新日本が事務局となり9つの団体が所属する『日本プロレスリング連盟』が設立!
15日、新日本プロレスが日本プロレスリング連盟United Japan Pro-wrestling (UJPW)の設立を発表した。
2020年に馳浩衆議院議員(現:石川県知事)が会長となり『超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟総会』が設立され、当時からプロレス界の意見を集約する業界団体が無いことが問題視されていた。
今回坂口征二氏が会長となり、新日本プロレスリング株式会社が事務局となる形で新日本、STARDOM、全日本、NOAH、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子、大日本、DRAGON GATEの9団体により業界団体が設立。
プロレス業界共通の課題の解決に向けて意見交換、並びに情報交換を行える場所を確保し、業界の持続的発展を図っていくという。さらに、2024年5月6日(月・祝)に『日本プロレスリング連盟』初の団体設立記念興行も日本武道館で予定されているとのことだ。
業界団体設立により『プロレス』の存在を公的に確立させ、これまでのプロレスの歴史や在り方を正しく発信することで、プロレスに対する既成概念を一新させ、より広い層への理解を深めつつ国内のみならず海外に向けて日本のプロレスの現状を発信するための基盤となる組織を作り、正しい知識を各団体と共有することで目的意識を高め、新たなプロレスファン層の獲得、プロレスラーならびにプロレス興行会社の社会的地位向上につなげる事が可能となる。
今後は選手の健康・安全(ネットリテラシーを含む)のための統一的な仕組みづくりも行い、負傷したレスラーの支援興行などの企画なども連盟が行っていく予定だ。