再デビューから“苦節”1年4ヵ月の長谷川美子が遠藤有栖を破り、悲願の自力初勝利! 「いつかベルトに挑戦したいと言えるようにしていきたい」

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 ガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・後楽園ホールで年内最終戦『BAD COMMUNICATION 2023』を開催した。第3試合では、長谷川美子がシングルマッチで遠藤有栖(東京女子プロレス)を破り、悲願の自力初勝利を挙げた。

 長谷川は2019年11月6日、アクトレスガールズでデビュー。その後、2021年1月より、首の故障のため長期欠場し、その間に所属団体が活動を休止。2022年7月にガンプロに入団し、同年8月に再デビューを果たしたが、なかなか自身の力で白星をつかみ取ることができなかった。遠藤とは10月9日、東京女子の東京たま未来メッセ大会での6人タッグ戦で対戦し敗北。リベンジを期した長谷川の強い希望が通り、遠藤との一騎打ちが組まれた。

 初勝利に執念を燃やす長谷川はドロップキック、エルボー、低空ボディアタックで猛攻。遠藤はキャメルクラッチで絞り上げるも、長谷川はエスケープ。その後も休みなく、マフラーホールド、ダイビング・ボディアタックで攻め立てた長谷川は初公開のダイビング・ダブルニーアタックを繰り出して悲願の白星。長谷川はデビューから4年2ヵ月、再デビューから1年4ヵ月を要しながらも、あきらめずに頑張って初勝利を手にした。

 バックステージで長谷川は「やっと1年4ヵ月経ってシングルで自力初勝利しました。やっとスタートラインに立てました。遠藤有栖さんとは東京女子で負けて、1対1になったので、次こそはどっちが強いか勝負させてください。やっと発言権を得られたと思うので、ずっとベルトに挑戦したいと思ってたんですけど、いつかベルトに挑戦させていただきたいと自分の口で言えるようにしていきたい」と歓喜。

 敗れた遠藤は「負けました。これが長谷川さんの初勝利。私と同じくらいシングルの自力初勝利ができなかったと聞いて、その気持ちはめっちゃ分かるなって。(来年1・4後楽園での)プリンセスタッグのタイトルマッチまで、あとちょっとなので、これをバネに勝ってきます。悔しいけど、この初勝利は一生の思い出になると思うから、絶対に忘れないでほしい。またいつかシングルしましょう」と悔しさを噛みしめながらも前を向いた。

 また、第5試合で行われた「ガンプロvsGLEAT全面対抗戦~ガンプロ名物イリミネーション10人タッグマッチ」(今成夢人&和田拓也&渡瀬瑞基&冨永真一郎&前口太尊vsカズ・ハヤシ&田中稔&伊藤貴則&チェック島谷&頓所隼)は次々に選手が失格していくなか、今成とカズ、島谷の1vs2の状況に。劣勢ながらも、今成はルー・テーズプレスで島谷を、カズをラリアットで下して、一人残りでガンプロ軍が勝利した。


 なお、左ヒザの故障で2月から長期欠場していたまなせゆうなが来年2月23日の横浜ラジアントホールで1年ぶりに復帰することを発表。「やっとまたリングに上がれる気持ちを、この2ヵ月間さらに溜めていこうと思います。ずっと考えていたのは、コスチュームの新しいデザインと対戦相手。それは自分のなかで決まっています。ガンプロの公式X(旧ツイッター)から発表します」(まなせ)。

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