「アクトレスリングがお芝居でプロじゃないならこの痛みはなんなんだろうな!?」圧倒的な強さを見せた新王者がベルトを掲げ咆哮!

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 14日、後楽園ホールにてアクトレスリング後楽園ホール公演『ALL ROADS MEET KING』が開催。セミファイナルでは茉莉と水嶋さくらによる初代KING決定戦が行われた。

 アクトレスガールズには技術・演技力などリング上でのパフォーマンス力を測る【実力】、パフォーマンス力を高めるための練習・習得技術などへの【努力】、集客力と物販の売上などファンへのアピール力を測る【人気】、サイコロの出目で加算ポイントが決まる【運】といったポイントを数値化して大会前に集計し、ポイントで上回った選手が試合で勝利することが決まる『ポイントマッチ』のAWG王座が存在している。
 それに加え、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(1歳)がコミッショナーに就任したキング・オブ・リングエンターテイメント王座が新設されることとなった。

 今回は凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばない『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くすActwreskiller’Z(アクトレスキラーズ)から、第2代AWGシングル王者でキラーズ最強を誇る茉莉と、正義のユニットとしてアクトレスガールズに平和を取り戻そうとするGENKI戦隊アクトレス5の水嶋さくらが初代王座を賭けて闘う事に。


 試合は序盤から茉莉がサッカーボールキックやレッグラリアートで蹴りまくり、場外乱闘でもキラーズで水嶋をボコボコに。リングに戻ると水嶋はフィギュアエイトやノーザンライトスープレックスで反撃するも、茉莉はカウンターのサイドバスターで叩きつけるとスライディングD、熨斗紙、シュバインと容赦なく攻め立てる。
 果敢に向かっていった水嶋は笑顔120%スクールボーイで一発逆転を狙うが、これも返した茉莉がハイキックからリストクラッチ式パワーボムで叩きつけ、さらにブラジリアンキックからバズソーキック2連発。トドメの奈落落としで叩きつけ、完全にオーバーキルな3カウントとなった。

 圧倒的な強さを見せた茉莉は「アクトレスリングはおしばいだからプロフェッショナルレスリングじゃないとか、なんか耳に挟んだこともありますけど、じゃあこの気持ちはなんなんですかね!?この痛みは何なんだろうな!?さくら。お前これ、ただの記念とかに絶対するなよ。お前が取りに来いよ。これだけの思いがお前にあるのわかってるから、でも気持ちだけじゃ勝てないのも十分わかったよな?だからお前が、これでもいい、ポイントマッチのベルトでもいい、なんでもいい、お前が絶対てっぺん取れよ!」と涙を流す水嶋を鼓舞。
 そして「私は、この新設されたKINGベルト、闘いのベルトにします!このベルトに闘いを刻む。私が!初代キングです!このベルトが欲しいやつは!誰でも構わない誰でもいい、いつでもいい、かかってこい!このベルトに!アクトレスガールズの闘いを刻んでいこう!アクトレス、最強!」と叫び、新たな闘いの幕を明けた。

 この日のメインでは惡斗から夏葵がAWG王座を奪取し、プロレスラーとして活躍した選手が王者として続いていた歴史に終止符が打たれている。それでもなお圧倒的な強さを見せた茉莉が新王者となったことで、キラーズと正規軍の闘いが苛烈なものとなっていく事は間違いない。

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