元DRAGON GATEの石田凱士がGLEAT入団!タッグ王座を防衛しTNAの強豪を相手に防衛戦を宣言!

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 21日、東京都・後楽園ホールにて『GLEAT PREMIUM HOUSE SHOW in 後楽園ホール』が開催。石田凱士がGLEAT入団を発表した。

 石田は2015年9月にDRAGON GATEで同期の山村武寛を相手にデビュー。OVER GENERATIONの一員として山村、CIMA、エル・リンダマンらと行動をともにしたこともあり、その後はMaxiMuMを経てR・E・Dで悪童ヒールとして長らく活躍した。
 しかし、石田は2022年7月にDRAGON GATEを突然退団。翌月には「禁断の扉を破ってGLEATしに来た」とGLEATへ侵略開始。後に【BLACK GENERATION INTERNATIONAL(BGI)】を結成し強豪外国人をまとめ上げて暴れまわってきた。

 石田はBGIの井土徹也とともにG-REX王座(※タッグ王座)を戴冠しており、この日は田中稔&クリス・リッジウェイを相手に2度目の防衛戦を実施。

 石田は今大会の前日にSNS上で「今GLEATでやるべきことやりたいことはやり切った。2年前は自分の口で何も言わずに出て行ったが今回はしっかり自分の口で全員に伝えさせてもらう。2024年8月21日後楽園。配信が無いこの大会で会場で全てを伝える」とこの試合を最後にGLEATを去るとも取れる発言をしており、王座戦の結果とは別に石田が何を語るのかにも注目が集まっていた。



 試合は場外乱闘に始まり、石田&井土が大暴れ。非情なまでに稔の足を2人がかりで徹底破壊していき、稔は1人で立ち上がれないほどのダメージを負ってしまう。
 しかし、盟友のピンチにリッジウェイが奮起。目には目を、足には足をの足関節地獄に引きずり込んで王者組の機動力を削いで形勢をイーブンに戻す。稔は石田の腕に狙いを定めて集中攻撃を仕掛けていき、終盤には挑戦者ペースの試合展開に。
 リッジウェイが井土を押さえる中で稔が石田にBDFを決め、執念のこもった腕十字でビブアップを迫る。あわやギブアップ寸前まで追い込まれた石田だったが、体勢を入れ替えてアンクルホールドで絞り上げると足が限界に達した稔が無念のタップ。

 試合後、石田は「オイ、田中稔!……いや、稔さん。こんな生意気な俺に対して本気でぶつかって来てくれてありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、稔としっかり抱き合う。
 その後、観衆に向き直った石田は「2年前、俺はある決断をしてこのGLEATのリングに来た。来たときは一部から否定的なコメントもあったけどな、このGLEATの選手、スタッフ、何よりもファンはむしろ迎え入れてくれたと思ってる。俺を選手として、ライバルとして、仲間として迎え入れてくれてありがとうございます」と頭を下げる。
 そして「人としてどう生きるか、プロレスラーとしてどう生きるか。俺はこの2年考え続けたぞオイ。単刀直入に言わせてもらう。石田凱士は今日を以て……GLEAT所属レスラーになるぞオイ!」とGLEAT入団宣言。


 観衆が大・石田コールで歓迎する中、石田は「俺をもう1回プロレスに本気にさせてくれたのはこのGLEATやオイ。次は俺がこのGLEATを見つめるファンを本気にさせなアカンやろ!周り見てみろ。オレンジが目立つやろ。空席ばっかや。俺は悔しいよ。悔しいけどこれが現実やオイ。俺の2年前の決断、それからGLEAT所属になった意味、もっと言ったら今まで俺達が選んできた道が間違いじゃないってことを証明するためにこの後楽園、満員にするしか無いだろオイ!俺らは負けへんぞ!誰に何を言われても俺らは必ず勝つぞオイ!」と決意を叫んだ。

 試合後には、GLEATの10月大会に参戦が表明されたTNAの【ラスカルズ】ザッカリー・ウェンツ&トレイ・ミゲルを挑戦者に指名。決意を新たにした石田は、井土とともにその実力が世界に通用することを証明できるか。

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