“世界のイケメン”黒潮TOKYOジャパンが大型外国人タッグにビビりながらも技アリ勝利で全力逃走!
3日、大阪府・エディオンアリーナ第2競技場にて全日本プロレス『レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023』が開催。黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾が大型外国人タッグ相手に技アリ勝利を収めた。
全日本プロレスの年末の風物詩である世界最強タッグ決定リーグ戦。
今年の目玉の1つは、WWE帰りの黒潮TOKYOジャパン(黒潮“イケメン”二郎)の約3年ぶりとなる全日本マット凱旋。WRESTLE-1時代から仲が良い立花誠吾と【東京ヤンキース】を結成して乗り込んできた。
黒潮の圧倒的な華のある入場や自由奔放な闘いぶりはその大会一番の大歓声を受けることも珍しくなく、優勝候補のダークホースとして密かに期待を集めてきた。
しかし、黒潮と立花の凸凹タッグはなんとも噛み合わず、ここぞというところで決めきれずに黒星を重ねて優勝戦線から脱落。それでも東京ヤンキースは最後まで爪痕を残さんとあがき続けていた。
この日、東京ヤンキースと公式戦で対戦したのはサイラス&ライアン・デイビッドソンの大型コワモテ外国人タッグ。黒潮が例の如く福山雅治の『HELLO』をフルコーラス使っての長い長い入場に大阪の大観衆はイケメンコールで大盛り上がり。
しかし、試合開始のゴングが鳴っても黒潮&立花は及び腰で先発を決めるのにじゃんけんを始める始末。逃げ腰の2人にサイラスもライアンもやりたい放題。立花がキャノンボールやボディプレスなどで圧殺されて瀕死になるも、黒潮はカットの直後に恐怖のあまり即退散していくため戦況は一切好転せず。
しかし、終盤には意を決した黒潮がライアンと対峙。真っ向からのぶつかり合いを避けた黒潮が不意打ちの回転十字固めで3カウント。
東京ヤンキースは勝利を告げる鐘を聞くや否や脱兎のごとく逃走。入場は長いが逃げ足は迅速であり、サイラス&ライアンの追撃はむなしくも振り切られた。