センダイガールズ12・8新木場で開幕する『じゃじゃ馬トーナメント』に向け、出場8選手が合同練習
- 2023-12-5
- ニュース, 女子プロレスマガジン
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4日、センダイガールズ主催の『じゃじゃ馬トーナメント』に出場する8人の選手が、PURE-J道場・亀アリーナにて合同練習を実施した。このトーナメントは新人選手がさらに輝ける舞台を提供することを目的としたもので、出場資格はキャリア3年以下。過去の優勝者は松本浩代(2008年)、仙台幸子(2009年)、星月芽依(現・星来芽依/2020年)、梅咲遥(2022年)。5回目となる今回は8人が出場し、12・8新木場大会で1回戦4試合&準決勝2試合、1・7新宿大会で決勝戦が行なわれる。
トーナメントの前に恒例となっている合同練習は、リング上で輪になっての基礎運動、マット運動、ロープワーク、受け身と続き、最後のスパーリングは赤コーナーと青コーナーに4人ずつ分かれての8人タッグマッチ形式で10分間。練習終了後、各選手がそれぞれ意気込みを語った。
▼トーナメント1回戦 10分1本勝負
YUNA(センダイガールズ)
vs
鈴木ユラ(アルマリブレ)
YUNA「センダイガールズプロレスリングのYUNAです。じゃじゃ馬で自分はまず初勝利を狙っています。まだ1勝もできていないので…1回戦の対戦相手である鈴木ユラ選手にまずは1勝して、勢いをつけて優勝を狙いたいと思います!」
ユラ「アルマリブレ所属の鈴木ユラです! じゃじゃ馬トーナメントに出させて頂ける3年という期間のギリギリなんですが、1年前からいろんな試合に出させて頂いて成長したと思うので、YUNAさんに勝てるように頑張ります!」
▼トーナメント1回戦 10分1本勝負
炎華(WAVE)
vs
ゆづき(hotシュシュ)
炎華「プロレスリングWAVE所属の炎華です。今回じゃじゃ馬トーナメントさんに出させて頂けるのをとても嬉しく思います。1回戦目のゆづきさんは体格差はあるのですが前はドローだったので、今回は逆にこの体格差を生かして自分が勝って優勝したいと思います」
ゆづき「hotシュシュ所属のゆづきと申します! じゃじゃ馬トーナメントに出場させて頂くことを誇りに思い、団体を1人で背負うというプレッシャーにも負けず、デカさが強さであることを証明したいと思っています!」
▼トーナメント1回戦 10分1本勝負
Chi Chi(Evolution)
vs
田中きずな(WAVE)
Chi Chi「エボリューションのChi Chiです。じゃじゃ馬トーナメント、初めて出場します。気持ちは誰よりも強いと思ってるので、あとは体が気持ちと一緒になれば優勝できると思っております。優勝目指して頑張ります!」
田中「プロレスリングWAVE所属の田中きずなです。今年デビューの選手はたくさんいるんですけれども、その中でも1番になりたいと思っていますし、今回はデビューが同じ(時期の)選手がたくさんそろっていて絶好のチャンスだと思っています。絶対に負けたくないですし、負ける気もまったくありません! 勝ちだけ見てガムシャラに真っすぐに頑張ります」
▼トーナメント1回戦 10分1本勝負
丸森レア(センダイガールズ)
vs
ZONES(Evolution)
丸森「センダイガールズプロレスリングの丸森レアです。ZONES選手は数々の強敵と闘ってきていて経験値はあれど、仙女に育ててもらっていることを誇りに思い、自信を持ってこの対戦に挑みます!」
ZONES「エボリューション所属のZONESです。じゃじゃ馬トーナメントはエボリューションのZONESが優勝します。よろしくお願いします」
━━今日の合同練習を終えて。
YUNA「各団体、各々の受け身だったり“そういうのがなどあるんだな”って、いろんな団体の方と練習して初めてわかることもあって。でも自分は仙女で練習してて、それがもう強みになってるので。発見もあり、自分の団体にも誇りを持つことができました」
ユラ「自分の団体は男子選手が多くて女性の方と練習することが少なくて。いろんな方と練習できて、自分の団体ではやらないこととかもあって楽しかったです。またやりたいです!」
炎華「自分も今回初めて合同練習をさせて頂いて、いろんな選手からそれぞれの個性とか自分にはないモノとか…ロープワークのやり方とかいろいろ勉強になったので。もっといろんなことを吸収したいなと改めて思いました」
ゆづき「合同練習を終えて、ほかの選手と圧倒的にスタミナの差を感じました。残り数日となりましたが最後まで自分を追い込んで、“この数日をムダにしたくないな”と練習を通じて感じました」
Chi Chi「合同練習を終えて練習のメニューだったり、リングの大きさもいろいろ普段と違くて不慣れな点があったのですが、自分たちがやってきている練習を信じて、じゃじゃ馬に臨みたいと思います」
田中「まず練習が今終わって1番思っていることは“悔しい”という気持ちです。当たり前ですが練習から勝負が始まってると思いますし、その中で自分の劣っている点がすごくたくさん見えたので。すごく悔しいという気持ちが1番大きいのですが、この気持ちも試合に全部ぶつけて勝利したいと思います」
丸森「各団体それぞれの個性があり、自分もすごく刺激を受けました。その刺激でさらにじゃじゃ馬トーナメントに向けて高まりました」
ZONES「エボリューションには(自分たち以外に)デビューしている先輩も後輩もいないので、最近はChi Chiと2人の練習が多くて。こんなにたくさんのキャリアの近い選手と練習ができて、すごく楽しくてワクワクしました。ただ、できないところがたくさんあったので、改善してもっと強くなりたいと思います」
━━自分自身がほかの7人よりも上回っていると思う、自信がある部分は?
YUNA「今日スパーリングをしてドロップキックの高さ・威力だけは負けないなと思いました」
ユラ「私はグラップリングがこの中で自分が1番巧いと思ってます!」
炎華「…正直、自分が勝ってるなって思ったところはなかったです。でも気合いだけはあります! みんなに負けないくらい今回の試合で挽回したいなって思います」
ゆづき「自分の自信を持っていたパワーを本日は出し切ることはできませんでしたが、目ヂカラと声と…最後まで“自分の限界を超える”ということはできたと思っています・それが自信です」
Chi Chi「特にほかの方はブーツ(ビッグブーツ/フロントキック)をやらないので…よくブーツを使わせて頂いているので、試合でも相手の顔面を蹴りまくって勝ちたいと思います」
田中「私は特に“これができる”と胸を張って言えるものはありませんが、プロレスが大好きという気持ちと誰にも負けたくないという気持ちだけは、必ず負けない自信があります」
丸森「今回のスパーリングでは出せなかったのですが串刺しドロップキックの打点の高さや表情には自信があります。この数日間でさらにもっと高められるように頑張っていきます」
ZONES「1発の攻撃の重さと、世界で1番自分を信じる気持ちはこの中で誰にも負けません。世界で1番自分を信じてるので、優勝を獲りたいと思います」
━━今回のトーナメントに期待する部分は?
橋本千紘「これだけ、こんなに同期がいるということも珍しいと思うので。今日の練習を見た限り…正直ですよ、“もっと練習してほしいな”っていう。仙女の選手も含め。“練習が足りてないんじゃないか、オマエら!?”って言いたいですけど、そんな部分でスパーリングを見た時に“すごくプロレス好きなんだな、この子たち”っていうのはすごく伝わったんですよ。表情だったりとかプロレスに対する気持ちとか。個性も強いので、ホントに強みだと思うので。やっぱもっと練習して個性を生かしたら、もう来年・再来年には上にいる選手を全然抜かせるレベルだと思うんで。期待しかないですね。今回はどの選手にも期待しかない。この合同練習があるのとないのとでは全然違いますし、“駆け引きしろ”とは言わないですけど、相手を知るっていうのはすごくプロレスでは大事だと思うので。今日の練習でお互いもっと“負けたくないな”、“1番になりたいな”っていう気持ちは絶対強くなったと思うので。毎回思うんですけど、この合同練習はすごい大事なことだなと思いますし。でも、みんな悔しさが1番感じるんじゃないかなと思うので。試合をしてそれ以上に悔しい思いをするのかどうかは自分次第だと思うので、ここから頑張ってほしいです」
『センダイガールズプロレスリング新木場大会』
日程:2023年12月8日(金)
開始:19:00
会場:東京・新木場1st RING
◇トーナメント規定
参加資格はデビュー3年以内 (開催決定時)。試合時間は1回戦が10分1本勝負、準決勝は15分1本勝負、決勝戦は30分1本勝負。時間切れの場合はキャリアの浅い選手が勝ち上がる。