“悪の女優魂”惡斗が降臨し新ユニットを結成!元JDスターのMARUを最初の獲物に「革命軍としてかき乱す」
3日、新木場1stRINGで行われた『ACTwrestling Step9 新木場公演』のメイン後に“悪の女優魂”惡斗(あくと)が登場。入江彩乃(いりえあやの)&福永莉子(ふくながりこ)とともに新ユニットを結成した。
『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされたActwres girl‘Zは、2020年よりアクションシーンに実際のプロレス技を取り入れた女優たちによるミックスメディア作品『アクトリング』と、プロレスを用いたよりエンターテインメント性の高い公演『アクトレスリング』の二軸で展開中。今年8月から元スターダムGMの風香(ふうか)がアドバイザーに就任し、この日が新体制一発目の公演となっていた。
メインイベントでは現在開催中のタッグトーナメント2回戦として入江彩乃&荒幡寧々(あらはたねね)vs夏葵(なつき)&汐月なぎさ(しおつきなぎさ)の試合が行われ、夏葵と汐月の連携を荒幡が崩し、入江が普段の明るいキャラとは違い髪を引っ張り顔面を蹴りつける荒々しいファイトを展開。さらに試合終盤にピンチになった入江を助けるように、膝の怪我で欠場中の福永莉子が突然リングに現れ夏葵の動きを止め、入江がそこへビッグブーツを叩き込み勝利した。
入江は「夏葵ちゃん、こんな勝ち方になってごめんね。団体にもガンガン押されてて、一生懸命に頑張ってる夏葵ちゃんを盛り上げようと思ったんだけどさ、私はもう皆と足並み揃えるのは辞めるから。リング上で仲良しこよしのプロレスが見せたいわけじゃないから」と夏葵を見下ろす。そして福永が「正直、新体制になって全然進化しない今の自分とアクトレスガールズに不満がいっぱいです。明日から手術なんですけど、怪我をして戻ってくる場所が夏葵ちゃんを一番に押し出すアクトレスガールズ!私は嫌なんで。今ここに呼びたい人がいます」と呼び込むと、そこに現れたのは“悪の女優魂”惡斗。
昨年12月の後楽園ホール公演で6年ぶりに一夜限りの復活をしていた惡斗は「求められたのでアタシが来た!仲良しこよしっていうのはこの団体のいいところではあるだろうけど、生ぬるいよね。だからこそ、かき乱す役目っていうのは大事。師匠である風香さんにも『かき乱してよ』って言われたら、そりゃあいいですよってなるしかない。スターダムの(ロッシー)小川にも顔だしてきて『頑張れよ』って言ってもらえたんで、アクトレスガールズを大きくしてく。私達は革命軍みたいな感じだと思う。このメンバーでさらにこれから暴れたい、変えていきたいというメンバーを入れていって、勢力としてかき乱していきたいと思います。以上!」と宣言した。
新ユニットとして最初の標的に選んだのは、元JDスターのMARU。10月30日の後楽園ホール公演で、惡斗&入江彩乃vsMARU&Xが決定した。
現在もスターダムで猛威を振るっている大江戸隊の創設者は惡斗(安川惡斗)であり、当時のGMは風香であった。場所を変え新たに生まれたユニットが、アクトレスガールズの台風の目になることは必至だ。