがあれば何でも出来るッ!自分で引き寄せる!」
皇希「引き寄せる!」
奈七永「やってやる!」
皇希「やってやる!」
奈七永「パッション!」
皇希「パッション!」

松井珠紗&石川奈青
松井「マリーゴールド、初長野。ありがとうございました。私は高橋奈七永というプロレスラーが大好きで大好きでいつも闘えることを楽しみにしてるんですけど、今日はどっちかって言うと石川の高橋奈七永に対する思いの方が強かったのかなぁと思うんですけど……今どんな気持ちなんでしょう?」
石川「……くやしい。悔しいけど、伝わってない伝わってない覚悟覚悟ってうるせーんだよ!いつも伝える方の力が無いのか、感じ取る方の力が無いのか、どっちでしょうねぇ?!そんなうるさいこと言ってる高橋奈七永の、絶対に足元救って後楽園ホール、自分が勝ってみせます。私のパッションを感じないなんて絶対に言わせない。覚悟しとけ高橋奈七永!」
(※石川は先に退席)
松井「……まあ私はこういう無様な石川奈青、好きですけどね。でもいつもいつも泣き芸ばっかりしてるようじゃ、パッションは無いんじゃないですか?私が高橋奈七永の隣に立ちたいな~と思ってます」

第4試合

 ゴングが鳴ると三つ巴で手4つで組み合う……かと思われたが野崎が早々に場外にエスケープして高みの見物へ。青野が「野崎!逃げんなよ!」と激昂するも、その背後から詩美が組み付いてジャーマン・スープレックスを狙う。青野も即座に対抗してヘッドロックの取り合いに持ち込んでロープに飛ぶが、場外から野崎が足を引き、詩美が低空ドロップキックで追撃。
 野崎が詩美にハイタッチを求めるフリからガットショットを見舞い、詩美、青野をコーナーに重ねて2人へまとめて串刺しビッグブーツ。さらに詩美におしゃれキックを見舞うと場外戦へ。3人がそれぞれ揉み合いながら観客席へ投げ込んだりエルボー合戦を展開したりと大暴れ。
 場外戦を優位に終えた詩美が野崎をリングに放り込み、串刺しバックエルボーから低空ドロップキック、逆エビ固めと捕らえるも青野がカット。詩美は青野を野崎の横にボディスラムで叩きつけ、2人の片足をそれぞれ取ってダブルの逆片エビ固め。
 詩美と青野がエルボー合戦を展開していき、詩美が打ち勝つも青野がその場式の変形パワースラムで迎撃。野崎がこれをカットして詩美にダブル攻撃を提案。青野をコーナーに振ろうとするが、青野が振り切ってそれぞれに串刺しドロップキックを連打。
 青野は野崎にミドルキック、ローキックからブレーンバスター、サッカーボールキック連打と猛攻。ロープに飛んでサッカーボールキックを発射も、かわした野崎がスクールボーイからスリーパーホールド。そのままドルミルに持ち込むが、これは詩美がカット。
 野崎は「出てくんなコラ!」と詩美にエルボー合戦を求める。青野が詩美に加勢すると、野崎は2人へブレイジング・チョップを見舞ってロープに飛ぶ。詩美&青野はガットショットで止めてダブルのブレーンバスターを狙うが、野崎が着地して「ナメんな!」とブレイジング・チョップ。さらに詩美の頭を青野に抱えさせ、青野をSTOで叩きつけることで同時攻撃。さらに青野へザキゴェからミサイルキック。野崎の起き上がり際に詩美がミサイルキックを見舞う。
 詩美が青野にアルゼンチン・バックブリーカーからのバックフリップ、スライディング・ラリアットと連撃。ロープに飛んでラリアットを発射も、青野もラリアットで迎撃して正面衝突。青野がカウンターのラリアットで叩き伏せてスライディング・ラリアットを見舞い、ダブルアーム・スープレックスを決めるも野崎がカット。
 青野がコーナーに上っていくが、野崎が雪崩式ブレーンバスターを狙う。ここへ詩美が下から潜り込んで裏摩周の形で2人をまとめて叩きつけ、青野にジャーマン・スープレックス。詩美の起き上がり際に野崎がノアール・ランサー、ノアール・ランサー・ハイと連撃。野崎はしっかり溜めを作って2発目のノアール・ランサー・ハイを狙うが、青野が横から飛び込んできてラリアット。
 3者大の字となり、ふらふらと起き上がった青野と野崎が膝立ちになりながらのエルボー合戦を展開。この打撃戦は青野はローキック、野崎はビッグブーツで打ち合っていくものへ発展。野崎がカウンターのビッグブーツを顔面にめり込ませてこれを制するも、詩美が飛び込んできてダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。
 詩美が野崎にコウモリ吊り落としを狙ったところへ青野が詩美にラリアットを叩き込んで2人へ大ダメージを与え、野崎にハイキック2連撃。さらにスタイルズ・クラッシュまで決めるも詩美がカット。ここで15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。

青野「野崎渚!今日が最後の前哨戦、時間切れ引き分け!でもな、今日はお前に見下されなかった。次は絶対に勝つって決めてるから。24日、後楽園ホール、いよいよ1vs1のシングル!私は死に物狂いでこのベルト、絶対守りに行く!だからお前も全力で来いよ!」
野崎「キンキンキンキンうるせーな。誰がお前の指示なんか受けるかよ。ノザキ様はノザキ様のペースで試合すんだよ。ただ、確かに今日もお前を見下せると思ってたけど、こうして同じ目線でいるのは不服だ。ただ、それも今日まで。24日は変わらずノザキ様がお前を見下して、その白いベルトをいただく。せいぜい死に物狂いでノザキ様に向かってこいよ。じゃないと私は倒せねーぞ。楽しみにしとけ!」

<試合後コメント>
野崎渚
「青野未来とタイトルマッチが決まって、前哨戦やってきたけど、記者会見でもアイツを見下して『ノザキ様の方が強いんだ。ベルトにふさわしいんだ』ということを今日も見せつけたかったけど。まさかね、青野未来、今まで以上に蹴りも重かったし、何?スタイルズ・クラッシュ?食らうとは思ってなかったから。正直驚いたけど、でも前哨戦、今日食らっときゃ24日は大丈夫でしょ。ノザキ様はそんなに弱くない。24日、ベルトを持って見下すのはノザキ様だ!」

青野未来
「野崎渚、今日は最後の前哨戦でした。ホントは私は負けっぱなしだったので勝ちたかった。でも進歩はしてる。見下されてない。次は私が見下す。どんどんどんどん野崎渚のことを知って『もっともっとやれる。私はやれる』って思ったし、次、1vs1で私はこのベルトをかけてなにがなんでも、最後まで上から目線で言われたけど、でも私はこのベルトを守るためなら死に物狂いで一生懸命、カッコ悪くても守ります。だから24日、楽しみにしててください。また私がチャンピオンとしてこのベルトを輝かせる姿を見ててください」

第5試合


 MIRAIときずなの対面でゴング。ゆっくりと歩み寄ったきずながいきなりエルボーを連打していくと、MIRAIも連打で応戦しフロントネックロックで捕らえる。きずなも暴れて抜け出し、両者タッチへ。
 桜井と弓月の対面。リストの取り合いからヘッドロック、ヘッドシザースの攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。
 マイラとレアの対面。互いにエルボーをかわし合う中、マイラがエルボー、ローキック、ソバット、低空ドロップキックと得意のコンボ。さらにエルボー、ショルダータックルと追撃してMIRAIにタッチ。
 MIRAIはガットショット連打からボディスラム。レアも意地のエルボー連打を放つが、MIRAIも即座にエルボー連打で反撃し、自軍コーナー付近でコブラツイストに捕らえながらマイラにタッチ。
 マイラはミライサクとともにコーナーでの顔面踏みつけを見舞い、エルボー連打、スクールボーイから入るボーダーシティ・ストレッチと連撃してロープに飛ぶが、レアがドロップキックでカウンター。きずなにタッチ。
 きずなはマイラにドロップキックからスピンキックを発射。これは紙一重でかわされるも即座にビンタを見舞ってロープに飛び、ランニングニーからマウントエルボー連打。マイラも串刺しバックエルボーからの貫通ドロップキックでやり返し、ツイスト・アンド・シャウトから裏拳、ソバット、バックドロップと連撃してMIRAIにタッチ。
 MIRAIがコーナーに振ろうとするも、きずながリバースして串刺しエルボー連打からヘアホイップ3連発。さらにコーナーで顔面を踏みつけ、MIRAIのラリアットをキャッチして脇固め。さらにロープに飛ぶが、エプロンから桜井が一撃入れてカットし、MIRAIがバックフリップ。MIRAIはハリケーン・ドライバーを狙うが、きずなが体勢を入れ替えてスタンド式の胴絞めスリーパーホールド。MIRAIがコーナーに叩きつけて外し、ラリアットで叩き伏せるもきずなはすぐに跳ね起きてドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックス。両者タッチ。
 桜井と弓月の対面。桜井がロープに飛ぶも、弓月は追走してシングルレッグ・ドロップキック。さらにコルバタからエプロンに飛び出してのトラースキック、低空ドロップキックと畳み掛けてダブルリスト・アームサルトを狙う。これをマイラがカットしてダブルのブレーンバスター。桜井が首のクラッチを解かずにそのままフロントネックロック。ロープに逃れた弓月に貫通ビッグブーツから庶民征伐を見舞い、桜井のレッグラリアート+MIRAIのラリアットのサンドイッチ攻撃を狙う。弓月がかわしたことでこれが誤爆。レアがMIRAIへ、きずなが桜井へドロップキックを見舞い、弓月が桜井に払い腰を3連発からダブルリスト・アームサルト。カットに来たMIRAI&マイラをきずながフライング・クロスボディで2人まとめて排除。弓月&きずなが2人で桜井をロープに振るも、桜井はダブルのドロップキック。弓月が飛び起きてトラースキックを突き刺すも、倒れず耐えた桜井がシャイニング・ケンカキック。弓月がレアにタッチ。
 レアは桜井にドロップキック10連発。さらにキャトル・ミューティレーションを狙うが、MIRAIが背後からぶっこ抜いてバックドロップ。さらにマイラがフォーファンク・クロスで叩きつけ、桜井がコーナーに上る。これを弓月がデッドリードライブで投げ落とし、きずなと2人でダブルのフィッシャーマンズ・スープレックス。アシストを受けたレアがキャトル・ミューティレーションを決めるが、桜井はなんとかロープに足をかける。
 レアはロープに飛ぶが、桜井がレッグラリアートでカウンター。さらに桜井がシャイニング・バスターを狙うが、レアがスモールパッケージ、スクールボーイ、トルネード・クラッチと丸め込みで粘りに粘る。MIRAI&マイラがカットに入り、MIRAIが弓月にラリアット、マイラがきずなにトラースキックを見舞って排除。
 マイラがレアにみちのくドライバーII、MIRAI&桜井がダブルのSTO、桜井がSTOと決めるとレアが無念のタップ。

桜井「前哨戦だったけど、このメンバーじゃ私たちが勝って当たり前の結果。フローラル・セレナーデ?の2人?」
きずな「誰?」
弓月「誰だよ!」
桜井「……あれ、違ったっけ?」
弓月「誰?……えっ、誰?」
桜井「フローラル・セレナーデでしょ?」
弓月「いや、セレーネ・フローラです!」
桜井「あぁ、そう、覚えるよ」
弓月「何回もTwitterでも会見でも言ったよな?覚えてない?」
桜井「うん、覚えてない」
弓月「そんなことは置いといて!今日、ちょっと私が会見で言った弱点、あったんじゃねーの?ありましたよねえ?まあそのちょっと危なかった貴女たちの弱点、後楽園でもっともっとあらわにしてやるから。覚えとけよ!」

 ミライサクの2人がセレーネ・フローラの2人の眼前にベルトを突きつけて挑発。セレーネ・フローラはエルボーで突き放して荒々しく退場していく。

桜井「……改めまして、長野大会にお越しの庶民の皆様、ごきげんよう!すごいお元気のいい拍手ありがとうございます♪長野はねぇ、蕎麦がすごく美味しいので私たちはこの後蕎麦を食べに行こうと思うんですけど……マイラ、ドゥー・ユー・ノウ・ソバ?」
マイラ「Yeah!ソバ!オイシイ!」
桜井「レッツ・ゴー・トゥ・イート・ソバ!Yeah!一緒に行こ!」
MIRAI「大盛りがいい!」
桜井「ということで、24日、ミライサクがツインスターをしっかり防衛して!この名古屋に……ナゴッ、すみません!長野にッ!持って帰ってきたいと思います!ということで、最後に皆さんと一緒に締めたいと思います。ご起立お願いします。せーの!
MIRAI「シャイン!」
マイラ「フォーエバー!」
桜井「マリーゴールド!ありがとォーーッ!!」

<試合後コメント>

MIRAI&桜井麻衣&マイラ・グレース
MIRAI「長野大会、ありがとうございました!ちゃんと勝利することが出来ました。このベルトの最後の前哨戦だったんですが、やっと、やっと、なんか楽しくなってきたかなって自分は思いました。以上です」
桜井「ちょっと私は1つMIRAIに聞きたいことがある。なんで今日、タッグのコスチュームじゃなかったの?!」
MIRAI「……コスチューム屋さんに、修理に出したから」
桜井「……ん~、まあ、それも分かるけど、今日前哨戦だったし、前哨戦に間に合わせて出すのも大事なんじゃないかなって思った」
MIRAI「24日に間に合わせるために出した」
桜井「私は今日もタッグのコスチュームで出たかった」
MIRAI「でも今日はマイラもいるから別々のコスチュームでもいいのかなって思った」
桜井「……まあ、今日息が合わなかったのはそういうことかなあ?弓月に言われてしまったけど、24日は2人で防衛したいと思ってるよ、私は」
MIRAI「それはもちろん」
桜井「私が言ってることは間違ってないと思うんだけど?」
MIRAI「……。」
(※桜井は苛立った様子で先に退席。MIRAIも首を傾げながら別方向へ退出)
マイラ「……?今日は私のマリーゴールドで初のメインイベント出場だったんだけど、2人はどうしちゃったの?大丈夫?OK?OK……?」
(※2人の様子を見に去っていく)

ビクトリア弓月&田中きずな&瀬戸レア
弓月「24日、後楽園ホールの前哨戦。結果はちょっと悔しい結果になってしまったんですけど、私はリング上で言った通り、ミライサクの弱点をちょっとずつ暴いていくし、当日はもっともっとお前らの弱点、、もっともっとあらわにしてやるから覚えとけよ!」
きずな「会見で散々ミライサクに言われて、MIRAIには私が1番言われたくないことも言われて。あの日からずっとずっと、本ッ当にムカついてるし、もう負ける気もしてないし、ベルトを弓月と獲ることしか考えてないので。24日の後楽園では私と弓月が絶対あの2人からベルトを奪って、もう2度とあんなこと言わせないし黙らせて見せます」
レア「今日、前哨戦、ごめんね。でも未来さん、なつみさんに続き、ベルト保持者の2人と出来たこと。そして自分にはまだまだ伸びしろしかないと思ってます。なので、もっともっと強くなって、今日のことも糧に頑張っていきます」

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