【試合詳細】10・5 全日本プロレス新木場大会 ライジングHAYATO&青柳亮生vsMAO&瑠希也 青柳優馬&野村卓矢vs安齊勇馬&吉田綾斗 田村ハヤト&チェック島谷&岩崎孝樹vs斉藤ジュン&斉藤レイ&岩崎永遠 大森北斗vs香取貴大
『NEW AGE CHRONICLE‐Z ~JUMP OVER~』
日程:2023年10月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:332人(超満員札止め)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
田村男児/○阿部史典(格闘探偵団)
10分40秒 澤宗紀直伝お卍固め
●井上凌/鬼塚一聖(GLEAT)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○本田竜輝/下村大樹(BASARA)/井坂レオ(Marvelous)
11分50秒 ファイナルベント→体固め
渡辺壮馬(GLEAT)/頓所隼(GLEAT)/●イマバリタオル・マスカラス(愛媛)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○大森北斗
10分9秒 無想一閃→片エビ固め
●香取貴大(イーグル)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○田村ハヤト(GLEAT)/チェック島谷(GLEAT)/岩崎孝樹(ガン☆プロ)
14分26秒 ラリアット→片エビ固め
斉藤ジュン/斉藤レイ/●岩﨑永遠(BURST)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○青柳優馬/野村卓矢(大日本)
16分0秒 THE FOOL→片エビ固め
●安齊勇馬/吉田綾斗(2AW)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
青柳亮生/○ライジングHAYATO
16分36秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め
MAO(DDT)/●瑠希也(DDT)
ライジングHAYATOプロデュースの若手興行は超満員札止めの大成功!プロレス界の未来を魅せ12・21に第2回大会開催決定!
オープニング
まずは大会プロデューサーのライジングHAYATOが登場し、挨拶および全対戦カードの見どころ案内を行った。
HAYATO「みんな今日はありがとう。今日の大会の意味と、今日の対戦カードを俺から説明させてもらうよ。NEW AGE CHRONICLE‐Zは俺みたいなカッコよくて夢と実力がある良いレスラーの夢の叶う第一歩に出来たら良いと俺は思ってるよ。だからみんなも夢を叶えるための本気を応援してね。じゃあ、対戦カードだよ。
第1試合。田村男児&阿部史典vs井上凌&鬼塚一聖。このカードはゴツゴツした男らしい闘いが見度事になるからみんな期待してね。
第2試合。本田竜輝&下村大樹&井坂レオvs渡辺壮馬&屯所準&イマバリタオル・マスカラス組だよ。このカードはキラキラした今どきのおしゃれなジュニア選手が多いから注目してね。でも俺的に一番注目してほしいのは愛媛プロレスの後輩のイマバリタオル・マスカラスだよ。みんなよろしく。
そして第3試合。俺がいっちばん楽しみにしてるカード。香取貴大vs大森北斗。この試合は両方ともクセが強いから強烈な自分のぶつけ合いに鳴ると思う。みんな期待してね。
そして第4試合。田村ハヤト&チェック島谷&岩崎孝樹vs斉藤ジュン&斉藤レイ&岩崎永遠。この試合はヘビー級選手ばっかりのバチバチ下ぶつかり合いになると思うから、みんな期待してね。
そしてセミファイナル。青柳優馬&野村卓矢vs安齊勇馬&吉田綾斗。まず一番驚いたのは、青柳優馬がまだキャリア10年以下だったことかな。あと、安齊と吉田選手のイケメンタッグも注目してね。
そしてメインイベント。MAO&瑠希也vsライジングHAYATO&青柳亮生。俺がこの大会をやるってなって、まず一番最初に闘いたかったのがMAOだよ。5~6年前に俺とMAO選手はずっとタッグを組んでたんだけど、5~6年後の今日、リングの上で対角のコーナーで会える。俺もすごい楽しみだから、みんなも楽しみにしててね。
じゃあ、色々長くなっちゃったけど、『NEW AGE CHRONICLE‐Z ~JUMP OVER~』、はじまるよ」
なお、今大会にはHAYATOと闘いを経て絆が生まれた新日本プロレスの高橋ヒロムからも祝福の花が贈られており、HAYATOがこれまで歩んできた道が繋がって実現した興行であることを伺わせた。
第1試合
男児と井上でゴング。じりじりと距離を詰めて組み合いリストロックの応酬。男児がスリーパーホールドからヘッドロックに捕らえテイクダウンも井上がヘッドシザースで抜けてクリーンブレイク。両者タッチ。
阿部と鬼塚の対面。ロックアップから阿部がヘッドロックからショルダータックルを放つが、鬼塚がブートで止めてやんず家の前掛けを見せつけてからのランニングエルボー。井上にタッチ。
井上と阿部のエルボー合戦が展開され、阿部が「盛り上がっていきましょう!」と煽りをはさみながらも優勢に進めビッグブート。阿部が場外に放り出すと、男児が場外ボディスラム2連撃。井上がリングに戻ると阿部が連続体固めでスタミナを削っていき男児にタッチ。
男児が出てくると井上がエルボー連打。ロープに飛ぶも男児がカウンターのラリアットから逆エビ固め。井上はなんとかロープブレイク。
男児は「おっしゃ!決めるぞ!」とデスバレーボムを狙うが、井上が着地してロープ振りキチンシンク。鬼塚にタッチ。
鬼塚は男児、阿部をコーナーに振って交互に串刺しスピアー。「これを見ろこれを!」とやんず家の前掛けを見せつけ、阿部のビンタを男児に誤爆させた上でミサイルキックで2人まとめてふっ飛ばす。鬼塚はロックボトムを狙うが、男児が振り払ってエルボー合戦に持ち込む。男児が打ち勝つも、鬼塚は強烈な縦チョップ。男児も怯まずフライングショルダータックルでふっ飛ばし、阿部にタッチ。
阿部は鬼塚のヒザへの低空ドロップキックを見舞い、「全日本!俺が来たぞ!」と煽って回転浄土宗からサッカーボールキック。鬼塚がエルボーで反撃していくと、ゴツンとゲンコツで反撃し伊良部パンチを発射も、かわして組み付いた鬼塚がロックボトム。井上にタッチ。
井上は阿部に串刺しミドルキックの猛連打から串刺しバックエルボー、サッカーボールキックと発射。キャッチした阿部がビンタで突き放し、男児と2人でロープに振る。井上は2人の攻撃を誤爆させ、男児に延髄斬り。
井上は鬼塚と2人で阿部にトレイン攻撃を見舞い、井上がダイビング・エルボードロップ。鬼塚もダイビング・エルボードロップで続き、井上がサッカーボールキック。さらに井上が阿部を腕十字に捕らえるが、男児が背後からぶっこ抜いてサイドスープレックスを見舞うことで豪快なカット。鬼塚が男児をスピアーで排除し、井上が阿部に三角蹴りもカウントは2。井上がバズソーキックを発射も、阿部が回避。ロープに飛んだ井上の顔面を阿部がカウンターのドロップキックで打ち抜き、アサルトポイント。さらに伊良部パンチからの澤宗紀直伝お卍固めでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
阿部史典&田村男児
阿部「楽しかった」
田村「楽しかった!」
阿部「あの、11から始まるジュニアのリーグ戦あるけど、俺ね、実は一番戦うの楽しみにしてんの、君だから」
田村「おお!」
阿部「君はちょっとどうかわかんないけど」
田村「おお?僕も楽しみにしてました」
阿部「おっしゃ!どっちが強いか、おい。どっちの方が勢いがあってどっちのが強いか、おい!はっきり上下関係させてやるから、覚悟しといてね」
田村「おー!覚悟しときます」
阿部「よし、よろしくね」
田村「よろしくお願いします」
阿部「よーしあざした」
田村「ありがとうございました」
井上凌&鬼塚一聖
鬼塚「いや、ありがとありがと」
井上「鬼やんごめん!」
鬼塚「大丈夫です大丈夫です。いのやんも、バリカタのマシマシを見してくれたんで」
井上「いやいやまだまだまだ」
鬼塚「試合は負けましたけど、まだまだ我々の世代上目指しましょうよ」
井上「OKすOKす!またGLEATのリングで、またやんず家、なんか機会あったら」
鬼塚「おお!」
井上「またコッテコテのマッシマシ!また、入れてやりますよ!」
鬼塚「(やんず家のタオルを一緒に)広げてもらっていいですか、リング上で広げてくれましたけどね!まだまだ行くぜ俺たちの世代!」
2人「ウォーーッシ!!」
第2試合
タオルが先発を志願し、下村との対面でゴング。
互いにロープに飛び、華麗な攻撃の読み合いからタオルがティヘラで先制。両者タッチ。
本田と壮馬の元W-1対決となり、本田がヘッドロックから串刺し攻撃を狙うも壮馬がかわしてビッグブートからショルダータックル。本田は倒れず逆にショルダータックル一発で吹き飛ばして追撃を狙うが、壮馬のカニバサミから頓所がエプロンからドロップキック。壮馬&頓所のダブル低空ドロップキックが炸裂し、タオルにタッチ。
タオルは本田にストンピングの猛連打から「1!2!3!4!」と自ら反則カウントを数えながら手を離すムーブをモノマネ。さらにロープに走るが、本田がショルダータックルでなぎ倒し本家本元の「1!2!3!4!」を観衆とともに叫ぶ。井坂にタッチ。
井坂はタオルをエルボースマッシュ一発で吹き飛ばし、ボディスラムで叩きつけて下村にタッチ。
下村は「野球チョップ行くぞ~!」とタオルのシャツを剥ぎ取って胸板にバチーーンと野球チョップ。観衆の「もう1回!」コールに応えてオーバースローでさらに強烈な一撃。井坂にタッチ。
井坂が出てくるとタオルがエルボー連打で反撃。井坂はまたもエルボースマッシュ一発で吹き飛ばし、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、タオルがミサイルキックで迎撃。頓所にタッチ。
頓所は井坂に低空ドロップキック。本田と下村がカットに来るも、2人の攻撃を誤爆させ、本田を踏み台に下村にミサイルキック。本田も場外に落とすと、壮馬が弾丸のようなトペ・コンヒーロでぶつかっていく。井坂が突っ込んでくると頓所がスイングDDTで迎撃。頓所がドラゴン・スープレックスを狙うも、井坂が振り払って延髄斬り。下村にタッチ。
下村はコーナーに上がってミサイルキック。さらにその場飛びムーンサルト・プレスを見舞うも、頓所がエルボーで反撃。エルボーの打ち合いとなり、下村が野球チョップで制して、フェイントを交えての関節蹴りからロープに飛ぶも頓所が十字ロープワークで翻弄してドロップキック。壮馬にタッチ。
壮馬はドロップキックを放つも下村が回避して自爆させ、さらにソバットもかわして野球チョップからコードブレイカー。本田にタッチ。
本田は壮馬に串刺しラリアット。2発目を狙うも壮馬がカウンターの延髄斬りからドロップキックで追撃。コーナーに上ってムーンサルト・プレスを発射も、本田がかわしてショルダータックル。自軍コーナーまで吹き飛んだ壮馬にタオルがタッチ。
タオルはダイビング・タオルアタックから顔面へのスライディングキック。本田に対して3人がかりでトレイン攻撃を見舞い、タオルがカサドーラ式フェイスクラッシャー。さらに「せーの!」で3人でトリプルトラースキックを放つも井坂がカット。壮馬&頓所が排除にかかるが、井坂がハンドスプリングエルボーで場外に排除。井坂がトップとセカンドのロープを上げる中、下村がトペ・スイシーダで飛んでいく。さらに井坂がラ・ケブラーダで飛んでいき、リング上は本田とタオルの一騎打ちに。
本田がタオルにファイナルベントを狙うも、タオルが回転エビ固め。さらにサムソンクラッチから逆打ちで叩きつけるなど粘りに粘る。さらに顔面へのトラースキックを放つも、倒れず耐えた本田がラリアット。ロープに飛んで強烈なラリアットでなぎ倒すも、タオルがなんとかカウント2で返す。ならばと本田がファイナルベントで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
渡辺壮馬&頓所準&イマバリタオル・マスカラス
渡辺「いや惜しかった」
頓所「もうちょっと、うん」
タオル「すいません、お2人の足を引っ張ってしまって。すいません」
渡辺「いや全然、そんなことないです。でも今日一番爪痕というか、お客さんの記憶に残ったのは多分、イマバリ選手だと思うし」
頓所「悔しいけどね」
渡辺「悔しい」
頓所「悔しいよ。俺がね。3つ取る気満々、みんなそうだと思うけど、俺も取る気満々だったからね。ただね、試合内容、お客さんの感じ方、持ってったよ」
タオル「ありがとうございます。僕は愛媛から来て初の全日本プロレスさんでの試合で、絶対勝つ気満々だったんですけど、負けてしまって、でも、でも絶対!次は、次は僕が3カウント取ります。これからもタオルに乗ってください。ありがとうざいました」
渡辺「よしよし、またやりましょう。
タオル「お願いします!お願いします!」
頓所「それとあと一つ、今日も俺はなあ、GLEATしてんだ!!!」
本田竜輝
「よし。おい勝ったぞ。この若手の大会で俺が必ず、もっともっと俺が上に行ってやる。そして、前の団体の先輩だか後輩だかどっちか知らないけど、まあ居たな?今じゃなあ、格が違うんだよ。おいもう1回来い。ぶっ潰してやる」
下村大樹&井坂レオ
下村「おいレオ、本田居なくなっちゃったじゃねえか。俺がBASARAの下村と」
井坂「Marverousの井坂だ」
下村「わかったか全日本、これからも俺ら、上がりたいよね」
井坂「上がりたい。最高の空間ですよ!」
下村「最高だよ」
井坂「また呼んでくださいね」
下村「ありがとうございました」
井坂「ぜひよろしくお願いします」
第3試合
HAYATOが一番楽しみにしているという、あまりにもクセが強い2人のシングルマッチ。入場してきた北斗は香取のうさちゃんを見て「おい、クセが強いよ」とツッコミ。
ゴングが鳴ると互いに自分の身なりを整えながら女性客からの歓声に聴き惚れ、香取が「俺の勝ち」と勝利宣言。ロックアップで組み合って北斗が押し込み、離れ際に顎クイ。場内から黄色い歓声が上がる中、香取がリバースしてうさちゃんを掲げてポーズ。またも黄色い歓声が上がる中、北斗がリバースして投げキッス。さらにリバースした香取がうさちゃんで顔面ウォッシュを見舞い、ブーメランアタックからドロップキック。
香取は「おい、お前、土下座すんのが大好きなんだよな?させてやるよ!」と土下座コールを煽りパラダイスロックで北斗を固めて土下座(?)させ、その上にうさちゃんを乗せて煽りに煽り散らかしてからの低空ドロップキック。場外に逃れた北斗に飛び技を狙うも、北斗がいなくなっており困惑。リングの下を通り抜けて香取の背後から現れた北斗が一撃見舞い、香取にうさちゃんを投げつけて攻撃。場内からブーイングが飛ぶと、北斗がうさちゃんを観客席に向けて蹴っ飛ばす。
さらなる大大ブーイングが飛ぶ中、香取が「貴様!やっていいことと悪いことがあるぞ!」とブチ切れてエルボー合戦へ。ハードヒットな応酬が続き、香取がヒザをつく。北斗はサミングを交えたフェイスロック。「この興行はカッコいい奴しか出れねーんだよ!」と顔面を歪めながらキャメルクラッチでいたぶっていく。
北斗はブレーンバスターを狙うが、香取が着地しブレーンバスター。場外に転がりでた北斗に対し、香取がセカンドロープを踏み台にしたトペ・コンヒーロ。さらに香取がバックドロップを狙うも、北斗が振り払ってロープに飛ぶ。ランニングエルボーをかわした北斗が振り返りざまのRKOを見舞い、「来いよ!ウサギ野郎!」と挑発。
両者足を止めて真っ向からのエルボー合戦へ。北斗は「終わりか?!終わりか?!」とワンツーエルボー連打から「終わりだ!」とジャーマン・スープレックス。香取も即座に起きてバックドロップから絡みついて蜘蛛の巣で絞り上げるも北斗がなんとかロープブレイク。
香取が「もらった!」とバックドロップからブレーンバスターを狙うが、北斗が着地してカウンターのローリングエルボー。さらにローリングエルボーで追撃してドラゴン・スープレックス・ホールドもカウントは2。ならばと北斗は無想一閃で突き刺して3カウントを奪った。
北斗はうさちゃんを拾い上げ、香取に投げ渡す。香取が受け取ろうと手を伸ばした瞬間に北斗が強烈なエルボーでKOして去っていった。
<試合後コメント>
香取貴大
「『クセが強い』とかさ、『あいつはちょっと変わってる』とか言ってるやついるけど、何が基準でそうなってるのかも、わかってないまま言ってるよな、あいつら絶対。何が王道かっていうのはよ、何が王道かというのは、どれだけプロレスを引き込める才能があるかっていうので変わってくるんだよ。令和、わかんねえけど、この時代、俺がプロレス、プロレス界、ジュニア引っ張るぞ」
大森北斗
「俺が目指すべき世界。俺がもっともっと高みに行かなきゃいけない。その高みの世界は、俺がターゲットにしてる奴。そんな奴らのものだけだと思ってたが、俺が気づかないところで、俺よりもさらにクセが強いやつがよ、いたんだな。これはちょっと悔しいよ。試合で勝ったけど、何か大切なものを失った。大切なものを失った、大切なもの……負けた気分だ。俺ももっと頑張らなきゃいけねえな」
第4試合
SAITO BROTHERS&永遠が奇襲し、場外乱闘となる中でゴング。パンパンにお客さんが入った新木場を所狭しと暴れまわる。
まだまだ乱闘が続く中で永遠が島谷をリングに放り込み、島谷に好きなようにエルボーを打たせてからエルボー一発でなぎ倒してみせる。ロープに飛ぶも、島谷がドロップキックでカウンターしターンチェンジ。
島谷&田村がガチムチトレインを見舞い、田村のボディプレスから岩崎のサッカーボールキック、島谷のその場飛びムーンサルト・プレスが決まる。田村にタッチ。
田村がコーナーで永遠の顔面を踏みつけていたぶり、岩崎にタッチ。
岩崎同士の対面となると、永遠がエルボーを連打も岩崎がミドルキック一発でなぎ倒して島谷にタッチ。
島谷は永遠のラリアットをかわしてチェック掌底。さらにロープに飛ぶが、キャッチした永遠がボディスラム。ジュンにタッチ。
ジュンは島谷にボディスラムからエルボードロップ。さらに上からチョップを打ち下ろしていき、レイ、永遠とともに顔面踏みつけ。
代わるレイがロープ際で島谷に全体重をかけて踏みつけると、ジュンも乗っかって島谷を圧殺。さらにレイがボディスラムで叩きつけ、ジュンにタッチ。
ジュンは島谷をブレーンバスターで叩きつけ、カットに来た岩崎をレイが撃退。ジュンが島谷をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、島谷がかわして自爆させヒザへの低空ドロップキック、ロープに飛んでさらにヒザへの低空ドロップキックを見舞って田村にタッチ。
田村はコーナーに上がってダイビング・ショルダー。さらに串刺しラリアットからロープに飛んでラリアットを放つも、ジュンもラリアットで迎撃。ラリアットの打ち合いで場内が沸くが、田村が十字ロープワークでフェイントをかけてラリアット。さらにロープに飛んでラリアットを狙うが、ジュンがカウンターのスピアーを突き刺してレイにタッチ。
レイは田村をロープに振ってショルダータックルで倒し、ボディプレス。レイがコーナーに振って串刺しスプラッシュを連打していくも、田村がトーキックで止めてDDT。岩崎にタッチ。
岩崎はレイに串刺しビッグブートからバックドロップを狙う。レイが振り払ってラリアットを放つも、岩崎がビッグブートで撃ち落とし、ローキック連打でヒザをつかせてからのミドルキック。ロープに飛ぶも、レイが追走してショルダータックル。永遠にタッチ。
再びの岩崎対決。永遠が串刺しエルボーからDDTで突き刺し、ジャンピング・エルボー。岩崎がミドルキックを連打も、永遠がキャッチして振り払いロープに飛ぶ。岩崎はキャッチしてバックドロップで叩きつけ、田村にタッチ。
田村は島谷を連れてトレイン攻撃を見舞っていき、田村のチョークスラムに島谷がミサイルキックを合わせる合体攻撃を狙う。これをSAITO BROTHERSがカットし田村にトレイン攻撃。2人の合体ヒップトスから永遠がファルコンアローで叩きつけるも岩崎がカット。
永遠は田村を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すもカウントは2。ならばと永遠がロープに飛んでラリアットでなぎ倒す。これもカウント2で返されると、エルボーパッドを脱ぎ捨てた永遠がまたもラリアット。田村はこれをパワースラムで迎撃。
カットに来たレイを島谷&岩崎が協力して場外に叩き出し、島谷がエプロンからウルトラタイガードロップで追撃。
永遠と田村が強烈んラリアットで撃ち合っていき、一瞬の隙を突いた田村が組み付いてバックドロップ。さらにロープに飛んでラリアットでふっ飛ばすと流石の永遠も肩をあげられず3カウント。
SAITO BROTHERSと田村&島谷は、G-INFINITYのベルトを挟んで激しい視殺戦を展開した。
<試合後コメント>
斉藤ジュン&斉藤レイ&岩崎永遠
ジュン「いやー、なかなかうまくいかなかったな、こいつと組むのは初めてだったが。大丈夫かお前」
永遠「もっと、うまくコミュニケーションとってやりたかったですけど」
レイ「またリベンジしよう」
永遠「私も一緒に入れてもらっていいすか」
レイ「あの3人をぶっ潰してやる」
ジュン「ああ、いいぜまた、3人でぶっ潰してやるぜ」
レイ「Come on!」
永遠「3人で。リベンジはこの3人で」
田村ハヤト&チェック島谷&岩崎孝樹
田村「安定だな俺たちは!」
岩崎「ああ!」
島谷「おい!相変わらず重えな!」
田村「おい見たか斉藤ブラザーズおい!しっかり俺がきっちり3つ取ったんだぞ!お前ら、俺らの持ち物G-INFINITY持ってんだろ」
島谷「チェックしといたかお前」
田村「いつでも行くぞ」
島谷「いつでも狙ってるからなおい、全日本のファン共、良くよ、俺たちにチェックしとけよおい!」
岩崎「OK今日良い刺激もらったよ」
田村「ありがとうございました」
岩崎「注入されたよ」
田村「いいコンビネーションだったんじゃないの」
岩崎「週末から全日本で全日新時代のメンバーと当たっていくなおい。俺も全日新時代に乗り込んでやるよ、のし上がってやるよ、以上だコノヤロー」
島谷「そういうことだからなオイ!俺たちに!よーく!チェックしとけよ」
第5試合
青柳と吉田の対面でゴング。手4つからリストロックの応酬となり、青柳のドロップキック、吉田のサッカーボールキックを互いにかわし合うスリリングな攻防から両者タッチ。
野村と安齊の対面となり、ロックアップでの力比べ。安齊が押し勝って離れ際にエルボーを叩き込むと、野村の顔色が変わる。野村もロープに押し込んで離れ際に強烈な張り手を見舞う。安齊も怯まずドロップキックで反撃すると、野村が場外にエスケープ。安齊が場外まで追っていってエルボー合戦を展開。安齊が優勢となるも、スイッチが入った野村が鉄柱に叩きつけて「どうしたグリーンボーイ!」と挑発しながらサッカーボールキックを連打。
闘いの場がリングに戻り、安齊がふらつきながらもエルボー連打。野村はローキック一発で黙らせて青柳にタッチ。
青柳の首投げから野村のサッカーボールキックのコンビネーション。今度は野村が首投げでセットし、青柳がサッカーボールキックを見舞うかと思いきやそのまま体固めに入るというおちょくりムーブ。安齊もよろよろとエルボーで反撃。青柳が受けきってエルボースマッシュで吹き飛ばし、パイルドライバーで突き刺すという普段は見せない引き出しも見せる。さらにロープに振ろうとするが、安齊が引き込んでフロントスープレックスで叩きつけ、吉田にタッチ。
吉田は青柳にランニングネックブリーカードロップ、野村に延髄斬りを見舞う。青柳は吉田の蹴りをキャッチして「残念でしたあ!」と挑発も、吉田がもう片方の足でスピンキック。吉田はさらにエルボー連打からバズソーキックを放つも、青柳がキャッチしてドラゴンスクリュー。野村にタッチ。
野村は吉田をコーナーに詰めてエルボー連打。さらに吉田が反撃しようとするとビンタで黙らせてさらにエルボーからミドルキックの猛連打。続けて串刺しランニングエルボーからブレーンバスターで叩きつけてカバー。吉田が2で返すと、野村がジャーマン・スープレックスを狙う。吉田が振り払ってエルボーを叩き込むと、野村が「チッチッチ」と指を振ってエルボーで撃ち返す。両者足を止めてフルスイングのエルボーを撃ち合っていく中、野村の一撃がクリーンヒットし吉田がひざをつくが、吉田がトラースキックからバズソーキック。安齊にタッチ。
安齊は串刺しジャンピングエルボーからフロントスープレックス。さらに安齊が慎重さを活かして上からエルボーを連打して野村にヒザをつかせる。野村はサミングからロープに飛ぶも、安齊は追走ジャンピングエルボーからダブルアーム・スープレックス。安齊はジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、野村がクラッチを切ってキチンシンク。さらに顔面をドロップキックで貫いて青柳にタッチ。
青柳は野村と2人で安齊にトレイン攻撃を狙うが、安齊がかわして誤爆を誘う。野村の張り手が青柳にクリーンヒットし、青柳がバタリと倒れ込む。
これを勝機と見て吉田が飛び込んできて野村を排除。安齊&吉田が青柳にトレイン攻撃を見舞い、吉田のビッグブートから安齊がビッグブート。安齊はジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、青柳がバックを取って投げっぱなしジャーマン。さらにボディスラムでセットしてダイビング攻撃を狙うが、安齊が追いすがって雪崩式ブレーンバスター。カバーに入るも、野村がサッカーボールキックでカット。吉田が野村をジャンピング・ビッグブートで場外に蹴落として排除し、リング上は安齊と青柳の2人に。
安齊はドラゴン・スープレックスを狙うが、青柳が振り払ってエルボー合戦を展開。安齊がドラゴン・スープレックスで投げ飛ばし、ジャンピング・ニーをクリーンヒットも青柳はカウント2でキックアウト。安齊はジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、青柳が振り払ってロックボトム。さらにロックスター・バスターを狙うが、安齊が着地。青柳は即座にスピンキックを叩き込んでロックスター・バスター。これをカウント2で返されると、THE FOOLで叩きつけて3カウントを奪った。
試合には敗れたものの、現三冠王者に最上位技まで出させた安齊の大健闘に会場は大歓声に包まれた。そんな中、野村が青柳に試合中の誤爆を謝罪。青柳は笑顔で許して握手を交わした。
<試合後コメント>
青柳優馬&野村卓矢
青柳「全日本プロレスの若手、9年目が勝利しました」
野村「ありがとう、ありがとうございました。ありがとうございます」
青柳「流石。素晴らしいアシストでした」
野村「最強のチャンピオン」
青柳「顔は張られましたけど」
野村「さすが最強のチャンピオン」
青柳「ありがとうございました」
野村「よっしゃー!」
青柳「次、この大会がいつあるかわかんないですけど、ね。我々まだまだ10年以内」
野村「まだまだ!10年以内!ギリギリ!」
青柳「何年目ですか」
野村「8?9?」
青柳「まあ、同じぐらいです。同じぐらいです。ギリギリですからね」
野村「ギリギリ」
青柳「我々」
野村「まだまだいける!」
青柳「また機会がありましたらよろしくお願いします。ありがとうございました」
野村「ありがとうございました!」
青柳「そして、10月9日、(宮城県)角田で、このベルトかけて、SAITO BROTHERSと勝負だ。4度目の、防衛戦だっけ?4度目だおい、SAITO BROTHERS、お前らやれんのか!?角田で、地元だからって調子のんじゃねえぞ。やれんのかSAITO BROTHERS!言っとくけどな、お前らは一つだけミスを犯したぞ。角田市のPR大使になり、角田駅から会場まで行くシャトルバスも用意し、『OH!バンデス』放送まで勝ち取った。ここまではいいかもしれない。全ての流れがSAITO BROTHERSに行ってる。しかし、お前たちは一つだけミスをした。それは会見で襲ったということだ。プロレスにおける『会見で襲う』ということは、タイトルマッチでは負けると。俺調べで相場が決まってるからな。SAITO BROTHERS、角田でお前らはこのベルトを獲ることなく終わる」
吉田綾斗&安齊勇馬
吉田「キャリア考えたら、うん、やっぱすごいんじゃない?あんだけ最後は自分の方に持っていけるんやから、いろいろいいよ。顔もね。顔も含めてスター性抜群やろ。だからたまに全日本来て、自分はひっつかせてもらおうかな、と。負けて終わりじゃね、勿体ないから。結果出さんと」
安齊「初めてのタッグ、勝ちたかったけど、すいません。キャリア今1年目、AJPクロニクルズ、キャリア10年まであと9年あるんで、まだまだ頑張ります」
吉田「でも9年言うても、次やったら勝てるよ。もう次は勝てる」
安齊「次勝ちます」
吉田「すぐでも、再戦。同じカードでいいから、やらしたってください。安齊勇馬が、ラスト取るから。またな」
安齊「ありがとうございました」
第6試合
亮生と瑠希也の対面でゴング。手4つからバックの取り合い、リストロックの応酬。亮生がテイクダウンを奪うと瑠希也がヘッドシザースで切り返してクリーンブレイク。両者タッチ。
HAYATOとMAOの対面となると、大・HAYATOコールが起きてMAOが泣き出してしまう。MAOコールが沸き起こると元気を取り戻し、ロックアップで組み合っていく。バックの取り合いからリストの取り合いとなり、互いにテクニカルな切り返しを魅せあってHAYATOが縦チョップで先制。さらにコルバタで放り捨てるも、MAOがひらりと着地。追撃してくるHAYATO&亮生を場外に放り出してラ・ケブラーダ。MAOが「DDT!DDT!」とコールを煽っていく。
MAOは「HAYATO!あんなにかわいかったのにカッコよくなっちゃって!カッコ良くなった顔を……殴るッ!」とHAYATOの顔面に右ストレート。
瑠輝也に代わると、MAOが「よってたかってやっちまおうぜ!」と2人がかりで向かっていくも、HAYATOが上手くいなして誤爆させ、瑠輝也へHAYATOの串刺しドロップキック+亮生のエプロンからの延髄斬りがヒット。
代わる亮生はHAYATOとともに瑠輝也の顔面を踏みつけていく。瑠輝也が1vs2のエルボー合戦を挑むも、亮生がボディスラムで叩きつけてHAYATOにタッチ。
HAYATOはスワンダイブ式ドラゴンリングインから瑠輝也に好きなようにエルボーを打たせていき、ボディスラム。亮生にタッチ。
亮生はHAYATOと2人で瑠輝也をロープに振ってダブルのバックエルボー。さらに亮生が逆エビ固めで捕らえるが、瑠輝也はなんとかプッシュアップしてロープへ。
瑠輝也はよろよろとエルボーで反撃していくが、亮生がエルボー一発で吹き飛ばして串刺し攻撃を狙う。瑠輝也がカウンターのランニングエルボーを叩き込み、MAOにタッチ。
MAOはコーナーに上って歩きの背中にダイビングニードロップ。さらに亮生の動きを見きって「残念でした!」とドロップキック。さらに串刺し右ストレートからコーナーに上ってアラビアンプレス。さらに竜巻旋風脚を発射も、亮生がかわしてブーメランアタック式アームドラッグからのドロップキック。HAYATOにタッチ。
HAYATOはMAOを踏み台にコーナーに控える瑠輝也にドロップキック。さらにMAOの攻撃をかわしながらロープに飛んでジャンピング・バックエルボー。MAOはキックアウトし「あっ!」と明後日の方向を指さしてから右ストレート。MAOがみちのくドライバーIIを狙うも、HAYATOが着地してドロップキック。MAOも倒れずトラースキック連打からスタナーを見舞い瑠輝也にタッチ。
瑠輝也は串刺しバックエルボー連打からフェイスクラッシャー。さらにサイドバスターを狙うもHAYATOが振り払ってエルボー合戦に持ち込む。HAYATOが打ち勝ってロープに飛ぶも、瑠輝也がカウンターのサイドバスター。さらに瑠輝也がバックドロップを狙うが、HAYATOが着地。すかさず亮生がトラースキックを見舞うと、MAOが飛び込んできて亮生にトラースキック。亮生は倒れずHAYATOと2人でMAO、瑠輝也にそれぞれトラースキック。瑠輝也が倒れず耐えてダブルラリアット。
HAYATOと瑠輝也、亮生とMAOがエルボーで撃ち合っていき、HAYATO&亮生がドロップキックの編隊飛行でMAOを場外へふっ飛ばす。HAYATO&亮生がトレイン攻撃から亮生が旋風脚、HAYATOがトラースキックと連撃。カットに来たMAOは亮生が場外に排除。
HAYATOがライオンサルトを狙うが、瑠輝也が足に蹴りを見舞うと体制を崩したHAYATOが宙吊りに。そこへMAOがファイヤーバード・スプラッシュを投下する。MAOが亮生を排除にかかると、亮生がハンドスプリング旋風脚。MAOも竜巻旋風脚でやり返す。
瑠輝也がHAYATOにランニングエルボーを連打していくが、HAYATOは倒れず耐え続ける。瑠輝也は「HAYATOォ!」と絶叫して渾身のランニングエルボーでなぎ倒し、ロープに飛ぶも、亮生がカットしてホップアップ。すかさずHAYATOがトラースキック、亮生が旋風脚を叩き込み、HAYATOがファルコンアロー。
場外のMAOに亮生がラ・ケブラーダを放っていき、HAYATOが瑠輝也にシド・ヴィシャスを見舞って3カウントを奪った。
HAYATO「みんなありがとう!色々言いたいことはいっぱいあるんだけど、その前に。まだいるか?今日闘ったMAO選手、瑠輝也選手、本当にありがとう。MAO選手は、6年ぶりくらいかな?でもそのときは同じコーナーに立ってたけど、今日こうして対角コーナーでMAO選手に会えて嬉しかったよ。また、やろうね。言いたいことはメチャクチャ、メチャクチャいっぱいあるから、1つ1つ整理して言わせて?俺が今日NEW AGE CHRONICLE‐Z、させてもらって、俺が愛媛でデビューして、今じゃ全日本との2団体所属。でもそんなの、俺のデビュー戦見てる人はだれも予想できなかったと思う。片田舎で終わっていく人間だと思った人もいるかも知れない。けど、さ。全日本プロレスに入団できたのもそうだし、東京で試合できるのもそうだし、県外で試合できる。これだけでも、絶対誰かがその選手を評価して呼んでいると思うんだ。俺はまだまだだけど、そういう人間になりたい。ここをそういう場所にしていくから、みんなよろしくね。最後に、今日出てもらった選手、みんなリングに来てもらっていいかな?(※出場選手たちがリングに集結)みんなありがとう!会場のみんな、今日は楽しかった?(※大歓声)本当に楽しんでもらえた?(※さらなる大歓声)外にさ、嬉しくて、高橋ヒロムちゃんの花束届いてるからみんな見ていってね。それでさ、俺、決めたよ。みんなこんなに喜んでくれて、激しい試合をしてくれる選手たちがいるから、またもう1回、やっちゃおうかなって。実はさっき裏で、試合前に急いで段取りもしてきたよ。次のNEW AGE CHRONICLE‐Zは、ここ新木場で、12月21日にやるよ!みんな必ず来てね。じゃあ、もういっぱい喋ったから締めたいんだけど、俺今まで全日本プロレスで締めたこと無くてさ。新しくやってみたいことがあるんだけど、みんないい?すごい簡単だよ。俺が『また会いに来てね』って言ったら、『会いに来るよ!』っておんなじポーズしてもらっていいかな?(※亮生が「会いにっ!来るよ~っ!」と観衆に練習を煽る)亮生、もういいよ(笑)じゃあみんな、行くよ。準備はいい?行くよ!また会いに来てね!(観衆「会いに、来るよ~っ!」)ありがとうっ!」
<試合後コメント>
ライジングHAYATO&青柳亮生
亮生「大成功じゃないでしょうか?プロデューサー」
HAYATO「成功だと思う。どうもありがとう」
亮生「ありがとう。こちらこそ、プロデューサー。第二弾」
HAYATO「ちょっと距離を置くのやめてもらっていい?」
亮生「第二弾僕も大丈夫ですか?予定空けてるんで。12月21、12月21、皆さんも空けといてください。第二弾!青柳亮生は決定ということです」
HAYATO「よろしく」
亮生「お願いします」
HAYATO「ちょっと喋っていい?」
亮生「はい、お願いします」
HAYATO「皆さん、さっきリング上でも言ったけど、俺がこうして全日本で試合ができるのも、なんだったら東京で試合できることだって俺をどこかで観て、それで呼んでくれようと思った誰かがいたんだよ。じゃないと俺は多分ここで試合できてないと思うし、だから今度は俺が誰かのその人になりたい。まだ俺は何者にもなれてないけど、俺と一緒に何者かになってくれる選手が、俺が呼ぶ人の中でいるかもしれないから、俺はまだまだこういうことをさせてもらうよ。あとそうだ。ヒロムちゃん、(スタンド花)ありがとう。めちゃくちゃ勇気もらえたよ。やっぱり普段でも緊張するんだけど、今日はいつもとはまた別の緊張もあって、まあ心地いい緊張じゃないけど、またこういう緊張味わうのも悪くないね」
亮生「第二弾も、ぶちかましましょう」
HAYATO「また、会いにきてね」
亮生「会いにきてね〜」
MAO&瑠輝也
MAO「これはまだ伏線にすぎない。お前はもっと大きくなったときにやり返すんだ。そんときの伏線でしかないから、今日の負けは。煽りVの1コマでしかないんだ。今日の負けは。どうだった?」
瑠希也「青柳亮生、ライジングHAYATO、次やるときは何倍返しで何倍も何倍もにもして返してやる」
MAO「その気持ちだけで、何とかなるよ。HAYATOくん、本当に久しぶり。前DNAでね組んでたこともある。あんときはね、まだあんな感じじゃなかったんで。もっとかわいらしい子でね、愛媛から毎回東京に来て、本当にかわいらしい子でもう。こんな大会主催するようになって、メイクもして、本当に何かあのときのHAYATOくんじゃなかったよ。もう別人別人。すごかった。青柳くん、青柳くんも凄かったようん。凄かったけど、まだMAOを満足させられなかったかな。HAYATOくんは今日は結構俺は『お、いいね』と思ったよ。青柳くん、青柳くんはまだだ。今後いつかシングルマッチするまで、食らいついて来てよ。今日は最後やられてるけどな、俺は。最後まで追っかけてきてよ、俺の背中。うん、すぐ追いつくかもしんないけど。触れるかもしんないけどそれはMAOじゃないかもしんないし。もうちょっとな。今はもう十分なんだけど、もう一つ何かを手に入れたときに、青柳くんはきっと完成するんだと思う。まだMAOの心は震えなかった。でもいつか震えさせてくれる日が来ると思う。絶対にそうなると思う。今日は本当に2人とも、でも本当にありがとう」
MAO「瑠希也も今日は頑張った、また頑張ろうな、また来るぞ」
瑠希也「また」
MAO「次回もあるって言ってたけど、もうとりあえずわかんないけどアピールしとけ」
瑠希也「はい」
MAO「スケジュールとかわかんないけど、アピールすんだ!」
瑠希也「絶対来ます」
MAO「俺も絶対来れれば来るよ、来れれば来るよ。さもなくば、追いかけてきてもらっても構わない。また来るよ〜」