「何ヶ月も子供を置いて妻に一人で育児を任せてしまっていた」3人目が生まれたタマ・トンガが家族のために団体を去る

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 1月4日、東京ドームにて新日本プロレス『ベルク Presents WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』が開催。第5試合では鷹木信悟が持つNEVER無差別級王座にタマ・トンガが挑戦した。

 前王者であるタマがG1でドローとなった鷹木を挑戦者に指名し、昨年10月に王座戦を行うも敗北。今回はそのリマッチとなる。
 前日会見でタマは「15年間アンダードッグ(噛ませ犬)であることの強さを見せる」と実直なコメント。
 鷹木は「今年は辰年。鷹木信悟の年にするしかないでしょう。アンダードッグという言葉は初めて聞いたけど予想どうこうは関係ない。俺とタマにしかできない戦いを明日見せたいと思う」とタマの思いを正面から受け止めた。


 試合が始まるなり激しい打撃戦となり、鷹木が場外に突き落としトペ・コンヒーロ。リングに戻るとお互いの技を切り返しあい、これを制した鷹木がパワーボムで叩きつける。
 だがトドメのラスト・オブ・ザ・ドラゴンをタマがガン・スタンで迎撃するも、鷹木が掟破りのガン・スタンを叩き込みパンピングボンバー。さらにラスト・オブ・ザ・ドラゴンもタマは2で返していく。
 再度担ぎ上げた鷹木だったが、切り返したタマはスタイルズ・クラッシュからガン・スタンを叩き込み、最後はDSDで突き刺し3カウント。

 敗北した鷹木は「日本は元旦から地震が起きたり、悲しい事故があって、こんな時だからこそプロレスの力を、日本人は強いんだってものを証明しようと思ったけどチキショー。でも、これで終わりじゃねえぞ。鷹木信悟、また這い上がって、日本人の強さ、大和魂っていうものを見せるからな」と悔しそうにコメント。
 タマは「自分のキャリアにおいても魔法のような時を過ごしてきた。しかし、その間にも自分は何をしていたと思う?2か月前には3人目の子供が生まれ、その子供たちと自分の妻と、そういった大事な家族を長いこと家に置いて、遠い国で闘い続けてきた。そういった時期を過ごしてみて、自分は日本が好きであること、そして出会った人たちのことを愛していることがよくわかった。その日本で出会った人たちというのは、レスラーだけではなくて、スタッフのみんな、そして記者の皆さん、そういった人たち全てに同じ思いを抱いている。しかし、このような経験をすると、自分自身がプロレスラーの息子であった経験を思い出さずにはいられない。自分の父も何カ月もの間、家を離れ、その間、自分の母は4人の子供を一人で育てていた。そして自分がここで気づいたことは、自分自身も子供を置いてきていること、そして妻に一人での育児を任せてしまっていたこと。今父親の気持ち、母親の気持ち、そして自分が家族を持った自分の気持ちを考えて、一つ決めたことがある。言葉にすると心が痛いのでなかなか言えなかったけれども、今日、しっかりと自分の考えをまとめることができた。新日本プロレスで闘うのは、これが最後の一月になる。その後は家族の近くで仕事を探そうと思っている」と、家族のために新日本プロレスから離れる覚悟を語った。

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