誕生日前日の彼女をリング上で暴行し公開DV!「付き合って5年、同棲もしてる。でも、もうどうでもいい」
21日、宮城県・ゼビオアリーナ仙台で開催された新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2021』のメインイベント終了後、ウィル・オスプレイが最愛の彼女であるビー・プレストリーを突然暴行した。
今月4日からスタートした『NEW JAPAN CUP 2021』(以下NJC)の優勝者には、4月4日の両国国技館大会で初代IWGP世界ヘビー級王者となった飯伏幸太とのタイトルマッチに挑む権利が与えられる。
この日NJCトーナメントの決勝戦が行われ、オスプレイが鷹木信悟を相手に30分以上の死闘を制して勝利。
優勝したオスプレイを祝うように、『UNITED EMPIRE』メンバーであるグレート-O-カーン、ジェフ・コブ、ビー・プレストリーがリングに上がり、飯伏も解説席からリングに上がりオスプレイと対峙する。
オスプレイは飯伏を睨みつけながら「最近のオマエには批判の声しか聞かない。IWGPヘビー級とインターコンチネンタルのベルトの統一、そしてIWGP世界ヘビー級の新設、賛否両論だな。だが俺は、オマエの提案に同意してる。正直、俺にとって歴史とか過去は大した意味はない。大事なのは自分がトップに立つことだ。本音では認めたくはないが、いま、トップに立ってるのはイブシ、オマエだ。オマエをぶっ潰してベルトを獲るためなら手段は選ばない。プロレスは俺の人生のすべてだ。IWGP世界ヘビー級のベルトを巻くことは俺の宿命だ。俺に必要なのはそのベルトだ……、何よりも……、誰よりも……」と語ると、突然背後にいた最愛の彼女であるビーへオスカッターを叩き込む。
顔面を抑えて倒れるビーをリングに残し、オスプレイ達はバックステージへ。
会場にいる誰もがこの行動に唖然とする中、マスコミの前に姿を表したオスプレイは「俺に聞きたいことがいろいろあるはずだ。世界一のレスラーになること、それが何よりも大事だ。IWGP世界ヘビー級ベルトこそが世界一の証だ。俺はベストでありたい。それが俺にとって何よりも意味のあることだ。だから今日、世界で一番愛する女性にオスカッターを食らわせないといけなかった。他の方法はなかった。付き合って5年、同棲もしてる。でも、もうどうでもいい。今の俺にはIWGP世界ヘビー級王座以外は意味がない。俺は世界で一番愛する人にもあんなことができるんだ。イブシ、相手がお前なら一切容赦はしない。お前は神なんかじゃない。でも俺だって悪魔でもなければ神でもない。ただただ、お前の信念というものが見えてこない。お前はニュージャパンの顔じゃない。ニュージャパンの顔はこの俺だ! 4月4日、リョーゴクが楽しみだ。リョーゴクでは、一度の負けを除きずっと勝っている。運命に導かれ、この俺がIWGPヘビー級王者に君臨する」と宣言。
そしてコブとオーカーンとともに優勝を祝う乾杯をすると「今日からまたシングルライフを楽しむぞ。UNITED EMPIREがニュージャパンプロレスを侵略する!今夜はバーで飲み明かすぞ!」と叫び、男3人で笑顔を見せ消えていった。
なお事件の翌日となる3月22日はビー・プレストリーの25歳の誕生日。2016年にオスプレイが新日本プロレスに参戦してから5年間支え続けたビーへのむごい仕打ちに同情が集まる。