悪と正義のユニット創始者対決で正義が惨敗!ストロング暴力スタイルに蹂躙され続ける3ヶ月間変わらない景色は継続へ
14日、蕨・レッスル武道館にてアクトレスリング蕨公演RAINBOW ROAD SERIES『行けばわかるさ、てっぺんに!!』が開催された。
マリーゴールドの移籍騒動後の6月に新シーズンがスタートしたアクトレスガールズ。
宇宙人による引き抜き爆弾で崩壊したかにみえたアクトレスワールドでMARUが「お前ら哀れみの目向けられてんのわかんねぇのか?エース、ホープ、元チャンピオンが宇宙人に囚われて、ここ立て直せんのか?またここ狙われるんじゃねーのか?今までと同じじゃダメなんだよ!ここに残ったヒールたちで、ストロング暴力で仕切る集団にする。強さでもぎとったほうがわかりやすいだろ!その方が社長も喜ぶよ!それともここ潰すか?思想は一つで良い!ここは悪に満ちた集団にするんだよ。地獄の集団!アクトレスキラーズだ!」と叫び、これに呼応した茉莉&惡斗を筆頭に凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばないアクトレスキラーズが『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くしている。
これに対抗するべく才原茉莉乃が声をかけ、水嶋さくら、福永莉子、天職ゆい、なるとともに正義のヒーローユニット『アクトレス5』を結成。しかしなかなか5人が揃うことはなく、やっと揃った8月の後楽園ホールで勝利したものの、それ以外では連戦連敗。3ヶ月間ほぼキラーズに蹂躙されるベビーを見続ける展開が続いている。
この日はセミファイナルで水嶋さくら&福永莉子vs入江彩乃&千夜ヒナタが行われ、今年3月デビューのヒナタが妖艶な動きで翻弄し、ヒラールロック(=変形グラウンド羽折り固め)で莉子を絞り上げる。
さくらと莉子の連携はきまるものの、彩乃が強烈なビッグブーツで断ち切りTeardrop Angel(=変形オリンピックスラム)で叩きつけ3カウント。
メインイベントではMARUvs才原茉莉乃の創始者対決がシングルで行われたが、キラーズの乱入や凶器攻撃で茉莉乃は劣勢に。ならばとキレた茉莉乃が右ストレートからのスーパーマンパンチと正義の鉄槌を叩き込んでいく。だがラフファイトならキラーズの独壇場となり、最後はMARUがジャーマンスープレックスホールドからのストレッチマフラーでギブアップを奪った。
敗北したさくらは「今日も負けたけど気持ちで負けてない!もっともっと上に行くためにこんなとこで負けてるわけにはいかないんです!」と、茉莉乃も「絶対アクトレス5はキラーズぶっ潰してやるよ!」とお決まりのベビーの捨て台詞でキラーズに噛みついていく。
悪に育てられる形になっている正義が、延々と繰り返される景色を変えてくれる日が来るのか?
1ヶ月後となる10月14日には後楽園ホール公演が控えており、この状況を打破する劇的な展開が期待される。