凶器・乱入なんでもありの“ストロング暴力スタイル”に対抗するヒーロー軍が結成!?引き抜き爆弾の直撃を受けたベルト復活を叫ぶも「そのベルトに価値はあるのだろうか?」
30日、新木場1stRINGにてアクトレスガールズ『ACTwrestling Step45』が開催された。
色々あったことで前回公演で新シーズンがスタートしたアクトレスガールズ。宇宙人による引き抜き爆弾で崩壊したかにみえたアクトレスワールドでMARUが「お前ら哀れみの目向けられてんのわかんねぇのか?エース、ホープ、元チャンピオンが宇宙人に囚われて、ここ立て直せんのか?またここ狙われるんじゃねーのか?今までと同じじゃダメなんだよ!ここに残ったヒールたちで、ストロング暴力で仕切る集団にする。強さでもぎとったほうがわかりやすいだろ!その方が社長も喜ぶよ!それともここ潰すか?思想は一つで良い!ここは悪に満ちた集団にするんだよ。地獄の集団!アクトレスキラーズだ!」と叫び、これに呼応した茉莉&惡斗を筆頭に凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばない『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くしていた。
今大会の5試合は全てアクトレスキラーズvsアクトレスガールズの構図に。デビュー2戦目の千夜ヒナタが第1試合で入江彩乃に敗北すると、「ヒナタ、これが力だよ。これが正解。今頑張ってるかもしれない。でもまだ何にもかもが足りてない。ここから飛び抜けたいんだったら、こっち側についてきな」と声をかけられあっさりとキラーズ入りしてしまう。
メインでは惡斗&グレート朝子vs夏葵&汐月なぎさのタッグマッチが行われ、数で勝るキラーズの乱入や凶器攻撃に屈せず夏葵&なぎさは連携攻撃で対抗していく。だがレフェリーが背後からのイス攻撃で失神すると、MARUがレフェリーシャツを着てリングイン。キラーズ入りした新井みずかリングアナもMARUが代打レフェリーであることを認め、高速カウントや乱入を見逃す悪徳レフェリーぶりを披露する。
最後は茉莉の熨斗紙と惡斗のコンプリートショットの合体攻撃から、惡斗がACTスペシャルで夏葵を叩きつけ3カウントを奪った。
ボロボロにされた夏葵は「ふざけんなよ!悪がトップだったら、こんなのが通用すんのか!これは違うでしょう。こんなのアクトレスガールズじゃない!こんなメイン誰が喜ぶんだ!そっちがその気なら、いつまでたってもこんな事が続くなら!私が!アクトレスガールズのチャンピオンになる!ベルトは連れ去られてないんですよね!?ベルトがあればアクトレスガールズのトップになれる!それがアクトレスガールズの力の象徴になる!8月14日後楽園ホール!アクトレスリングのこのリングで!私と正々堂々勝負しろ~~~!!!!」と絶叫。
観客から大きな拍手で後押しを受ける夏葵だったが、バックステージでこれを聞いた惡斗は「ベルト戦?やりません。そもそも負けたやつが何言ってんのって感じだし、やりたいならトーナメントでもやって結果見せてみろ。やりたいって言ったら挑戦できるものなのかベルトは?そんなベルトなら価値なんかない。返上されたベルト、そのベルトに価値はあるのだろうか?なんかベルト獲ったらトップになるとか言ってたけど、いや、現状なんねーから」と団体の状況を憂い拒絶した。
キラーズに蹂躙されるアクトレスガールズだが、この日のセミで茉莉&キラ☆アンに勝利した才原茉莉乃がヒーロー軍結成を宣言。なる(ピンク)、福永莉子(グリーン)の勧誘に成功し、「カレー大好き天職ゆい!」とセコンドの天職をリングに上げると「カレーは別に大好きかって言われると普通なんですけど」と意味を理解しないまま握手し天職(イエロー)が合流。
最後の一人は交渉中とのことで、次回7・14新木場公演からヒーロー軍による正義の戦いがスタートしそうだ。